シバの共生と管理


シバの共生と管理

シバには当然のことながら、日差しと風通しが欠かせない。雨天競技場のシバの管理は日差しも風通しも得られないので至難の業らしい。天井は出来るだけあけて、場合によっては証明もつけて光量を確保するし、大型送風機を入れて風通しを良くする。

風がないと水蒸気で蒸れて成長するどころか、シバが痛んで縮退してしまうのだ。

これはオリンピック競技上の建設計画に伴ういろいろな問題についての議論の中で出てきた話。施設建設構想はロンドンを見習うべきだろう。間違っても北京ではない。



シバとクローバーと本物の雑草と一部のグランドカバーと育てている草花。これらが戦う狭い庭の状況を思い浮かべてみる。光りを奪う争いは森林の中の争いと同じだ。流石に樹木は背も高く争いには無縁に近い。

何もしない放っておくと、シバは背丈を高くして光りを取りに良く。クローバーも茎を伸ばして背を高くする。クローバーが葉を大きく広げてシバを覆うことが出来れば日差しと風通しを奪うことでシバの領域を縮退させてしまうことができる。

クローバーとシバを共存させる場合でも刈り込みをやらないと一面がクローバーになり、シバはクローバーより上に突出できた一部の品種または固体だけが生き残る。これがシバ・アイランドだ。シバとクローバーのミックスの良さもなくなる。

やることは単純。芝刈りを継続すること。クローバーは葉を小さくして茎も短くして頑張る。クローバーの浮いたランナーもカットされる。シバも共存しやすい。特に、葉を押し上げて成長する特徴が生きて優勢になる場合もある。



雑草を見つけたらピンポイントでカットしよう。引き抜くのは土が出てくるので考え物だが、少々のダメージを与えるだけでは勢力が落ちない雑草は引き抜くのもやむをえない。特に、嫌われ者のコニシキソウは絶対に引き抜くことが必要。引き抜いたものは散らばることのないように必ず回収しゴミとして捨てる。うっかり茎の一部を土の上に残すと根を生やして再生する。様子によっては種をばら撒くことになりかねない。



ドッグランエリア以外のシバの管理

ドッグランエリアでは徹底的に刈り込まれるもののシバが主役。ドッグランエリアでない場所は、シバの立つ位置が難しい。其のエリアではシバはもはや主役ではない。土がむき出しにならなければ良い、あるいは雑草が顔を出さなければ良い、しかし、目立つのも困る。他のグランドカバーとか草花の邪魔になる。こうなると半分雑草だ。

やることは実は同じくカッティング。芝刈り。違うのはシバと雑草以外はカットしない。シバを積極的に日陰に入れて勢力を削ぐようにする。手間が掛かる。草花が休みに入っているときは普通に芝カッティング。



逆に~

ドッグランエリア以外のグランドカバー、たとえばクローバーティントとかアジュガとかがドッグランエリアまではみ出てきた場合は如何するか。

(1)普通に芝刈りする。◎
(2)放置して踏みつける。△