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アサガオ(天上の蒼)を植える~ペットボトル給水


アサガオ(天上の蒼)を植える~ペットボトル給水

今年も夏が来ました。省エネルギー(電気代の節約)と、涼しさの演出~目の保養につる性植物を植える人も多いでしょう。更なる実益を目指して、ゴーヤーとかつる性の野菜を植える人もいます。

しかし、

何と言っても定番はアサガオでしょう。元気なときは花を広げたりすぼめたり。元気がなくなるとどうなるんだろう。まあ、植えてみれば分かることですね。アサガオにも種類はいくつもあるようだ。

天上の蒼

天上の蒼はひときわブルーが冴えている品種なんでしょうね。青と赤と二色が定番ですが、一色で決めるのも面白いでしょう。



アサガオの植え方

日本のアサガオとセイヨウアサガオとでは少し性格が違う。天上の蒼は多分?セイヨウアサガオ。やはり日本のアサガオを植えたいですね。アサガオの品種は江戸時代に日本で発達している。「暁の海」の鮮やかなブルーははっとさせられる。

種を撒いて育てるものらしいが発芽で苦労することもあり、苗も販売されている。当然高くつくが、選別が終わっているので、お気楽には違いない。



カーテンにするにはどうするか。

摘心

植物の成長点をカットして、手前に分岐する新たな成長点を複数作らせることで、結果的に葉の茂りを豊かにし、多くの花を咲かせることが出来る。勿論、環境も栄養(肥料と日光と水と微風)が十分でないと摘心しても1個しか新芽は出てこない。

摘心は1回でなく複数回、形が揃うように繰り返すが、花芽が出てきたら注意する。摘心は初期成長段階で実施するものをいう。

切り戻し

一方、切り戻しは最盛期を過ぎた段階で、見栄えをよくするために古い枝葉を取り除くもの。多くは花後の種子育成に栄養が使われることを防止し、新たに再び花を咲かせる狙いがある。植物にとって見ると残酷な話だ。

株元への通風と光りを通すことも狙いに入る。ダリアなどのように花をつける位置を先に先にどんどん伸ばすと形も悪くなるので切り戻すことで茎を増やしバランスの取れた形に出来る。


理屈のことはよく分からない。下から(株元から)二節を残してきるか、黙って20センチで切るか。



朝顔の水やり

アサガオは乾燥に強いのかどうか、日差しに強いのかどうか、これが分からないとカーテンの位置も決められない。 結論から言えば、強日差しにも乾燥にも弱い普通の草花。地植えにしても樹木のような耐性は持っていないでしょう。日陰に植えれば若干チャンスあるかもしれない。

鉢植えでも2泊3日の留守ならぎりぎりOKか。1週間の旅行ならアウトでしょう。地植えの場所に適性があれば1週間ぐらいは頑張る。運が更に良ければこぼれ種で自生するするでしょう。



夏休みなどで旅行する習慣があれば、アサガオの緑のカーテンは諦めるべきだ。

アサガオにこだわるなら、比較的涼しい環境に地植えにするのが良いだろう。東側、北側。

緑のカーテンに拘るなら、樹木性で悪い環境に強そうな葡萄の類が良さそうだ。嫌でなければ、比較的大きな葉をつけるヘデラの類でもいいでしょう。鉢・プランターなら大きいサイズ。地植えにしてしまう方が安心。いずれの場合も、出かけるときはペットボトルなどで工夫する。



ペットボトル給水

ペットボトルを複数個用意する。キャップにキリなど先の尖ったもので小さな穴を開ける。ペットボトルに水を入れ、キャップを閉める。逆さにして水の落ちる様子を確認する。ポツッ、ポツッと出来るだけゆっくり落ちるのがいいのだろうが加減は勘に頼るしかない。全く水が出ないのはよくない。水が出ることを確認できたら、給水を安定させるために吸水性のある木綿/ガーゼなどでキャップを覆い固定する。

目的の植物の近くに穴を開け、ペットボトルを逆さにして埋める。留守にする期間や環境の日当たり・風通しや大事な植物なら四方に複数のペットボトルを埋める。1本では上手く水が流れなかったときのリスクがあるのでミニマム2本と考えたい。

ペットボトルを埋める深さは対象となる植物の根の深さを意識して決める。浅すぎると給水は進むが根に届く効率は低い。深すぎると給水そのものが行なわれないリスクがある。10センチ~20センチが目安。ペットボトルの腰近くまで埋める形だと、倒れ難く安定も良さそうだ。ペットボトルの深さを変えながら埋めても良い。

ペットボトルは植物のサイズ、ポット(鉢)の大きさによって、2リットル、1リットル、500ミリリットルなどを使い分けてよい。

ペットボトルを埋める位置はあまり変えないこと。植物は其処に水があるのを知って根を伸ばしているので 場所を変えると植物に負担が掛かる。新たな根を出す前に枯れることも考えられる。



ペットボトル給水の更なる積極的な評価⇒日常的利用

このやり方は留守のときだけでなく、日常的に利用していい。朝夕の水撒きの時間の制約がない。水やりの頻度を少なくすることで水道使用量が抑えられる。乾燥に弱い植物はペットボトルをあてがう。 乾燥に強い植物は降雨を待つ。勿論、極端な乾燥が続くときは普通にみずやりをする。

乾燥に弱い・水を欲しがる植物
  1. ヤナギの仲間
  2. ブルーベリーの仲間
  3. ネットや図鑑を調べることに加え、実際の環境でのガーデニング経験を生かすこと。
 乾燥に強い・水を欲しがらない植物
  1. エルダー 
  2. ネットや図鑑を調べることに加え、実際の環境でのガーデニング経験を生かすこと。

ナイトセンテッドストックを植える 



ナイトセンテッドストックを植える

ナイト・センテッド・ストック

Night Scented Stock

アラセイトウ属 ヨルザキアラセイトウ

Matthiola longipetala


一年草。イギリスでは、3月~5月に種をまき、5月~9月に花を咲かせる。

種子を手に入れて撒くしかあるまい。耐寒性はあるらしいが、日本の夏は難しいだろう。高原地帯でも日差しが強いと焼けてしまいそうだ。日陰に植えるほうが無難だろう。若しくは、形状からして菜の花や大根の花の時期でも良さそうだ。早春にまいて春の間に花を咲かせてしまう。

ナイトセンテッドストック 種子 通販 価格

流通している様子が見られない。丹念に調べるしかありません。

630円






オダマキを植える


オダマキを植える




食事に行った店の庭先にさりげなく花を咲かせていたのがオダマキ。なかなか品がある。いかにも山野草の仲間といった風情。手間が掛からなければ、植えてみたい花だ。

日本原産のミヤマオダマキ。外来の西洋オダマキ。好みの問題とは言え、風情はミヤマオダマキの方が好ましく感じられる。




夏の暑さと乾燥が苦手。多分、風にも弱いだろう。寒さには強いようだ。

開花期は春から秋と長い。夏越えが課題になる。春に開花して夏は種の状態で越すのこの植物の戦略かな?。発芽するには冬の寒さが必要かもしれない。いつ花をつけても発芽は春になるのかな。夏も涼しいところなら長い期間花が楽しめる。

直射日光を避ける意味で、比較的湿潤を好むアジサイの間に植えるのがいいかも知れない。北面の明るいしかし直射の来ないスペースでも育ってくれるかな。


  • オダマキの増やし方

どうやら、種を採取して、そのまま直ぐに撒いてしまうのが良いらしい。「とりまき」というようだ。取って撒くから「取撒き」なんだろう。株分けは面倒な印象がある。成功率も高い訳ではない。問題はオダマキ自身が多年草は良いながら4年くらいで寿命が来ること。種まきを成功させないとまた苗を買う羽目になる。上手く行けば零れダネで自生してくれることだが、そのためには環境の維持が重要だろう。



ダスキントゥルグリーンは本当にガーデニングで使えるか?


ダスキントゥルグリーンは本当にガーデニングで使えるか?

ダスキントゥルグリーン

http://tg.duskin.jp/

ダスキンは掃除が仕事の会社です。多分。お庭の掃除もやってくれる。樹木の手入れもやる。 

害虫対策もやる。1回お試し¥3,240円。(1回限り)

中身は薬剤散布。安全なものを必要最小限。しかも定期的に。しかし大発生はいきなりやってくる。緊急対応が含まれなければ意味がないかも。エキストラチャージになるのかな。



しかし、パンフレットを見ても分かり難い料金体系だ。

<樹木の年間お手入れサービス>

  • 温暖地は年7回、寒冷地は年6回の定期訪問。
  • 作業員1人¥6千円。
  1. 早春の肥料やり(2月~3月)
  2. 新芽の保護(4月~5月)(何をやるんだろう?)
  3. 若葉の保護(5月)(何をやるんだろう?)寒冷地は新芽保護と同時。
  4. 土壌活性と病害虫対策(6月~7月)
  5. 病害虫最盛期対策(8月~9月)
  6. 秋の肥料やり(10月~11月)
  7. 越冬害虫対策(11月~12月)
  • これって、剪定も掃除も含まれない?。土壌改良は?。
  • 年間4万円弱。決して安くないな。
<お庭をきれいにサービス>
  • 作業員2名で、30分又は1時間。年12回または年6回。4種類の組み合わせで1回あたりの単価が設定されている。
  • 年間トータル6万円~15万円。相当な金額だけど、これだけ金を掛けて庭が見苦しかったら話にならない。
  • 新しい樹木や草花を植えるのは運び込んだら植えてくれるのかな。土壌改良も含まれないと辛い。一番大事な雑草対策も必要。
  • これは愛情の問題だ。ころころ担当が変わってはいけない。主人以上の愛情で庭に接する人が期待値だ。早い話、これはお任せコースだ。
<庭木の剪定サービス>
  • 標準料金1万円。標準の中身は不明。結局は庭の様子次第なのでお見積もりと言うことになる。
  • ところが、一番多く利用するサービスはこの剪定サービスです。樹木の剪定だけは経験と決断がものを言います。素人には追いつかない部分です。

「ダスキントゥルグリーン」は本当にガーデニングで使えるか?

さてと、タイトルに戻ろう。ガーデニングとは何かをもう一度考えてみよう。ガーデニングの結果が欲しいのかガーデニングが欲しいのか。ダスキンに仕事を出せばガーデニングも出て行ってしまう。

他人が作った盆栽を飾っているのと同じだ。自分の苦労は何処にもない。そういうものでは喜びを得られないだろう。自分で試行錯誤することこそがガーデニングの喜びだ。剪定だって自分で失敗したほうが良い。木を植え木を枯らす。そういう失敗こそいつか喜びに変わるのだ。



手元のパンフレットを見ていて肝心な抜け漏れに気づく。ガーデナーは色々庭を散らかすが片付け掃除は案外に面倒がるものだ。ワンタイムの庭の清掃サービスが抜けている。樹木の清掃・草花の清掃・庭の清掃。適度な水圧の霧を散布するなどして落ちかかっている葉を落とし幹の表面を磨き、シバの中のゴミを吸出しするなど、とても大事な仕事。特にお掃除のダスキンが欠かしてはいけないサービス。その肝心要が入っていないのに驚く。まだまだ偽物なのか?。



ダスキントゥルグリーンのパンフレットが投げ込まれたら?。庭の手入れが悪いですねと上から目線で言われているようなもの。始末の悪さをなじられているようなもの。まったく人を馬鹿にしたようなパンフレットだ。余計なお世話と言ってやりたい。絶対に電話しないぞ。

但し、ガーデニングのお手本を見習うために1年だけサービスを受けるのは面白い。作業員2人は止めて1人にすること。必ず立ち会って色々と考え方などを聞きながらやるのがいい。自分が留守の時は日程を変えて必ず立ち会うことです。もくもく作業するだけの人は最初から断ること。いろいろ庭仕事のノウハウなどをお聞きしながら作業していただきますと断りを入れることです。もっとも、別にダスキンに拘ることもありませんから、心安く受け入れてくれるところで十分でしょう。実務経験の年数も確認しておきましょう。その方が手がけた庭を3箇所くらい見させていただくことが出来ればなおいいでしょう。

雑草になったクローバーティント?



雑草になったクローバーティント?

クローバーティントを庭に植えてみる。ひ弱い改良品種かと思っていたら必ずしもそうでもない。

ノーマルなクローバーとの陣取り合戦では必ずしも圧倒されるわけでもない。ノーマルなクローバーを適当に間引きしてやればそこそこ生き残っている。

交配するわけでもないだろうが、葉の色が徐々にノーマルなグリーンに変化しているようなところもある。そういう場合は意識して、グリーンのクローバーと中間色のクローバーの間引きをすることが必要だろう。

全体が薄まってきたら新たに園芸店で購入したものを追加で植えるのが良さそうだ。



芝刈りのときは、同時にクローバーもカットするが、クローバーティントが蔓延ってドッグランエリアにまで広がってくると、やはりカットするしかない。ノーマルなクローバーならカットしても、めげずにまた葉を伸ばしてくるが、ティント系の復元力は確認していないので、その辺は慎重に取り組むことになる。



ティント系クローバーのカルテ:
  1. グリーンのノーマルクローバーと混在しないように植える場所に注意する。
  2. どちらかが広がって接触するようになった場合は適宜間引きをして混ざらないように注意する。
  3. ティントクローバーがのびのび葉を伸ばせるエリア(ドッグランエリアの外)を確保する。
  4. ティントクローバーがドッグランエリアにまで広がってきたら芝刈りと同様に短くカットする。
  5. ティントクローバーにも種類は幾つかあるが、これらが混ざり合うことについては当面コントロールしない。
  6. 適宜、園芸店からお気に入りの品種を購入し適当な場所に植える。先祖がえりの防止策。
  • ⇒混ざり合うと収拾が付かなくなる。ミックスさせて植える場合はポット(3号~5号)のまま植える。ランナーも禁止(伸びて外に出たらカット)する。
  • ⇒茎の色も赤い品種を植えよう。やはりこの品種が一番特徴が出て判別管理しやすい。