ナンテンの実生


ナンテン(南天)の実生


知らなかった。木の実の発芽は春だと思い込んでいたら、ナンテンの実の発芽は秋だって。スイッチが2個入っているんだろう。

1年目の秋~冬:実を撒く。場所が分からなくなるから目印を立てる。またはポットに入れる。
2年目の秋~冬:発芽

ナンテンが紅葉していたが、これは落葉樹ですか?



ナンテンのハイドロカルチャー

これは絵になるかもしれない。



ナンテンの紅葉

モミジやカエデのように騒がれないがナンテンの紅葉もなかなか素敵です。緑と赤のコントラストが素晴らしい。黄色が入りにくいのかな。



実生ナンテンの入手

赤い実を植えて実生させるのは多分最高わくわくすると思うので是非トライしたい。しかし、単に実生・若苗木の入手なら簡単にできます。近所の山林、公園、空き地、街路、敷地境界、畑地境界などを見るとナンテンが植えられています。何処にでもある木です。鉢植えにしていたものを捨てるのが惜しくて植えたものから、生垣や用途境界のために植えたりしますので、驚くほどあちこちにあります。

そのときに、ナンテンの足元をそっと覗いてみるとこぼれた種から自然と発芽した実生苗がいくつも顔を出しています。大きなものを引き抜けば犯罪になりますが、実生のごく小さなものは多分大丈夫でしょう。手の平でそっと土ごと掬い上げてやります。(間違ってもショベルなどを使って掘り起こすのは止めてください。その場合は管理者の了解をとること)

クロガネモチの実生


クロガネモチの実生

散歩していたら赤い実が見えたので採取。自然と落ちたのではなく、誰かが選定して落として行った様だ。

この実を植えて発芽させることができるか?

クロガネモチ

常緑広葉樹。高木。

ハイドロカルチャー


ハイドロカルチャー

室内園芸とでもいうのか。土を使わないで無菌のハイドロコーン(吸湿性のある土の素焼き?ハイドロボール、レカトンなど呼び方は色々。多分、商品名でしょう)を使って主に観葉植物などを育てるやり方。排水もできないので根腐れ防止剤を利用する。インテリアの役割のほかに、マイナスイオンを供給するものとしても有用。

ハイドロカルチャーに固有の仕掛けは通販でも買える。






底石の代わりに木の実の硬い皮(殻)を使うことは奨められない。長時間水につかれば固い木の実がどうなるのか分かりません。当初のイメージとは違ったものになるでしょう。



実生樹木のハイドロカルチャー

あまり事例を見ない。盆栽をやる人はたくさんいるのにハイドロカルチャーの事例が無いのは多分それが上手く行かないからでしょう。上手くいけば、WEBにアップしたがるものです。

(1)いきなりハイドロ

ハイドロカルチャーの環境、底の方から、大サイズのハイドロコーン3センチ、中サイズのハイドロコーン3センチ、小サイズのハイドロコーン3センチをしいて、種子をおき、さらに小サイズのハイドロコーンを1センチ程度覆う。

コーンは洗ってから使う。

セットしたら底から2~3センチ辺りまで水を入れる。乾いたらスプレーで給水。乾いてしまっては上手くないので1センチ程度に減ったら給水。

根は出ていないが水の腐敗を防ぐために根ぐされ防止剤は入れる。液肥は芽生えを見てからでもいいでしょう。

温度管理は冬は寒い場所におくこと。冬を記憶させないと多分芽生えないでしょう。ベランダの日陰?、北側の窓際?。透明ガラスの横からの光を遮断するため周囲を適当に覆ってもいい。

春になったら明るい場所に移す。環境と代謝がバランスしないから、直射日光は避ける。水にカビとか藻とかが出てくる懸念もある。この辺の感覚はアクアリウムと同じでしょう。

と、書いてみましたが、

これで上手くいけば世話ありません。予想としてはハイドロのクリーンな状況が維持できないことになりそうです。ガラス面が緑色の藻類あたりにやられて、結局盆栽のようにボトルの上に植物を出すしかない。そうなると高さのあるボトルではインテリアとしては具合が悪いことになりますね。

週に1回程度焼酎または殺菌剤を噴霧して殺菌・滅菌をやってみるのも面白いかもしれない。だめもと。

(2)先ずはバーミキュライトで

普通の黒ポットにバーミュキライトを入れて発芽させる。直射日光の当たらない外において乾燥させないようにしていれば、春には芽生える。筈。

芽生えたら、種子の栄養が残っている間にハイドロの環境に移す。そっと扱うこと。水につけてバーミュキライトをふるい落とし、小サイズのコーンで周りを覆う。兎に角丁寧に。

もし、

バーミュキライトの中である程度成長させる場合は液肥を施す。根がしっかりしてからハイドロに移す。

(3)腐葉土でしっかり

自然の芽生えの環境に近い状態で実生させる。腐葉土に埋めて、水はけよく、しかし乾かさないように。後はほうっておいても春には芽生えます。多分。このアプローチは実生樹木自体をしっかりさせることにありますので、肥料も日差しも与えます。

この場合はハイドロ環境へ移すタイミングが問題です。樹木の種類によりますが、大きくならない状況なら1年くらいは腐葉土の環境で育ててからハイドロの環境に移します。土を良く落とすこと。防止は所詮無理ですが、雑菌混入もできるだけ少なくしたい。

観葉の扱いと同じく、新しい環境に移すのは6月ごろが良さそうだ。

無菌にこだわるなら、

いったん、バーミュキライトの環境に移して液肥で維持し、そのあとハイドロの環境に移す考え方もある。


  1. 1年目、秋~冬、木の実採取、腐葉土ポットに埋める。
  2. 2年目、春、芽生え確認。
  3. 2年目、初夏(梅雨時)、バーミュキライト(ポットまたはボトル)へ移す。液肥で育成。扱いは観葉。
  4. 3年目、初夏(梅雨時)、ハイドロカルチャー環境へ移す。

または

  1. 1年目、秋~冬、木の実採取、腐葉土ポットに埋める。
  2. 2年目、春、芽生え確認。腐葉土の環境で育成。ただしポットサイズは大きくしない。
  3. 3年目、初夏(梅雨時)、バーミュキライト(ポットまたはボトル)へ移す。液肥で育成。扱いは観葉。
  4. 4年目、初夏(梅雨時)、ハイドロカルチャー環境へ移す。

バーミキュライトとは?


バーミキュライトとは?



腐葉土と別物ですか?。全然別物ですね。腐葉土は落ち葉が朽ちてできる自然の土。ふかふかしてます。

バーミュキライトは蛭石を焼いて人工的に作った土。これも軽い。しかも無菌。だから、挿し木や種まきには良いらしい。



但し、

アスベスト被害との関連が疑われている。君子危うきに近寄らずですね。特に室内の園芸での利用は控えるようにしたい。

木の実の発芽(実生のポイント)


木の実の発芽(実生のポイント)

木の実

犬も歩けば木の実を見つける。公園。並木道。散歩道。山野の歩行路。木の実は赤い実が多いのは何故だろう。木の実の中には種(種子)が収まっている。木の実と樹木の関係がはっきりしているときも有るが、何処から来たのなんてこともあるかな。

果物や野菜を食べるときも多くの種に出会う。食べ物は知っているが、どのような木にこの食べ物は成ったのか分からない時もある。とは言え、昨今はネットで調べればどんな木かぐらいは簡単に分かります。

結局、実や種はどこにでもあります。

しかし、特徴ある、あるいは由緒ある種を手に入れるには努力が必要でしょうね。

<花の種>

木の実と違って、花の種は丈夫で長持ち。乾燥にも強い。小さく軽く、近くも遠くもカバーする。近くで芽生えれば群生によるコロニーの強化。動物、風、水で運ばれ遠くで芽生えれば新天地を開拓する。種はダメージを受けない。

<木の種>

木の種は直ぐ傍では困る。実が落ちただけでは発芽させたくない。果肉は発芽抑制剤が入っている。多分。動物や水で運ばれる。種(果肉)はダメージを受ける。



発芽させる工夫

  1. 果肉を除去する。種を丸裸にする。
  2. 乾燥させてはいけない。ドライフルーツ状態は最初から駄目。潤った果肉に包まれたもの。
  3. 果肉を取ったら直ぐに土に入れる。
  4. 土は保湿性の高い腐葉土を使う。まあ、サルが木の実を食べて種が朽ちた落ち葉の中に落ちていったとイメージします。
  5. 冬を越す。木の実は秋。冬をまたいで張るに芽生え。1回寒い思いをさせなければいけない。言ってみれば気温5℃以下の日が連続10日間とかを経験させる。
  6. 春には、光はしっかり当てる。芽生えたら光を当てるでもいいし、ひかりをたっぷり与えると芽生えると理解してもいい。温度と光ですね。
  7. 敵は、まず実として充実していないと駄目です。中がすかすかとか。虫に食われていると駄目です。森で拾った実には既に虫が潜んでいることも。カビに犯されていても駄目です。落ち葉の中は落ちてくる種を襲う虫や菌が待ち構えていて瞬く間に餌食にします。
  8. 全て万全のつもりでも発芽率は控えめに。十に三つでいかがでしょうか。三割打者ですよ。

赤ワイン-白ワイン-ロゼワイン

ワイングラス

赤ワイン-白ワイン-ロゼワイン

基本的なことが何もわかっていなかった。恥ずかしい。

赤ワインは葡萄の皮を使う。皮だけというのでも無さそうだ。

白ワインは葡萄の実(中身)を使う。

ロゼワインは葡萄の皮と実(中身)の両方を使う。皮はほどほどで引き上げる。

赤い葡萄が有ったり白い葡萄があったりするわけではない。

なんてね。

ワイナリーで働いている人から聞いた話です。

すると、赤ワイン用に皮の品質を改善した葡萄ができるが、その時に皮を使った後の中身はどうするんだろう?。銘柄100%としないワインに混ぜ込まれて使用されるんだろうね。そういうワインは安い。筈だ。

実生樹木インテリア


実生樹木インテリア

観葉植物では普通に楽しんでいるハイドロカルチャーを、実生樹木でもやってみようというもの。実生樹木は盆栽では普通に利用されているようだ。これを風情をもたせてハイドロでやるのはチャレンジとしては面白い。

できれば密閉させてインテリア的に並べたいね。



実生樹木のキャニスターボトル仕立て。これがこのプロジェクト(チャレンジ)のテーマ。


  • 樹木は紅葉の美しい樹木。まあ大概の落葉樹は紅葉は美しいものです。
  • ボトルは2リットルのキャニスターボトル。底に穴は開いてません。これが問題。ハイドロカルチャーと同じことになる。ボトルの底の方には大きなサイズのコーン、上の方には細かいコーン。果たして土は入れてよいものか。
  • 土が必要で排水も必要なら、一定量以上水が入らないようにボトルを横置きにする。もしくは手軽にペットボトルの底に穴を開けて代用するか。
<作り方>

キャニスターは横置きもできる角型または座りのいいもの。いっぺんだけが平らになっている変形なら面白そうだ。液肥、根腐れ防止剤。園芸用の長めのピンセット。

いきなりキャニスターの中にハイドロコーンを敷いて種をまけば発芽するのだろうか?


穴あきボトル:底に小さな穴の開いたボトルでもあれば色々楽しめそうですが、どう言う訳か、こんな都合のいいものは見当たりません。残念。

「基本的な手順」

(1)最初の練習はペットボトルで代用。
(2)通気・通水環境(ペットボトルに穴を開ける)での実生を実験する。培養土など利用。
(3)密閉環境(ペットボトルに穴を開けない)での実生の実験。培養土など利用。
(4)培養土環境(上記の2または3)からハイドロコーンへの植え替えが可能か確認。
(5)ハイドロコーン(小粒)を用土にして発芽するか確認。

密閉型(3~4~5)で上手くいけば、ガラス製の適当な容器を探して本格チャレンジ。

<ペットボトルの利用>

作業の途中での利用は問題ないが、最終の姿としたら絵にならない。貧弱。見苦しい。勿論、丈夫なものでもない。とてもインテリアにできるシロモノではない。

ドウダンツツジを植える


ドウダンツツジを植える

ドウダンツツジの育て方

秋の紅葉の主役の一つがドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、学名Enkianthus perulatus)。生垣としての利用が多い。山間(やまあい)の通路や公園にもルートやゾーン設定に使ったりしている。

普通のツツジは常緑だが、ドウダンツツジは冬には葉を失うので、目隠しの役は果たせない。しかし、この時も、赤い新芽が顔を出していて、結構絵になります。

乾燥に弱い。案外でした。足元を腐葉土で暑くしたり、チップなどマルチングしたり、の対策が好ましい。らしい。

夏の直射日光にも弱い。葉が一気に焼けてチリチリになってしまう。日当たりはいいのだけど半日陰みたいな場所がいい。背の高い木の下とか、家の東側とか。

これじゃ生垣って言っても無理だね。

<自然樹形>

ドウダンツツジの自然な形はどのようなものでしょう。生垣だと上も横もきれいにカットして四角くなっていますが、自然な姿のドウダンツツジも見てみたいものです。低木ですから頑張っても2~3メートル位で収まるので狭い庭でも安心です。

いっそ、出来るだけ大きく高くしてやりたいものです。そうすれば秋の紅葉が一層楽しみになります。

<種類>




名前だけは色々ありますが、素人目には似たり寄ったりであまい良く分かりません。普通のドウダンでいいのではないか。そんな気がしてくる。

<実生>

ドウダンツツジの実はどんなものでしょうか?



露茜(つゆあかね)を植える


露茜(つゆあかね)を植える

梅酒を楽しむために露茜を植えたら大失敗。この人は一人では実がならない。受粉樹が必要。しかも遅咲きの梅だから普通の梅では駄目なんだ。筑波の農林試験所で7月中旬が収穫期だから、それにあわせるには杏(アンズ)を選択することになる。なんてこった。露茜を植えたら余分に杏を植えなければいけないなんて。アンズでも開花期の早いものはNGです。

開花:3月~4月(暖地?)。普通の梅より0.5ヶ月~1.0ヶ月
収穫:7月。

  • 露茜開花時期3月下旬、収穫時期7月中旬
受粉樹は杏子も色々あって面倒。露茜は豊後と何かを掛け合わせて作ったもので豊後は受粉樹にもなる。一番自然なものだろう。杏子は止めて豊後で行きましょう。

アンズの種類

http://www.kudamononavi.com/zukan/apricot.htm



面白そうだ。

名前の分からない樹木=新種?



名前の分からない樹木=不明樹木

名前を調べようとするが、木の特徴、特に葉の様子で探すサイトなどもあってなかなか便利。一種のボランティアでしょうが、素晴らしい。

ところが、

調べている樹木に匹敵するものが見つかりません。割と紅葉もきれいでますますお気に入りの樹木ですがとても残念。

<「名前不明」樹木の特徴>

  • 紅葉する。
  • だから落葉樹。
  • 葉には弱い切込みが入る。
  • 葉脈は主脈から横に平行してでているような。少なくともモミジのように放射状ではない。
  • 葉の縁はややぎざぎざ感がある。
  • 葉の出方は互生。同じところから左右に葉が出る対生では無さそうだ。
  • 葉と同じ場所から鋭いとげが出るものがある。

何かの実を小さなポットに埋めたら芽が出てきて鉢植えのまま植え替えながら何年か育てて、昨年ようやく土に降ろしたもの。現在の樹高は1.5メートルくらい。未だかつて花は咲いたことがない。撒いた種の色も形も忘れてしまった。食べ物の種ではなかった。

<新種の樹木?>

種から育てると希に新種が生まれることがあるらしい。してみるとこれは新種かもしれない。素人とは恐ろしいもので好き勝手に発想できる。新種だから勝手に名前をつけて楽しむことも。

ところが実はこの辺ではありふれた普通の雑木で名前は○×とコメントとか入ると赤恥ものですね。紅葉がきれいですから赤恥の方が相応しいかな。



名前不明のままでは不便なので「名無しの木(ナナシノキ)」。略して(ナナノキ)としておこう。

ハナミズキを植える


ハナミズキを植える

花水木、学名:Benthamidia florida。

ハナミズキは、花、新緑、結実、紅葉の全てを楽しめるシンボルツリーにも相応しい木です。サイズも小さな庭向きに適度です。

普通に苗木を植えても数年で見られるようになります。



ところが、

不覚にも、

花が咲かない。実が実らない。などの状況になります。なりました。

花が咲いても数が少ない。

サイトを見てみる。花を咲かせるには?実を実らせるには?


  • 木が成長して一定の樹勢を確立すること。そのためにはそっと成長を見守る。
  • 最初の段階では肥料のやりすぎ、剪定は控える。
  • 肥料の代わりに腐葉土の手当て。土地改良はやる。
    《木の根が張る範囲で、地面を掘って、石ころ~小砂利~ゴミ~根っ子の切れ端などの混じった土をふるいに掛けて、除去。腐葉土、市販品でも手作りでも、無ければ落ち葉を踏み固めたものでも構わない、それをミックスして埋め戻す。しかし過剰は駄目。時間を掛けて小さな面積で少しずつ。面倒な時は、腐葉土を盛り土するだけでもいい》
  • 下草は繁茂させない。適度に管理されたグランドカバー。またはチップなどのマルチングでも良い。
やがて苗木からでも3年ぐらい経過すれば花は咲きます。で、花が咲けば実は実るものですが、そうは行きません。
  • やはり十分な樹勢が必要です。日当たり、風通し、水分、水はけ。
  • ハナミズキの開花は5月頃ですが、その後に来る梅雨が空梅雨だと実を上手く成長させることが出来ないそうです。空梅雨の後に夏の日差しが待っているので、管理に手を抜けば、3ヶ月近く水不足状態になりかねません。これでは、樹木の生命維持に必至で種を育てるどころではないでしょう。
  • 従って、水やりは花後から油断無く行うことです。真夏は当然です。
  • もともと樹形のいい木ですから、剪定は殆ど必要ありませんが、どうしてもという場合は冬場がいいでしょう。

オオバコを駆除する


オオバコを駆除する




浸透型除草剤を使えば割と容易に駆除できる。

と、

普通は言われています。しかし、実際にやってみると案外上手く行きません。

浸透型除草剤は植物の成長期にはしっかり作用しますが、成長期を過ぎている場合は上手く行かないように思います。

ですから、

春から夏は有効。浸透型除草剤を利用します。

秋から冬は黙って抜いていく。根っ子ごと引き抜く道具もあるらしい。ずぼらな方は見えている部分をカットしておいても気休めになる。種が落ちているし、地下茎も残っているかもしれないから春には出てきます。

常時、雑草に圧力を掛けて、勢力を弱めておくことが肝要です。

週末、1時間は庭の点検。

唐辛子焼酎


唐辛子焼酎

こんなものがあるそうだ。用途は防虫・殺虫かな。草木のハダニとかアブラムシなどにスプレーして駆除するそうだ。一応天然だから野菜や果樹に使っても安心。でも人によってはまるで効果無しという意見もある。効く相手があるんだろう。蛾の幼虫やなめくじには通じないかもしれない。

コバエの駆除にも効くそうだ。

とすると、プランターの土の中に巣を作った小さな虫にも効くだろうが、連中は土の中に隠れるので、それなりに手を焼くことになるが、黙って放置するよりはいいだろうね。

アルコールは抜けるので、作り置きは避けたい。

そもそも唐辛子が効くのかアルコールが効くのかといわれればアルコールに分があるのではないか。安くて濃度の高い焼酎があればそれをスプレーするだけで体内水分を奪われて小さな虫は死ぬでしょう。

唐辛子の刺激は山葵や山椒ほどの効果もないのではないかな?

種子から樹木を育てる「ボトルで盆栽」


種子から樹木を育てる「ボトルで盆栽」

まあ、実際に種(実)から樹木を育てるのは難しい。実生で顔を出した小さな命は一冬もなかなか越せない。種の栄養の分は育つがそれ以上にはなかなか行かない。コツがあるんでしょうね。

そのくせ、チャレンジするゴールは高い壁。

ガラスキャニスター(ガラス製の広口ボトル)の中に樹木を仕立てるものです。

サイズはデザイン優先でいいですが、最大でも2リットルボトル。出来れば1リットル程度のもので。ハイドロカルチャーの樹木バージョン。盆栽のボトルバージョン。そんな感じで。

最初はペットボトルで練習。途中まではペットボトルで育てることでもいいでしょう。ペットボトルはいざとなれば容器を桐反すことも出来るので安心です。

最初は注ぎ口を付けたまま土と種を落として実生を楽しむ。

盆栽のように小さく居てくれる間はそのまま楽しむ。

ペットボトルの空間で手に負えなくなったら、適当な位置でペットボトルをカットして、剪定など手入れする。

ペットボトルの底に水抜き空気抜きの穴を開ければずっと簡単に育てることが出来る。但し、常に穴を開ける形ではガラス瓶でやるときの障害になるので、加減を会得する気持ちをお忘れなく。

ペットボトルで密閉空間~半密閉空間の扱い、要領が理解できたらキャニスターを利用してやって見ましょう。キャニスターで一から始めてもいいし、ペットボトルのものを移してもいいでしょう。

キャニスターの底に敷く布色、背景の色など、ライティングも意識するとインテリアとしても十分楽しめるはずです。



観葉植物では普通の試みですが、樹木なら盆栽にも似た感覚で楽しめそうです。

上手にパッケージにすれば販売も可能かな?



実のなる木 ・ 実生で育てる



ペットボトルで楽しんでいる分には費用は掛かりません。土地も要りません。狭い部屋の一部を明け渡すだけです。

最初から2リットルの大型ペットボトルを使うこともありません。500ミリリットルの一番ありふれたボトルを利用して数多くチャレンジする方がストレスも無くていいでしょう。

シールを貼るなどして、種の種類、撒いた時期、などを記載しておくこと。



早速、「種」を入手します。

(1)果物を食べる

簡単な方法は果物を食べて種を採取するやり方。同じ果物でも種類が多いので、どの種類の種かはっきり把握しておくことが大事です。どうせ得手不得手があるはずです。育てるにしても何の木を育てているか分かった方が愛着も違います。

実生のものを庭に植えて果実の収穫を目論むと当てが外れる確率が高い。種の分別をプロがやっている訳でないから劣性の果樹を育てていることになります。確立した品質は挿し木・接木で維持するのが一般的。種は新種の楽しみもありますが素晴らしい新品種が得られることは先ずありません。超偶然の世界。


  1. リンゴ。色々種類があって楽しい。
  2. ミカン。グレープフルーツ。レモン。などの柑橘類。
  3. ナシ。
  4. ブドウ。
  5. カキ。甘柿と渋柿。
  6. ウメ。
  7. モモ。
  8. ブルーベリー。買った食用のブルーベリーの実から芽が出るか不安だが成功例も報告されているのでやって損はない。
  9. サクラ。さくらんぼから。ダークチェリーでも成功するかどうか調べる価値はありそうだ。
  10. クリ。
  11. ビワ。寒冷地では無理だがボトルの中ならOKかも。
  12. マンゴー。パパイヤ。これら南国の果物はもっと無理だろうがペットボトルで温度と湿度を確保すればチャレンジするのも面白い。パパイヤの種は小さいがマンゴーの種は大きいのでボトルの上部を綺麗にカットして種を放り込んだらカットした部分を戻してテープで張り合わせておく。
  13. アボカド。

(2)樹木の種を拾う

山間は下草も多いので何かコツでもないと難しい。神社や公園など、足元も綺麗な場所で探す。目的の場所の樹木の種類とその種または実の形を事前にウエブなどでチェックすることが大事。普通に見ていても分かりません。多分。

種の採取が難しい時は実生の芽生えを探すのも方法でしょう。何とか根付いたものを引き取って大事に育てる里親の感じかな。この場合も、樹木によって実生がどのようなものか分かる範囲でウエブなどで調べておきます。

  1. ドングリ。
  2. シイ。椎の木。
  3. モミジ、カエデ。
  4. イチョウ。
  5. サンショウ。山椒です。
  6. ケヤキ。
  7. エンジュ
  8. アカシア
  9. ハナズオウ
  10. ネムノキ
  11. カリン
  12. キリ
  13. カラマツ
  14. ハナミヅキ
  15. スズカケノキ
  16. ヤシャブシ
  17. サルスベリ

樹木の寿命


樹木の寿命

樹木

木にも当然寿命がある。が、しかし。人間の一生の中で自分が植えた木が寿命で枯れる事態にお目にかかるは先ず無いだろう。引越しなどで何十年のオーダーで木のお世話を出来るほど余裕がない。

自分が植えた木でなくても大木・古木は人の手で切られてしまう。気の毒に。

人里離れた山の中で運が良ければその木は寿命を全うできる。

千年杉とか言うが、普通はまあ長くて数百年。短いものは数十年の後半。

木はおびえている。いつ人の手で切られるか。木が命を落とすのに切られると言うのは歴史的にもなかったことだ。



運よく長く生きた樹木は100年単位の寿命になるが、普通はもっと短いかも。

毎年、果実を要求される樹木(果樹)も寿命は短いのではないだろうか。鶏に毎日卵を産ませて鶏そのものを消耗品にしているのと似ている。果樹農家の場合は、安定的に生産量を確保するため、杖に新しい木(苗木)を入れてバランスを図る必要がある。寿命のほか、病気とか天候不順等への対応力のケアも必要だ。



先祖代々受け継いでいる樹木でもなければ、寿命など、小さな人間が心配することではあるまい。

シャクヤク(芍薬)を植える


シャクヤク(芍薬)を植える

  1. シャクヤクは結構難しい花だ。球根を植えて芽が出て葉が茂ったがそこまで。あまり勢いもなく秋が深まると黄色くなってやがて枯れそうだ。
  2. 病気に弱い。株が詰まると花が咲かない。肥料も要求する。水はけも日当たりも要求するが乾燥には弱い。地面の湿度を見て抜かりなく水遣りが必要。植え替えも嫌う。
シャクヤクの育て方
  1. ぼたっとした花はあまり好きじゃないな。散り方も気になる。気合が入らない理由だ。毎年枯れるのも気に食わないね。
  2. シャクヤクを木にしたのがボタンらしい。ならばボタンを植えてみてはどうか。ボタンもその名前も形も今風でないな。


ボタンの育て方
  • ボタンか~。なんか気に入らないね。止めましょう。
  • シャクヤクもボタンも、この手は面倒見ないことにしよう。今、シャクヤクが埋まっている場所は他の草木をそっと植えて、シャクヤクは消えていただく。一度も花を咲かせてくれなかったのが残念。止むを得ないですね。←こんな冷たい仕打ちは許せない。時が来れば花は咲くものだ。時を待て!


シャクヤク ソルベット


フェスティバマキシマ
  • 白いダリアの代表格の一つ。エレガントで人気がある。実際には販売されているものは見るが、庭の花として育っているものを見かけることは少ないような印象。

スズランを植える


スズランを植える

可憐という言葉これ細相応しい花は無いだろう。スズランを目の前にすれば誰だって青春ど真ん中。

注意深く見れば街中でも普通に咲いている。雑草みたいに元気だ。小さな庭の隅を探すと知らない間に咲いている。。

スズラン 鈴蘭 すずらん

スズランはスズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種。

園芸店で売られている鑑賞用のものはドイツスズランのことが多いらしい。ドイツスズランは全体に大きく匂いも強い。また、花茎が 葉の丈より高い。

日本のスズランは小振りで花茎は葉の丈より低い。地味。山野草に混じって売られているかもしれない。」

スズランの育て方

流通しているのは殆どがヨーロッパ原産のドイツスズラン。日本スズランは高温多湿に弱く山野草として流通しているが量は少ないようだ。

高温多湿や極端な乾燥は苦手だが寒さには強い。寒くなると葉が倒れ落ちて地上部は無くなり、地下茎?で冬越する。環境さえよければ殆ど雑草のように増えてくれるらしい。半日陰が落ち着きが良さそうだ。立派な花を咲かせるには腐葉土が欠かせないので、植え替え時の土壌つくりに注意する。



春先にはスズランの苗が売り出されるだろうから、試しに何株か購入して2,3箇所に植えてみる。収まりの良さそうな場所を見極めて、その場所に植え替えて集中させる。色々な草花がある庭の場合、ある程度の数が無いと貧弱になる。植え替えの時期は10月ー11月と3月。厳寒の時期は避ける。場所が分からなくなるので葉が落ちた直後か新しい葉(芽?)が顔を覗かせたタイミングが素人目には良さそうに思う。



初歩的理解?

  • スノードロップやスノーフレークは球根植物。球根で越冬、分球して増えます。
  • 一方のスズランは地下茎で 越冬、増えます。春が株分けの時期らしいが具体的なやり方は別に確認してくださいね。

ブラムリー青リンゴを植える


ブラムリー青リンゴを植える

ブラムリーはイギリス(Southwellサウスウエル)生まれ。原木は今も健在。既に200年。

Bramley Apple

一人の少女が撒いたリンゴの種から生まれた一つの変種。それが原木。多分、突然変異か自然交配で生まれた新種の種だったのだろう。少女の家族が引っ越した後、肉屋がこの家を買った。それを近所に配って歩いた。ブラムリーさんです。その名前を付ける条件で苗木の販売が近くの園芸家?によって始められた。今やイギリスのリンゴの出荷の45%とか。

酸味が強く、クッキングアップルなどと言って販売しているところもある。アップルパイとか。



買うことは出来るか?

ブラムリー・通信販売

まだまだ一般的な普及状況には遠いね。愛好家が支えている段階だ。実の形は林檎より柿にちかい。すこし偏平しているといったほうが良いかな。


苗木は売っている!(ブラムリー苗木の通販

果実は売っていない?(ブラムリーりんご果実の通販)酸っぱくて普通の食用にはできないから通販もまだ始めていない。業務用には別ルートがあるのかもしれない。



ブラムリーで作るリンゴ酒

紅玉の替わりにブラムリーを使うとどうなるだろう。興味深い。しかし、サイトには適当な記事が見当たらない。誰かは試行錯誤をやっているだろうけど多分美味しくないのではないか。

ブラムリーの栽培(生産=ハードウエア)は進んでいるが、楽しみ方の開発(利用=ソフトウエア)はまだまだこれからなんだろう。

名前の分からない植物


名前の分からない植物=不明植物

狭い庭でも次々と顔を出す芽生えや成長を続ける草木の名前や素性が分からないことは少なくない。

雑草と分かれば除去する。興味も関心もない植物なら撤去できる。名前も分からなければ扱いに困る。

簡単に名前を調べる方法はないものだろうか。



問題の植物の写真を撮ってどこかにアップすれば誰かか何かが教えてくれるようなシステム。何処かにありませんかね。



植物図鑑

図書館で調べるしか有りません。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

庭仕事/work

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