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ヨーロッパゴールドを植える


(コニファー)ヨーロッパゴールドを植える

コニファーは植え方・育て方は概ね同じようなものだろう。

肥料は好まない。土は腐葉土で済ます。成長は遅いが大きくなる。根の張り出しが遅い/弱いので立ち木性のものは風に弱い。支柱を立てる。冬の寒さに耐えるが、夏の暑さには弱い。

普通の広葉樹は剪定すると、下の方から新たに新芽が出てくるが、コニファーはそのまま其の枝は枯れてしまうようだ。表面に葉はあっても中はスカスカも珍しくない。やはり針葉樹は原始的なもので人間の作意通りには行き難い。

根が伸びやすいように柔らかいピートモスを土に混ぜても良い。10%~30%程度?。普通ピートモスは酸性度を上げるときにも使うが、コニファーの場合は酸性も嫌わないので、酸度調整は要求しない。とは言え周りの植物のことを考えて選ぶべきだ。

コニファーを生垣に利用する場合は、極端に大きくなりすぎないように予め決めたサイズのポットに入れてそのまま地植えする方法もあるが、夏場の乾燥と季節の風の対策は慎重に。

使用するポットサイズは、大きいと埋める穴を掘るだけで疲れてしまう。ツリーポットは地上に置くには必要なサイズだが埋めるには大きい過ぎる。3分の1~2分の1程度を土に埋めて(残りは地上に顔を出している状態で)デザイン的に収まれば18号サイズでも使える。3分の2以上または全体を埋める場合は13号前後のサイズにする。

鉢植えのまま植える場合、こまめな給水に自信がなければ、やや深堀(5~10センチ程度)にするか、十分なマルチングを施すかする。



因みに、ブルーベリーも根が弱いので、尚且つ酸性度を要求するので、躊躇無くピートモスを利用する。

鉢植えのまま埋めるやり方はブルーベリーの場合は非常に有効だ。ブルーベリーに必須の酸性土壌が周りの植物に与える影響を回避できるからだ。



(コニファー)ヨーロッパゴールド

金色に輝く様子が美しく人気のコニファーの一つ。