ハイドロカルチャーの雑草:コケ
苔
根ぐされ防止剤を入れようが、水の浄化剤を入れようが、時間がたてば、雑草とも言うべき緑色のコケが生えてきます。
コケは光が育みます。まったく光を当てなければコケは生えてこない。筈。一番豊かな光=直射日光は観葉植物では厳禁。自然光は北側からの弱いもの、カーテン越しのものにとどめます。人工の光でもいいでしょう。樹木ハイドロカルチャーは微妙ですね。光が弱すぎると樹木は持ちません。
ま、いずれにしても、ガラスの内側とハイドロボールはどんどんコケで覆われていきます。通気、通水もスムーズでなくなります。
したがって、定期的にハイドロボールの入れ替えをやります。
容器もきれいに洗います。殺菌処理もやります。
ハイドロボールは使い回しをやります。そのためには、丁寧に洗ってから、煮沸、天日干しなどで殺菌もやります。その後、もう一度不要物を洗い流してから、乾燥させます。(購入して最初に使うときもきれいに洗います。余計な微粒子、粉末が付着していますから)
乾いたら、適当なフィルター(篩=ふるい)を使ってサイズごとに仕分けしておきます。
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剪定
根、茎、葉のバランスを考えて剪定します。樹木は徒長の懸念もありますから、意識して切戻しなどを行います。
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容器
ガラス容器はコケが生えて美観を損なわれますから、陶器の利用も一つです。経験も積んで樹木も安定しているならです。水の管理が極端に難しくなります。
中が見えなくてもハイドロボールはコケで汚れますから、定期的な交換作業は欠かせません。この辺も陶器利用のリスクと認識することです。
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