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リンゴの花が咲かない
リンゴの花が咲かない
狭い庭にリンゴの苗木を植えたが、全く花を咲かせる素振りがない。
花が咲かないのは、リンゴに限らない、樹木に限らない。ある意味では人間と同じだ。動物も幼いと妊娠できないように、植物も幼いと受粉・結果などの子孫作りは出来ないのだ。
桃栗3年、柿8年、梅はすいすい13年、柚子の大馬鹿18年でしたか?。植物も大人になるには時間が掛かる。種類によっては環境によっては20年30年掛かるものもあるだろう。人間と樹木とでは時間のスケールが違うのだろう。
ところが、
苗木を植えても直ぐに花を咲かせ実を付けるものもある。だから、大人・子供の理屈では実は納得も今一なのだ。そのときは、多分、使っている台木の違いによると説明されるだろう。
実生で始めると建前どおりの時間が掛かるのだろう。
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林檎の花
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<趣味と園芸「リンゴと暮らす365日」を見たら>
枝先を下方に誘引すれば花が早まるらしい。いいこと聞きました。早速やってみよう。
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(追記)
植えてから、足掛け5年目にして漸く花が咲いた。花は思ったより貧弱。桜には勝てないな。 凛とした花びらの張りがないのだ。ふにゃふにゃの花びら。受粉は上手く出来たようで、実を付けた。数は少ないが問題ではない。果実の大きさは最初はアルプス乙女と同じ程度だったが、流石に7月頃には直径で2倍程度の大きさに育ってきた。葉が病気で黄色い斑点が出ているが、薬剤散布は出来ない。
特別な剪定とか誘導をした訳ではないし、工夫した肥料を与えた訳ではない。環境になれて樹勢が整えば勝手に花が咲く。そんな感じだ。
花を咲かすには、普通にお付き合い(お世話をして)、後は我慢。
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林檎(リンゴ)の剪定
林檎(リンゴ)の剪定
生産農家でもなければリンゴの剪定は気にすることもないだろうが、何か一定の考え方はあるだろうね。農家は収穫生産性第一だから枝は低く水平に伸ばした。リンゴ自身の身になって考えたら窮屈なもんだろうね。庭に趣味で植えたリンゴの場合は収穫は二の次。どうせ美味しいリンゴは期待できない。スーパーで買えば済むこと。不ぞろいな出来の悪いリンゴは鳥の餌だ。収穫する必要はない。
狭い庭に植えてしまったリンゴの木は何が問題になるかと言えば樹木のサイズ。放っておくと伸びまくって隣家にも迷惑になる。まっ、桜の木と同じで樹木としては結構大きいのでしょう。
方針を立てることにします。
- 食用果樹:
- 果樹: 梅、柿、葡萄 梨、等日本古来の果樹が中心。
- 樹形: 手が届く高さ(2メートル以下)で押さえる。横方向だけに伸ばす。
- 剪定: 枝葉が混みあうと果実が小さくなるので空間密度が高くならないよう注意する。
- 農薬: 冬以外は、基本的には使用しない。使うなら冬場に限定する。夏は捕殺中心。大発生した場合いは近所迷惑もあるので臨機応変に対応。
- 鑑賞果樹:
- 果樹: 個人の庭では品質が出せないもの。殆ど全て。最初は観賞用に考えて、品質が出せるようになったら管理を変えても良い。逆に、食用のものも飽きてきたり面倒になったら観賞用の管理に変えて良い。この辺は柔軟な発想で良いでしょう。
- 用途: 鑑賞のほか、野鳥を呼び寄せる餌にする。
- 樹形: 基本的に放置。大木にならないように一定の制限は掛ける。特に、横方向は他の樹木や隣家の庭に張り出して邪魔にならないようにセーブする。
- 剪定: 健康維持のために基本的な剪定は行う。
- 農薬: 食べない前提で薬剤は散布。害虫の発生源にならないようにしっかり利用。
- 夏剪定:刈り込み剪定の20センチ基本ルールは先端の枝葉をやっつける。
- 冬剪定:剪定の基本ルールに沿って樹形作りを主眼に行なう。
結局、狭い庭の窮屈な林檎の木は手が届くところだけに林檎を実らせて、其れより上は枝を切るか、少なくとも実をつけさせないように花後に摘み取る。手が届かないから、長めの植木鋏(高枝切りバサミ)で切り取る。
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リンゴの木の仕立て方~剪定
このページが分かりよい。(再訪問したら広告が煩くて印象が悪くなってしまった。残念。)
夏剪定:上方伸張制止
樹勢が強すぎると上へ上へと直立して伸びてしまう。これを抑えるのが夏剪定。初夏、6月7月の頃。
夏剪定:交差無駄制止
日差しと風通しを確保するための剪定。内側に交差する枝や、結果する可能性の低い無駄な枝をカットする剪定。
冬剪定:
樹形を整え、結果(果実の付き)を良くするための剪定。=多分、一本の木で適切とされる枝の数、結果の数、などは上限があるのだろう。痩せた土地なら少なめにしないと、不良品ばかりが並ぶことになる。冬剪定は苗木を植えてから3年は行わないこととあるのは、根と幹が一定の力を持つのを待ってからでないと、いきなり枝を落としたりしたら果樹として貧弱なままで、結果自体が期待できない。素人考えでは夏剪定を丁寧にやっていれば殊更冬剪定は必要無いかも知れない。木が大きくなると自ずと不適切な枝が見えてくるだろう。
果樹の剪定の考え方はリンゴに限らず多くは共通する考え方で問題ないだろう。
兎に角、手の届かないところに実を付けてもどうしようもないということ。
鳥の餌にするなら高さには構わない。自由に伸ばす。
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自宅の庭のリンゴの場合は袋掛けもやるし、その前に間引きもやるので、少々剪定がいい加減でも何とかなるでしょう。剪定しすぎは問題が大きいので注意することだ。
※
(追記)
百聞は一見に如かず。リンゴ農園に行って見てきました。色々ありますね。
1つは、主技を横に誘導して 、見た感じずっしりしたカタマリ状。高さは2メートルから3メートル、直径は最大で5メートルもない感じ。木は古いというか年季が入っている。典型的な生産農家のリンゴの仕立て。
1つは、まっすぐ上に伸ばして横枝は左程伸ばしていないスマートな仕立て。高さは2メートルから3メートル。直径は2メートルもない。木はまだ若い感じ。品種が違うのだろう。葉は大きくて立派。
狭い庭のリンゴの仕立ては、どちらかと言えば、後者の方が良さそうだ。
高さは最大3メートルにする。直径は最大2メートルにする。そういう円柱を空間にイメージする。
剪定は高さ3メートル×直径2メートルでやると1年で大きくはみ出してしまうので、冬の剪定(落葉して一段落した11月が目途)は、高さ2.5メートル×直径1.5メートルの一回り小さな円柱を作るイメージで行う。夏の剪定(花が終わって一段落した6月が目途)は、高さ3メートル×直径2メートルに収めることに加えて、新しく出てきた枝が混みあわないようにする。
要するに木をやたら大きくする必要はなさそうだということ。1本に20個も実をつければ十分と考えること。あとは実のサイズを充実させることかな。
※
植物の殺菌剤の使い方
植物の殺菌剤の使い方
植物の病気対策に殺菌剤を使うことがありますが、病原菌には自らを守る仕組みがあって、同じ殺菌剤を浴びている内に徐々に抵抗性能が備わってきます。
深刻な事例は病院で抵抗力をつけた病原菌。これに感染すると治療法がないので、一大事。病院全体を隔離することになりかねません。医師や看護師はやはり危険な職場に居るのだ。患者になって入院するときも同様にリスクを抱えることになる。
植物につく病原菌も耐性がつくので、薬剤説明には6回までとか何らかの条件が記されている。
殺菌剤の薬品名やメーカー名が変わっても成分的に同種・同系統では連続使用と同じことになって耐性をつけてしまう。
園芸店の日とお話を聞いていると基本的に2系統の殺菌剤があって、それを交互に使うようにすれば耐性は備わらないとのことだ。でもその内には両系統に耐性をもつ性質を備えるかもしれない。農業の世界も別の眼で見ると非常に危険なことをやっているに違いない。
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日本植物病理学会殺菌剤耐性菌研究会 2008年4月29日公表
耐性菌による被害の発生を抑えるための対策
これはよく出来ている記事だ。基本的には農業関係者、農業従事者へ向けた内容だが、ガーデニングを趣味とする人にも有用なものになっている。
薬剤の系統を変えても一旦備わった耐性はどうやらそのまま持ち続けるらしい。交互に使えば時間が掛かるからゆっくり進行するが、いずれ時間の問題であることに変わりない。
※
殺菌剤は商品・メーカーを買えながら使う。使い慣れたものを使い続けてはいけない。薬を使うのは最後。基本的には年1回強剪定時にタップリ。夏場の軽剪定時にも散布しても良いだろう。殺菌剤は年2回。
植物を丈夫にすることが先決。環境改善。種類の異なる植物を交互に植える。十分な日射量、適度な風通し、水はけ。土壌改良。肥料。
殺虫剤は、問題が見えたら使用すること。
※
レッドロビンと交互に植える生垣
レッドロビンは樹木は強いが病害虫に弱い。だから、レッドロビンの間に別の種類を植えるのが面白そうだ。レッドロビン並みに刈り込み強い常緑樹を選ぶ。
レッドロビンの生垣は定番だが年数が経つと赤い新芽にも飽きるし、レッドロビンの力も落ちて病気や害虫に弱くなる。枯れたり弱くなったレッドロビンを徐々に整理して別の樹木に植え替えるのも方法だ。
2種類の樹木を交互植え常識的だがこだわる必要はない。あまり揃えないのが病気対策になるものらしい。
- 金木犀(キンモクセイ)黄色い花と芳香。
- 銀木犀(ギンモクセイ)白い花と芳香。
- 柊木犀(ヒイラギモクセイ)白い花が美しい。ぎざぎざ葉っぱ。
- 白樫(シラカシ)ライトグリーンの葉と柔らかい樹形が美しい。
- 正樹(マサキ)ライトイエローの葉が美しい。
- 針葉樹(コニファー)文句のない美しい樹形。種類も豊富。但し刈り込みには強いと言えない。
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メコノプシス・カンブリカを植える
メコノプシス・カンブリカを植える
メコノプシス・カンブリカ
このケシは多年草とある。ケシは本来多年草なんでしょう。日本の場合は夏が越せないので結局1年草になる。
メコノプシス・カンブリカも6月時点で既に種をつけている。花は次々咲くのを期待しているが夏は無理だろう。日陰に移すなどの対応が必要だろう。
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西洋芝の種(ミックス)を撒いたら?
西洋芝の種(ミックス)を撒いたら?
狭い庭でもその中の小さな場所場所で環境は違う。どの場所にどの種類のシバが良いのかなんて分かりようもない。大き目の袋に複数の種類のシバの種を入れたものが売られている。環境適合したものが生き残るだろうという安易な発想の種まきだ。
結果は?
いろいろな種類の芝が同居している。芝の種類なのか雑草なのか分からないものもある。無様な形になるシバもある。お前が生きるのは多分ここじゃない。種を撒いてしまって御免なさい。其のときでも土が露出するよりは良いでしょう。
普通の植物の下に生えたシバは完全な雑草といった状態。
雑草戦争の悪役は、昔はコニシキソウ、今は西洋芝ミックス。かな?
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葡萄の袋掛けは必要か?
葡萄の袋掛けは必要か?
鳥が食べてしまうので全体を網で覆っていないときは必要。網だけでは虫は来ますから商品にしたいときは必要。
果樹の袋かけ
高級な果物は商品価値の維持のために、袋を掛けて、果実の安全を図る。多分、トレードオフもあるだろう。
- マンゴー
- モモ(桃)
- ブドウ(葡萄)
- リンゴ
- ウメ(Japanese Plum)
- ブルーベリー⇒房全体に袋掛けをするんが良さそうだ。
- プラム(李、スモモ)
ブドウの袋かけのタイミング
- 葡萄に袋をかぶせる時期は葡萄が色づいて来たらと何処かに記載があった。なぜ色づいて来てからだろう?。早めにさっさと袋掛けして何がいけないのだろう。太陽の光が必要?。
他の果実の充実処理
- 葡萄の房そのものが大きすぎる(葡萄の粒が多い)と栄養が回らないので粒を間引きする。粒同士がぶつからない1個おきまたは2個おきに切り取る。
- 房の数も問題になる。ぶどう園のやり方を見ていると根に近い位置の房を残し、根から離れたところの房は除去しているようだ。全体の2分の1を下の方から残し、其れより上はカットで良いでしょう。
- 枝が伸びすぎるのも栄養負担になるので、実を付けて充実を開始した後の枝の成長は控えめにする。背が届かない高さまで伸びる枝はカット。葉の栄養が実に回るので早くから枝をカットしてはいけない。
ジベレリン処理
- 葡萄の種を作らせないジベレリン処理は単に種無しを狙うというより、種に栄養が回ってしまうことを回避し収穫を早めるまたは果実を充実させるために行なうと考えて良そうだ。
- クスリは通販で買える。時期の見極めがある。処理は2回行なうらしい。面倒だな。
- 花が咲いて線香花火になったものをジベレリン液につける。1~2週間後にもう一度つける。
ヒマラヤの青いケシを植える?
ヒマラヤの青いケシを植える?
ヒマラヤの青いケシ
日本の夏の暑ささえ管理できれば十分可能だろう。寒冷地・高所地が理想的。
問題は芥子(ケシ)の種の入手。流通している様子はないから生産者に直接お願いしてみるしかないだろうね。植物園に頼んでも無理だろうな。
ケシ
ヒナゲシの育て方
- 夏の暑さが過ぎたら種を撒く。それだけだろう。殆ど雑草のようにあちこちに生えています。花を咲かせたときだけ存在が分かりますが、花を咲かせていない時は雑草のようにしか見えません。1年草ですがこぼれ種で勝手に生えてくれるのが理想。
- 問題はむしろ、雑草と勘違いして発芽後に駆除してしまうこと。
「あへん法」「麻薬及び向精神薬取締法」により、栽培が禁止されているケシもあるので要注意。
栽培が禁止されている「ケシ」の見分け方
- 1 ソムニフェルム種(八重咲きのものは「ボタンゲシ」とも呼ばれています)
- 2 セティゲルム種(アツミゲシ)
- 3 ブラクテアツム種 (ハカマオニゲシ)
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油断できないガーデニングの破傷風
油断できないガーデニングの破傷風
破傷風の説明は以下の記事が分かりやすい。
破傷風菌は日本の何処にでも居る。とりわけ地中には多く存在するようだ。農業や林業の従事者に限らず、普通に生活していても破傷風菌に接する機会は多い。ガーデニング、家庭菜園などを趣味とするならいつでも破傷風菌が入り込むリスクがある。
嫌気性の破傷風菌は通常は種子状態のままでいるが、無酸素あるいは低酸素状態に置かれると発芽し毒素を出し始める。知らない間に身体に入り込んだ破傷風菌も無酸素状態にならなければそのまま体外に排出されたり種子状態のまま体内で眠ることになる。
怪我などのタイミングで入り込んだ破傷風菌は部位が無酸素になれば発芽し毒素を出し始める。その毒素は神経に作用するものである。初期症状は軽くて判別できないが、毒素の作用は漸次拡大し最後は脳までダメにしてしまう。
早い段階で破傷風の判断がつけば治療できるが、手遅れになると高い死亡率になる。
若い人は発症の確率も低いし、発症しても治癒する確率は高い。中高年はその逆だ。
- ヨードチンキ ヨードを使った殺菌剤。
- オキシフル オキシドール。3%の過酸化水素水。酸素が出ても破傷風菌が死ぬ訳ではない。
- マキロン 手軽で使いやすいが殺菌効果はほどほど。
- 赤チンキ(イソジン) ヨーチンと併用はよくないらしい。
ガーデニングで怪我をするのは圧倒的に手指だ。長袖。手袋(握る側はゴム製のもの)は必須。足の怪我は比較的少ないが半ズボンはNG。長ズボン、靴下、靴、帽子。
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ガーデニングで大事なことは怪我をしないこと。怪我をしたら詰まらない。力に頼った作業は常に危険。木の枝も葉もアプローチを間違えると凶器そのもの。道具を使うときも同じで力任せの使い方は怪我の元。力が要るのは道具か方法が適切でない証拠です。
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日本の庭に植えたい常緑樹
日本の庭に植えたい常緑樹
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耐寒性落葉広葉樹
庭に植える記念樹(シンボルツリー)は基本的には日本の四季を映す落葉性広葉樹がもっとも相応しい。花の美しいもの、葉の色や形の美しいもの、果実の美しいもの、紅葉の美しいもの。美しいかどうかは純粋に好みで選べば良い。全て合格しなくても良いし、幾つかの観点で数本を選んでもよい。特別に耐寒性ということも無いが日本なら何処でも雪が降ることは想定しておいて良い。落葉させることが耐寒性を確保する手段だが思わぬ大雪で幹ごと枯れてしまうことがあるので要注意。
耐寒性常緑広葉樹
このカテゴリーは地味なものが多いが生垣や目隠しに使うので逆に地味でも良いのだろう。
シンボル的に植えるなら扱いやすい金木犀(キンモクセイ)の仲間が第一候補。独特の芳香も魅力的だ。
いろいろサイトを見ていると軟らかい葉と赤い実をつけるソヨゴも魅力的だ。手間は掛かりそうだがその分余計に楽しみと言えそうだ。
耐寒性常緑針葉樹
コニファーの類は最初から寒さに強いもの多いので敢て耐寒性と言うこともないが温帯性のものが無いとは限らない。見栄えが良いのでシンボルツリーにも生垣にも目隠しにも利用できる一方、樹木としてはタフでないため剪定は容易でない。広い庭でなければ収まりは窮屈になるだろう。
ゴールド系は華があってサイズによらず素晴らしいが、周囲がばたばたしていると逆にみすぼらしくなる。ブルー系は品と落ち着きがあって好ましいが、ブルーをはっきり感じるにはある程度サイズが必要だろう。グリーン系は力強さを感じる正統派。中でもエメラルドは庭のキングオブコニファーの風格だ。
※
このリストは何だろう?
- アセビ
- アベリア
- イイギリ
- イチイ
- イヌツゲ
- イヌマキ
- エリカ
- オガタマノキ
- オトメツバキ
- オリーブ
- カナメモチ
- カナリ-ヤシ
- カラタチバナ
- カラタネオガタマ
- カルミア
- カロライナジャスミン⇒ジャスミン
- キソケイ
- キフクリンマサキ
- キャラボク
- キョウチクトウ
- キリシマツツジ
- キンカン
- ギンバイカ
- ギンモクセイ
- ギンヨウアカシ
- クスノキ
- クチナシ
- クロマツ
- ゲッケイジュ
- コウヤマキ
- コウヨウザン
- コノテガシワ
- サカキ
- サザンカ
- サンゴジュ
- ジェノメアメリカ
- シキミ
- シナヒイラギ
- シャクナゲ
- ジャスミン
- シャリンバイ
- シロリュウキュウ
- ジンチョウゲ
- スダジイ
- センリョウ
- ダイオウショウ
- タイサンボク
- タギョウショウ
- チャノキ
- ツキヌキニンドウ
- ツツジ・サツキ
- テイカカズラ
- ドイツトウヒ
- トウジュロ
- トキワサンザシ
- トキワマンクサ
- トベラ
- ナギイカダ
- ニオイヒバ
- ネズミモチ
- ハクチョウゲ
- ハゴロモジャスミン⇒ジャスミン
- ハマヒサカキ
- ヒイラギナンテン
- ヒサカキ
- ヒトツバダゴ
- ヒメコマツ
- ブラシノキ
- ホンシャクナゲ
- マンリョウ
- ミモザアカシア
- モチツツジ
- モッコク
- ヤブツバキ
- ヤマモモ
- ユーカリノキ
- ユズリハ
- ワシントンヤシモドキ
窓辺のフラワーボックスに花を植える
窓辺のフラワーボックスに花を植える
窓のフラワーボックスに植える日当たりと乾燥に強い花
フラワーボックス
狙いは手間を掛けないで窓辺を飾ってくれる植物。だけどこんな都合のいい植物はない。アイビーの類はチャンス有りだがあの地味暗いハート型は気色悪い。
乾燥と寒さと日差しに強い植物なんて御都合な物がある分けない。仮にあっても姿かたちは期待できない。無理を望めば自分がさびしくなるでしょうね。
※
発想を逆立ちさせてみよう。面倒がるから手抜き前提だけど、毎週入れ替える発想に切り替えよう。
小さなポットに入れた花を用意し、それを毎週日曜日にフラワーボックスに入れる。仮に1週間で枯れる。枯れたら次のポットをフラワーボックスに入れる。花は園芸店で買ってくればよい。
断熱材代わりにオガクズかチップを入れておこう。収まりが悪ければ断熱材(発泡スチロール)を入れる。
ポットの土も重量が負担になるかも。軽い土、バーミキュライトに入れ替える。
カバーポットあるいはポットカバーのデザインにお気に入りを据えて中は植え替え用のポットを収める。
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フラワーボックスの寸法を測ってきましょう!。グッドデザインは通販で買いましょう!。
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ゼラニウム、ペチュニア、ロベリア、アメリカンブルー、ニチニチソウ、などなど。いろいろ試しながら楽しみましょう。
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ゼラニウムを植える
ゼラニウムを植える
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昔はよく植えていたが最近は殆ど手を出さない。直ぐに枯れてしまうから。
名前がややこしい。テンジクアオイ属?。面倒だな。最近はゼラニウムへの関心が薄れてきたから深追いは止めよう。ゼラニウム愛好家の方には申し訳ないです。
ゼラニウムの地植え
十分な日差しが必要で、湿気を嫌うから、窓の下のフラワーポットが有力。問題は耐寒性かな。
ゼラニウムの耐寒性
ゼラニウムの耐寒性は殆ど期待できない。冬は無理だな。
鮮やかな赤は窓辺のフラワーポットに飾るのに素敵な素材だけど毎年植え替えなどの作業が出るのは嫌だな。
独特の匂いも少し敬遠させる。そうだ、この匂いは昔から嫌いだった。
諦めよう。
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樹木の幹を太くするには剪定が必要って本当ですか?
樹木の幹を太くするには剪定が必要って本当ですか?
そういうことを言う人がいたのでネットでも調べてみた。ネット上でも肯定的な意見?が述べられている。枝の先へ行く栄養が幹の中に滞留蓄積するので幹が太くなるとか。植物学者の言うことかどうかは分からない。
根っこのパワーをR(ROOT)とする。水や栄養を吸い上げる力。栄養を蓄える力。これは基本的に剪定の影響を受けにくい。(長期間で見ると影響を受けるが。)
枝葉のパワーをL(LEAF)とする。光から栄養を作る力。蒸散によって根の吸引力を挙げる力。剪定の影響を直接受ける。
幹のパワーをT(TRUNK)とする。幹のパワーとは何か。栄養と水分を上下に伝達する力。木が大きくなると導管を太くして伝達力を上げる。大木は太い根っこと、幾重にも茂る枝葉と太い幹で構成される。ここで、幹は剪定のどのような影響を受けるか考える。
応えは直ぐに出る。剪定自体は短期的には樹木のパワーを落とすので幹は逆にやせる。実際はやせることは出来ないから現状維持。少なくとも幹が太ることは有り得ない。
しかし、
自由に伸ばした自然形がパワーLを最大化させるかというと必ずしもそうではない。枝同士がぶつかり合って、あるいは風通しをスポイルすることにより、伸び伸びとした成長が出来ないことがある。果樹類の収穫作業の都合でゆがんだ剪定を行う、あるいは生垣のために無理無理の剪定を行うのは論外として、樹木が生き生きとするような剪定はパワーLの健全な成長・最大化につながる。結果、太い幹を得ることが出来るわけだ。(剪定で幹に栄養が蓄積されるわけではない)
正しい剪定はパワーLRTの最大化を目指すものになる。
※
ここまで考えれば、しっかりした樹木を育てるには剪定がどのようにあるべきか簡単に答えが出る。
- サッカー、シュートの類はカット。
- 樹木の中心部に向かう枝はカット。内向きの枝は風通しを悪くするし、正しく成長する枝にぶつかるし、内向き枝の葉は光合成能力も低くなる。中心部で立ち枯れている枝も当然カットします。
- 同じ方向に向かう平行枝はどちらかをカット。正しくはカットによる方向チェンジ。
- 枝の方向分布は水平方向360度、垂直方向180度に向けて出来るだけ均一に伸びるようにカットする。
- 徒長枝はカット。徒長は適切に分岐しない枝のことで光り空間占拠に対する効率が悪い枝となる。適切に切り戻して分岐を促すか分岐の素質がない場合は枝元からカットする。
- 何処までシングルラインで伸びたら徒長と看做すかは樹木の性質によるし、期待する樹形にもよる。勝手に決めればよいが、足の長さ(1フィート)、顔を長さ、手の平を伸ばして親指と適当な指の間の長さ、など。物差しで何センチとやってもいい。
- 具体的にカットする位置は新たな枝が伸びるであろう方向が光り空間占有率向上につながるかどうか考えて決めること。
- 手が届かない高所部分の剪定はなるべく自然樹形で済ます。作業が危険だから。高枝バサミが届く範囲は、少々努力しても良いでしょう。それ以上拘りたい場合はプロに入ってもらう。
- 樹形を決めるカット。葉が茂っている時は分かりにくいので冬にやります。光り空間を満遍なくカバーしていても枝毎の配分が悪い場合があります。その場合は枝が多すぎるエリアは枝を間引くカット。枝が隙間だらけのエリアは枝分岐を促すカットを行います。素人が大手術をやると全体がショック死してしまいますから、3年に1度くらいはプロに入ってもらって手術をしてもらいましょう。ショック死覚悟で自分でやっても全然構いません。手術すると戻るのに3年くらいは掛かります。プロに頼む場合も長く付き合えるところを頼むべきです。最悪の場合、枯らしたりしたら代替樹木を用意するくらい覚悟の有る信用を大事にする業者さんのところです。
- タイトルの答えはYES。
- でも何でも切ればいいものではありません。剪定の要件を満たす必要があります。
究極の馬鹿チョン剪定術:
- 兎に角、どんな枝でも最後の分岐から20センチ以上伸びたら20センチの位置でカット。期待される枝分岐の方向は外側・上側にする。分岐しない場合は更に20センチ戻してカット。この方法での最初の剪定は冬場に実施するが、後は年中いつでも気が付いた時にこのルールでカットする。
剪定と刈り込み
刈り込みは表面的アプローチ。枝葉の表層部をバリカンなどで切り詰めえる。
剪定は枝・幹に着目して樹形を管理するために行なう。伸ばす方向・見た目のバランス・日照または日陰の工夫など。住宅地などでは隣家への迷惑なども配慮して樹木のサイズを維持するためにも行なう。都市部ではサイズ維持の目的が大きい。
※
広葉樹の剪定は任意の場所をカットしても根にパワーがある限りはまた新しい芽が作られて枝葉が伸び始めるので、あまり気を使うことはない。とは言え、大きくカットし過ぎるとショック死することもあるので、慎重な態度はやはり必要。
針葉樹は難しい。先ず、根にパワーがない。葉が吸い上げてやらないと水も栄養も上がってこない。枝の先に葉が残っていないとその枝は栄養が取れず枯れてしまう。いい加減な刈り込みをやると葉っぱの部分を失って枯れ枝を作ってしまう。広葉樹のようなバリカンでの刈り込みは枝葉の具合をしっかり確認してからでないと難しい。(何も知らない人が親切のつもりでやった剪定が大変な結果になる話は尽きない。)
※
樹木パワーって何?
※
樹木からヤニが流れ出てきたらどうする?
樹木からヤニが流れ出てきたらどうする?
樹木のパワーが有り余って勝手にヤニが出てくるわけはない。多くの場合は、虫(成虫・幼虫)に穴を開けられてしまって已む無くヤニで応戦している。ヤニでもって木に潜む虫を窒息させることもあるが必ずという訳ではないから大事な木なら人助けが必要。
おがくずの様なものが噴出している場所、ヤニが出ている場所、また、其の周囲に穴が開いてないか探す。近くの樹皮が捲れるなどして隙間がないか探す。 其処に殺虫剤を送り込みます。最近は細いノズルのついたカミキリムシなどに効く殺虫剤がありますから、祖を穴や隙間の置くに差し込んでジェット噴射してやります。うまくいけば穴の部分が乾いて何となく正常に戻った感じになります。
穴を探すのは自分の背丈の範囲になるのはしようがありません。高いところは脚立などを使えば出来ないわけではないですが危険作業です。足場もコンクリートではない不安定なもの。だから高いところは諦めましょう。
それより厄介なのは樹木が果樹の場合です。果樹の場合は薬は使いたくないものです。使う場合は収穫と関係のない時期にしたい。薬品の注意書きには2週間などと残存期間が書かれていますが、其処は2ヶ月に読み替えるなどして使う場合でも慎重に。まあ出来れば(必ず?)、薬剤は収穫後に使いたい。
※
コスカシバ
カミキリムシ
テッポウムシ
※
ヤニ自体は将来は琥珀になりますからそのままでも構いません。
※
性懲りもなくハーブを植える-1
性懲りもなくハーブを植える-1
ハーブなんて日本の風土にも日本の様式にも日本人の食生活に味覚にも合うわけないのに、海外への憧れは今も止まずで、結果、性懲りもなくハーブを植える始末になるのです。
今回は、
※
タンジーは黄色い特徴のある花を咲かせる。毒草の一つかもしれない。取り扱い注意。配偶者がタンジーを植え始めたら少しは警戒していい。変な保険に入っていないか。浮気の心配はないか。サスペンスだとこうなる。ガーデニングを楽しむ人は虫除けのつもりだが、嫌いな虫をよけて好きな虫を受け入れるとはならないものだ。タンジーを植えるだけで藪蚊対策になると思ったら多分がっかりするだろう。気休めにはなる。
ミントの類は殆ど雑草。ポットに入れて育てている間は良いが地植えにでもしようものならあちこちに伸びていって直ちにどれがどれか分からなくなる。 其のうち、雑草みたいに毟り取ることになる。これをお茶とか飲みものに入れたりしても自然のものは強力で何を口入れているのか分からなくなる。
日本人の繊細な味覚嗅覚には合わない。周囲にいる人のなかでハーブを好む人を見つけてみよう。表向きは上品でハイカラで格好よく見えても、その実は大雑把、ガサツ、無神経。そういう傾向があるかもしれません。
※
<ハーブガーデニングはテーマ設定がポイント>
難しいことを言ったり考えたりしたらガーデニングもハーブも楽しめないのでここは程々に眺めることにします。
ハーブと聞くと少しインテリとかスマートとかハイカラとかをイメージするでしょう。ハーブ好きは必ず能書きを求めてきますから、外向きにハーブと言う限りは最低限のことを知っておきたい。勝手に生えてきた雑草で済ますなら能書きは無用。
(目的)
これが一番大事。ハーブには色々な効能があるから、どの効能に期待しているのか。どのように利用するのか。複数の目的に利用できることが多い。
- 観賞。花屋姿を楽しむ。
- 昆虫を引き寄せて楽しむ。
- 香りを楽しむ。生花。ドライフラワー。
- お茶に入れる。お茶にする。
- 料理に使う。食べる。香りづけ。
- リラクゼーションに使う。
- 風邪薬。熱さまし。便秘。利尿。
- 虫の忌避に使う。
- グランドカバー。
具体的なレシピが必要です。使えるかも知れないとか使えるだろうでは馬鹿にされる。
(世話)
いつ植えて、どのように育てて、いつ収穫するか、増やし方とか冬越しとか、など、ガーデニングの基本は欠かせない。
ポット苗を買ってきて植えただけでは恥ずかしい。冬越しと増やし方と日常管理は頭に入っているべし。
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シバの共生と管理
シバの共生と管理
シバには当然のことながら、日差しと風通しが欠かせない。雨天競技場のシバの管理は日差しも風通しも得られないので至難の業らしい。天井は出来るだけあけて、場合によっては証明もつけて光量を確保するし、大型送風機を入れて風通しを良くする。
風がないと水蒸気で蒸れて成長するどころか、シバが痛んで縮退してしまうのだ。
これはオリンピック競技上の建設計画に伴ういろいろな問題についての議論の中で出てきた話。施設建設構想はロンドンを見習うべきだろう。間違っても北京ではない。
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シバとクローバーと本物の雑草と一部のグランドカバーと育てている草花。これらが戦う狭い庭の状況を思い浮かべてみる。光りを奪う争いは森林の中の争いと同じだ。流石に樹木は背も高く争いには無縁に近い。
何もしない放っておくと、シバは背丈を高くして光りを取りに良く。クローバーも茎を伸ばして背を高くする。クローバーが葉を大きく広げてシバを覆うことが出来れば日差しと風通しを奪うことでシバの領域を縮退させてしまうことができる。
クローバーとシバを共存させる場合でも刈り込みをやらないと一面がクローバーになり、シバはクローバーより上に突出できた一部の品種または固体だけが生き残る。これがシバ・アイランドだ。シバとクローバーのミックスの良さもなくなる。
やることは単純。芝刈りを継続すること。クローバーは葉を小さくして茎も短くして頑張る。クローバーの浮いたランナーもカットされる。シバも共存しやすい。特に、葉を押し上げて成長する特徴が生きて優勢になる場合もある。
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雑草を見つけたらピンポイントでカットしよう。引き抜くのは土が出てくるので考え物だが、少々のダメージを与えるだけでは勢力が落ちない雑草は引き抜くのもやむをえない。特に、嫌われ者のコニシキソウは絶対に引き抜くことが必要。引き抜いたものは散らばることのないように必ず回収しゴミとして捨てる。うっかり茎の一部を土の上に残すと根を生やして再生する。様子によっては種をばら撒くことになりかねない。
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ドッグランエリア以外のシバの管理
ドッグランエリアでは徹底的に刈り込まれるもののシバが主役。ドッグランエリアでない場所は、シバの立つ位置が難しい。其のエリアではシバはもはや主役ではない。土がむき出しにならなければ良い、あるいは雑草が顔を出さなければ良い、しかし、目立つのも困る。他のグランドカバーとか草花の邪魔になる。こうなると半分雑草だ。
やることは実は同じくカッティング。芝刈り。違うのはシバと雑草以外はカットしない。シバを積極的に日陰に入れて勢力を削ぐようにする。手間が掛かる。草花が休みに入っているときは普通に芝カッティング。
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逆に~
ドッグランエリア以外のグランドカバー、たとえばクローバーティントとかアジュガとかがドッグランエリアまではみ出てきた場合は如何するか。
(1)普通に芝刈りする。◎
(2)放置して踏みつける。△
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夏の薮蚊(ヤブカ)に備えて梅雨時に何をするか?
夏の薮蚊(ヤブカ)に備えて梅雨時に何をするか?
ヤブカのシーズンが近づいています。想像するだけで今からうんざりですが、少しでも被害を減らす工夫をしましょう。
- 徹底した草刈。雑草は出来るだけ短く刈り込む。引き抜いても良いですが、其の場合は土が跳ねないように注意します。土を動かした場合は石灰を撒いておきます。
- グランドカバーも出来るだけ短く刈り込みます。ドッグランエリアのシバとかクローバーとかは当然。ドッグランエリア以外のグランドカバー(アジュガなど)も可能限り草丈を低くカットします。
- 普通に育てている樹木については樹木の様子を見て問題がなければ軽い剪定を行い、日差しと風通しを改善します。
- 育てている草花についても問題のない範囲で切り戻し、刈り込み、間引き(繁殖しすぎた植物)などを行います。
- 刈り取った草・枝葉・枯れ葉・ゴミなどを除去します。庭の隅に積み上げて置くなどは持ってのほか。ゴミとして出す、川・用水路に捨てる、地中に埋める、コンポストに入れる、ポットなどに入れて切り刻んで蓋をする、などして清掃します。
- 地表がむき出しになるところ、雑草が伸びてきそうなところには、細かく裁断されたチップを撒きます。大きいサイズのチップはヤブカの潜む場所になりかねません。
- 近くの空き地に雑草伸び放題が認められれば、ボランティアで草刈をやります。除草剤を撒くと環境被害の懸念がありますから要注意。
- 踏み入ることの出来ないエリアが雑草の伸び放題の場合は、残念ですが、除草剤を撒き掛けるしかありません。隣人が掃除をさぼっている場合は素直に草刈・清掃をお願いしてみましょう。いきなり薬を勝手に撒いたら隣人問題として深刻になりかねません。
- 敷地内・敷地の周囲で水溜りが出来ている場所を点検します。排水路の中の掃除をして水がスムーズに流れるようにします。くぼ地がある場合は砂などを入れて 馴らします。
- 薬剤散布。昨年発生が目立った場所。排水路。常に日陰で湿度が高い場所。
- いやはや10か条もやるとなれば結構お忙しいことになりそうです。
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梅雨直前の夏日はコニシキソウが動き出す?今こそは先手必勝!
梅雨直前の夏日はコニシキソウが動き出す?今こそ先手必勝!
コニシキソウ
5月が初夏のように暑いと、コニシキソウも動き始める。特に、土を掘り返した場所では地中に眠っていたコニシキソウの種が動き出す。アリの巣もチェックすること。
ここで見つけたら必ず根っこから除去する。このタイミングで手抜きするとあとで百倍泣かされる。
梅雨に入ると他の雑草やグランドカバーも元気になるのでコニシキソウは抑制されるが、5月から6月の梅雨直前までは地表は乾燥して他の植物の勢いがなくなり一時的にコニシキソウの絶好の環境になる。
ここで地盤を確保したコニシキソウは梅雨時は潜伏し、夏の日照り乾燥の時期に再び勢いを付けてくる。苦労は百倍。
夏場に手を抜くと、後半は花を咲かせ種をばら撒くので最悪。来年の苦労まで約束させられたようなもの。アリも種を地中に持ち帰るので駆除は無理。
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コニシキソウが動き始める梅雨直前の乾燥日は徹底駆除に1時間は掛けましょう!
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特にチェックすべきは、この1年間で土を掘り起こした場所。地中の種が復活することがある。
見つけた場合は根こそぎ抜き取り、完全に破壊すること。種も葉も土の上には放置しないこと。
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