ポインセチアを育てる


ポインセチアを育てる

毎年、クリスマスが近づくとポインセチアの赤いポットが並び始める。

ポインセチアのポットを買っても次のクリスマスシーズンまで持ちこたえたことは一度も無い。赤い色が出ないという問題以前に植物自体が途中で枯れてしまう。

短日処理には環境も必要。兎に角。手間が掛かる。地植えでほったらかすこともできない。ポットで細かく面倒見る必要があります。もっとも、室内をデコレートする目的がありますから、ポットのデザインも工夫したいですね。ラッピングする人も多いようです。

ポインセチアは本来多年草ですが、結局、一年草の扱いになってしまいます。12月前後だけ無事ならOKとしましょう。といった感じですね。面倒見るだけ「無駄」でしょう。

ポインセチアの育て方

手順どおりにやれば割と素直に育ってくれるようです。しかし。赤い色を出すには「短日処理」が必要らしいから面倒くさがりには実際は無理。寒さに弱いので屋内に置くが暖房が効いていると葉が落ちてしまう。普通に庭に地植えするのは無理。温暖地で出来たとしても只のグリーンだから詰まらないだろう。



<結論>

シクラメンは立派な鉢植えを1つ買い1月楽しむ!

11月になると花屋にいろいろな品種が出回るが、値段も高いし、葉も直ぐ落ちて日持ちもしないから、割の合わない消耗品だ。だから出物が揃った12月初旬に、ゴージャスな1鉢を買って1ヶ月ほど楽しむ。後は片隅にひっそり置いておく。



冬の花としてはシクラメンの方がまだ触りやすい。

メイフラワー|ワシントンソーンを植える(パート1)


ワシントンソーンを植える(パート1)

北米大陸東部が原産。種類としてはバラ科サンザシの仲間になる。

春は桜に似た小さな花をつける。葉は切れ込みがあってカエデの酒類にも似ている。秋には赤い実と紅葉・落葉を楽しむことができる。北米では街路樹などにも利用される。

日本国内ではあまり流通している様子は無い。

寒さには強い。樹高は10メートル程度。



雌雄同株か雌雄異株かが問題。


雌雄異株|dioecism ◇雌雄異株の|dioecious
雌雄同株|monoecism ◇雌雄同株の|mon(o)ecious




<Washington Hawthorn>
(Crataegus phaenopyrum) from kaskaskia


  • Leaf: Highly variable, but generally alternate, simple, 2 to 4 inches long, serrate and lobed (may be unlobed), subtending long thorns, dark green above and paler below.  
  • Flower: Monoecious; perfect, usually small white flowers, with 5 petals produced in clusters near the end of the twig, appearing in mid to late spring.  
  • Fruit: Small pomes, generally 1/4 inch in diameter, yellow to red when mature; maturing in the early fall.  
  • Twig: Slender, gray in color, with true terminal buds that are usually dark, shiny red and round. Most species have obvious, stiff, 1 inch long thorns; leaf scars contain 3 bundle scars.  
  • Bark: Smooth and gray-brown when young, later turning darker and scaly.  
  • Form: Generally very dense shrubs or small trees up to 25 feet.  

落ち葉を売る

落ち葉を売る

唐突な話だ。小さな庭でも落ち葉は溜まる。街路樹や他所の家の落ち葉までやってくるから殆どゴミです。落ち葉は集めて捨てる。燃やす。気を利かして腐葉土を作るぐらいが関の山。どうしようもない落ち葉を売るなんてあまりに唐突だ。

可愛い姿かたちのモミジ、ナンテンなどは、実際に和食の飾り用に販売されている。四国辺りの山間の村の重要なビジネスになっている。既に確立したビジネスかもしれない。景気による変動はあろうが一定の需要と供給体制は維持されるだろう。

しかし

ここでは普通に落ち葉を売るのだ。紅葉も終われば色を失い、ただの茶色の葉っぱに過ぎないものを。特別な物語があるわけでもない。由緒も何もない。

何の特徴も無いが唯一言えることは、その気が庭主のお気に入りの木であること。面白いね。庭主のお気に入りの木なら何処にでもありますから。お気に入りの公園の木まで含めれば、無数といってくらい存在することになる。木の種類もさまざま。

何処にでもある樹木の何処にでもある落ち葉。

他人が見ればただの落ち葉だが、当人にとっては何かの理由でお気に入りなのだ。それこそが物語。特別なことなんだ。

ホームメードの卵焼きと同じなんだ。何処にでもある卵焼きでもその家ではそれで無ければいけない。客が来ればそれを振舞う。出かけるときも弁当に入れて持ち出す。

「我が家の味の卵焼き売ります」といったら売れるかな?落ち葉ではもっと可能性は低いかな?

お気に入りの落ち葉を新聞か雑誌にはさんで押し花ならぬ押し葉にします。

枝についている状態ではお気に入りの葉っぱは採取しません。それはまだ木のものだから。木から離れて初めて利用させてもらう。

<押し葉を作る>

落ち葉は丁寧に拾い押し葉にする。

3つの方法を考える。

(1)透明のセロファン(?)袋に入れる。密封して酸素反応させない。食品に入っている乾燥剤?を使うのも良い。極力光にも当てないようにする。

(2)新聞で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは新聞のインクで汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。

(3)雑誌その他で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは雑誌などの模様で汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。

時間は重石をすれば1~2時間で十分だろう。

<管理手順>

(1)小分けのセロファン袋に入れる。大きい葉っぱと小さい葉っぱとあるから、セロファン袋のサイズは2~3種類用意したほうが良い。

(2)識別のためにIDナンバーのシールを貼る。ナンバーは採取日(年月日)、サイズ区分、形状区分、色区分、連番あたりで構成する。

(3)写真撮影。セロファン紙が反射しないように間接光を使うなど工夫すること。

(4)現物保管。冷暗所保管。酸素交換(酸化)が進まないように密閉すること。

(5)WEB公開。値段はつけないが、ミニマム送料等実費は負担してもらう。100円では足りない。1000円では過分。だから手数料相当額は間を取って500円にしよう。葉っぱの値段はメールで連絡してもらう。一番高い値段が付いた人に売る。ただし、1000円がマックス。それ以上を退化とするのは所詮落ち葉ですからやりすぎ。

(6)取引。WEB公開後1年間は入札状態。1年後に1円以上なら販売。1年経過前でも1000円の場合は即決。1年を経過したものについては1円以上の応札で即決。プラス手数料500円。



(取らぬ狸)

特定の1本の木です。取れる葉っぱの枚数は、今は苗木ですから100枚未満。大きく育てば1000枚程度にはなるでしょう。もっとも全部回収できるわけではありません。せいぜい2,300ぐらいでしょうね。最大500枚として、全部1000円+500円として75万円です。これが最大ビジネス規模。いいお小遣いにはなりますね。



しかし、

馬鹿なことを考えていますね。落ち葉を売るなんて。どうしてそんな気になったのでしょう?。何と無く不思議なものを感じるからでしょうか。こういう気持ちになったのは木に宿る精霊が心を突き動かしたのかもしれない。



<落ち葉の使い方>

売ると勝手に言っていますが、一体全体、誰が買うのでしょうか?。可能性は有るんでしょうか・。ここもまた、信じるものは救われるの世界ですね。


  1. 落ち葉コレクター、押し葉コレクター、葉っぱコレクター。果たして世の中に何人存在することか。仮に存在したとして、何処にでもある葉っぱですから既にコレクションに収容済みでしょう。
  2. お守りに入れる。どういうご利益があるものか。ただの葉っぱではありがたみが出ない。
  3. 和紙に漉き込む。もうやっているでしょう。
<落ち葉のマーケティング>

無理矢理でも識別価値が必要だ。物語の創作。ユニークネスの主張。キャラクターデザイン。

その気は特別な木であること。その木の葉っぱも同様に特別なものだ。しかし葉っぱだけは人に譲ることができる。神の思し召しだ。感謝だね。

名前をつけなくちゃね。

名前をつけたら専用サイトを用意しよう。物語は其処から始まるのです。



<お気に入り樹木に名前をつける>

名前といってもキャラクター名みたいなものだ。

ウメ(梅)を植える


ウメ(梅)を植える


ウメの育て方

梅の自然落果の理由は?

今年は花が満開で実も満開なんだけど、梅の実が途中から勝手に落ちてしまう。どういう訳?

自然落果は2種類計3回あるようです。

整理落果1回目。4月から5月。花が付き過ぎて実にしたもののあまりに多くて間引く落果。
整理落果2回目。完熟1ヶ月前。ってことは6月ごろかな。
熟成落果。梅の熟成が終わって自然落果するもの。梅干しに最適?。梅酒の場合は好みが分かれるだろう。2回目の整理落果のタイミングかもしれない。


<種類>

品種-成熟期-果重-特徴-受粉樹
  1. 白加賀梅
    6月 中~下旬
    25~30g
    関東地方で多く見られる品種。梅酒、加工用に。
    小梅南高
  2. 豊後梅
    7月中旬~
    40~60g
    北陸・東北地方に多く作られる大実で耐寒性のある梅。果肉が厚く砂糖漬け、梅酒に。
    小梅南高
  3. 藤五郎梅
    7月上旬~
    22~27g
    中粒で梅酒や梅干に向きます。
    小梅南高
  4. 南高梅
    6月 中~下旬
    25~30g
    梅干で人気。
    小梅南高
  5. 高田梅
    7月上旬~
    30~50g
    梅漬けとして最高の品種。
    小梅
  6. 小梅類
    5月中旬~6月上旬
    4~5g
    花数が多く1本でもなり、そして授粉樹向きです。
    実家結実性
  7. 露茜梅
    60~70g
    7月中旬~
    実が大きい。果肉が赤い。梅酒・梅ジュースが赤くなる。時期が遅い。
    杏子(アンズ)
 

露茜
白加賀
豊後
 
 


庭の霜柱対策


小さい庭でも環境が整えの霜柱が立ちます。事前事後の対策を検討しましょう。

(1)霜柱が立ってしまったらどうするか?

芝が生えているところなら踏んであげる。

土が剥き出しの場所あるいは雑草の場所なら、冬用芝(西洋芝)の種をどろどろの場所に撒いてやる。今年は間に合わないがいずれ芝のネットにしてしっかり土を抱え込む筈です。分かりやすい素人発想です。芝があるところは霜柱は立たない。芝が弱いところは霜柱が立つ。だからその芝の弱いところに種を撒いてやる。オーバーシードの一環ですね。

(2)霜柱が立たないようにするにはどうするか?

芝を厚く立派に充実させる。11月以降は5センチ~10センチでカットする。

芝以外のグランドカバーっも充実させる。

根元付近にマルチングを施す。バーグチップがベスト。腐葉土を盛り土してもよい。落ち葉は風で飛んで始末が悪いから、腐葉土など混ぜてから使うか、又は落ち葉の上に盛り土でも良い。

兎に角。粘土質の土が表面に顔を出させないようにする。粘土は水分を中に溜めるのでマイナス4度を越えると中の水分が凍ります。0度くらいならまだ我慢してくれます。土壌改良が本来の対策ですが間に合わないときは粘土の表面を何かで覆ってしまうこと。



品良く木を植える。高木ものからブッシュものまで。何れも足元はすっきりさせること。でないと本当の無作法なブッシュになってしまう。盛り土が落ち着けば魅力的な傾斜の連続になる筈だ。落ち葉のたまり方も場所が決まって絵になる筈だ。

樹木が多いと霜柱が立ちにくくなるかどうかは分かりません。気休めにはなります。



ライティング(照明)

ライティングを楽しむ。冬の青々した芝面も美しい。落ち葉も美しい。紅葉も当然。ライトは位置や角度や絞りが自由に出来るものなら尚楽しめそうだ。当然写真に収めること。冬の雪景色も素晴らしい絵になるのは間違いない。

ライティングをすると霜柱が立ちにくくなるかどうかは分かりません。気休めにはなります。あっ、電気代掛かりますからご用心ください。



小さな庭を百万%楽しみましょう。



 霜柱対策再考 ◆

霜柱は、1.水分、2.氷点下温度、3.軟らかい土、があれば出来る。どれか一つでもシャットアウトすれば防ぐことが出来る。

霜柱は具合の悪いことに朝は氷の柱が土を盛り上げているが、お昼には氷が解けて辺りがどろどろになる。それが毎日繰り返されるので、根の浅い植物、主に草の類は浮き上がって尚且つ泥まみれになって無残な状態になる。

なお極寒地は経験無いのでよく分かりませんが多分霜柱なんてものじゃないでしょう。氷が溶けることもないでしょう。どろどろが毎日繰り返されることは無いでしょう。

雪が降る状況ならそのまま雪をカバーにして置けばよい。雪に覆われた下は暖かいので植物にとっては具合が良い。無理矢理の除雪は返ってダメージが大きい。

(1.水分)

雨が降れば地面は濡れる。雪が降ればそれが溶けてまた地面は濡れる。地面は濡れても水はけがよければ水分の量はセーブできる。覆い(カバーシートなど)をすればシャットアウトできる。

(2.氷点下温度)

霜柱が出来る時間帯は冬場、深夜から明け方だ。温度を下げないように覆いをするか、風を送るか。果樹園などは特別だろうが、普通にはマルチングが有効。大事な植物なら花木を問わずチップを少し厚めに敷いて置く。落葉も場所によっては有効。風などで厚みが管理できない場合はチップの方が扱いやすい。

(3.粘土質)

水分の問題と同じことになるが、土自体が水を貯え又流動化する粘土質が問題を大きくする。庭を見て霜柱が出来やすい場所はいつも決まっている。水はけが悪い場所。晴れると硬く固まり雨が降るとじゅくじゅくするような場所。植物も育たない。悪循環になっている。

矛盾するような話になるが、シバがしっかり張っているような場所は霜柱はなかなか出来ない。シバ自身がカバーの役割もするし土の動きを封じている。


<対策まとめ>

  • 基本は土壌改良。30センチぐらい掘り下げて余計なものを篩(ふるい)で除去したら、腐葉土(刻んだ落ち葉などでもいい)、バーミキュライトと混ぜ込んで戻す。単に篩いに掛けて肥料を施すのは土質が良い時は問題ないが、繰り返せば粘土質になりがちだから、量は少なくしてもいいが一定(10~30%)の改良土壌を追加すること。



  • 土壌改良が面倒な人は腐葉土、バーミキュライト、川砂とかを3センチぐらい?撒いてその上に芝マットを載せて済ます。地表面レベルが上がりすぎるなら地表を数センチ剥ぎ取ってから芝マットを敷く。



  • 樹木の下や既に植物が座って形が出来ている花壇はマルチング。樹木の下はチップ。花壇は細かいタイプのチップ。パールライトを使ってのマルチングも白い色で雰囲気が変わるので面白そうだ。



  • 発想を変えて、霜柱が出来る場所がいつも決まっているなら樹木や丈夫な草類を植え込んでしまうのも一つだ。ムクゲ、アジサイ、など。チューリップを植え込んでも面白い。植え込み作業が土壌改良にも繋がる。



  • 更に発想を変えるのはギブアップすること。踏み石とかプレートとアクセサリーの類を庭のアクセントしてその場所に置いてしまうこと。

センニチコウ(千日紅)を植える


センニチコウ(千日紅)を植える

蝶を集める花の一つです。赤いボール状の花は絵にしても面白い。その場合は本数を増やして密度が高いと尚良さそうだ。

一年草ですが、例外的にファイアワークス(花火?)は越冬するようです。花の形状(はじけた形)は好みが分かれる。気に入れば種蒔きの面倒が無さそうで良いですね。ただ、何処にも売っていない。通販でも売り切れ御免ですから、レアものかも。

ファイアワークス

センニチコウの育て方

(植える場所)

日向を好む。湿気を嫌う。ジャーマンアイリスとかアガパンサスに似ている。アジサイやアジュガやブルーベリーのように水~湿度を要求する植物の近くは避けたい。

(タネから育てる)

5月に種蒔き。夏から秋に花を咲かせる。1年草。花からとった種は産毛が生えている。種を撒いた時の水分の確保が重要なようだ。産毛があると水を吸いにくいので砂揉みして産毛を取る人も居ます。買った種は最初から産毛を落としてあります。

これも一晩水につけてから撒きつけるのでしょうね。発芽まで何日か。

千日紅は地植えにするかポット植えにするか、少々思案ですね。

集まるチョウが狙いならポット植えの方が良いだろう。

トレニアを植える


トレニアを植える

トレニアはビオラに似た感じの可愛い花を夏に咲かす1年草です。トレニアを植える理由は冬のビオラと交替で夏も花を楽しむためです。



トレニアの育て方

取り敢えずWEBを見ると簡単と有る。春になって花屋さんで見かけたら小さなポットのお気に入りの花を買って植えればいいでしょう。



ビオラとトレニア

問題はビオラはどうするのか。こぼれ種で勝手に次の年も芽生えて欲しいという期待があるから根こそぎ掘り起こして処分とは行かない。ということで市松模様で交互に植え込んでいくのが良さそうだ。

実際問題としては、春にはトレニアを隙間を見つけて植え、秋にはビオラを隙間を見つけて植える、を毎年繰り返すだけだ。

数年もすれば勝手に花が咲いてくることを期待します。無精者の花壇に最適かな。

ユズ(柚子)を植える


ユズ(柚子)を植える

  1. 本ユズ
  2. 花ユズ
  3. 木頭ユズ:本ユズ系。香りがいいらしい。
  4. 多田錦
  5. 獅子ユズ

柑橘類の中では耐寒性が強い。あくまで柑橘類の中ではの話。寒冷地では難しい。マイナス10度には耐えられない。葉が落ちる。根まで枯れることはなくても地上部はやり直しになるので結局は結実にいたらない。ただし、年々寒さになれて行けば耐えることができる固体に変質する可能性はどうだろう。時間を掛けて温暖性のものを寒冷地に移すやり方と同じですね。

成長が遅い(「ユズの大馬鹿18年」?)。接木のユズを買う。実生も楽しいがそれは18年コース。この場合は寒冷地も多分克服してくれる。植物を楽しむなら実生がいい。

果実を楽しむ(果実酒など)なら、果物としての柚子をスーパーなどで買うのが実際的です。



ということで、庭の柚子はことさら世話を焼くことも無いでしょう。本来丈夫な木です。冬に備えて足元のマルチングだけは忘れないようにしましょう。



ギブアップ

柚子を実際に植えてみたが冬が越せないみたいだ。3回続けて失敗。ギブアップ宣言を出すかな。

柚子は柑橘系の中では寒さに強いと聞くのに、柚子が無理なら柑橘系は完全ギブアップということですね。



Never Give Up

枯れ死んだと思った柚子は台木の部分だけかもしれないが生きていたものもあった。根を掘り起こすこともないので継続観察。あまり元気ではないが見た目は柑橘系の樹木の風情。布を巻くには細すぎるちびちゃんだけど冬は風除けに布を巻くことにした。大きくはならないがまだ1本化2本は生きているようだ。まだギブアップは出来ない。

アンズ(杏子)を植える

アンズ(杏子)を植える

梅の品種で露茜(ツユアカネ)を植えたらなんとこの梅の品種は自家結実しないで受粉樹を要求する。しかも開花時期が遅くて普通の梅では間に合わない。開花時期が近い杏子なら受粉樹になるとのことで止む無く植える羽目になる。

杏子は花の形も良くて花も楽しめる。杏子の果実はそのままでは食べることは出来ないが、ジャムとかには利用できる。

杏子の果実の利用方法


  1. 杏子酒:
    形も色も硬さも上質なものを使いたい。アンズに酸味があるので美味しい杏子酒が楽しめる。WEB上の記事を眺めると必ずしも杏子酒は長期熟成が得意では無さそうだ。お酒は漬け込んで3ヶ月経過したら賞味できる。味は1年から2年くらいがピーク。だから2年くらいで飲みきるのが良さそうだ。杏子の果実は1年で引き上げる。引き上げた杏子の果実はジャムにするのが良い。
  2. 杏子シロップ漬け:
    これは上質な実に拘る必要は無い。氷砂糖と漬け込むだけ。酸味もあって夏の飲料に最適。引き上げた果実はジャム作りに回す。
  3. 杏子ジャム:
    傷物でも構わない。失敗しても最後は全部ジャムにする。去年の杏子酒から引き上げた果実もジャムにする。
  4. 干し杏子:
    美味しいかもしれない。手に入れた杏子の量が多いときには検討する価値有り。種を取って天日干し1週間。真っ黒になる。あとは風通しの良い日陰で干しておく。食べる時はお湯で洗って戻す。水気を絞って砂糖をかけて1日で美味しくなる(らしい)。
  5. 杏仁酒:
    杏子の種を漬け込んで作る(種・氷砂糖・焼酎)。種は杏子酒、ジャム、シロップ、干し杏子などから出てくるものを利用する。全く無駄が無い。この種もきっと何かに使えるだろう。梅も種を使ったお酒があるのかな?
杏子の利用法は他にもたくさんありますね。参考:千曲市観光協会



杏子の品種も色々ありますが、どうせ植えるなら実付きの立派なものが楽しいかも。細かい実がたくさんなるのも楽しいかな。ここは気合で、今一番人気の「信州大実」か「サニーコット」にします。




目的再確認:


  1. 梅(露茜・豊後)の受粉を確実にする。
  2. 花を楽しむ。サクラが切られてしまった恨み。
  3. 果実収穫。杏ジャムを作る。世話が大変だろうから、これはあまり期待しない。

樹木実生床の作り方


樹木実生床の作り方

*これに限らず当ブログの記事は見たり聞いたりしながらも基本は我流です。しかも実際にやる場合は適当にアレンジしますので、もし参考にされる場合はそのようなことも踏まえてください。」

ハイドロで実生はどうやら結構難しそうだ。駄目元でチャレンジしてみるが、早くもカビが生えてきて前途多難。パーライト、バーミュキライト(アスベスト問題が気になるので今後は室内用とでは使わない)、ハイドロコーンなど無菌物でやる場合は、木の実は果肉をきれいにとってきれいに洗ってから、埋め込むのが必要みたいだ。目印代わりに木の実も一緒に入れると底がカビの発生源になる。室内の温度が高いのも実生を狂わせることになるだろう。

実生ハイドロカルチャー


  1. ハイドロコーンは大中小の3サイズを用意してよく洗っておくこと。
  2. 広口グラス(ガラスキャニスター)もよく洗っておくこと。
  3. キャニスターの底に水の浄化剤・根ぐされ防止剤を入れる。その上にハイドロコーンを下から大サイズ、中サイズ、小サイズの順にそれぞれ2-3センチの高さまで入れる。
  4. 木の実の果肉をきれいにとって水洗いする。
  5. ハイドロコーンに乗せる。成功確率を考えて3-4個をできるだけ間を空けて入れる。
  6. ハイドロコーン小サイズまたはパーライトで上を覆う。覆う深さは5mm-1cm程度。
  7. 霧吹きなどを使って静かに水を入れる。下から2-3cmまで。
  8. そのまま放置するが、水が乾いたら(底から数ミリでも)水を継ぎ足す。
  9. 殺菌剤(または35度の焼酎)を時々噴霧する。カビの気配が無ければ不要。

実生を自然環境でやるばあい。

庭に実生床を作ってみよう。

  1. 先ずペットボトルを用意し、底の部分を切り離す。円柱《筒》に成るように、上の部分も途中で切り離す。
  2. 地面にペットボトルサイズの穴を開ける。少し深めに少し広めに掘って土壌改良もやっておくこと。
  3. 穴の底の方は腐葉土などを混ぜて戻し、上の方にバーミュキライトを5-10センチのせる。普通に腐葉土に埋めても構わない。挿し木で無いから屋外の場合は無菌にこだわる必要はない。
  4. 水をかけると地面レベルが下がるから少し高めにしておく。
  5. 果肉をきれいに取った木の実(種)を埋める。深さは5センチ程度。
  6. ペットボトルの筒をかぶせる。地中に5-10センチ程度埋まり、地上に15-20センチ程度残るようにする。
  7. 霧《ミスと)で静かに水かける
  8. 名札を貼る。
  9. ペットボトルの上の方はカットしないで保温性の高い床にしても良い。この場合は雨水による給水は期待できないので注意することです。一方で水分も温度も逃げにくいので
  10. 凍結が懸念される場合は、軽い土またはチップを上に乗せる。
  11. 場所は反控えが望ましいが直射日光が当たる場所ではテープを巻くなどして日差しをさえぎるようにする。
  12. ハイドロカルチャーへの植え替え次期が近づいたら時々噴霧殺菌してやる。

ペットボトル実生床の優位点

  1. 森林の中のような安定した静かな環境が得られる。
  2. 虫などが入りにくい。
  3. 雑草が入りにくい。
  4. 植え替えなしで一定の成長が望める。
  5. タネを埋めた場所が分かりやすい。
  6. ペットボトル上部をカットしないタイプは温度湿度とも高く維持できるので温暖地の実生にも可能性を残す。

百舌の来る庭

http://en.wikipedia.org/wiki/Bull-headed_Shrike

百舌の来る庭

百舌(もず・鵙・百舌鳥)は見た目なかなか可愛い鳥です。昆虫などを木の枝に刺す"はやにえ"でも有名。すずめの仲間らしい。

モズに限らず、スズメ、メジロ、ウグイスなどの小さな鳥が時々来てくれるとうれしいが、そのためには庭はどうなって居ればいいのだろう?。

庭によく来る野鳥鳥の画像

そもそもどんな鳥が来るものか。オオタカ、白鳥が来るわけないんだから。ネットで

  1. カワラヒワ カラフルで美しい。
  2. ツグミ ツグミ(鶫)にもいろいろ居るようだ。
  3. ジョウビタキ
  4. トラツグミ 名前のとおり縞々模様の雰囲気がある。
  5. スズメ 世界最高・最貴重の野鳥です。
  6. ヒヨドリ 公園などで割りと見かける鳥。
  7. メジロ
  8. シジュウカラ 割と美しい。
  9. ムクドリ よく見る鳥だ。この頃は都市部で繁殖して嫌われ者。
  10. ヤマガラ
  11. シロハラ
  12. コゲラ
  13. キレンジャク
  14. イカル
  15. シ メ
  16. キジバト
  17. モズ  スズメにも似てますが、兎に角、可愛い鳥ですね。


            野鳥の来る庭

            どの野鳥に来てほしいか決めることにしましょう。それはもうテレビの影響でモズ君だね。木の枝に動物(虫か蛙か)が刺さっているのを依然見たことがあるから、モズ君が来ることはあるのだ。

            モズは縄張りがあるので、何匹も着てくれるわけではない。他の鳥とも縄張りは争うのだろうか。

            モズの餌付け

            モズの餌になるものは、蛙、ミミズ、昆虫、その幼虫、ミルワーム(という餌まで売っているそうだ)。いずれにしても肉食系だな。コガネムシの幼虫はガーデニングでは害虫だが、これも餌だ。しかし困った。生餌(いきえ)の準備は大変だ。ということはモズ君自身が大変な状況なんだろう。



            モズは冬の間は何を食べているのだろう?

            きっと苦労しているに違いないから餌台を用意しよう。庭で見つけた動物。ミミズ。こいつは土壌改良屋だから20%。甲虫類の幼虫。こいつは提供して良さそうだ。蛙。こいつは可愛い奴だから無罪。モズが勝手に食べてしまうのは止む無し。鳥のささみ肉。きっと食べてくれるだろう。生の小魚。これも食べてくれるだろう。スーパーで安いのを仕入れることにしよう。

            巣箱もほしいね。手作りは面倒。高い木がないと巣箱はつけられない。苗木を買っていても駄目だな。常緑広葉樹が良さそうだ。いつも葉があれば鳥も安心だろう。

            園芸で使う土の話


            園芸で使う土の話

            アイリスオーヤマのショップサイト:アイリスプラザのページに分かりやすい解説があった。初歩的な内容と思うが素人には返って助かる。

            最近はホームセンターでも通販サイトでも、肥料から何から専用化させていること。品種ごとにその品種要の肥料を用意しているのだ。業者は儲かるけど、魂胆が見え見えで嫌になる。特殊な品種を植えたときは検討するが、特別なことがなければ一般的なもので済ます。常識。?




            1. 土壌改良剤
              古い土の再生剤。こんなものがあるのね。何が入っているんだろう?。よく分からないね。古い土は概ね酸性化している。ふかふかしていない。硬くなっていたり粘土質になっていたりだろう。掘り返して腐葉土と石灰を入れれば済むことじゃないかな。プランターでやっている場合は混ぜ込んで手軽に改良できるというのだろうか。
            2. 堆肥
              牛とか鶏とかの糞を処理したもの。植物の葉を処理したもの。有機発酵させたもの。乾燥させた無臭のものでないと使いにくい。形状はさらさらした燃えカスみたいなものだが、この頃は、粒状・ペレット状みたいなものまである。肥料以外に土壌改良の効果も望める。
            3. 培養土
              植物を育てるのに使う土の一般名かな?。肥料を混ぜ込んだ土だろうか。多分、腐葉土がメインかな。
            4. 団粒構造
              形状がつぶつぶ。空気が入りやすい。水が流れやすい。植物にやさしい。でも直ぐに団粒構造は失われる。
            5. 赤球土
              保水力の高い粘土質の土?。挿し木などでよく使われるようだ。
            6. 鹿沼土:
              火山灰の風化でできた無機物。酸性。
            7. 黒土
              有機質の土。ふかふかしている。
            8. 軽石:
              小さな穴がいていて通気通水にいい。鉢の底石に使う。マルチングでも使える。
            9. 腐葉土
              有機肥料にも土壌改良にもなる。山間で林に入るとふかふかしています。
            10. バーミキュライト
              ひる石を焼いて膨らませたもの。無菌、軽い。通気通水が良い。挿し木などで使う。
            11.  パーライト
              真珠岩を焼いて膨らませたもの。無菌、軽い。通気通水が良い。ポットのマルチングにも使える。色が白いのでインテリア向き。バーミュキライトは例のアスベストの問題が疑われているのでパーライトを利用する向きもあるかもしれない。
            12. ピートモス
              葦など水際の植物の茎を発酵して作る。ふかふかしている。酸性度が強いのでブルーベリーなどでは欠かせない土。酸性度を中和させたものも出回っているので確認して利用すること。
            13. くん炭
              もみがらを炭化させたもの。籾殻の再利用。通気性・保水性に優れるとされる。

            ハイドロカルチャーの雑草:コケ


            ハイドロカルチャーの雑草:コケ



            根ぐされ防止剤を入れようが、水の浄化剤を入れようが、時間がたてば、雑草とも言うべき緑色のコケが生えてきます。

            コケは光が育みます。まったく光を当てなければコケは生えてこない。筈。一番豊かな光=直射日光は観葉植物では厳禁。自然光は北側からの弱いもの、カーテン越しのものにとどめます。人工の光でもいいでしょう。樹木ハイドロカルチャーは微妙ですね。光が弱すぎると樹木は持ちません。

            ま、いずれにしても、ガラスの内側とハイドロボールはどんどんコケで覆われていきます。通気、通水もスムーズでなくなります。

            したがって、定期的にハイドロボールの入れ替えをやります。

            容器もきれいに洗います。殺菌処理もやります。

            ハイドロボールは使い回しをやります。そのためには、丁寧に洗ってから、煮沸、天日干しなどで殺菌もやります。その後、もう一度不要物を洗い流してから、乾燥させます。(購入して最初に使うときもきれいに洗います。余計な微粒子、粉末が付着していますから)

            乾いたら、適当なフィルター(篩=ふるい)を使ってサイズごとに仕分けしておきます。



            剪定

            根、茎、葉のバランスを考えて剪定します。樹木は徒長の懸念もありますから、意識して切戻しなどを行います。



            容器

            ガラス容器はコケが生えて美観を損なわれますから、陶器の利用も一つです。経験も積んで樹木も安定しているならです。水の管理が極端に難しくなります。

            中が見えなくてもハイドロボールはコケで汚れますから、定期的な交換作業は欠かせません。この辺も陶器利用のリスクと認識することです。

            ナンテンの実生


            ナンテン(南天)の実生


            知らなかった。木の実の発芽は春だと思い込んでいたら、ナンテンの実の発芽は秋だって。スイッチが2個入っているんだろう。

            1年目の秋~冬:実を撒く。場所が分からなくなるから目印を立てる。またはポットに入れる。
            2年目の秋~冬:発芽

            ナンテンが紅葉していたが、これは落葉樹ですか?



            ナンテンのハイドロカルチャー

            これは絵になるかもしれない。



            ナンテンの紅葉

            モミジやカエデのように騒がれないがナンテンの紅葉もなかなか素敵です。緑と赤のコントラストが素晴らしい。黄色が入りにくいのかな。



            実生ナンテンの入手

            赤い実を植えて実生させるのは多分最高わくわくすると思うので是非トライしたい。しかし、単に実生・若苗木の入手なら簡単にできます。近所の山林、公園、空き地、街路、敷地境界、畑地境界などを見るとナンテンが植えられています。何処にでもある木です。鉢植えにしていたものを捨てるのが惜しくて植えたものから、生垣や用途境界のために植えたりしますので、驚くほどあちこちにあります。

            そのときに、ナンテンの足元をそっと覗いてみるとこぼれた種から自然と発芽した実生苗がいくつも顔を出しています。大きなものを引き抜けば犯罪になりますが、実生のごく小さなものは多分大丈夫でしょう。手の平でそっと土ごと掬い上げてやります。(間違ってもショベルなどを使って掘り起こすのは止めてください。その場合は管理者の了解をとること)

            クロガネモチの実生


            クロガネモチの実生

            散歩していたら赤い実が見えたので採取。自然と落ちたのではなく、誰かが選定して落として行った様だ。

            この実を植えて発芽させることができるか?

            クロガネモチ

            常緑広葉樹。高木。

            ハイドロカルチャー


            ハイドロカルチャー

            室内園芸とでもいうのか。土を使わないで無菌のハイドロコーン(吸湿性のある土の素焼き?ハイドロボール、レカトンなど呼び方は色々。多分、商品名でしょう)を使って主に観葉植物などを育てるやり方。排水もできないので根腐れ防止剤を利用する。インテリアの役割のほかに、マイナスイオンを供給するものとしても有用。

            ハイドロカルチャーに固有の仕掛けは通販でも買える。






            底石の代わりに木の実の硬い皮(殻)を使うことは奨められない。長時間水につかれば固い木の実がどうなるのか分かりません。当初のイメージとは違ったものになるでしょう。



            実生樹木のハイドロカルチャー

            あまり事例を見ない。盆栽をやる人はたくさんいるのにハイドロカルチャーの事例が無いのは多分それが上手く行かないからでしょう。上手くいけば、WEBにアップしたがるものです。

            (1)いきなりハイドロ

            ハイドロカルチャーの環境、底の方から、大サイズのハイドロコーン3センチ、中サイズのハイドロコーン3センチ、小サイズのハイドロコーン3センチをしいて、種子をおき、さらに小サイズのハイドロコーンを1センチ程度覆う。

            コーンは洗ってから使う。

            セットしたら底から2~3センチ辺りまで水を入れる。乾いたらスプレーで給水。乾いてしまっては上手くないので1センチ程度に減ったら給水。

            根は出ていないが水の腐敗を防ぐために根ぐされ防止剤は入れる。液肥は芽生えを見てからでもいいでしょう。

            温度管理は冬は寒い場所におくこと。冬を記憶させないと多分芽生えないでしょう。ベランダの日陰?、北側の窓際?。透明ガラスの横からの光を遮断するため周囲を適当に覆ってもいい。

            春になったら明るい場所に移す。環境と代謝がバランスしないから、直射日光は避ける。水にカビとか藻とかが出てくる懸念もある。この辺の感覚はアクアリウムと同じでしょう。

            と、書いてみましたが、

            これで上手くいけば世話ありません。予想としてはハイドロのクリーンな状況が維持できないことになりそうです。ガラス面が緑色の藻類あたりにやられて、結局盆栽のようにボトルの上に植物を出すしかない。そうなると高さのあるボトルではインテリアとしては具合が悪いことになりますね。

            週に1回程度焼酎または殺菌剤を噴霧して殺菌・滅菌をやってみるのも面白いかもしれない。だめもと。

            (2)先ずはバーミキュライトで

            普通の黒ポットにバーミュキライトを入れて発芽させる。直射日光の当たらない外において乾燥させないようにしていれば、春には芽生える。筈。

            芽生えたら、種子の栄養が残っている間にハイドロの環境に移す。そっと扱うこと。水につけてバーミュキライトをふるい落とし、小サイズのコーンで周りを覆う。兎に角丁寧に。

            もし、

            バーミュキライトの中である程度成長させる場合は液肥を施す。根がしっかりしてからハイドロに移す。

            (3)腐葉土でしっかり

            自然の芽生えの環境に近い状態で実生させる。腐葉土に埋めて、水はけよく、しかし乾かさないように。後はほうっておいても春には芽生えます。多分。このアプローチは実生樹木自体をしっかりさせることにありますので、肥料も日差しも与えます。

            この場合はハイドロ環境へ移すタイミングが問題です。樹木の種類によりますが、大きくならない状況なら1年くらいは腐葉土の環境で育ててからハイドロの環境に移します。土を良く落とすこと。防止は所詮無理ですが、雑菌混入もできるだけ少なくしたい。

            観葉の扱いと同じく、新しい環境に移すのは6月ごろが良さそうだ。

            無菌にこだわるなら、

            いったん、バーミュキライトの環境に移して液肥で維持し、そのあとハイドロの環境に移す考え方もある。


            1. 1年目、秋~冬、木の実採取、腐葉土ポットに埋める。
            2. 2年目、春、芽生え確認。
            3. 2年目、初夏(梅雨時)、バーミュキライト(ポットまたはボトル)へ移す。液肥で育成。扱いは観葉。
            4. 3年目、初夏(梅雨時)、ハイドロカルチャー環境へ移す。

            または

            1. 1年目、秋~冬、木の実採取、腐葉土ポットに埋める。
            2. 2年目、春、芽生え確認。腐葉土の環境で育成。ただしポットサイズは大きくしない。
            3. 3年目、初夏(梅雨時)、バーミュキライト(ポットまたはボトル)へ移す。液肥で育成。扱いは観葉。
            4. 4年目、初夏(梅雨時)、ハイドロカルチャー環境へ移す。

            バーミキュライトとは?


            バーミキュライトとは?



            腐葉土と別物ですか?。全然別物ですね。腐葉土は落ち葉が朽ちてできる自然の土。ふかふかしてます。

            バーミュキライトは蛭石を焼いて人工的に作った土。これも軽い。しかも無菌。だから、挿し木や種まきには良いらしい。



            但し、

            アスベスト被害との関連が疑われている。君子危うきに近寄らずですね。特に室内の園芸での利用は控えるようにしたい。

            木の実の発芽(実生のポイント)


            木の実の発芽(実生のポイント)

            木の実

            犬も歩けば木の実を見つける。公園。並木道。散歩道。山野の歩行路。木の実は赤い実が多いのは何故だろう。木の実の中には種(種子)が収まっている。木の実と樹木の関係がはっきりしているときも有るが、何処から来たのなんてこともあるかな。

            果物や野菜を食べるときも多くの種に出会う。食べ物は知っているが、どのような木にこの食べ物は成ったのか分からない時もある。とは言え、昨今はネットで調べればどんな木かぐらいは簡単に分かります。

            結局、実や種はどこにでもあります。

            しかし、特徴ある、あるいは由緒ある種を手に入れるには努力が必要でしょうね。

            <花の種>

            木の実と違って、花の種は丈夫で長持ち。乾燥にも強い。小さく軽く、近くも遠くもカバーする。近くで芽生えれば群生によるコロニーの強化。動物、風、水で運ばれ遠くで芽生えれば新天地を開拓する。種はダメージを受けない。

            <木の種>

            木の種は直ぐ傍では困る。実が落ちただけでは発芽させたくない。果肉は発芽抑制剤が入っている。多分。動物や水で運ばれる。種(果肉)はダメージを受ける。



            発芽させる工夫

            1. 果肉を除去する。種を丸裸にする。
            2. 乾燥させてはいけない。ドライフルーツ状態は最初から駄目。潤った果肉に包まれたもの。
            3. 果肉を取ったら直ぐに土に入れる。
            4. 土は保湿性の高い腐葉土を使う。まあ、サルが木の実を食べて種が朽ちた落ち葉の中に落ちていったとイメージします。
            5. 冬を越す。木の実は秋。冬をまたいで張るに芽生え。1回寒い思いをさせなければいけない。言ってみれば気温5℃以下の日が連続10日間とかを経験させる。
            6. 春には、光はしっかり当てる。芽生えたら光を当てるでもいいし、ひかりをたっぷり与えると芽生えると理解してもいい。温度と光ですね。
            7. 敵は、まず実として充実していないと駄目です。中がすかすかとか。虫に食われていると駄目です。森で拾った実には既に虫が潜んでいることも。カビに犯されていても駄目です。落ち葉の中は落ちてくる種を襲う虫や菌が待ち構えていて瞬く間に餌食にします。
            8. 全て万全のつもりでも発芽率は控えめに。十に三つでいかがでしょうか。三割打者ですよ。

            赤ワイン-白ワイン-ロゼワイン

            ワイングラス

            赤ワイン-白ワイン-ロゼワイン

            基本的なことが何もわかっていなかった。恥ずかしい。

            赤ワインは葡萄の皮を使う。皮だけというのでも無さそうだ。

            白ワインは葡萄の実(中身)を使う。

            ロゼワインは葡萄の皮と実(中身)の両方を使う。皮はほどほどで引き上げる。

            赤い葡萄が有ったり白い葡萄があったりするわけではない。

            なんてね。

            ワイナリーで働いている人から聞いた話です。

            すると、赤ワイン用に皮の品質を改善した葡萄ができるが、その時に皮を使った後の中身はどうするんだろう?。銘柄100%としないワインに混ぜ込まれて使用されるんだろうね。そういうワインは安い。筈だ。

            実生樹木インテリア


            実生樹木インテリア

            観葉植物では普通に楽しんでいるハイドロカルチャーを、実生樹木でもやってみようというもの。実生樹木は盆栽では普通に利用されているようだ。これを風情をもたせてハイドロでやるのはチャレンジとしては面白い。

            できれば密閉させてインテリア的に並べたいね。



            実生樹木のキャニスターボトル仕立て。これがこのプロジェクト(チャレンジ)のテーマ。


            • 樹木は紅葉の美しい樹木。まあ大概の落葉樹は紅葉は美しいものです。
            • ボトルは2リットルのキャニスターボトル。底に穴は開いてません。これが問題。ハイドロカルチャーと同じことになる。ボトルの底の方には大きなサイズのコーン、上の方には細かいコーン。果たして土は入れてよいものか。
            • 土が必要で排水も必要なら、一定量以上水が入らないようにボトルを横置きにする。もしくは手軽にペットボトルの底に穴を開けて代用するか。
            <作り方>

            キャニスターは横置きもできる角型または座りのいいもの。いっぺんだけが平らになっている変形なら面白そうだ。液肥、根腐れ防止剤。園芸用の長めのピンセット。

            いきなりキャニスターの中にハイドロコーンを敷いて種をまけば発芽するのだろうか?


            穴あきボトル:底に小さな穴の開いたボトルでもあれば色々楽しめそうですが、どう言う訳か、こんな都合のいいものは見当たりません。残念。

            「基本的な手順」

            (1)最初の練習はペットボトルで代用。
            (2)通気・通水環境(ペットボトルに穴を開ける)での実生を実験する。培養土など利用。
            (3)密閉環境(ペットボトルに穴を開けない)での実生の実験。培養土など利用。
            (4)培養土環境(上記の2または3)からハイドロコーンへの植え替えが可能か確認。
            (5)ハイドロコーン(小粒)を用土にして発芽するか確認。

            密閉型(3~4~5)で上手くいけば、ガラス製の適当な容器を探して本格チャレンジ。

            <ペットボトルの利用>

            作業の途中での利用は問題ないが、最終の姿としたら絵にならない。貧弱。見苦しい。勿論、丈夫なものでもない。とてもインテリアにできるシロモノではない。

            ドウダンツツジを植える


            ドウダンツツジを植える

            ドウダンツツジの育て方

            秋の紅葉の主役の一つがドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、学名Enkianthus perulatus)。生垣としての利用が多い。山間(やまあい)の通路や公園にもルートやゾーン設定に使ったりしている。

            普通のツツジは常緑だが、ドウダンツツジは冬には葉を失うので、目隠しの役は果たせない。しかし、この時も、赤い新芽が顔を出していて、結構絵になります。

            乾燥に弱い。案外でした。足元を腐葉土で暑くしたり、チップなどマルチングしたり、の対策が好ましい。らしい。

            夏の直射日光にも弱い。葉が一気に焼けてチリチリになってしまう。日当たりはいいのだけど半日陰みたいな場所がいい。背の高い木の下とか、家の東側とか。

            これじゃ生垣って言っても無理だね。

            <自然樹形>

            ドウダンツツジの自然な形はどのようなものでしょう。生垣だと上も横もきれいにカットして四角くなっていますが、自然な姿のドウダンツツジも見てみたいものです。低木ですから頑張っても2~3メートル位で収まるので狭い庭でも安心です。

            いっそ、出来るだけ大きく高くしてやりたいものです。そうすれば秋の紅葉が一層楽しみになります。

            <種類>




            名前だけは色々ありますが、素人目には似たり寄ったりであまい良く分かりません。普通のドウダンでいいのではないか。そんな気がしてくる。

            <実生>

            ドウダンツツジの実はどんなものでしょうか?



            露茜(つゆあかね)を植える


            露茜(つゆあかね)を植える

            梅酒を楽しむために露茜を植えたら大失敗。この人は一人では実がならない。受粉樹が必要。しかも遅咲きの梅だから普通の梅では駄目なんだ。筑波の農林試験所で7月中旬が収穫期だから、それにあわせるには杏(アンズ)を選択することになる。なんてこった。露茜を植えたら余分に杏を植えなければいけないなんて。アンズでも開花期の早いものはNGです。

            開花:3月~4月(暖地?)。普通の梅より0.5ヶ月~1.0ヶ月
            収穫:7月。

            • 露茜開花時期3月下旬、収穫時期7月中旬
            受粉樹は杏子も色々あって面倒。露茜は豊後と何かを掛け合わせて作ったもので豊後は受粉樹にもなる。一番自然なものだろう。杏子は止めて豊後で行きましょう。

            アンズの種類

            http://www.kudamononavi.com/zukan/apricot.htm



            面白そうだ。

            名前の分からない樹木=新種?



            名前の分からない樹木=不明樹木

            名前を調べようとするが、木の特徴、特に葉の様子で探すサイトなどもあってなかなか便利。一種のボランティアでしょうが、素晴らしい。

            ところが、

            調べている樹木に匹敵するものが見つかりません。割と紅葉もきれいでますますお気に入りの樹木ですがとても残念。

            <「名前不明」樹木の特徴>

            • 紅葉する。
            • だから落葉樹。
            • 葉には弱い切込みが入る。
            • 葉脈は主脈から横に平行してでているような。少なくともモミジのように放射状ではない。
            • 葉の縁はややぎざぎざ感がある。
            • 葉の出方は互生。同じところから左右に葉が出る対生では無さそうだ。
            • 葉と同じ場所から鋭いとげが出るものがある。

            何かの実を小さなポットに埋めたら芽が出てきて鉢植えのまま植え替えながら何年か育てて、昨年ようやく土に降ろしたもの。現在の樹高は1.5メートルくらい。未だかつて花は咲いたことがない。撒いた種の色も形も忘れてしまった。食べ物の種ではなかった。

            <新種の樹木?>

            種から育てると希に新種が生まれることがあるらしい。してみるとこれは新種かもしれない。素人とは恐ろしいもので好き勝手に発想できる。新種だから勝手に名前をつけて楽しむことも。

            ところが実はこの辺ではありふれた普通の雑木で名前は○×とコメントとか入ると赤恥ものですね。紅葉がきれいですから赤恥の方が相応しいかな。



            名前不明のままでは不便なので「名無しの木(ナナシノキ)」。略して(ナナノキ)としておこう。

            ハナミズキを植える


            ハナミズキを植える

            花水木、学名:Benthamidia florida。

            ハナミズキは、花、新緑、結実、紅葉の全てを楽しめるシンボルツリーにも相応しい木です。サイズも小さな庭向きに適度です。

            普通に苗木を植えても数年で見られるようになります。



            ところが、

            不覚にも、

            花が咲かない。実が実らない。などの状況になります。なりました。

            花が咲いても数が少ない。

            サイトを見てみる。花を咲かせるには?実を実らせるには?


            • 木が成長して一定の樹勢を確立すること。そのためにはそっと成長を見守る。
            • 最初の段階では肥料のやりすぎ、剪定は控える。
            • 肥料の代わりに腐葉土の手当て。土地改良はやる。
              《木の根が張る範囲で、地面を掘って、石ころ~小砂利~ゴミ~根っ子の切れ端などの混じった土をふるいに掛けて、除去。腐葉土、市販品でも手作りでも、無ければ落ち葉を踏み固めたものでも構わない、それをミックスして埋め戻す。しかし過剰は駄目。時間を掛けて小さな面積で少しずつ。面倒な時は、腐葉土を盛り土するだけでもいい》
            • 下草は繁茂させない。適度に管理されたグランドカバー。またはチップなどのマルチングでも良い。
            やがて苗木からでも3年ぐらい経過すれば花は咲きます。で、花が咲けば実は実るものですが、そうは行きません。
            • やはり十分な樹勢が必要です。日当たり、風通し、水分、水はけ。
            • ハナミズキの開花は5月頃ですが、その後に来る梅雨が空梅雨だと実を上手く成長させることが出来ないそうです。空梅雨の後に夏の日差しが待っているので、管理に手を抜けば、3ヶ月近く水不足状態になりかねません。これでは、樹木の生命維持に必至で種を育てるどころではないでしょう。
            • 従って、水やりは花後から油断無く行うことです。真夏は当然です。
            • もともと樹形のいい木ですから、剪定は殆ど必要ありませんが、どうしてもという場合は冬場がいいでしょう。

            オオバコを駆除する


            オオバコを駆除する




            浸透型除草剤を使えば割と容易に駆除できる。

            と、

            普通は言われています。しかし、実際にやってみると案外上手く行きません。

            浸透型除草剤は植物の成長期にはしっかり作用しますが、成長期を過ぎている場合は上手く行かないように思います。

            ですから、

            春から夏は有効。浸透型除草剤を利用します。

            秋から冬は黙って抜いていく。根っ子ごと引き抜く道具もあるらしい。ずぼらな方は見えている部分をカットしておいても気休めになる。種が落ちているし、地下茎も残っているかもしれないから春には出てきます。

            常時、雑草に圧力を掛けて、勢力を弱めておくことが肝要です。

            週末、1時間は庭の点検。

            唐辛子焼酎


            唐辛子焼酎

            こんなものがあるそうだ。用途は防虫・殺虫かな。草木のハダニとかアブラムシなどにスプレーして駆除するそうだ。一応天然だから野菜や果樹に使っても安心。でも人によってはまるで効果無しという意見もある。効く相手があるんだろう。蛾の幼虫やなめくじには通じないかもしれない。

            コバエの駆除にも効くそうだ。

            とすると、プランターの土の中に巣を作った小さな虫にも効くだろうが、連中は土の中に隠れるので、それなりに手を焼くことになるが、黙って放置するよりはいいだろうね。

            アルコールは抜けるので、作り置きは避けたい。

            そもそも唐辛子が効くのかアルコールが効くのかといわれればアルコールに分があるのではないか。安くて濃度の高い焼酎があればそれをスプレーするだけで体内水分を奪われて小さな虫は死ぬでしょう。

            唐辛子の刺激は山葵や山椒ほどの効果もないのではないかな?

            種子から樹木を育てる「ボトルで盆栽」


            種子から樹木を育てる「ボトルで盆栽」

            まあ、実際に種(実)から樹木を育てるのは難しい。実生で顔を出した小さな命は一冬もなかなか越せない。種の栄養の分は育つがそれ以上にはなかなか行かない。コツがあるんでしょうね。

            そのくせ、チャレンジするゴールは高い壁。

            ガラスキャニスター(ガラス製の広口ボトル)の中に樹木を仕立てるものです。

            サイズはデザイン優先でいいですが、最大でも2リットルボトル。出来れば1リットル程度のもので。ハイドロカルチャーの樹木バージョン。盆栽のボトルバージョン。そんな感じで。

            最初はペットボトルで練習。途中まではペットボトルで育てることでもいいでしょう。ペットボトルはいざとなれば容器を桐反すことも出来るので安心です。

            最初は注ぎ口を付けたまま土と種を落として実生を楽しむ。

            盆栽のように小さく居てくれる間はそのまま楽しむ。

            ペットボトルの空間で手に負えなくなったら、適当な位置でペットボトルをカットして、剪定など手入れする。

            ペットボトルの底に水抜き空気抜きの穴を開ければずっと簡単に育てることが出来る。但し、常に穴を開ける形ではガラス瓶でやるときの障害になるので、加減を会得する気持ちをお忘れなく。

            ペットボトルで密閉空間~半密閉空間の扱い、要領が理解できたらキャニスターを利用してやって見ましょう。キャニスターで一から始めてもいいし、ペットボトルのものを移してもいいでしょう。

            キャニスターの底に敷く布色、背景の色など、ライティングも意識するとインテリアとしても十分楽しめるはずです。



            観葉植物では普通の試みですが、樹木なら盆栽にも似た感覚で楽しめそうです。

            上手にパッケージにすれば販売も可能かな?



            実のなる木 ・ 実生で育てる



            ペットボトルで楽しんでいる分には費用は掛かりません。土地も要りません。狭い部屋の一部を明け渡すだけです。

            最初から2リットルの大型ペットボトルを使うこともありません。500ミリリットルの一番ありふれたボトルを利用して数多くチャレンジする方がストレスも無くていいでしょう。

            シールを貼るなどして、種の種類、撒いた時期、などを記載しておくこと。



            早速、「種」を入手します。

            (1)果物を食べる

            簡単な方法は果物を食べて種を採取するやり方。同じ果物でも種類が多いので、どの種類の種かはっきり把握しておくことが大事です。どうせ得手不得手があるはずです。育てるにしても何の木を育てているか分かった方が愛着も違います。

            実生のものを庭に植えて果実の収穫を目論むと当てが外れる確率が高い。種の分別をプロがやっている訳でないから劣性の果樹を育てていることになります。確立した品質は挿し木・接木で維持するのが一般的。種は新種の楽しみもありますが素晴らしい新品種が得られることは先ずありません。超偶然の世界。


            1. リンゴ。色々種類があって楽しい。
            2. ミカン。グレープフルーツ。レモン。などの柑橘類。
            3. ナシ。
            4. ブドウ。
            5. カキ。甘柿と渋柿。
            6. ウメ。
            7. モモ。
            8. ブルーベリー。買った食用のブルーベリーの実から芽が出るか不安だが成功例も報告されているのでやって損はない。
            9. サクラ。さくらんぼから。ダークチェリーでも成功するかどうか調べる価値はありそうだ。
            10. クリ。
            11. ビワ。寒冷地では無理だがボトルの中ならOKかも。
            12. マンゴー。パパイヤ。これら南国の果物はもっと無理だろうがペットボトルで温度と湿度を確保すればチャレンジするのも面白い。パパイヤの種は小さいがマンゴーの種は大きいのでボトルの上部を綺麗にカットして種を放り込んだらカットした部分を戻してテープで張り合わせておく。
            13. アボカド。

            (2)樹木の種を拾う

            山間は下草も多いので何かコツでもないと難しい。神社や公園など、足元も綺麗な場所で探す。目的の場所の樹木の種類とその種または実の形を事前にウエブなどでチェックすることが大事。普通に見ていても分かりません。多分。

            種の採取が難しい時は実生の芽生えを探すのも方法でしょう。何とか根付いたものを引き取って大事に育てる里親の感じかな。この場合も、樹木によって実生がどのようなものか分かる範囲でウエブなどで調べておきます。

            1. ドングリ。
            2. シイ。椎の木。
            3. モミジ、カエデ。
            4. イチョウ。
            5. サンショウ。山椒です。
            6. ケヤキ。
            7. エンジュ
            8. アカシア
            9. ハナズオウ
            10. ネムノキ
            11. カリン
            12. キリ
            13. カラマツ
            14. ハナミヅキ
            15. スズカケノキ
            16. ヤシャブシ
            17. サルスベリ

            樹木の寿命


            樹木の寿命

            樹木

            木にも当然寿命がある。が、しかし。人間の一生の中で自分が植えた木が寿命で枯れる事態にお目にかかるは先ず無いだろう。引越しなどで何十年のオーダーで木のお世話を出来るほど余裕がない。

            自分が植えた木でなくても大木・古木は人の手で切られてしまう。気の毒に。

            人里離れた山の中で運が良ければその木は寿命を全うできる。

            千年杉とか言うが、普通はまあ長くて数百年。短いものは数十年の後半。

            木はおびえている。いつ人の手で切られるか。木が命を落とすのに切られると言うのは歴史的にもなかったことだ。



            運よく長く生きた樹木は100年単位の寿命になるが、普通はもっと短いかも。

            毎年、果実を要求される樹木(果樹)も寿命は短いのではないだろうか。鶏に毎日卵を産ませて鶏そのものを消耗品にしているのと似ている。果樹農家の場合は、安定的に生産量を確保するため、杖に新しい木(苗木)を入れてバランスを図る必要がある。寿命のほか、病気とか天候不順等への対応力のケアも必要だ。



            先祖代々受け継いでいる樹木でもなければ、寿命など、小さな人間が心配することではあるまい。

            シャクヤク(芍薬)を植える


            シャクヤク(芍薬)を植える

            1. シャクヤクは結構難しい花だ。球根を植えて芽が出て葉が茂ったがそこまで。あまり勢いもなく秋が深まると黄色くなってやがて枯れそうだ。
            2. 病気に弱い。株が詰まると花が咲かない。肥料も要求する。水はけも日当たりも要求するが乾燥には弱い。地面の湿度を見て抜かりなく水遣りが必要。植え替えも嫌う。
            シャクヤクの育て方
            1. ぼたっとした花はあまり好きじゃないな。散り方も気になる。気合が入らない理由だ。毎年枯れるのも気に食わないね。
            2. シャクヤクを木にしたのがボタンらしい。ならばボタンを植えてみてはどうか。ボタンもその名前も形も今風でないな。


            ボタンの育て方
            • ボタンか~。なんか気に入らないね。止めましょう。
            • シャクヤクもボタンも、この手は面倒見ないことにしよう。今、シャクヤクが埋まっている場所は他の草木をそっと植えて、シャクヤクは消えていただく。一度も花を咲かせてくれなかったのが残念。止むを得ないですね。←こんな冷たい仕打ちは許せない。時が来れば花は咲くものだ。時を待て!


            シャクヤク ソルベット


            フェスティバマキシマ
            • 白いダリアの代表格の一つ。エレガントで人気がある。実際には販売されているものは見るが、庭の花として育っているものを見かけることは少ないような印象。

            スズランを植える


            スズランを植える

            可憐という言葉これ細相応しい花は無いだろう。スズランを目の前にすれば誰だって青春ど真ん中。

            注意深く見れば街中でも普通に咲いている。雑草みたいに元気だ。小さな庭の隅を探すと知らない間に咲いている。。

            スズラン 鈴蘭 すずらん

            スズランはスズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種。

            園芸店で売られている鑑賞用のものはドイツスズランのことが多いらしい。ドイツスズランは全体に大きく匂いも強い。また、花茎が 葉の丈より高い。

            日本のスズランは小振りで花茎は葉の丈より低い。地味。山野草に混じって売られているかもしれない。」

            スズランの育て方

            流通しているのは殆どがヨーロッパ原産のドイツスズラン。日本スズランは高温多湿に弱く山野草として流通しているが量は少ないようだ。

            高温多湿や極端な乾燥は苦手だが寒さには強い。寒くなると葉が倒れ落ちて地上部は無くなり、地下茎?で冬越する。環境さえよければ殆ど雑草のように増えてくれるらしい。半日陰が落ち着きが良さそうだ。立派な花を咲かせるには腐葉土が欠かせないので、植え替え時の土壌つくりに注意する。



            春先にはスズランの苗が売り出されるだろうから、試しに何株か購入して2,3箇所に植えてみる。収まりの良さそうな場所を見極めて、その場所に植え替えて集中させる。色々な草花がある庭の場合、ある程度の数が無いと貧弱になる。植え替えの時期は10月ー11月と3月。厳寒の時期は避ける。場所が分からなくなるので葉が落ちた直後か新しい葉(芽?)が顔を覗かせたタイミングが素人目には良さそうに思う。



            初歩的理解?

            • スノードロップやスノーフレークは球根植物。球根で越冬、分球して増えます。
            • 一方のスズランは地下茎で 越冬、増えます。春が株分けの時期らしいが具体的なやり方は別に確認してくださいね。

            ブラムリー青リンゴを植える


            ブラムリー青リンゴを植える

            ブラムリーはイギリス(Southwellサウスウエル)生まれ。原木は今も健在。既に200年。

            Bramley Apple

            一人の少女が撒いたリンゴの種から生まれた一つの変種。それが原木。多分、突然変異か自然交配で生まれた新種の種だったのだろう。少女の家族が引っ越した後、肉屋がこの家を買った。それを近所に配って歩いた。ブラムリーさんです。その名前を付ける条件で苗木の販売が近くの園芸家?によって始められた。今やイギリスのリンゴの出荷の45%とか。

            酸味が強く、クッキングアップルなどと言って販売しているところもある。アップルパイとか。



            買うことは出来るか?

            ブラムリー・通信販売

            まだまだ一般的な普及状況には遠いね。愛好家が支えている段階だ。実の形は林檎より柿にちかい。すこし偏平しているといったほうが良いかな。


            苗木は売っている!(ブラムリー苗木の通販

            果実は売っていない?(ブラムリーりんご果実の通販)酸っぱくて普通の食用にはできないから通販もまだ始めていない。業務用には別ルートがあるのかもしれない。



            ブラムリーで作るリンゴ酒

            紅玉の替わりにブラムリーを使うとどうなるだろう。興味深い。しかし、サイトには適当な記事が見当たらない。誰かは試行錯誤をやっているだろうけど多分美味しくないのではないか。

            ブラムリーの栽培(生産=ハードウエア)は進んでいるが、楽しみ方の開発(利用=ソフトウエア)はまだまだこれからなんだろう。

            ご注意

            当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

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