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ビワを植える


ビワを植える




「桃栗三年、柿八年、」の後には色々なバリエーションんがある。

  • 柚子は九年の花盛り、
  • 柚子は遅くて十三年、
  • 柚子の馬鹿目は十八年、
  • 柚子の大馬鹿十八年、
  • 梅は酸いとて十三年、
  • 梅は酸い酸い(すいすい)十八年、
  • 枇杷は九年で登りかねる(なりかねる)
  • 枇杷は早くて十三年、
  • etc

枇杷は果物を買って食べて種を撒いておけば勝手に芽を出し見る間にぐんぐん大きくなる。品の無い?大きな葉っぱをつけて存在感も充分。黄色いブヨ~ンとした花をつける。正確にはどれが花か分らないが。ところが、食用に耐える枇杷の実を見ることは殆ど無い。何か抜けているんだろうね。

一応、常緑樹とのこと。寒冷地でも問題ないらしい。一見、超万能選手だ。長崎辺りが枇杷の名産地。食用となると温暖地でないと無理なんだろう。姿が今一だから寒冷地では枇杷を植える必要性はあまり無さそうだ。

<寒冷地>

枇杷の木そのものは寒冷地でも平気だが、開花・受粉の時期が冬のため、実をつけるまえに凍結で実になる部分が損傷してしまうらしい。花の時期が遅い品種もあるようで、寒冷地ではその品種を選ぶことです。

寒冷地の人は通販に頼らず、地元の園芸店で確認して購入することです。単なる常緑樹として植えるのでなく、枇杷の実の収穫もできるかどうか、ですね。あまり詳しくないスタッフなら他を当たりましょう。




どうやら美味しいビワを食べるのは難しそうだ。寒冷地バージョンもあるようだし、ホームセンターでも販売されているのですが、何と無く魅力に乏しい感じがする。

GIVE UP !!

ビワは実が出来てこそビワ。鑑賞するものではない。実生盆栽でも楽しめるかどうかは疑問。ビワの盆栽など見たことない?。



サイトを見ると地味にやってる人もいる。いくつか発芽させて元気なものを取り出して植え替えるみたい。一応常緑樹だから好みは別にしてインテリアとしての安定感はあるのではないか。



ビワの剪定

目隠しにするなら剪定しないで伸ばす。常緑樹だから特定方向の目隠しに使える。

風除けなら風の向きにあわせて植えて剪定しない。根が浅いので本当の意味で防風林には使えないからご注意。

食用するならコンパクトに剪定する。鉢植えでも庭に植えてもコンパクトな方が面倒は見やすい。冬はビニールで覆いをして寒さ対策も出来る。鉢植えにして屋内に取り込んだほうが確実かな。