梅の木の半分が枯れてしまった


梅の木の半分が枯れてしまった

樹木の枯れ方にも色々あるだろうが、この梅は幹が立ち上がって最初に二股に枝分かれする右と左の片方が全面的に枯れそうになっている。春には美しい花を溢れるばかりに咲かせていて、梅の実も数多く付け、これから成長が楽しみというときにいきなり勢いがなくなってしまった。農薬が埋めに当たるのを避けるために散布しないようにしていたが裏目に出たのだろうか。

原因は?:

状況から判断して、枝分かれした直後の幹にあるとしか考えられない。木の皮が簡単にめくれて中にナメクジが住んでいた。

原因は虫か菌か。虫が幹の中に入り込んでいたら手のほどこしようが無い。ここに虫がいますと穴が開いているわけではないから。



梅の素性?:

この梅は以前から右と左の様子が違っていた。付ける梅の実も様子が同じで無い。接木した種類と台木の種類と別のもので共存しているような感じだ。二股が地上に近いところから分かれているので多分間違い無いだろう。 白加賀は自家受粉しないのに実をつけていたのはその辺が事情だろう。生き残ったのが何で枯れたのが何かは分からない。いずれかが白加賀である。白加賀はどちらかといえば遅咲きだから多分生き残ったのは白加賀。枯れたのは実が中粒で若干早咲き。来年から、残った白加賀に実をつけてもらうには適当な受粉樹を用意しなければいけない。色々手間だね。



処置と対応:

(殺菌殺虫)

殺菌剤と殺虫剤をミックスして幹の皮の割れ目などを狙って吹き付ける。ただし、手遅れで回復の見通しは少ないだろう。

(枯れた部分の除去)

このまま放置すると病害虫の巣窟になる懸念もある。早めにカットして処分するしかない。切り口には木工ボンド剤でも塗っておくのが常道らしい。

(受粉樹)

残ったのが白加賀という前提で受粉樹を探して秋には植えておきたい。

(予防)

こんな調子で樹木がいきなり枯れては溜まらない。農薬を毛嫌いすると大きな代償が必要なこともあるんだ。「適切な農薬利用」ってことになるかな。