ページ

肥料の話をすこし振り返る


肥料の話をすこし振り返る

振り返るといってみたものの、肥料のことはよく分からない。やりすぎると植物を傷めるときく。悪くすると根を枯らして成仏させてしまう。かといって、足りなければ植物が生育しない。深刻な場合は病気に弱い植物になってしまう。

腐葉土:

肥料ではないが、ある意味では万能薬みたいなもの。

土壌改良の基本形かな。植物を植えるときも使うが、年数がたってからでも植物の周りに穴を掘っては埋めて置く。穴は径は小さく深さは大きく。根を切らないように注意する。植物の幹に近いと大きな根っ子に当たるリスクがあるから遠目に。枝葉の張り出し周囲がいいだろう。

腐葉土はマルチングに使ってもいい。

腐葉土で注意すべきは不良品質。十分発酵していないものや余計なものが混入されているものは使いたくない。特に植え替え時に根元に仕込むものは良品質品を使いたい。値段が安いもの、海外輸入品は、日ごろの値段を把握しておいて本当の特売なら構わないが、いきなり安値で並べられているものは厳しくチェックすること。

鶏糞:

肥料の3要素のバランスがいいらしい。

発酵が途中だと臭いが残っているので植物から離して埋めて使う。もしくは適当な場所に一旦埋めておいて肥料として完成させる。勿論、そのメーカーの名前は記録しておいて次は買わないことだ。

牛糞:

牛糞は肥料というより土壌改良材と考えたほうが良さそうだ。発酵も乾燥も十分なものを使いたい。元土と腐葉土と混ぜてやればいいでしょう。

小さな径の穴をあけて混合して戻すだけ。



土壌改良:

冬に霜柱が立ちやすいエリア、グランドカバーが枯れやすいエリア、この辺に狙いを付けて小さな深い穴を開けて行くのがいいでしょう。

土壌改良というより、地盤改良が必要な程度に悪土なら、樹木を植えてしまいましょう。樹木を植えると小手先でなくしっかり穴を掘るので改良できる。グランドカバーの途切れも気にならない。



特化型肥料:

例えばブルーベリー用とか、特定野菜用とか、観葉植物用とか、目的に最適化した肥料だと余ることは多い。それぞれ保管しても良いが、他の植物にそれを流用するのは程度を抑えれば気にすることはないだろう。