リンゴの花が咲かない
狭い庭にリンゴの苗木を植えたが、全く花を咲かせる素振りがない。
花が咲かないのは、リンゴに限らない、樹木に限らない。ある意味では人間と同じだ。動物も幼いと妊娠できないように、植物も幼いと受粉・結果などの子孫作りは出来ないのだ。
桃栗3年、柿8年、梅はすいすい13年、柚子の大馬鹿18年でしたか?。植物も大人になるには時間が掛かる。種類によっては環境によっては20年30年掛かるものもあるだろう。人間と樹木とでは時間のスケールが違うのだろう。
ところが、
苗木を植えても直ぐに花を咲かせ実を付けるものもある。だから、大人・子供の理屈では実は納得も今一なのだ。そのときは、多分、使っている台木の違いによると説明されるだろう。
実生で始めると建前どおりの時間が掛かるのだろう。
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林檎の花
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<趣味と園芸「リンゴと暮らす365日」を見たら>
枝先を下方に誘引すれば花が早まるらしい。いいこと聞きました。早速やってみよう。
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(追記)
植えてから、足掛け5年目にして漸く花が咲いた。花は思ったより貧弱。桜には勝てないな。 凛とした花びらの張りがないのだ。ふにゃふにゃの花びら。受粉は上手く出来たようで、実を付けた。数は少ないが問題ではない。果実の大きさは最初はアルプス乙女と同じ程度だったが、流石に7月頃には直径で2倍程度の大きさに育ってきた。葉が病気で黄色い斑点が出ているが、薬剤散布は出来ない。
特別な剪定とか誘導をした訳ではないし、工夫した肥料を与えた訳ではない。環境になれて樹勢が整えば勝手に花が咲く。そんな感じだ。
花を咲かすには、普通にお付き合い(お世話をして)、後は我慢。
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