オベリスクを庭に置く

オベリスクを庭に置く

オベリスクはエジプトとかギリシャの時代に神殿に置かれた記念碑のようなものだったけど、その魅力的な形状(タワー型)をガーデニングにも利用するようになったようだ。和庭園なら灯篭が思い浮かぶがオベリスクにも光を絡ませるアイデアもありそうだ。下からライティングすれば結構面白そうだ。

オベリスクはつる性の植物を見栄え良く絡ませて楽しむものだ。つる性バラ、テッセン~クレマチスが一般的だが、バラはつる性でなくても場所の収まりが良いので有効だろう。またブドウを這わせても大きな特徴のある葉のグリーン、果実の収穫、紅葉まで楽しめて面白い。

同じ形状のオベリスクを2つ3つ並べて間に棚を通せば空間利用が広がる。やや煩くなるので棚は高くしない方が良いだろう。




鉄製の重厚なオベリスクが一番。価格も1万円前後で手に入る。組み立ては自分でやる。難しいのは足場の収まり。鉄製ならプレートを敷いてその上に乗せてもいい。上出来のオベリスクなら小さな穴が開いているので附属の固定用の杭を打ち込む。

鉄製オベリスク

樹脂製等のものは軽いのが難点だがその分価格は安い。鉄製の半分。足場をしっかりさせるためには地中に少し深めに入れるしかないが、高さ(深さ)を均等にするには工夫が必要。少し深く掘った穴にプレートを置きそのプレートの高さで位置を調整する。しっかり固定させるためのものだから強度さえあれば石でもレンガでも良いし、ホームセンターのミニプレートでも良い。

樹脂製オベリスク

アイリスオーヤマからも手ごろな商品(GQ-200)が出ている。デザインも悪くない。処分を考えると樹脂製の方が気楽だが、存在感・安心感は鉄製には及ばない。鉄製も考えようではくず鉄にできるかも。

植物が絡んで安定するまでは足元にブロックを置くとか重石を下げるとか強風対策が必要。



ふと見かけたこれなかなか良さそうだ。



オベリスク 直径40cm×高さ220cm(埋め込み時200cm) BK-220

アサヒペン オベリスク(大) OBE-250



雑草戦争




シバを植えているがシバにもいろいろな種類があってそれぞれが地面取りに戦っているようだ。高麗芝(コウライシバ)は見ていると葉が交差する模様が気持ち悪い。気分が悪くなる。西洋芝の方が心理的に良い。西洋芝は夏場が弱いのでコウライシバも入れてみたが後悔することになりそうだ。

芝以外にも複数のグランドカバーを設定している結果、グランドカバー同士が戦っている。

勿論、雑草も戦っている。去年より雑草はやや劣勢だ。あちこち所構わずシバのタネをまいたのも影響しているかもしれない。それだけ雑草の入る隙間が無くなってきたからだろう。見方を変えれば、シバが一番の雑草になっている。



コニシキソウが動き出す前に苦土石灰を仕込んでおくことに。ざっと撒くのも良いが、所々に残っているハゲの部分に苦土石灰を埋め込むことにしよう。長持ちするだろうし、コニシキソウが避ける場所を作って置くのも良さそうだ。

梅雨明け一番の仕事になりそうだ。



雑草戦争は言い換えれば、植物たちが地面というスペースを取り合う戦いだ。樹木は背を伸ばして足元さえ固めれば高い空間(制空権)を手にすることが出来る。

植物にとっては光を奪い合う戦いが本質だろうが、人間から見ると地面の陣取り合戦の方が問題になる。要は植物の存在すら否定したがっているからだ。


  1. NG.地面に植物は生えてなく、土がむき出しになっている。
    ⇒最悪。
    ⇒土壌改良(地中に不適切物または強い粘土質の懸念)。
  2. NG.地面に植物は生えてなく、落ち葉が残されている。
    ⇒病気の原因。
    ⇒グランドカバーを植えるかチップや腐葉土で覆う。
  3. NG.地面に植物は生えてなく、砂利が敷かれている。
    ⇒始末が悪い。
    ⇒砂利を除去するか、プレートを載せるか、プランターを載せるか、又は土を被せるか、チップを敷くか等により砂利を見えなくする。
  4. OK.地面に植物は生えてなく、踏み石・タイルなどが敷かれている。
  5. OK.地面に植物は生えてなく、植木鉢・プランターなどが置かれている。
  6. OK.地面に植物は生えてなく、チップ~腐葉土が敷かれている。
  7. NG.地面に雑草が生えている。
    ⇒雑草を除去する。
    ⇒グランドカバーを植える。
    ⇒土壌改良
  8. NG.地面に雑草とグランドカバーが複数種類混在して生えている。
    ⇒雑草をカットまたは抜き取る。
    ⇒グランドカバーを充実させる。
  9. OK.地面にグランドカバーが1種類だけ生えている。
  10. OK.地面にグランドカバーが複数種類混在して生えている。


目から鱗

  1. 庭に可能な限り植物を植える。好きな花・好きな草・好きな木を植えてしまう。
  2. 兎に角。雑草が入る隙間を可能な限り小さくする。
  3. 庭の周り・家の周囲にも可能な限り好きな植物を植える。
  4. 雑草の身動きを不自由にしておけば、後はやすやす抜くなり切るなりできます。
  5. 許容する植物の種類の幅を広げておく。

アリウムを植える


アリウムを植える

花が球体の形で面白いから球根を買って植えた。特に世話をしないでも花が咲いた。しかし何かしら詰まらない。花が貧弱なのだ。スカスカした感じで球体としての見ごたえがない。花の本数も数本で尚更迫力不足。葉の形もネギみたいで今一。それに簡単に折れてしまって見た目がまた今一。

と言うことで、あまり感動する花でもない。このまま球根を育てていくのか黙って放置か。

乾燥にも暑さにも弱い。手間は普通にかかるようだ。

ある一角で群をなして花が咲けばそれなりに感動するだろうが小さな庭にはあまり向かない。



Wikiを見てみるとネギ属とある。たしかにこれはネギそのものだ。ネギボウズの園芸品種に過ぎない。

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おしまい



  1. 広いスペースで群生させれば別の景色。

プランターや植木鉢を利用した無理のないガーデンプラン(ゾーニング)


プランターや植木鉢を利用した無理のないガーデンプラン(ゾーニング)



パッシブファクター

《光》
L1.直射日光に2時間以上当てる場所
L2.直射日光に30分以上~2時間以下
L3.直射日光に30分以下。明るい日陰。
L4.日差しの来ない暗い日陰。

《湿》
H1.湿度が高い。雨に当たる。通風が悪い。日差しが無い。排水が悪い。
H2.湿度は特に高くも低くも無い。
H3.湿度が低い。乾燥している。雨に当たらない。十分な日差し。通風も良い。排水が良い。

《雨》
R1.雨に良く当たる。
R2.雨に当たり難い。少しは当たる。樹木の下など。
R3.雨に当たらない。出窓・軒下など。散水しないと乾燥する場所。

《風》
B1.風が強い。
B2.風は普通。
B3.強い風には当たらない。



アクティブファクター

《水》
W1.水を欲しがる植物が回りにある。夏場は朝夕2回給水。春秋は1日1回。
W2.給水は普通程度。夏場は毎日1回。春秋は週1回。
W3.水を嫌う植物が回りにある。夏も週1回程度給水。 春秋は乾くまで給水しない。

《酸》
A1.酸性を好む植物が回りにある。ピートモス。
A2.中性から弱酸性を好む植物が回りにある。
A3.中性から弱アルカリ性を好む植物が回りにある。苦土石灰。

《肥》
F1.肥料を好む。土壌も肥えている。腐葉土、培養土、家畜性肥料など。
F2.普通
F3.痩せた土壌。肥料は滅多に与えない。

《土》
D1.腐葉土が適度に入ってふかふかベッド状態。排水・保水も適度。
D2.ふかふかベッドではないが植物は育っている。
D3.砂利石や粘土で排水か保水が極端に悪い。土がむき出しか、雑草しか育たない。土壌改良が必要。



<考え方>

パッシブファクターは場所によって自動的に決まってしまう要素。アクティブファクターは管理の仕方で変えることが出来るもの。

自分の庭をパッシブファクターでエリア区分する。大きい樹木はパッシブファクターの一要素と看做して良い。光・湿度・風は通常連動するので実際の区分は少ない。

細かい区分で管理することなど無理だし都合よく振り分けられるものでもない。自分の家の植物はどのような環境にあるか、どのような管理をしているか、年に1回程度で十分だが、棚卸しを行い、適切性を確認しておくのが良い。



特殊要因

極端な環境を要求する植物とその特性。

  1. ジャーマンアイリス、アガパンサスのための十分な日当たりと水はけ(乾燥気味)。
  2. ブルーベリーのための酸性土壌と十分な給水。


★特殊な環境を要求するものは寒さに強ければ鉢植えにしましょう。夏は場所を変えて日差しから防ぎ、冬はマルチングとコーティングで寒さから守ります。小さな植木鉢は環境耐性がないので大きな植木鉢を利用します。据え置きで問題が無ければ45~60センチ(15~20号)程度のサイズ。移動させる場合は一人で運べる程度の40センチ(13号)程度のサイズに抑えます。

(注)

アジュガ、赤シソは湿気のある半日陰のグランドカバーを目指すものです。特にアジュガはシバやクローバーが入り難いところに優先的に植えていきます。 アジュガや赤シソを植えるために半日陰環境をわざわざ用意する訳ではありません。



ゾーニング
  • 新築でやるときは基本的な環境ファクターを考えてガーデンプランを組みます。プランに基づいて、あるいは行き当たりばったりに、植物を植え込んでいきます。
  • 数年したら適性のあるものが残って適性が無かったものは枯れたりしていますから机上のガーデンプランはあまり役に立ちません。
  • 実績に基づいて、植物の要求に沿った場所への植え替えを繰り返して徐徐に全体の調和を図っていきます。途中で好みも変わりますから試行錯誤的なアプローチになるのは止むを得ません。植物自身が環境を変えることもあります。
  • 徐徐にどの場所ならどの植物が適しているかが明確になってきます。一方で庭の環境は流動的ですから、好みと適性に応じて定期的に見直すことが求められます。年1回、植物が割りと静かな冬場に年間計画を作ります。(現状に即したガーデンプラン)
  • なお、極端な環境を必要とする植物はプランター・植木鉢を使います。周囲への影響を考慮してゾーン設定は行いません。

ヤマアジサイ(山紫陽花)を植える


ヤマアジサイ(山紫陽花)を植える

ヤマアジサイ(山紫陽花)

表記は山アジサイが普通かな。山あじさい?とか。普通のアジサイには園芸品種もあって華やかなものも多いが、山アジサイはどちらかといえば地味。和趣味。隙間があればいたるところに植えてみたい花の一つだ。

ところで、山アジサイと額アジサイは同じように見えるが何が違うのだろう。

山アジサイvs.額アジサイ

サイトを見ても余りよく分からない。調べ方が悪いみたいだ。山アジサイの方がひ弱な感じだ。でも種類は多い。研究が進んでいないと言った方が良いのかも知れない。成長が遅い感じもする。



ヤマアジサイの育て方

線の細い軟弱植物に見えるが結構丈夫らしい。地植えにすれば乾燥にも思うほど弱くは無い。しかし、夏の直射日光には弱い。基本は半日陰。

ヤマアジサイの増やし方

挿し木。時期は梅雨の頃。花芽のない枝を剪定して挿し木に回す。多分、アジサイは共通だろう。発根するまで水は十分やる。挿し木の発根が期待される辺りの上に石を置いて重圧を掛け土組織との密着度があがると発根が促されるらしい。



ジャーマンアイリスの魅力的な品種

ジャーマンアイリスの魅力的な品種


ジャーマンアイリスの品種(画像)































どれもこれも素敵な花です。キリがありません。どれか一つでも手に入れたいですね。





専門店も一度チェックしておきたいですね。ハナノドウヤは変わった名前だけど、ここは信州の東御らしい。場所は遠過ぎです。通販もやっていると助かる。サイトを見るだけでも花の品種の確認に重宝しそうだ。

http://www.hdouya.com/index.html

カシワバアジサイを植える


カシワバアジサイを植える
  1. アメリカ出身のアジサイなんだね。

カシワバアジサイの育て方

基本的にはアジサイのように丈夫。

夏の日焼け(葉焼け)に注意。日本の夏は厳しい。日当たりのいいところを真に受けて植えると失敗しそうだ。基本は半日陰。アジサイとはそういうものだ。

肥沃な土地を要求する。腐葉土を入れて置けということかな。肥料もそれなりに必要だろうか。



カシワバアジサイの剪定

難しく考えると難しい。イージーに考えれば手間要らず。

(木立化)

一本立ちのままにしておくと木質化して高さ2~3メートルの木立になるらしい。そのようになったカシワバアジサイを散歩の途中に見かけることがある。樹木になって高い位置から花が下がってくる。これはこれで悪くない。好みに合えばこれで十分だろう。

(コンパクト樹形)

アジサイらしく足元からこんもりとした低木樹形を望む場合は、冬場に根元近くの脇芽の直ぐ上、概ね20センチぐらいの場所でカットする。翌春には足元で分岐して複数の茎が立ち上がる。但し、その年は花は付けない。コンパクト樹形を維持するためには、適宜、同様に冬場に足元の脇芽上でのカットを行う。花芽をカットしているので、当然、翌年は花は咲きません。

(切り戻し)

花が終わったら、花の直ぐ下の脇芽の上でカットする。
  • (1)花を残すと株への負担が大きいからというのが1つ目の理由。
  • (2)花の下に次の年の花芽を付ける分岐の元が出来ているのでその上でカットする。枝分かれして花が増えるのが2つ目の理由。
他の植物の花後の切り戻しに通じる考え方だが、アジサイの場合は枯れ花まで楽しむことも多いので切り戻しはやらなくてもよい。注意事項として、中途半端なタイミング(8月以降)で花の下、数節までカットすると花芽を取り払うことになるので翌年は花が咲きません。脇芽を取り払わなければ、多分、いつカットしても影響はない筈です。



増やし方:挿し木

花後、梅雨時に、樹形を整える目的で剪定を行ったら、是非、挿し木に挑戦してみましょう。

新しく伸びた茎を8センチ程度の長さにカットして、目的の場所に挿しておく。多分、半日陰になっている場所が好ましい。発根まで1か月かかる覚悟で、水やりを続ける。真夏の暑さと乾燥に耐えるように継続して世話が必要だろう。

秋の長雨を利用して挿し木するアイデアもある。この場合、新梢の元気がないことや、気温が下がって活動も低下するので、温暖地でなければ難しいかも知れない。



冬場にコンパクト化のための剪定を行う場合は、冬場の剪定で出た枝は再利用ができないので、予め、梅雨時に挿し木のための剪定を行ってしまうのが良いでしょう。

言い換えれば、

樹形の悪い枝が出て来たら、梅雨時に剪定して挿し木に使い、残りは念のため冬まで待ってから根元から1節(脇芽1個)だけ残してカットする。

隣家の雑草問題に対処する


隣家の雑草問題に対処する

隣の家の雑草こそが大問題。

自分の家の庭で雑草対策をせっせと進めて隣の家の住人が無頓着だとこれは大変。取り立てて無頓着でなくても共働き夫婦の家、子供が多い家となると、手が届かないのが当たり前。結局、庭は雑草の天下。ありとあらゆる雑草が常に周辺に進出の機会を窺っているわけですから油断がなりません。手が抜けません。

隣の家が普通に庭を管理していても実はやはり問題なのです。

雑草は目的外の植物が生えて成長する状態ですから、野菜系・ハーブ系・普通の繁殖力のある草花でも、こちらの庭に来た瞬間から雑草になります。

始末が悪いのは、普通の雑草ではなくて明らかに隣家で育てている植物がこちらで勝手に成長し花を咲かせたりするケース。何処から来たか出所が明らかですから人によっては怒りすら覚えるかもしれません。

いい加減な隣人の場合は雑草・植物だけじゃありません。秋になれば普通に落ち葉も飛ばしてきますし、もっと日常的にただのゴミを風の勢いを使って投げ込んできます。始末が悪いのです。



対処方法

隣家と険悪な関係になっても困りますから完全に遮蔽するフェンスなどは控えたいものです。一定の隙間を作ってかすかに相互の様子がうかがえるようにしたい。と、これは素人考えでしょう。中途半端に妥協すると、忌避された印象も残り、雑草は平気で隙間からやってきます。もっとも本気で種子・胞子の類をシャットアウトなんて出来るわけはありません。

遮蔽用のフェンスと植物を這わせるフェンスは目的を明確にして使い分けること。両用は目論まないこと。



隣が空き地、道路側道・歩道でも基本は同じ。 隙間があれば雑草が生えていずれ浸入してきます。ボランティア清掃よろしく除草を買って出て、序でに好きな花とかグランドカバー類を植えてしまいましょう。

少々やり過ぎになりますが常緑性の樹木も植えてしまいたいですね。それらは必ず何かにつけて自分の庭を守ってくれます。

レッドロビンの花の匂い


レッドロビンの花の匂い

額アジサイの花の中央部と似たような花がレッドロビンの花です。色は白色とクリーム色の間くらい。毎年咲くものなのか気まぐれかは分からない。今年はしかし凄い数の花が咲いている。今年はサクラも早咲きしているが関係があるのかどうか。

庭作業をしていると何処かから生臭い匂いがしてくる。どこかで変な薬をつかっているのだろうか。生ごみが捨てられているのだろうか。不快な甘い匂いとでもいうのだろうか、とても嫌な匂いだ。困ったものだと思っていると、いともあっさり、これはレッドロビンの花の匂い。嗅いでみると確かにそうだ。

そういえば、ミツバチか花アブか分からない相当の数の虫が花の辺りを飛び交っている。嫌な生臭い甘ったるい匂いも、昆虫にとってはご馳走の匂いなんだろう。



レッドロビンの蜂蜜など聞いたこと無い。雑味の一つになってしまうのかな。



花が咲いて受粉して実がみのり種が落ちる?。レッドロビンの実?。これは良く見るね。と言うことは花も普通に咲くのだろう。今年は量が多くて目だっただけの話か。

レッドロビンの種子?、一度見てみたいものだ。

レッドロビンは殆どが挿し木で増やされているのではないかな?。

ブルーベリーの青虫対策


ブルーベリーの青虫対策

ブルーベリーの花が終盤。新しい若葉も伸び始めた。花が先に終わったところは何となく実になる部分が膨らみ始めた。

眺めていると青虫がついている。殺す訳にはいかないのでそっと摘んでサンショウの木に移す。何の青虫かは分からないので、サンショウの葉を食べてくれるかどうかは分からない。

数日後、またも青虫。今度はかなり大きい。でも種類は分からない。再びサンショウに移す。若い木の方。こちらは食べられても構わないが、鳥に襲われる確率は高い。

チョウの幼虫かガ(蛾)の幼虫かも分からないが、可愛いチョウの姿を見せてくれたら嬉しいね。チョウの場合は青虫、ガの場合は芋虫。なんてことあるかな?。

サンショウに移した青虫君。最初の小さい方がもう姿が見えない。ブルーベリーに舞い戻ったとも思えないが、鳥も近づかないエリアだから、さて何処へ行ったのだろう。次に見つけた大きい青虫はサンショウの葉の上で固まっている。身体の色を変えようとしているのか、いきなりサナギ体制にはいるのか。

《青虫対策》

薬は駄目です。薬は花が咲く前まででやめるべきでしょう。何月?。できるだけ頻繁にチェックして、できれば毎日チェックして、手で捕まえます。自分の手で殺生は駄目です。少々虫に食われても構わない木に移しておきます。そこで青虫が頑張って成虫になるか鳥などに食べられてしまうかは自然の摂理に任せます。

ペットボトル温室(PB温室)利用時の問題


ペットボトル温室(PB温室)利用時の問題

PB温室自体の問題ではありません。温室で発芽させた植物の扱いの問題です。「温室育ち」とはよく言ったもので、温室で発芽させ育苗したものは極めて弱弱しいものだということを認識させられた。特にPB温室は究極の環境ですから、ここで育てたものは究極のひよわな存在ということです。

ある程度大きくしてから植え替えるのは当然としても、いきなり風に晒すのは避けること。例外もありますが、水分を急速に奪う風には弱い。直射日光は種類によって違うでしょうが出来ればある程度セーブしたい。

PB温室から、プランターや大きなポットに植え替える場合、あるいは花壇などに地植えする場合は、風除け(湿度安定)のためにカバーを被せる。これは、PB温室の上側のパーツをそのまま使っても良い。サイズ的に無理なら、特に高さが不足する場合は、ペットボトルを上下ともカットして筒状にしたもの(PB風除け)を被せても良い。



★PB温室から地植えまでの段階的アプローチ

  1. (ステージ1.0)究極のPB温室で発芽・育苗。
  2. (ステージ2.0)ミニポットを取り出し普通のポット皿にのせる。PB温室の上側パーツを被せておく。ポット皿には水を溜めない。徐徐に低い湿度での耐性を養う。
  3. (ステージ2.5)苗の成長が早くて上側パーツで窮屈な場合は、PBの両端をカットした筒状のもの(PB風除け)を被せる。
  4. (ステージ3.0)ミニポットから植物と土をそのまま取り出して目的の場所(ポット・プランター・花壇)に植える。基本的には根を触らないでそのままストンと入れる。ミニポットから複数の場所に分ける目的の場合でも根を傷めないように作業すること。それぞれPB温室の上側パーツを被せておく。飲み口の部分が窄まっているパーツ。
  5. (ステージ3.5)苗が大きくなって窮屈になったら、筒状にカットしたもの(PB風除け)を被せる。植物が筒より上に顔を出さないように注意する。必要な場合は支柱を立てる。
  6. (ステージ4.0)PB風除けを外す。既に植物が大きくなりすぎていた場合は1箇所を縦に切ってから広げて取り外す。
  7. PB風除けは最初に予め取り外しが出来るようにカットしておいた方がよい。作業中に植物を傷めてしまう懸念があるためです。使い回しができて単純な割には重宝します。


★改訂(注意):

PB温室の効果は想像以上。瞬く間に発芽してしまう。油断すると「もやし」を育てていることになる。双葉(ふたば)が見えたら直ぐに被せている上側のパーツを外して過加湿を回避すること

モヤシになると独り立ちは返って時間が掛かる。気づいた時点で上側を外して自立を待つ。乾燥させすぎても駄目。十分時間をかけてしっかりした苗にする。

リンゴ酒を作った後のリンゴでカレーの隠し味ジャムを作る


リンゴ酒を作った後のリンゴでカレーの隠し味ジャムを作る
  1. リンゴ酒を作った。正しくは作りつつある。熟成?のためにリンゴを取り出して濾過してビンにつめた。後半年は我慢。 
  2. さて、大量のアルコール臭いリンゴが残ったがどうしたものか。 ジャムにするしかないと聞く。
  3. このリンゴ、酸味はすっかり消えている。甘味もない。一方で大量のアルコールがしみこんでいる。とても口に出来る代物ではない。
  4. アルコールを抜いて、酸味と糖分を加えて、砕いてジャムの形にしようと考えるのが普通です。
  5. でも、手間がかかるだけで成果は得られません。美味しくない。シナモンを入れたりして誤魔化しても追いつきません。
  6. 普通の発想で無理がある。
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コンセプト
  1. 普通のパンに塗って食べるようなジャムはゴールにしない。直接食べることは想定しない。
  2. 隠し味調味料としてのジャムを作ることにする。料理に加えて調理して利用する。
  3. この強烈な味を包み込むことが出来る料理はカレーくらいしか思い浮かばない。
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プロセス
  1. リンゴ酒から取り出したリンゴは、皮と芯は食感を損なうから剥く。 タネも除去する。
  2. 暑さ2ミリくらいでスライスする。
  3. リンゴの重量を測る。
  4. 鍋に入れ砂糖を振り掛けて暫く置く。砂糖の量はリンゴの30%前後。種類はグラニュー糖が無難。好みの砂糖を使っても構わない。
  5. 水分が出てきたら中火で混ぜながら焦がさないように煮ていく。水分が不足する場合は水またはリンゴジュースを足して煮る。
  6. 好みでシナモン、レモン汁を入れる。
  7. リンゴの食感を残すため丁寧に混ぜること。
  8. リンゴの食感が不要な場合はリンゴはスライスしないでフードプロセッサーで砕いてから煮込む。この方が簡単ですが、面白くも何とも無い。
  9. 程よく軟らかく煮詰まったら、火を止めて、好みでハチミツを入れてテリを入れる。
  10. 好みで色々入れると味がぼやけるが、カレーの場合は問題ないでしょう。多分。
  11. 荒熱が取れたら殺菌された容器に入れて冷蔵庫に保存。1ヶ月以内の消費なら常温保管でも構わないでしょう。
  12. 長期常温保管も工夫すれば可能です。①冷暗所、②殺菌、③空気を入れない、④密閉、⑤糖分の濃度を少し濃くするなど。このような特別な素材は年1回しか出てきませんが量が多いので、常温保存も確実に出来るように準備したい。
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りんご酒は焼酎が普通ですが、ラム酒、ブランデー酒などを使うこともあるようです。酒の種類が違う場合は取り出したリンゴも分けて調理したい。ミックスしいてもカレーに入れる分には影響はないだろうが気分的には分けておきたい。

浸透型除草剤による「筆塗り除草」の有効性?


浸透型除草剤による「筆塗り除草」の有効性?

実際にやってみると、とても面倒。
  1. 大事な草花に液体が触れてはいけないので非常に気を使う。
  2. 相手が小さいと上手く塗れない。カタバミは其の代表。先ず無理です。コニシキソウも塗りにくい。
結局、使えるのは、
  1. 雑草ゾーンで回りに除草剤が掛かる心配・気を使う必要がないエリアの雑草。
  2. 大きい葉の持ち主の雑草。 
  3. グランドカバーの効果で雑草を押さえたエリアでわずかに残る雑草。


ペットボトル温室の設計

2000ml

500ml

200ml

900ml

500ml

250ml



ペットボトル温室の設計

パワーポイントの画像?。パワーポイントをブラウザで表示させると図形部分はPNGファイルになっている。それを普通の画像ファイルのように取り出してブログに貼り付ければよい。

ペットボトル温室に使うペットボトルはデザイン性の少ないフラットなものの方が加工しやすくて良い。昔のコカコーラのような湾曲の多いデザインは加工しにくいので避けたい。

ボトルサイズはいろいろな種類があるので、適当に組み合わせて使えばよい。用済みや失敗したものをリサイクルに戻すときは汚れを洗ってから。

ミニポットはインテリアを兼ねるときはデザインを考えたものを入手しますが、ヨーグルトのプラ容器などを流用しても良い。

(注意)

ペットボトル温室の置き場所は明るい日陰

直射日光は朝方か夕方、短時間なら構わない。日中は炎熱地獄になりますから、土壌の殺菌殺虫処理になります。勿論植物類もお陀仏です。

この温室はベランダ園芸で土の消毒再生に使っていいです。上のキャップも閉めて炎天下、直射日光に晒しておきます。




サクランボの受粉に活躍するマメコバチ


サクランボの受粉に活躍するマメコバチ






マメコバチは正式にはコツノツツハナバチというらしい。これは古来からの日本のハチ君。セイヨウオオマルハナバチを輸入で使うと生態系に影響が出るので好ましくない。



この可愛いハチを保護することを積極的にやって欲しいね。そういう団体はないのかな。お役所は何をしているのかな。

里山に済んでいるので、、葦(ヨシ)の筒を並べておけば巣を作ってくれるらしい。受粉はサクランボ限定ではないだろうから、そのような環境を用意しておけば何かと助かるような気がします。駄目元でやって置きましょう。ひょっとしてハチミツも期待できるかな?。無理?。でしょうね。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

庭仕事/work

w.アルカリ性 w.イルミネーション w.インテリア w.ウドンコ病 w.オーバーシード w.オベリスク w.オルトラン w.ガーデニングカレンダー w.ガーデンプラン w.カラーリング w.キノコ w.グランドカバー w.ゴマ色斑点病 w.ジャム w.シュート w.シュレッダー w.シルエット w.シンボルツリー w.スパルタ農法 w.ダイアリー w.ネオニコチノイド w.ネット w.パーゴラ w.バーミキュライト w.ハイドロカルチャー w.ハイドロコーン w.フェンス w.プラムポックスウイルス(PPV) w.フラワーボックス w.フルーツバーベキュー w.ペーハー(PH) w.ペーハーpH w.ペットボトル w.ほしがき.干柿 w.ボンサイ.盆栽 w.マルチング w.モクサクエキ.木酢液 w.ヤニ対策 w.ライティング.照明 w.ラティス w.リンゴ酒 w.レンガ w.一年生植物 w.越冬 w.越年生植物 w.園芸ポット w.温室 w.夏越 w.果梗(かこう) w.果軸 w.果実酒 w.花が咲かない理由 w.花壇枠 w.花柄摘み w.開花時期 w.開花条件 w.害虫 w.害虫の種類 w.害虫駆除 w.褐斑病 w.乾燥に強い w.観葉植物 w.球根 w.球根植物 w.給餌台.野鳥 w.共生 w.駆除 w.見切り品 w.軒下 w.購入方法 w.合掌式支柱 w.根腐れ防止剤 w.殺虫 w.雑草 w.雑草の効用 w.雑草化 w.雑草駆除 w.雑草書籍 w.雑草戦争の基本プラン(2013 Autumn) w.雑草対策 w.酸性 w.支柱 w.枝枯れ対策 w.自然樹形 w.識別タグ w.実生 w.芝マット w.芝刈 w.弱アルカリ性 w.受粉 w.寿命 w.樹皮 w.樹木の幹を太くする w.樹木用植木鉢 w.除草剤 w.常緑広葉樹 w.常緑樹 w.常緑多年草 w.植え替え w.植樹 w.植物の心を探る w.植木鉢 w.浸透型除草剤 w.芯カビ病 w.水蒸気栽培 w.生垣 w.生物農薬 w.生理落果 w.雪の始末 w.挿し木 w.窓フラワーボックス w.霜柱対策 w.多年生植物 w.堆肥 w.耐寒性常緑広葉樹 w.袋掛け w.蝶の来る花 w.蝶の来る庭 w.庭木の感覚 w.土壌 w.冬越 w.冬仕事 w.唐辛子焼酎 w.踏み石 w.動物飼育 w.日陰 w.日向 w.粘土質 w.培養土 w.鉢植え w.肥料 w.苗 w.品種の見分け方 w.不明植物 w.腐葉土 w.分球 w.母の日 w.防寒 w.防虫 w.防鳥ネット w.牧草 w.盆栽 w.木酢液 w.目隠し w.野菜 w.野菜苗 w.野鳥対策 w.薬草飴 w.薮蚊対策 w.有機農法 w.葉が先 w.落ち葉 w.立ち枯れ w.緑のカーテン w.隣接地 w.剪定

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