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プリムラ・ジュリアンを植える
プリムラ・ジュリアンを植える
プリムラ・ジュリアン
Primula juliana
プリムラはサクラソウ科サクラソウ属の園芸植物。多年草。
Pジュリアンは園芸交配品種でサカタタネが製造?している。プリムラは特別可愛い花にも見えないが種類は種類が多いのと冬の時期も花を咲かせるのが貴重。ただ、霜が降りるようなところでも堪えれるかどうか不明。特に園芸店のものは温室育ちですから、いきなり外に出せば其の日の夜に寿命が尽きる。園芸店で安売りするのは理由があってのことだ。値段を見ての衝動買いほど馬鹿馬鹿しいものは無い。
暖房を入れない部屋。
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庭木をイルミネーションで飾る
庭木をイルミネーションで飾る
クリスマスシーズになりました。雑草の世話はゼロではないですが少ないですね。庭を見回りして冬場も頑張っている雑草を探すと幾つかその姿を見つけ出すことが出来ます。鎌で根っ子ごと除去します。
枯葉の下にも注意しましょう。しっかり越冬中の雑草を見つけることが出来るかもしれません。
間違って、自分で植えたものまで駆除しないように注意してください。はっきりしない場合はそのままにしておきましょう。姿が大きくなれば自然と判断がつきます。
冬場は葉を落として殺風景な木々が目立ちますから、寒さに弱い気の場合は幹巻きなどで覆って印象を変えます。雪の降る地域なら枝を吊る縄を張っても面白いです。 もう一つの楽しみはやはりイルミネーション。
イルミネーションはいきなり庭の垣根や樹木や家の壁面など全体をやる必要はないでしょう。数年掛けて徐々に形を整えていくのが素人電飾の楽しみです。3年計画ぐらいで。
(1)グランドデザイン
全体のイメージを明確にします。家の中から見て楽しみか、通りの人が見て楽しむか、庭に出てホットウイスキーを飲みながら楽しむか、それらの組み合わせか。イルミネーションを見てもらうお客様(自分、家族、世間のへの見栄?など)を明確にする。
両方かイルミネーションは節電を考えたらLEDタイプでそろえていきましょう。
(続く)
庭の落ち葉の扱い方
庭の落ち葉の扱い方
庭の広葉樹は葉を撒き散らして冬支度に入る。ある意味では来春の準備に入る。この落ち葉はどういう意味を持っていたか考えてみる。単純に考えれば、落ち葉が樹木の足元に敷き詰められることによって冬の寒さと乾燥から地表を守っている。根っ子にダメージが及ばないのだ。樹木は寒波に襲われると最悪地上部の殆どを喪失事態になるが、根が生きていれば彦生えからまた成長を始めることが出来る。根は樹木の最後の生命線なんだ。
落ち葉自体が年数を経て腐葉土化して、さらに根を張り巡らす余地が出来る。また落とした種子が芽生える環境にもなる。群生化の目論見を果たす役割を担う。
普通の家の小さな庭ではどうするか?
暖地なら迷わず落ち葉は掃除してよい。落ち葉を足元にきれいに残して美的なマルチングとしてもよい。
霜が降りる地域なら、実用的なマルチングが求められるので、落ち葉を足元に残すほうが良い。バーグチップなどを別に求め、落ち葉の方は除去するのも問題がない。霜対策の意味では手作り腐葉土(まだ途中のものでも構わない)を落ち葉と一緒に足元においてもよい。風などで飛ばされないように石など適当なもので押さえておくことをお勧めする。
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落ち葉のマルチングは樹木の他、樹木以上に切実に、球根や芋や地下茎で越冬する草花植物のマルチングに利用します。地上部は既に姿をなくしているかもしれませんが、落ち葉、手作り腐葉土、チップ類でしっかり覆っておきます。
春が来て霜が降りる心配がなくなったら、草花のマルチングに利用した落ち葉類は除去して、腐葉土のポットに戻します。樹木の下の落ち葉類は同様の除去しますが、見苦しくなければ足元に残しても構わない。地中の通気性を考えて取り除くのがよしとする考え方もあります。
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シクラメンを育てる
シクラメンを育てる
シクラメン
シクラメンのピンクが美しく並べられている。
シクラメンの育て方
育てやすいということだが手放しは無理。
日本の夏の暑さにはついていけない。地上部は枯れて、地下茎での夏越しになる。寒冷地なら、半日陰的な場所に置けば地上部も生きたまま夏越えできるらしい。
冬越しも戸外ではまず無理だろう。霜に当たれば枯れる。
原種シクラメン
原種チューリップと同じようなものだろうと思うが、最近園芸愛好家の間では人気らしい。
<結論>
冬は10度以上確保できる暖かい場所、夏は涼しい場所。地植えとなると確かに地中海性気候でないと難しそうだ。やはり、地植えは無理。鉢植えにして場所を変えながら育てるしかない。
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干し柿(つるし柿)を作る
干し柿(つるし柿)を作る
干し柿
つるし柿
- スーパーへ行っても干し柿の類はいくつも種類があるので自分の好みをはっきりしておくことが肝心。柔らかなジューシーというのかふにゃふにゃしたのが「あんぽ柿」、もう少し乾燥させて、白い粉(糖分)が出たのが普通の干し柿、さらに乾燥させて褐色になった固いものが蔵王の干し柿?。素人でも簡単に出来るものもあれば簡単でないものもあることでしょう。途中で柿を手で揉んで速成させる方法もあるが、それがあんぽ柿かもしれない。
基本的な手順
(準備)
- 干し柿をつるす場所。風通しがよい雨の当たらない場所。街中では軒下やベランダは結局雨風が吹き込むし、排気ガス、誇りも無視できないので駄目。ハエの類、野鳥の類も考慮すると屋外には適当な場所は見つけにくい。
- 人の出入りの少ない窓付きの部屋、または屋外に設置した小屋がよい。事前に丁寧に掃除を済ませておくこと。柿をつるした後は、窓は出来るだけ開けておき、掃除はぬらした雑巾での拭き掃除にとどめる。掃除機やエアコンは使わない。出入り用のドアは閉めておく。
- 柿をつるすために横に張るロープを掛けるフック、突っ張り棒、など。室内用の自立型の物干し台でもいい。
- 柿をくくりつける短めの紐。1本に2個くくりつけるので柿の個数の半分の本数。
- 柿。渋柿の出来るだけサイズの大きなもの。好みで小ぶりなサイズを選択して、甘がきを選択してもよい。
- 度数の高いホワイトリカーを入れた噴霧器。
- 蔕(ヘタ)の部分を残して皮をむく。この段階は手で触るので雑菌もついている。
- 紐(ヒモ)の両端にそれぞれ柿(ヘタの部分)をくくりつける。柿2個で1組。
- 鍋でお湯を沸騰させて(高温なら沸騰していなくても構わない)、其の中にロープにつるした柿をくぐらせる。ヘタの部分までしっかり5秒~10秒程度。
- 焼酎で消毒した容器(ザルでも何でも構いません)に入れて柿を干す場所へ移動。
- 柿をつるす。柿と柿は接触させない。柿と紐も接触させたくない。やむを得ず紐と接触させてしまう場合はホワイトリカーを噴霧して念押しの消毒をする。
- 静かに部屋を維持する。ものを動かしたり出入りは避ける。
- 好みで1日に1回または2日に1回程度、軽くホワイトリカーを噴霧する。カビ対策と、矛盾するようだが乾燥を遅らせるのが狙い。好みの固さ、色、つや加減になったら止める。噴霧量が多いと下にたれて表面の糖分が落ちるので注意。白い粉吹きが出来にくくなる。
- 通常は1週間~10日間程度で食べ頃になるそうだが、急ぐ場合は、ホワイトリカーの定期噴霧はやめること。また表面が乾いて充実した後は2日おきぐらいに手もみをすることで完成を早めることが出来るそうだ。(速成させるくらいならスーパーで買えば済む?)
- 好みもあるが、十分に温度が低ければ(寒冷地なら)、乾燥に20日間程度は掛けたい。
- 所定の風味を感じさせる頃合いになったら1個試食する。追加乾燥日数を判断する。OKなら1個ずつ丁寧に外す。
- 1個ずつ透明ラップで包む。乾燥が進まないようにする。適当な容器に入れて冷蔵庫に保存する。寒冷地なら暖房の入れていない場所や屋外の日陰でも構わない。密封容器に入れるときはホワイトリカーを噴霧しておく。
- 全体の流れは、暦で言えば、干し柿を作り始めるのが10月~11月。出来上がるのが11月~12月、賞味は12月~1月。
- 2月~4月くらいまで楽しむ場合は冷凍保存。風味は落ちるが、そのまま食べても何かの隠し味に使ってもよい。
セイヨウナシは庭木として楽しめるか?
セイヨウナシは庭木として楽しめるか?
本来は果実を収穫して食用に供するのが目的だろうが、樹木そのものを楽しむことが出来る。
樹木として楽しむ?
- 新緑の美しさ
- 葉の形
- 枝ぶりと葉の広がり(木から離れて外側から見る)
- 花
- 果実
- 緑陰または木漏れ日(木の下に入って内側から見る)
- 紅葉(緑、黄、赤の変化)
- 野鳥や虫たちの訪問
※
- 楽しみが得られるなら植木鉢でも庭でも植える価値がある。楽しみが得られないなら果物屋行けばよい。
- 果樹として剪定してしまえば詰まらない形になる。自然樹形で勝手にさせてみたい。花はやはり可愛い感じだ。紅葉を楽しませてくれる類ではない。落ち葉の掃除が待っているだけ。
- 更に受粉樹も必要らしい。別の種類の洋ナシまたは日本ナシも植えるのだ。手間は2倍?。
結論
- 好み次第ですが、全体としては地味な印象だ。思い入れやストーリーがなければスルーして良さそうだ。
- 果実を楽しみたいなら、手間も覚悟し、冷涼な地域、寒冷地であることが条件。
- 面倒に思えばスーパーで済ます。
※
グランドカバーの芝も一つ間違えれば迷惑雑草?
グランドカバーの芝も一つ間違えれば迷惑雑草?
雑草対策でグランドカバーのシバを植える。シバのマットを敷いたりシバの種を撒いたりする。
ところが、
シバが弱い場所はほかの植物をグランドカバーに当てる作戦が外れる。ほかの植物で環境が整うと俄然としてシバが元気になって暴れだす。シバは結構背が伸びるので始末が悪い。
なかなか思うようには行かないものです。
今は庭の片隅でグランドカバー同士の壮絶な戦いが繰り広げられています。アジュガ、クローバー、シバの三つ巴。果たして誰が生き残るのか興味深い。
普通の雑草も若干。雑草は引き抜かれてしまうのでどの道その場所で生き残るチャンスは少ない。
加えて、容認雑草のカタバミ、スミレ、シソも話を面倒にする。
※
混乱からの脱出
エリアごとに何を残すか決め、それ以外のグランドカバーは出来るだけ短くカットしダメージを与える。一度切ってもすぐに伸びてくるから定期的に繰り返す。
決して根こそぎのやり方で除去しないこと。隙間が出来ると本物の雑草が顔を出してくる。
※
イチジクの冬越し
イチジクの冬越し
どのサイトを読んでも稲藁(いなわら)を巻けとある。巻く厚さは5センチ。春に霜の心配がなくなったら外す。4月下旬とか3月とかあるが、まあ地域によるということだろう。マルチングは地熱効果を阻害するという理由で必ずしも推奨していない。
稲藁は、しかし、今時は農家にだってありません。買うのかな。もし売っていれば値段はたいしたことないでしょう。
緑化テープというのもありますね。これも安いものです。厚みが足りませんが防寒の途に使えそうです。
緑化テープ
どちらでも、両方でも、手に入る方で幹~枝をぐるぐる巻きにします。
葉が黄色くなって全部落ちたら、時期的には多分11月下旬ごろ?。初霜が来る前には確実に済ませておきます。
ぐるぐる巻きを幹巻きと言うようですが、幹巻きをしても、枯れるときはかれるそうです。枝の先は確実に枯れるようです。その部分はどの道、3月~4月に切り戻すので気にする必要はないそうです。
そうそう、幹巻きの弱点は雨。雨にぬれると水分がずっと残るので、幹・枝の健康にはよくない。そこで透明ビニールを被せるか包むかして雨除けを行う。包む場合は下側には穴を開けて水分が抜けるようにまた呼吸が出来るように工夫すること。
小さな穴を全面に開けたビニールなら雨が入らず通気も取れるので便利なはずですが、売ってなければ自分でやるのも面白い。
マルチングは一番大事な根を守るために迷わず実施します。土壌改良も少しやっておきます。根を傷めないように少し掘り返して、ゴミと石を取り出す。腐葉土を混ぜ込む。肥料と石灰も少し。
マルチング
※
イチジクは本来南国の植物。日本にあることすら無理してるんだろうね。雪が降ったり霜が降りたりするような地域での栽培は無理の上に無理を重ねているので、時間をかけてゆっくり付き合うしかなさそうです。
※
樹木を冬越しさせる
コキア(ホウキギ)を植える
コキア(ホウキギ)を植える
こんもりした姿は素敵だが、実際は貧弱なまま1年が過ぎることも。これはこれで手間がかかりそうだ。ほわっとした形のグリーンから秋の紅葉まで楽しめて面白い。
ホウキギ(箒木)、ホウキグサ(箒草)、コキア
一年草。1年でこのサイズになるのは世話がいいのだろうか。
種はトンブリとして食用。
茎を束ねて箒(ほうき)にできる。
秋には紅葉する
「国営ひたち海浜公園」のものが有名。
http://hitachikaihin.go.jp/
近くにこんな公園があったなんて驚き。いつ出来たんだろう。
※
リシマキア・ヌンムラリア・オーレアを植える
リシマキア・ヌンムラリア・オーレアを植える
- グランドカバーの多くは色の変化に乏しいですが、この品種は季節に応じて色の変化が楽しめる。
- 踏み込まないエリアのグランドカバーにすると面白い。春夏のライムイエローグリーン、秋冬のセピアレドブラウン。四季の彩りが楽しめる。
- 雑草より強いかどうかがポイント。雑草に苛められっぱなしではケアが面倒。試しに少し植えてみることだ。
- ハンギングとか寄せ植えとかアレンジの自由度は高そうだ。
- この植物は乾燥対策がポイントだな。
リシマキア・ヌンムラリア・オーレアの増やし方
- 多分、勝手に増える。
- ランナーが飛んで根をつけたら、親元と切り離して、すぽっと掘り上げて移植してやればいいだろう。この辺はアジュガと同じ感覚ですね。
- 見ていると、どうも乾燥には弱そうだ。夏場、水やりを忘れたら、伸ばした茎(ランナー)が溶けたように消えてしまった。本体は無事だった。
課題:
割と丈夫に茎を伸ばすが、エリアが広がっても間抜けな印象になる。密度が低いのだ。密集させる工夫が必要だな。暫く観察を続けることにする。
※
アジサイを植える
アジサイを植える
初夏の彩りに欠かせない花だが、そのボリューム感は景色を体裁よく埋め尽くす材料としても格好のものだろう。一方、ヤマアジサイは品のある佇まいで和風のよさを思い起こさせる。
原種は日本に自生する額アジサイ(山紫陽花のこと?)とのこと。日本、ヨーロッパ、アメリカで品種器量が進み多くの園芸品種が生まれている。
アジサイの植え替え
普通は花が終わってからということだが、花がそのままドライフラワー風になるのでいつが終わりか分かり難いときも。
アジサイの園芸品種
色々あるようだが、どれも頭(花房)が大きくて、存在感がある。園芸店で買って庭に下ろすとその年はしっかりしている。しかし、冬越しさせた翌年はシュンとして元気が無い。下手すると花も咲かせない。地力のある華でなければ詰まらない。ということで、容易にはへたれない在来品種を中心に植えるのが好ましい。
*
アジサイの剪定
- アジサイに剪定が必要な気はしないが、どういう時に必要になるんだろう?。ネットの記事を見ていると結構面倒なことが書いてある。
- 今年、出てきた枝には花芽は付かない。枝が伸びて葉が出てくるだけ。
- 次の年になって漸く花芽を付ける。花芽を付けるだけで、その花芽が直ぐに花を咲かせるわけではないらしい。
- 更に次の年になってから、その花芽が伸びて先端に花を咲かせるらしい。
- しかし、これでは足かけ3年と長すぎる。実感と合わない。冬は枯れて葉が無くなるのに、2回も冬をやり過ごすなんて無理でしょう。
- 花が終わると、翌年のための花芽を、今年花を咲かせなかった枝に付ける。花が咲かなかったからと安易に花芽を作った後で(多分、秋以降に)剪定すると翌年の開花は望めない。
※
アジサイの花の色:
アジサイの花の色:
- 植物に含まれるアントシアニン(水溶性色素)はアルミニウムと反応すると青色になる。土壌の酸性が強いと地中のアルミニウムが溶けてアジサイによって吸い上げられ、アントシアニンと反応して青色になる。らしい。アルカリ性の土壌だとアルミニウムは溶けないのでアントシアニンが青色にならない。って、アントシアニンの素の色は赤ということなのかな?。
- アジサイを適当に分散して植えておけば庭の土壌の酸性度の様子が分かって面白い。特に目的が無ければピンク色になっている方が健全かも知れない。
※
庭の植物の花が咲かない理由
庭の植物の花が咲かない理由
庭に植えた樹木や草花の花が咲かないと寂しいですね。普通は放っておいても花を咲かせますが、時々、どうしても花を咲かせてくれない個体に出会います。どうして花を咲かせないのか。気になります。
素人考察
- 花を咲かせるに十分なパワーがあるか。
- 根がしっかり張られているか。
- 土に栄養はあるか。
- 地下茎・球根・イモは十分大きいか。
- 栄養過剰になってないか。過剰な栄養は種を作る必要性まで失い花を咲かせなくなるので要注意。
- 環境に適しているか。本来の生育環境とかけ離れていると個体維持が精一杯で花を咲かせる余裕が無い。
- 植え替えなど環境変化させていないか。環境適応にエネルギーをとられ最悪数年は花を咲かせないことも。
- 下手な剪定をしていないか。固体の機器と認識し個体維持が優先されて、花は二の次になる。
- 幼木の場合も成長優先で花は咲かない。
- 冬の寒さ、夏の暑さ、長い梅雨、長い秋雨など天候不順の場合も個体がダメージを受けて花を咲かせるのは二の次になる。
※
問題になる例:
- サンザシ または Washington Hawthorn
- シャクヤク(芍薬)
- ブドウ-ナイヤガラ
- イチジク
- チョコレートコスモス
- リンゴ(紅玉)
- カキ
- ウメ(豊後)
- アジサイ類
- かんきつ類
花を咲かせる栄養分
窒素(葉・茎)、リン酸(花)、カリ(根)が3要素とか何処かに書いてありました。
リン酸系肥料の代表は何かな?
「骨粉」とか「発酵鶏糞」とかはリン酸の割合の多い肥料です。この場合、土壌のペーハーにも注意して酸性度を抑える必要がるとのことです。ですから苦土石灰なども一緒に撒くのですね。
※
チョウの越冬
キタテハは成虫で越冬
チョウの越冬
- 植物の越冬も大変だけど動物の越冬だって楽じゃない。昆虫の取り分けチョウ(蝶)の仲間の越冬も厳しいものがある。
- チョウの種類、地域などによって越冬の形態は変わるようだ。チョウの生き残り戦略は興味深い。鳥とか他の昆虫に狙われる中で、どのように無事に春を迎えるのだろう。冬はえさが少なく鳥たちも必死だ。
- 成虫
- サナギ
- 幼虫
- 卵
サナギ(蛹)
- 昆虫の変身は本当に不思議だ。昆虫も冬支度を始める秋も深まる頃、チョウはサナギになる場合もある。あまりに寒い地方なら、家の中の寒い場所に移してやるのも良いだろう。少し調べないと間違えてしまいそうだ。助けるつもりが殺すことになっては気の毒だ。やはりそっとして置くしかないだろう。
- 普通はサナギで越冬。
- 普通はサナギで越冬。
ツワブキを植える
ツワブキを植える
ツワブキ
黄色い花を秋に咲かせる。見ての通りのキク科の植物。環境適応性が高く手間は掛からない。半日陰でOK。寒冷地の冬越しも割りと平気みたいだ。多年草で勝手に増える。近所の公園とかにも植えられているが、半分迷惑な存在だから、株ごと少し持ち帰っても問題ないだろう。100株ぐらいあれば1株は失敬できるかな。庭の下草としての利用が多いらしい。一種のグランドカバー?。あまり品は感じないが、しっかりした黄色は秋の庭の彩にはなる。ステージのバックダンサーみたいなものだね。
好き嫌いは分かれそうだ。どこにでもあるがフラワーセンターで求めればいい値段になる。不思議なものだ。
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ノギクを植える
ノギクを植える
ノギク
一口にノギクといって種類は様々。菊の仲間といっても植物の世界でもっとも反映しているのが菊なんだから、種類はキリが無いだろうし、判別は困難。
庭にいつの間に生えているノギク(野菊)らしいものは、どういう種類のものかと思ったが調べるの葉ギブアップ。時間の無駄。
- 白い花びら(花弁?)
- 花の中央は黄色い。
- 背丈は結構ある。30センチ~40センチはありそうだ。
- 花が終わってきり戻しをすると足元から若い葉がどんどん横に伸びだす。
結局、
こんな花は庭に植えるものではない。いくら好きでも野において時に摘んできては楽しむものだ。
※
野菊はグランドカバーになるか?
十分なるだろう。嫌いでなければ、芝などが育たない場所に植えても良い。地下茎は簡単に除去できるので、他の花に切り替えるにもあまり苦労はない。
※
フジバカマを植える
フジバカマを植える
花自体はあまり美しいと思うものではない。どかどかと地味な花を咲かせると、秋の虫たちが一斉に群がるようにやって来る。チョウの訪れる庭を考えると何処かに植えておきたい花の一つだ。
フジバカマ
藤袴、Eupatorium japonicum。宿根草。
この花は面白いね、乾燥させると桜餅のような芳香がするらしい。冬場のドライフラワーにするのかな。
頑丈さはほぼ雑草?。地下茎で勝手に増える。寒さも暑さも乾燥も多湿も気にしない。病害虫も特になし。
しかし、例のノギクほどの強さは無いかもしれないが、背丈もあるので周りの植物は、日差し、風通しを奪われ、地下茎の侵食もあるので、1年を通してプレッシャーを受けることになり、遂には追い散らされてしまう。
コラボレーション
季節的には春のノギク、秋のフジバカマで、並べておけば丁度よい。どちら二部があるか分からない。どちらも地味でメインステージに置きたくないが裏庭の片隅には良さそうだ。
(注意)
大事な植物の近くに植える時は地下茎が伸びないようにレンガなどを埋めて想定以上に伸びないようにする。背丈も1メートルは余裕で伸びるので、日差しを欲しがる植物とは間を空ける。
※
フジバカマとチョウ
兎に角、チョウや虫の集まり方は半端じゃない。
- アサギマダラ
- タテハ
- セセリ
※
セイヨウナシを植える
セイヨウナシを植える
セイヨウナシ
狭い庭に植える類の木ではないかもしれないが、花はバラ科の花らしく美しい。食用できる果実は望めなくても花を楽しむことは出来そうだ。乾燥さえ注意すれば鉢植えでも育つらしい。寒さにも強いらしい。
買うなら一番有名な「ラ・フランス」がいいのかな?
※
「ドワイエネ・デュ・コミス」
セイヨウナシの中でも栽培が難しく「幻の西洋なし」とも呼ばれるらしい。生産量は少ない。主に青森で栽培されている。
味は断トツ?で人気も高い。少ないから欲しがるだけのことかもしれない。
どうせ植えるなら、駄目元で、こういうのを植木鉢に放り込んでおきたいものだ。
ドワイエネ・デュ・コミスの苗木
売っている雰囲気が無い。無理かな。
※
エボルブルス(アメリカンブルー)を植える
エボルブルス(アメリカンブルー)を植える
開花期間が長く、植物としても丈夫なので、無精者のガーデナーには最近富に人気がある。
ブルー系ではネモフィラとかワスレナグサとか、日本人好みの小振りで淡い色合いものもあるが、アメリカンブルーは少し大きく少し鮮やかな感じ。あるポイントにアクセント的に配置するのが無難か。
エボルブルス(アメリカンブルー)
花は直立しない。横に伸びるんだろう。吊りポットとかは様になる。寄席植えの足元のカバーにもいい。
庭に下ろすと花壇エリアのグランドカバーに出来るだろう。
※
1年草、多年草、低木ものなどがあるようだ。 アメリカ原産が多い。
5度までなら寒さに耐える。温暖地なら冬も外に置ける。地植えOKということだ。最初から倒れているので、少々の風なら気にすることは無い。乾燥にも強い。言うことナシだね。
霜が降りるような寒冷地は地植えはアウトだ。 ポット植えなら屋内に取り込む。
※
面白いもので、色で花を選ぶ人が多い。
好きな色で庭を飾りたい。当然だろう。1年通じて同じ色にこだわる人もいれば、季節の移り変わりに応じてメインカラーを変えていく人もいる。常にミックスとかも。庭の位置で色を変える人も。
※
ネコヤナギを植える
ネコヤナギを植える
柳は水辺に植えるものだ。湿潤な土地柄(土壌)が好ましい。やや粘土質とか。ベランダとか坪庭ではどうしようもないかな。細かいメッシュの篩(ふるい)で土を揃え、堆肥や腐葉土と混ぜ込めば保水性は多分改善される。マルチングで表土乾燥も防いでやる。
留守にするときはペットボトルを逆さにしてキャップに3箇所程度穴を空けて地中に差しておく。
ネコヤナギ
ヤナギの仲間。
ネコヤナギは春先の穂(花?)が全て。それが終わると特に主張するでもなく柔らかい緑を提供してくれる。
サビ病、ウドンコ病、アブラムシに要注意。 薬剤(殺菌・殺虫)のときに忘れないように噴霧しておくことだね。柔らかい葉の大小かな。
ネコヤナギの増やし方
挿木で増やすことが出来るようだ。というか、挿し木以外の増やし方はあまり見かけない。春の花が終わった後、新しい葉が伸びてくるが、梅雨時の夏剪定と挿し木を同時にするのが理屈に合っていそうだ。ボリュームが出るように周りに挿木をしてみようか。混み合うと返ってよくないかな。
※
園芸品種もあるようだ。穂のいろがピンクっぽいものも。面白そうだ。
※
ネコヤナギの剪定
ネコヤナギは育てば結構大きい樹木になる。農家の脇でまれに見かける。大きくなったネコヤナギの花は見た目の印象が大分変わる。好みは分かれるだろう。あまり良い印象はない。毛虫が群がるようでどちらかと言えば気持ち悪い。
コンパクトなネコヤナギを好む場合は意識して剪定する必要があります。高さは手を伸ばして届くぐらいの範囲で収めます。横方向は庭の広さや隣の植物とのあたり加減で調整します。
(1)夏の剪定
葉が伸びて栄養を取って、そろそろ来年のことをネコヤナギが考え始める前に行ないます。梅雨の後半から梅雨明け直後ぐらいまで。乾燥に強い植物でもないので、真夏はむしろ蒸散が進むと苦しい。真夏になる前には葉を落としておきたい。
温暖地なら6月、寒冷地なら7月。カット位置は先端から20センチまたは最後の分岐から20センチ。好みの樹形をイメージしながら。
花は新しく伸びた枝につく。その新しい枝が出来る元をカットしてしまうと来年は花は咲かない。新しい枝を作る元が形成されるのが多分夏から秋に掛けてなんでしょう。
(2)冬の剪定
樹形を考えて。株元の整理を行ないます。交差する枝の整理も。但し、ネコヤナギは自然樹形で殆ど問題ない。平行枝もネコヤナギの特徴的樹形ですからそのままで良いでしょうが、混みあった感じを嫌うなら間引きします。
間引きは根元近くからやりますが、樹木への負担が大きいので一気に剪定するのはご法度。3本切りたかったら3年掛けて本ずつ様子を見ながら。
ネコヤナギは体調が悪いと直ぐに葉を黄色くさせるか、枝ごと枯れてしまいます。おかしいと思ったら剪定などは差し控えて、充実させる方向の世話をすること。痛めつけてはいけません。
※
2014年1月ごろの大雪で新しい枝にダメージを受けたネコヤナギは2014春の花は寂しい状況だったはずです。大雪の時は枝先にダメージを受けないように何らかの保護策が必要です。
※
ジンチョウゲ(沈丁花)を植える
ジンチョウゲ(沈丁花)を植える
素敵な春の訪れを知らせる匂いの一つ。玄関ドアまでのアプローチには必ず植えたい植物だ。事情が許せば、何本か配置していいだろう。もっとも好みの問題でもあります。
ジンチョウゲ(沈丁花)
国内にあるのは雄株ばかりで雌株は無いらしい。沈丁花の実を見たことが無いのも分かります。
この花木の売りは春先の花の匂いです。強い特徴的なにおいは好みもあるでしょうが、春を来案じさせるものの一つです。
高さ1メートルくらいの常緑低木。
乾燥にも強い。特に面倒見なくても良さそうだ。樹木というが枝は弱く折れやすい。特に幼木の時代は注意深く扱うこと。自然樹形が一番いいのだが、折れるとリカバリーが難しい。
リスクとしては、株全体がいきなり枯れることがあるらしい。原因不明?。
バックアップに、挿木をしてクローンを何株か作っておくことが良い。挿木の時期は春の花が終わって一段落したら。4月~5月の頃かな。
因みに、
植え替えも似たような時期になるだろう。5月~6月。枝も根も頑丈とは思えないので、土は払わず丁寧にそっと置くように植え替えることだ。大きくなってからは特に慎重に扱うこと。
※
- アカバナジンチョウゲ(赤花沈丁花)
- シロバナジンチョウゲ(白花沈丁花)
匂いに違いあるかどうかは分からないが両方置いておきたいな。春になったら小振りの剪定ばさみを持って適当な界隈をあるいてみよう。園芸店を覗けば両方の色が揃うかもしれない。
※
常緑低木で、寒さにも強いから生垣を補完するために植え込んでも良さそうだ。
※
植物の心を探る
植物の心を探る
生き物は動物も植物も観察することから始まります。
植物は動いて見えることはまれですが、その姿を観察することがとても大事です。
<観察の視点>
- 風への対応
- 雨への対応~乾燥への対応
- 光への対応
- 温度への対応
- 動物への対応
- 他の植物への対応
- 養分取り込み
※
<葉>
- 降った雨が葉に落ちてどのように導かれて下に落ちるかを観察します。
- 雨が落ちる位置には根が伸びているはずです。
- 乾燥に強い植物は葉自身で水分を貯える。
- 光の通し方。上からと下からと見てみる。
- 光を欲しがるのかどうか。
<茎>
- 地下茎だけか。
- 地上で分岐するか
<幹>
-
<枝>
-
<根>
- 浅いか深いか
- 細いか太いか
- 分岐するか分岐しないか
-
<花>
-
<実>
-
<種>
-
※
・・・なんてこと始めてもキリが無さそうだ。こういうものは植物で飯食っている人に任せておこう。
要は、全ての植物の全ての部位の形にはそれぞれ何らかの理由があるということだ。よく観察して、理解して接することが、ガーデニングでは大切だということでしょう。
エルダーを植える
エルダーを植える
エルダー(セイヨウニワトコ)
落葉低木。環境が合えば赤い実を付ける。古代ローマの時代から薬草~ハーブの一つとして扱われてきた。
暑さ寒さに強い。弱アルカリの土壌にする(酸性度が高いのは苦手)。最大の弱点は日本の多湿。といっておいて、乾燥にも弱い。植える場所は苦労する。
庭に下ろすのは慎重に。ある程度大きくなってその地域の温度湿度への順応性を確認するまでは植木鉢で育てるのが無難。季節や天気に応じて置き場所は工夫すること。ある程度大きくなって、木質化が進んだら、根土を崩さないでそっと地植えにする。雨、風、光の具合を見て場所を決める。
※
オカトラノオを植える
オカトラノオを植える
オカトラノオ
山野草。山を歩くと山間に群生するのを見かけるだろう。宿根草。冬は地上部が枯れて根で冬越し。地下茎で勝手に増える。植木鉢に入れたときは根が混み合ってきたら間引くか植え替えるかする。
強い直射日光や強い乾燥は苦手。山間のように、木漏れ日のような半日陰で、湿度も適当にあるのが好ましい。だから、軒下や南面の花壇は苦手。樹木の下も種類によっては乾燥しがちだから確認すること。
※
園芸店で売られることもあるかもしれないが、田舎では雑草と紙一重?。屋敷内に植えたもののどんどん増えて困っている人もいるから、 頼めば気安く頂戴できるはずです。
※
”つる性”植物を植えて緑のカーテンを楽しむ
”つる性”植物を植えて緑のカーテンを楽しむ
緑のカーテン(画像)
- 緑のカーテンは室内を太陽の熱射から遮り、エアコンなどの負担を軽減すること地球環境を守ることに貢献する。高くなる一方の電気代も押さえられる。
- 視覚的に緑陰を提供することで人間の心理状態のに安らぎを与えることが出来る。
- 外界からの視線を遮ることで防犯上も好ましい。
- つる性植物によっては、緑陰だけでなく、季節の花や果実などの恩恵も受けることが出来るだろう。
- 特に、夏の西日対策としては欠かせない養生といえるだろう。
<基本的な手順>
目的を確認する
- 日射対策・西日対策(窓のある場所は当然、窓の無い場所も検討)←夏だけ。
- 目隠し(窓のある場所は当然、通路の場所も検討)←通年。常緑性。
- 果実・野菜の収穫
- 花を咲かせる
- 紅葉を楽しむ
-
場所を選択する
- 緑のカーテンを設置する場所を決める。最初に設置可能な場所の洗い出しが必要だ。以下をクリアすること。
- ネットが安全に張ることが出来る(強風に耐える設置)←大事!
- 水を撒くことができる。
- 花柄・枯葉などの落下が問題にならない。
- 家の出入りの邪魔にならない。
- 通路(敷地内・敷地周囲)の邪魔にならない。
- 隣家の迷惑にならない。
- 日当たりは問題にならない。良いに越したことはないが、仮に北向きでも耐陰性の植物を選択すれば済むことだ。
-
植物を選択する
目的と場所を考慮して植物を選んでいきます。失敗したらやり直せば済むことですから、気分で適当に選びます。意図的に毎年植物を変えても面白いでしょう。
- 目隠しを強く意図する場合は常緑性の植物を選択します。
- 世話を焼く時間が十分取れない場合は、野菜・果物の収穫は期待しない。
- 雨水が当たらない場合は、乾燥に強い植物を選択します。
- 越年生植物の場合は、寒冷地の冬越しに注意する。
- 夏の日射の多いところは葉が焼けないものを選択する。
ネットを設計する
目的、場所、植物をイメージしたら、次に具体的にどのようなネットを設置するかデザインする。
- (基本案1)
支柱で矩形を組み立て、それにネットを張り付けたボードを作る。ボード状のネットを壁などに斜めに立て掛ける。風で飛ばされて窓など傷つけないように足元にブロックやプランターを置くか、補助的な支柱を利用してしっかり固定する。 - (基本案2)
ベランダの手摺りや、軒下に止め具、窓下のフラワーボックスなどを利用してネットを下に垂らす。風で不安定にならないように吊り下げた足元も固定する。強く引っ張る形になると吊り下げている場所に負担が行くので注意すること。ネットでなく、ひもを垂らす形でも良い場合があります。 - (基本案3)
プランター/植木鉢または地面に支柱を立てるやりかた。背を高くする場合はネットを後で張るのは難しいので、ネット上端の補助支柱を予め組み込んでから、下部を地中に差し込む手順となります。予め地中に穴を空けておきます。一度では決め難いことがあります。上部がオープンなままでは安定性は弱いので壁に寄せて設置するか、基本案1,基本案2などの方法と組み合わせて設置します。
※
緑のカーテンを楽しむ”つる性”植物
=花=
- アサガオ
- ノアサガオ (宿根アサガオ):十分なマルチングを施せば寒冷地でも冬越しに期待。
- 琉球アサガオ=ノアサガオ。,オーシャンブルー、クリスタルブルーは園芸品種名。
- ヨルガオ
- トケイソウ
- ニチニチソウ:これは上に伸びないので緑のカーテンには向かない。
- ツンベルギア
- スネールフラワー
- マンデビラ
- ルコウソウ
-
- ゴーヤー(ニガウリ)
- ハヤトウリ:
- キュウリ
- シカクマメ
- ミニカボチャ:カボチャ(南瓜)が重いから実は下の方だけにすべきだろう。
- ナタマメ
- インゲン:完全な野菜だな。実益あり。
- ヒョウタン:瓢箪なんか作ったら面白いかも。
- ヘチマ:
=果物=
-
- アイビー:丈夫だけど雑草みたいだから家には寄せないで、外回りの塀とか電柱にでも這わせることにしよう。電柱の人工的過ぎる存在を少しは軽減できそうだ。
参考サイト例
このサイトは要点を理解するうえでなかなか良くできている。全体はここを見れば分かるのでやってみようと言う気になりますが、具体的に考えていくと直ぐにぶつかります。このサイトを書いた人には常識でも、初めての人には辛いところが多い。何かにつけ、具体的な取り回しの記載が無いので、例えば、軒先にネットを固定なんて書いてあってもどうすればいいのかさっぱり。梯子を買うの?、釘を打つの?、そんなこと無理でしょう。何処かの業者の人に書かせると素人が苦労するところが全部すっ飛ばしになる。お役所仕事の典型かな?。
※
普通のクローバーからクローバーティントへの切り替え
普通のクローバーからクローバーティントへの切り替え
普通のクローバーをクローバーティントに切り替える。簡単でないだろうがやってみよう。
とりあえず、
何株かを場所を変えて植えてみたが、広がったものもあれば、消えてしまったものもある。全体的には、結構丈夫な植物であることが分かった。普通のクローバーと同じように乱暴に扱っても問題無さそうだ。芝刈り機で丈を短くしてもよさそうだ。
次にやることは、
種類を揃えること。バラバラに植えると周りのクローバーの影響を受けてティントクローバーとして特徴が失せていくようだ。葉の色は緑色が入って曖昧になっていく。
※
エリア区分
- ティントベール:普通のクローバーの影響を受けにくい。むしろ強いかもしれない。
- ティントルージュ:割と葉の模様の特徴を維持している。
- ティントワイン/ティントブロンズ/ティントネーロなど:時間が経過すると色がかすんで識別が難しい。品質的に安定感のあるティントワインを軸にエリアを確立すべきだろう。
※
※
※
ティント系への切り替え手順
(緑葉のノーマルなクローバーからクローバーティントに切り替える手順)
※
※
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ティント系への切り替え手順
- 雑草って奴はどうしても言うことを聞かない。カタバミを植えようと思ってポットに植え替えたら枯れてしまった。頼みもしないところで勝手に成長してくれるし。クローバーだって増やそうとしても増えないのに、ここは生えなくていいのと思うところに根を伸ばす。
(緑葉のノーマルなクローバーからクローバーティントに切り替える手順)
- ドッグランエリアで、芝でカバーするエリアとクローバーエリアを分ける。
- クローバーエリアの色分けを行なう。ティントカラーを決めるという意味です。基本は3色ですが多くなっても構わない。
- 比較的隙間のある場所に所定のカラーのティントを植える。
- ティントとノーマルが接する場所で、ティント系が優位となるようにノーマル系クローバーにダメージを与える。ダメージを与えるとは引っこ抜くことではない。迂闊に根をはがそうとすると地下茎につながる全体に影響するし、土がめくれて雑草に漬け込まれる。ノーマル系の緑の葉っぱを茎の中ほどからカットしてやればよい。
- 一朝一夕ではないので、時間を掛けてゆっくりやればよい。
※
チューリップの植え方(テクニカル)
チューリップの植え方(テクニカル)
庭に植えてもバランスが悪い。絵的に面白くない。
でっぷり太った球根を買って、もう追加の栄養は必要ないだろうが、水を吸い上げるための根を伸ばすスペースだけ与えれば、立派に花を咲かせる。びっしり密度高く(隙間無く)植えてゴージャスを楽しみたい。
庭でやるなら、一角を掘り起こしてベッドを作ることからはじめるのだが、既存の樹木の根を切っては元も子もない。だからと言って植木鉢に逃げるのは早計だ。土壌改良をやるつもりで繰り返し掘り起こしをやるべきだろう。
フラワーベッドエリア内で土壌改良を進める。
※
(テクニカル)
- 密度:
密度のある植え方をする。球根と球根の間に球根がもう1個入るほどには間を空けない。というか丁度1個分程度の感覚が良さそうだ。
原種系チューリップの場合は球根が小さいことに加えて勝手に分球して増える期待もあるため2個分位の間隔でいいでしょう。
/ - ハニカム:
線状に植えないで面状に植える。1列に並べるのは貧弱になってチューリップの良さが生かされない。ハニカム(正六角形)の中心にもおくので結局正三角形を作りながら面状に広げることになる。
/ - 支柱:×
園芸品種は頭(花)が大きく背も高く伸びるのでどうして倒れやすい。適当に選んだ正三角形の真ん中に支柱を立てる。←これはNG。支柱なんか立てたら絵にもならない。チューリップは葉が根元から出ているので少々の風なら問題はない。
原種系チューリップの場合は背も低くコンパクトでより密度が高いので周囲を囲う以上の支柱は要らない。
/ - ふかふかベッド:
元土に、腐葉土、バーミキュライトをミックスしてふかふかベッドを作って植え付ける。園芸品種の場合は毎年球根を掘り起こしてベッドも作り直す。球根がやせていたら花を咲かせるのは無理なので別の場所で球根を大きくするように育てるか、捨てるかする。超お気に入りの品種の場合は復活させ居にチャレンジを。
原種系チューリップの場合は、越年生で管理するためベッド作りは丁寧に行なうこと。それでも3年に1度くらいは掘り上げてベッドのリメークをしていいでしょう。
/ - 混植:
図体の大きい園芸品種同士でも、コンパクトな原種系同士でも、異なる色々な品種・園芸品を混在させるのは最低の美的センス。高さも微妙に違うし、開花時期も異なるので収まりが悪い。但し、幾何学的に工夫して植え付ける場合は美的にも成功することがある。
/
※
ハウステンボス
※
チューリップを種から育てる
※
チューリップの種(タネ)を購入する
球根は売っていますが、種(たね)を売っているのは見た記憶がありません。多分、種から育つものの品種が不安定なのでしょう。他の植物と同じ。咲くか咲かないか分からない何かの種ですでは販売できない。販売するにはクローンでやるしかないのでしょう。だから、チューリップの種は流通しません。
ダリヤなども同じような状況です。
※
調べたら別の事情もありました。チューリップは花を咲かすようになるまで、球根が成長するのに長い時間が掛かることもあり種は人気がなく流通しません。それにどんな花が咲くかも判らなければ商品にならない訳です。
でも、個人だと事情は逆転します。どんな花を咲かすか楽しみ球根の充実を待つことが出来ます。チューリップでも原種系の場合は、多分、比較的短い期間で開花になるのではないでしょうか。
※
チューリップの種を入手するには?
普通にチューリップを植えて受粉が上手く行けば種子を手に入れることが出来る可能性があります。それを植えて上手く発芽して、どのようなチューリップになるかは咲くまで分かりません。しかも、最初の5年間は花も咲かせないそうです。新種を手に出来るチャンスもあります。
この辺の事情もダリヤなどと同じです。
※
原種系チューリップを種から育てる
勝手な思い込みですが、巨大な球根の園芸品種は種から育てるにチャレンジするのは難しくても、原種系チューリップであれば、種の採取、発芽、開花は比較的スムーズに行くのではないかと。出来れば零れ種による自然発芽を期待したいですね。とは言え気の長い話だ。時間も身のうち?。普通に分球してくれれば十分じゃないでしょうか。
※
チューリップを種から育てる
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チューリップの種(タネ)を購入する
球根は売っていますが、種(たね)を売っているのは見た記憶がありません。多分、種から育つものの品種が不安定なのでしょう。他の植物と同じ。咲くか咲かないか分からない何かの種ですでは販売できない。販売するにはクローンでやるしかないのでしょう。だから、チューリップの種は流通しません。
ダリヤなども同じような状況です。
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調べたら別の事情もありました。チューリップは花を咲かすようになるまで、球根が成長するのに長い時間が掛かることもあり種は人気がなく流通しません。それにどんな花が咲くかも判らなければ商品にならない訳です。
でも、個人だと事情は逆転します。どんな花を咲かすか楽しみ球根の充実を待つことが出来ます。チューリップでも原種系の場合は、多分、比較的短い期間で開花になるのではないでしょうか。
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チューリップの種を入手するには?
普通にチューリップを植えて受粉が上手く行けば種子を手に入れることが出来る可能性があります。それを植えて上手く発芽して、どのようなチューリップになるかは咲くまで分かりません。しかも、最初の5年間は花も咲かせないそうです。新種を手に出来るチャンスもあります。
この辺の事情もダリヤなどと同じです。
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原種系チューリップを種から育てる
勝手な思い込みですが、巨大な球根の園芸品種は種から育てるにチャレンジするのは難しくても、原種系チューリップであれば、種の採取、発芽、開花は比較的スムーズに行くのではないかと。出来れば零れ種による自然発芽を期待したいですね。とは言え気の長い話だ。時間も身のうち?。普通に分球してくれれば十分じゃないでしょうか。
※
庭の薮蚊対策:蚊取り線香は有効か?
庭の薮蚊対策:蚊取り線香は有効か?
薮蚊(ヤブカ)の何が問題かというと、それは室内の話ではない。室内は窓を閉める、網戸を付ける、殺虫剤を噴霧する、蚊取り線香を焚く。それくらいで十分だ。
問題は屋外。小さくても庭での話しだ。庭に出て雑草を除去するなどの作業、花壇の面倒、時にはつめたいものでものみたいだろう。しかし、薮蚊の大群(数匹でも大群並みの威力あり)が現れて、襲い掛かってくる。ちくっと刺す蚊もいれば全く何も感じない刺し方をするものもいる。しかし痒みが来るのは時間の問題で、瞬く間に庭から追い払われてしまう。
だから、夏の暑い日でも、厚手の長袖・長ズボン。手袋をする。靴下は重ね履き。首にはタオルを巻き、帽子の下からはタオルを垂らし。さらに、顔の側面、首周り、手首の回り、足首の周りには忌避剤を吹きかけて、庭に下りるのだ。全くもって趣味のガーデニングも何もあったものじゃない。
一時的に薮蚊を押し返すなら、駆除剤を作業する要所要所に吹きかけておけばある程度有効だろう。ケミカルを使うと30分くらいは硬貨が感じられる。時間と風向きで効果は瞬く間に失われてしまう。
蚊取り線香も一時しのぎに使えそうだ。煙を当てれば追い払うことは出来る。風向きがあるから自分を挟むように下におきたいからミニマム2個は持ち出したい。作業(庭仕事)に夢中になるといつの間にかバリアの外に出てヤブカの餌食になります。
除虫菊から有効成分(ピレトリン)を抽出して作ったのが蚊取り線香。あの煙の匂いは夏の風物詩だ。最近は匂いもしないもの、携行できるものが売られている。少々高くつくが、移動の多い作業の場合は有用だろう。
蚊取線香
結論としては、蚊取り線香は狭い庭なら十分使える。広い庭でも持ち歩く手間を許せば使える。
※
庭を丁寧に歩いてみれば分かるが、ヤブカが出現する場所はだいたい決まっています。一旦現れると人を追い回してきます。最初に現れた辺りをチェックすると住処が見つかるかもしれません。
蚊は木の上にはいません。開けた芝生のところにも居ません。蚊がいるのは、大概は高さが30センチメートルから1メートルくらいの草むら、藪、物陰です。長く伸びた雑草は格好の住処ですが、雑草を取り払っても、同じような背丈の草花が密集するところはやはり薮蚊の好きな塒(ねぐら)になります。地表には日差しは当たらず適度な湿度があります。真昼間、蚊はここで休んでいますから、蚊取り線香を置いてやります。安心して休める場所が無ければ、居心地の悪い庭になりますから、きっと、蚊は隣の庭に向かいます。
※
除虫菊を植えるのは、その花が好きならOKですが、あんな雑草みたいな菊なんてと思う人は必要ないでしょう。ハーブの中にも虫を忌避するもの(カモミール?)があるそうですが、好きでなければ止めておきましょう。
除虫菊(シロバナムシヨケギク)
※
秋から冬は反撃の季節
秋風が冷たくなれば、蚊の動きは抑制される。ここで手を抜くと来年の発生は今年と同じになります。越冬する個体数を減らしておけば、来年の蚊の発生が抑制される筈です。だから今こそ、反撃の時です。
秋晴れ真昼間に季節はずれの蚊取り線香です。優雅ですね。
冬越しする薮蚊(成虫・さなぎ・幼虫・卵)が潜みそうな場所に薬剤を撒きます。道路わきの排水溝、台所からの排水溝、落葉で守られた地面空間。「レナトップ水性乳剤」の名前をよく聞くので使ってみるかな。
レナトップ水性乳剤
これは価格が高すぎる。個人が買うものじゃないね。市役所に頼んで配給してもらおうかな。兎に角、もっと安いものを探そう!。
※
軒下に植える乾燥と寒さに強い植物
軒下に植える乾燥と寒さに強い植物
軒下など雨の当たらない、従って乾燥している場所に強い、しかも背丈は高くならない、そういうグランドカバーとしては何があるだろう?
雑草の中から、好きなものあるいは嫌いでないものを選んでも良いが、何があるだろう。
※
カタバミ?
- これは合格だが多分に気まぐれでカバーとまでは行かない。
- ⇒ヤマトシジミチョウのために保護(引き抜かない)。冬は枯れる?。種子で再生。
- 乾燥に強い訳では無さそうだ。むしろ、夏の直射日光には弱い。園芸品種のパンジーとかになると日光はものともしない。
- ⇒ヒョウモンチョウのために保護(引き抜かない)。冬は枯れる?。種子で再生。
- 鉢植えにして並べるか。地植えにすると始末が悪いということは無いかな。地べたを這うローズマリーはあるのかな。探すといくつもあるようだ。が、だらしなく這い回る姿をイメージすると収まりが悪いね。垂れ下げる植え方が本来かな。
- ⇒常緑樹。低木。
- 西洋版のリュウノヒゲ?。葉の形状から乾燥には確かに強そうだ。見たところ雑草そのものだからね。ローズマリーの足元に置くかな。雑草に見えないように植えるには園芸品種を絞って限定するのが良さそうだ。ブルー系の葉の色のグラスもあるから好みで選べばいい。
- ⇒耐寒性常緑多年草。
- 姫蔓蕎麦。ヒマラヤ原産。見かけによらず頑強な感じだ。面白いかもしれない。散歩道にも出てきて咲いているから、少し失敬してこようかな。見たままのグランドカバー。
- ⇒冬は枯れる。地下茎で越冬。
- キスゲの仲間。割と絵になる雰囲気があるが、庭に植えて収まるかな。豊富な園芸品種。花の色も何種類もあって魅力的だ。デイリリーとも。花が1日にで終わるからの別名だ。6月~8月に開花(ジャーマンアイリスが終わる頃から。アガパンサスの時期に同じ?)。宿根草。鉢植えでもいいかも。
- ⇒冬は枯れる。地下茎で越冬。
※
<結論>
- ヘメロカリス
- ジャーマンアイリス、アガパンサスなどと同じような場所に植える。いずれも寒さ乾燥に強い。春から夏に花を咲かす。
- ヒメツルソバ
- 駐車場の周りやインターロックに沿わせる。
- 軒下に並べて植える。樹木の足元、また背丈がバランスすれば花壇の下草としても良さそうだ。
- 木立性のものを軒下に並べて植える。匍匐性のものを出窓の下に植える。生垣としての可能性もチャレンジしてよい。匍匐性のものはフラワーボックスから垂らしても面白い。
※
雑草戦争の基本プラン(2013 Autumn)
雑草戦争の基本プラン(2013 Autumn)
雑草は生えられては嫌だと思う植物は全て雑草です。どんな植物でも受け入れた瞬間から雑草でなくなります。ある意味では妥協的に受け入れることもあるので打算が働きます。受け入れは場所や時期の条件が付く場合もあります。
※
- ドッグラン
- 人や犬が歩いたり走ったり寝転んだりするエリア。
- 植物は踏みつけられる。
- 土は踏み固められる。
- 踏破型グランドカバー:シバが基本。
- シバが劣勢の場合はクローバーも利用。
- 犬が走り回る。人も歩く。
グランドカバーの基本形は「シバ」。年中利用できるように日本芝と西洋芝のミックスとする。種類はいろいろあるので適材適所となるように、また好みを判断できるようにいくつか植えてみる。「シバ」を優先的に植えるが、芝の力が不足する場合は「クローバー」でも構わない。
「スミレ」、「カタバミ」が入り込んで共存することを認める。但し、高さを一定レベル(5センチ程度)に抑えるために、芝刈機、剪定鋏などでカットする。チョウのための環境は維持できない。チョウが間違えて卵を産み付けないように丁寧にカットすること。
- フラワーベッド
- 花を咲かすエリア。花壇。
- 踏みつけることは無い。
- 犬は時々入り込む。
- ビオラなどは、花を敷き詰めて雑草の入る余地を作らない。
- ダリアなどは、花の敷詰めが難しい場合は背の低いグランドカバー(リュウノヒゲ、アジュガなど)を隙間に入れる。カットしないときにも背が伸びない愚rんどかバーを選択する。シバは種類によっては結構背丈が伸びます。
- 花を咲かせる花壇の下草としてグランドカバーを植える。花の存在をスポイルしないように背丈には注意する。花よりグランドカバーの背丈が高くならないようにカットする。
- ツリーフット
- 樹木の足元エリア
- 樹木の足元はなるべく踏みつけないようにフラワーベッドの延長エリアとして管理する。
- 花や踏みつけないタイプのグランドカバーで足回りを飾ります。
- 軒下
- 雨が当たらない。日陰になる。植物は普通には育たない。
- 踏みつけることは無い。
- 雑草は生えるが、日本すみれ、カタバミは放置する(駆除しない)。チョウの育成エリアにする。
- シバ、クローバー、アジュガ、リュウノヒゲなどのグランドカバー類に適性があれば育成する。色々試してみることが大事です。
- 雑草しか生えない場所。
- 通路
- 踏みつけるエリアであるが、管理は軒下の管理に準じた内容になる。
シェフレラのカイガラムシの駆除
シェフレラのカイガラムシの駆除
シェフレラ(昔は香港カポック?)の植木鉢を一回り大きいものに変えて元気を取り戻した。ところが、ここにきて葉の様子を観察すると何と無く汚れているように見える。よく見ると茶色い斑点は埃とかゴミとかではなく、カイガラムシのようだ。
さて困った。これだけのカイガラムシを駆除するのは容易ではない。素手で取り除くのは気持ち悪い。
シェフレラ
香港(ホンコン)カポックまたは単にカポックと呼ぶ人もいるが、最近はシェフレラの方が通りがよくなって来ている。
カイガラムシ
シェフレラのカイガラムシの駆除
カイガラムシは何種類かあるようだ。基本は植物の幹・枝・葉に寄生して植物内の液体(主に糖分?)を餌にする。一箇所に落ち着いて貝殻を作るものもあれば、夜になると動き回るものもあるらしい。
屋外の樹木やガジュマルなどの場合は、固い殻をつけたカイガラムシが目を引きます。柔らかい植物の場合は、コナカイガラムシが付くそうです。意識して見たところで、ゴミなどの付着物かカイガラムシかの判別は容易でありません。
カイガラムシは植物を弱らせるだけでなく、糖度の高い排泄物で植物を汚す。べたべたして来ます。やがて排泄物にカビなどが付着してすす病などの原因にもなります。
雨などが適度にあたる環境の場合はカイガラムシの発生はある程度抑制が聞くそうですが、観葉植物などのように、人の手で水掛けする必要がある環境の場合はカイガラムシが発生しやすいようだ。
※
カイガラムシを見つけたら
(1)水洗い。
先ずは水洗い。カイガラムシの排泄物を洗い流す。カイガラムシを見つけなくてもカイガラムシが付きやすい植物はある程度決まっているので、特に観葉植物の場合は意識して、週に1回は洗ってやりたい。水が良いかお湯がいいか。20度~30度あたりの微温湯が良さそうに思う。浴室に持ち込めるならシャワーを当てることで簡単だ。
(2)強制駆除。
植物にへばりついたカイガラムシそのものは水掛けくらいでは落ちないから、古い歯ブラシなどを使ってこそぎ落とす。カイガラムシが見えない幹の表面を潜む可能性がありそうな辺りはブラシを掛ける。固いカイガラを付けた大きいものは直接手で潰し取る。
固い貝殻ごと手で取り除く。確実に捨てること。植木鉢の中に捨てない。樹木の下に落して済まさない。性質の悪い雑草などと同じように容器にとって確実に殺処分して、圏外へ捨てる。隣の庭は駄目。また戻って来てしまう。
(3)水洗いと生乾燥。
強制駆除の作業が一段落したら、再度水洗いをする。その後、1時間程度風通しの良いところにおいて表面を生乾かす。
(4)殺虫剤噴霧
植物の表面の滴などが無くなったら噴霧式の殺虫剤を丁寧に、。カイガラムシが見えない周囲まで吹き付けておく。
(5)殺虫剤撒き置き
長時間効能を保つタイプの殺虫剤を根元に撒いておく。
※
予防策は?
- 週に1回シャワーしてやること。ノズルを下の方から上に向けて葉の裏側にも水が掛かるようにする。
- 見つけたら即刻除去すること。後でまとめてと思っていると手遅れのリスクがあります。(近くに駆除用の歯ブラシを置いておくと便利です)
- クスリはなるべく使いたくないが時間も手間も無い場合は止む無し。
- シェフレラ-カイガラムシ-殺虫剤
- 「ベニカXファインスプレー」←これが現在最強のカイガラムシ対策薬剤でしょう。価格は概ね「1リットルで1千円」です。しかし、残念ながら、商品説明にはカイガラムシの名前は見当たりません。ですから本当に有効かどうかは自分で確認することになります。
※
コガネムシ幼虫の駆除に生物農薬を使う
コガネムシ幼虫の駆除に生物農薬を使う
生物農薬は不確実性と相まって高くつく傾向にあるが、安全性・連続利用性の面で優れており魅力的だ。しかし、地中の幼虫を皆殺しにされては不安が残る。そのひとつがカナブンの幼虫だ。
-
カナブンの幼虫が庭にいる可能性
カナブンは成虫は樹液を吸って食事をします。甘いものが好きで果実も食べます。庭には、しかし、樹液を出すような樹木は殆どありません。有っても本数は限られます。カナブンが飛来することはあっても、交尾して卵を産んで、とはならないでしょう。オスメスの出会いの可能性も低いし、子供(幼虫)の生息に相応しい環境では有りません。
カナブンは、樹木が多く、落ち葉もたっぷりの森・林に棲んでいると。森や林が少なくなって、落ち葉の腐葉土も少なくなって、このままでは絶滅危惧種でしょうね。
話は戻って、庭にはカナブンの成虫の飛来はあっても幼虫が土の中に住んでいる可能性はかなり低い。庭の土を掘り返すなどして出てくる幼虫は多くはコガネムシと思って差し支えないだろう。
なぜ、このような考察が必要かというと、コガネムシの天敵の擬似農薬・線虫を利用することの是非を判断するためだ。
<結論>
都市部の人工的な環境の狭い庭にはカナブンの居る心配は無さそうだ。
※
ということで、安全性の高い微生物型殺虫剤・生物農薬を使ってみよう。商品名バイオトピア。天敵線虫スタイナーネマ グラセライを活性成分とする微生物型殺虫剤とある。
兎に角、果樹がいきなり枯れるのは菌類(病気)は根切り虫。病気は時間を掛けてじわじわ来るが根切り虫に幹の中に入られて肝心な水道管を切られるとひとたまりも無い。いきなり枯れてしまう。
多くはブルーベリーが被害例として上げられるが樹木は全部その可能性を持っている。樹木が突然枯れたら危険信号。他の木もやられる可能性がある。
※
生物農薬
- 値段が高い。
- 使い方が難しい。水分と温度に敏感。真夏も真冬も駄目だろう。
- 生きているので寄生相手の害虫を探して動いてくれる。
- 連続しように効果の減退はない。
- 果実にケミカル的な副作用を起こす心配が無い。
- 有効期間が分からない。
コガネムシ幼虫防除のための"生物農薬"
- バイオトピア
- 天敵線虫:
特定の昆虫などに寄生して線虫が発する毒素または細菌により死滅させるものがその昆虫の天敵線虫です。 - 散布時期(6月-7月-8月-9月):
幼虫の活動時期はコガネムシの種類によって異なる。でもコガネムシの種類の判別など素人には無理(カナブンとの違いすら分からないのに)。だから毎月撒けば相手が何でもOKです。バイオトピアの効用期間は上手くいけば3ヶ月ということと、線虫が地中に安定する確率が高くないことを考慮すれば、回数を分けて散布するのがベストでしょう。基本は、最初は梅雨時、ラストは秋の長雨を利用する。間、夏の暑い時期に1~2回。この夏場の時は十分な散水を施して温度にも注意する。 - 通常、果樹の場合は農薬を使いたくないものだ。薬品が果実に取り込まれては堪ったものではない。その点、生物農薬の場合は安心して使えることが多い。6月から9月の結果・成熟の時期には重宝する農薬となる。少々高くついても止むを得ないだろう。
※
ミョウガ(茗荷)を植える
ミョウガ(茗荷)を植える
ミョウガ(茗荷)
因みに冥加(みょうが)は江戸時代の税金の一種。冥加金。お間違いなく。
ミョウガの育て方
手間いらず。勝手に育ち増える。あまり増えたら3分の1程度を間引いてやる。
※
放っておくと株が増えて混み合ってくるらしいから、グランドカバーに出来なくもないかな。食べようと思うと食べごろサイズが欲しいから間引くが、グランドカバーなら放置でよい。
コンセプト的にはアカシソに近い。
ただ、残念なことに、こういう背丈の植物は中途半端で、藪蚊が潜む絶好の場所になる。下に雑草も生えてくるし、結局は手間が掛かるかも知れない。
※