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樹木の寿命


樹木の寿命

樹木

木にも当然寿命がある。が、しかし。人間の一生の中で自分が植えた木が寿命で枯れる事態にお目にかかるは先ず無いだろう。引越しなどで何十年のオーダーで木のお世話を出来るほど余裕がない。

自分が植えた木でなくても大木・古木は人の手で切られてしまう。気の毒に。

人里離れた山の中で運が良ければその木は寿命を全うできる。

千年杉とか言うが、普通はまあ長くて数百年。短いものは数十年の後半。

木はおびえている。いつ人の手で切られるか。木が命を落とすのに切られると言うのは歴史的にもなかったことだ。



運よく長く生きた樹木は100年単位の寿命になるが、普通はもっと短いかも。

毎年、果実を要求される樹木(果樹)も寿命は短いのではないだろうか。鶏に毎日卵を産ませて鶏そのものを消耗品にしているのと似ている。果樹農家の場合は、安定的に生産量を確保するため、杖に新しい木(苗木)を入れてバランスを図る必要がある。寿命のほか、病気とか天候不順等への対応力のケアも必要だ。



先祖代々受け継いでいる樹木でもなければ、寿命など、小さな人間が心配することではあるまい。