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オステオスペルマムを植える(2)


オステオスペルマムを植える(2)

花屋で可愛いのを見つけたので性懲りもなく購入。さてどうしたものか。前回は気合を入れて相当量を買い込んで鉢植えにして楽しんだが短命で終わり。生け花ぐらいの寿命だった印象だ。今回は庭に降ろすつもり。さてさてどうしたものか。

オステオスペルマムの育て方



オステオスペルマム

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AB&hl=ja&biw=1413&bih=645&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=xhwWVbi7EYLImAXtjIH4BQ&ved=0CAgQ_AUoAQ#imgdii=_


今回は、この2品種を購入。

オステオスペルマム・パープル
パープルは色合いがはっきりしていて力強い印象だ。花大きさに比べて茎が弱い印象。雨とか散水してやると簡単に傾いてしまう。

オステオスペルマム・ナシンガ
ナシンガは圧倒的にユニークな形状に手に取らない訳には行かない。これも元気。

花が密集して咲くので存在感は結構あります。



やはりこれも買っておこうかな。

オステオスペルマム・ディモルフォセカ
何と言っても上出来のオステオはオステオスペルマム・ディオルフォセカだ。多分、自然系に近いのではないか。シンプルで品がある。



前回は鉢植えにして大切にして返って失敗したから、今回は露地植えにして後は放置作戦。花後の切り戻しだけはやってやろうか。梅雨から真夏の疲労に耐えるように地上部を半分ぐらいカットしてしまう。植替えもこのタイミングらしい。

冬はマルチングだけで逃げ切れるかチャレンジだ。

しかし、園芸の世界もマーフィーの法則だな。手間を掛けると枯らし、放置すると枯れない。

寒冷地のイチジク


寒冷地のイチジク

イチジクの剪定

サイトを読むと結構面倒なことが書いてある。

そもそもイチジクの自然樹形ってどんな格好をしているんだろう?。歪んだ樹形ばかり見せられると何が本来の形かすら分からなくなる。

イチジクの自然樹形



サイトを見ると自然樹形のイチジクなど殆ど見つからない。誰もかれも剪定だ収穫しやすいY字だ横広がりだとやっている。殆どすべてが歪んだ樹形のイチジクばかりだ。樹木として楽しむ輩は少ないようだ。基本は食用だからお猿さんと同じ発想でもしようがないね。



秋果と夏果
  • イチジクの果実(花)は実を付ける時期によって、秋果と夏果に区別するようだ。
  • 秋果は理解しやすい。その年の春に伸びた新梢に花芽を付けて春・夏・秋と育っていって秋の適当な時期に収穫するもの。冬の間はエネルギーを根と幹あるいは葉芽に蓄えてじっと我慢する冬越しの形だ。ということは寒さの厳しいエリアはこの秋果を収穫することになる。実を充実させるにはなるべく秋遅くまで頑張るやや耐寒性の優れた品種を選択する。
  • 夏果は少し面倒だ。冬が来る前に花芽を付けてそのまま冬越しを済まして春を迎えることができる場合、収穫は夏に可能。温暖な地域では春・夏に実を充実させて夏の適当な時期に収穫する。充実期間を長くとれるので美味しいものができるような気もするが、なんといっても梅雨の高温多湿と盛夏の高温を乗り切るのは大変だろう。だから大きな実を付けたまま長期間の充実は無理に思う。
  • 花芽が花(=実)になるので花芽の管理が基本。ネット情報では花芽ができるのは新梢。秋果はその年の春に伸びた新梢に花芽が付く。夏果では前年の新梢についた花芽がそのまま冬越しする。ワンステップ早いので収穫も早い。
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剪定と花芽
  • イチジクは冬に葉を落とす。葉を落としたところがプックリしていたらそれが花芽らしい。落葉の頃が剪定の時期。秋冬の剪定は翌年の新梢を多く出すように行うらしい。新梢を出させる位置や方向なども考慮するのだろう。
  • この剪定の時に花芽を一緒に落としてしまうと先の話の夏果の収穫ができなくなる。夏果を考慮して少しだけ花芽を残す位置でカットする発想もある。寒い地域では最初から花芽は気にしないで剪定する。幹巻きなどで花芽での冬越しにチャレンジしてもいい。
  • 春が来てから剪定しても新梢は伸ばすことができるが、エネルギーを充実させて新梢を出すまで時間がかかるので、それから花芽を付けるのでは秋の収穫に間に合わない。と言うことは寒い地域では「冬入り前の剪定は必須」ということだ。
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寒冷地と放射冷却
  • 冬場に霜が降りるような地域は地表付近が放射冷却で想像以上に低温になっていると考えていい。根は地中にあるし、「マルチング」で低温から容易に保護できる。問題は足元の幹・枝だ。高さ1メートルまではしっかり「幹巻き」をやっておくのは霜予防策として妥当だろう。幹が太くなっていれば神経質になる必要はないだろうが、幼木の間は慎重にケアしていいだろう。
  • イチジクは収穫の手間の都合で2メートル以上高くしない方が良さそうだ。だから1.5メートル~2メートルの高さで剪定する。横に引っ張ってY字にできるならそれでもいい。まあ、「毎年1.5メートル~2メートルの高さでカット」していれば何年かすれば水平方向に伸びた形になるだろう。Y字に引っ張るのは収穫の量を早く多くしたい場合。
  • 寒冷地のイチジクは苦しいだろう。寒さに慣らすには時間を掛けるしかない。節を多くする~節と節の間を短くする~コンパクトに剪定してゆっくり大きくする。いきなり伸びるに任せて大きく(高く)すると抵抗力のない幹・枝になって寒い冬に地上部が全滅する羽目になる。
  1. 放射冷却:物体が電磁波を放出して物体の温度が下がること。ガーデニングや農業では庭や公園や耕作地の地表面から電磁波が出て(急速に)温度が下がることだが、全体の気温が下がっている時には温度降下の影響が大きく、霜が下りたり(実際は地表面の水分が凍る)して、根を痛めたり作物を傷めたりする。

庭木のマルチングに自然の小石を使う



庭木のマルチングに自然の小石を使う

 マルチング(mulching)
もともとの狭義のマルチングとは根覆い(おおい)・根囲いのこと。植物(樹木類)の移植の時に根を保護するために布やビニールなどで覆うことであったが、今は移植の時に限らず植物(樹木類)の根の保護策全般をマルチングと言うようだ。

樹木の根元の表土に適当なカバーをすることで、
  1. 適当な湿度を維持する。乾燥に弱い植物では重要。
  2. 夏の直射日光で地中温度が上がるのを軽減する。
  3. 雑草が生えるのを防止する。根が地中深く入らないで横に這う特性の植物では重要。
  4. 霜など低温による根へのダメージを軽減する。寒さに弱い植物では重要。
  5. カバーする素材を工夫することで好みの美観を達成する。
などが主要な狙いである。



マルチングに利用する素材は、植物を植えている場所や量(本数)によって様々に工夫できるが、コストも油断できない。
  1. 落ち葉
    もっとも自然本来の形であり低コストで収めることができる。管理するエリアが広い時は一番に考える素材。とは言っても単に落葉を放置しているだけに見えなくもない。庭の掃除をした時に落ち葉を木の根元に寄せて済ますだけの事です。欠点は風に簡単に飛ばされてしまうこと。落ち葉を上から抑えるように少し重いチップなどを載せてもよい。狭いにはの場合は収まりが悪いので油断すると落ち葉の破片が散らばったりして美観を損ねることも。
  2. チップ
    樹皮チップ、木片チップ、など。チップサイズも大小あります。下に細かいサイズのチップを強いて上から大きなサイズのチップを載せれば収まりが良い。
  3. 小枝
    剪定などで出た小枝をサイズを揃えてカットしてチップのように利用する。
  4. ワラ(稲わら・麦わら)
    農作で余ったワラの再利用かな。わらも土に混ぜ込んで土壌改良に利用するもの。
  5. もみ殻
    脱穀で出たもみ殻の再利用。これお土壌改良に使う。もみ殻は風で飛び散ってもほとんど気にならない。時間がたてば土に溶け込んでしまう。
  6. ビニールシート
    保湿・保温をしっかりやるならこれしかない。通気性が無いので適当な間隔で小さな穴を開けて利用する。野菜などでの利用が多い。
  7. 貝殻
    貝の種類は統一したい。観葉など植木鉢に入れるものでは量も知れているので面白い。庭だと油断すると汚らしくなるので注意。
  8. コーヒー
    珈琲豆または利用後のコーヒー糟はカビが生えるので注意。これも植木鉢が良い。
  9. ビー玉(ガラス玉)
    植木鉢なら楽しめる。大きさもデザインも様々。
  10. ハイドロボール・素焼き破片
    表面が乾燥するので清潔感があって良い。簡単に洗えるのも良い。植木鉢、ハイドロカルチャーなど。
  11. コルク栓
    ワインのコルク栓などを使うのも面白い。並べ方でセンスがでる。
  12. 果物の種
    適当なサイズの種が同じ種類で入手できるなら試してみたい。使う前に一度乾燥させておきたい。
  13. 小石
    医師のサイズ、形状、デザインにはこだわること。砂利に見えたら最悪。実際砂利のような細かいものは終止が付かなくなる。最低でも1センチ以上。岩を置いても困るから最大でも10センチ以下にしたい。基本は植木鉢。

  •  庭木のマルチングに自然の小石を使う:
  1. 小石を使う場合、積み重ねてはいけない。出来るだけ隙間なく敷き詰める感覚。
  2. 周囲より根元が若干高くなるように石の下には腐葉土、落ち葉、チップなどを載せる。
  3. 小石の色は予め決めておいてできるだけ揃える。青色みのあるもの、緑色みのあるもの、白っぽいもの、黒っぽいもの、茶系統、など探せば様々だから、好きな色で集めやすいものを選ぶ。白っぽいものに着色する発想も面白い。簡単にマーブルストーンが出来上がる。また同系色の着色も有効だ。青色味のある石に青色を着色すると深みが出て楽しめる。
  4. 形・サイズを揃えるのが難しいが、大きいものを根元の中心近くに、細かいものを中心から話しておくことでバランスが取れる。
  5. 敷き詰めるエリアは枝葉の張り出しに対してその2分の1から4分の1 程度にするのが外観上も良さそうだ。
  6. 小石の場合、雑草が脇から顔を出したら石をずらして雑草の上に乗せるだけで退治できるので助かる。
  7. 自然の小石をマルチングに使う一番の楽しみは、お気に入りの色形の小石を探すこと。集めたい石の色を3種類ぐらい設定しておくとよい。極め付き限定だと楽しみの筈が逆にフラストになるので要注意。


<部分的なグランドカバーとして小石を使う>

  • 長所
  1. (低コスト)
    特に色や形状に拘らなければ近くの川原などで入手できるのでコストが掛からない。都会では無理だが、ドライブや小旅行で出かけた時に意識して収集しても良いでしょう。日頃から小石に興味を持っておくことが大事です。金魚鉢やアクアリウムの底に小石を入れる人は大丈夫ですね。
  2. (通路対策)
    通路部分で植物との共存を図るには踏み石を置くのが普通ですが、小石を利用することも出来ます。同様の目的で、木の枝をカットしたものを打ち込むアイデアもありますが、ここでは小石の動きを抑える役割で利用するのが面白そうです。
  3. (霜柱対策)
    冬場、霜が降りやすい粘土質の場所のカバーとして使う。スポット的な利用になります。場所が許せば鉢物を載せても良いでしょう。冬は霜柱、梅雨時はドロドロ、夏は砂埃となる場所は手軽に小石で対策します。その場合も、穴を掘って腐葉土などを入れておきます。いずれ落ち着いたら普通に周りのグランドカバーが進出してきますから小石を外してやります。
  • 注意
  1. 夏の照り返しがありますから、あまり面積が広くならないようにすること。通路幅で言えば20センチ~30センチ程度に抑える。終端は木片を打ち込んでガードを作る。
  2. 禿げ(ハゲ)対策の場合は、直径20センチ~30センチの円形にする。可能な限り真円を目指す。終端は木片を打ち込んで作る。
  • 小石の色
  1. 最もイージーな考え方は家の壁の色に合わせるやり方。空間の統一感が容易に確保できる。しかし、壁の色に近い色の小石を見つけられる可能性は運任せになる。
  2. 壁色を引き立てる色を選ぶ。補色の関係にある色。こちらの色も確保できる保証はない。
  3. 外構に使う石などの色に合わせる。これも統一感が得られて、また手に入れやすい色のことが多く実現性は高い。
  4. 白か黒かに決めて収集するのも品があって悪くない。
  5. 最後は、川原を見て歩いて、特徴があって収集しやすい石を探すのが良いでしょう。
  • 石の置き方
  1. 直接、石の上に置かない。腐葉土、チップ、剪定などで出た小枝や落ち葉を敷いてその上に石を並べるようにする。業者のセンスなら砂を敷いてその上に石を置くだろう。石を集めるときに川砂も持ち帰って、石と石の隙間を埋めるように利用しても良い。
  2. 石が日射で熱くなっても地表が暑くならない、大雨で泥が流れ出ないように、緩衝材料を間に入れること。

モモ(桃)を植える


モモ(桃)を植える

モモ(桃)

モモ(桃)品種

種類の多さに驚く。少し調べるだけ鈴なりに出てくる。馬鹿馬鹿しいので止めましょう。
  1. あかつき
  2. あさまはくとう-浅間白桃
  3. いちみやはくとう-一宮白桃
  4. おうごんとう-黄金桃:黄色い桃。
  5. おおくぼ-大久保
  6. おおだまはくほう-大玉白鳳
  7. かのいわはくとう-加納岩白桃
  8. かわなかじまはくとう-川中島白桃:
  9. きみこ-黄美娘
  10. ぎょうせい-暁星
  11. こうようはくとう-高陽白桃
  12. ゴールデンピーチ
  13. さおとめ
  14. しがはくとう-志賀白桃
  15. しみずはくとう-清水白桃
  16. たちばなわせ-橘早生
  17. ちよひめ
  18. ながさわはくほう-長沢白鳳
  19. なつっこ
  20. はくとう-白桃
  21. はくほう-白鳳
  22. ばんとう-蟠桃
  23. ひかわはくほう-日川白鳳
  24. ほんはくとう-本白桃:白桃の事。
  25. みさかはくほう-みさか白鳳
  26. ゆうぞら


桃:品種:白桃
  • 日本の桃の元祖。岡山県出身。本当の元祖は「上海水蜜桃」とか。
  • 花粉が少なく自家受粉しにくい。複数本植える、花粉の多い品種を植えるなど工夫する。人工授粉も有か。
モモ品種:白鳳



日本の桃の特徴



モモ(桃)の育て方:

割と乾燥気味に育てた方が何かと良さそうだが、過ぎたるは及ばざるがごとし。夏場なら、雨の降らない日が2週間続いたら放置は駄目でしょう。

最初は、収穫より樹形。幹と枝ぶり(樹形)がしっかりして、根の張りも安定した感じになることを急ぐ。枝は上への横へもあまり伸ばさないようにする。短めにカットしていく。上がりのイメージは傘を広げた形状。傘の骨が枝で、布の部分が葉と果実。

供養植樹




供養植樹

同じ記念樹でも供養植樹は亡くなった家族やペットや知人の思い出を繋ぐために植えるもの。樹木葬のお墓の代用ではありませんが、似たような側面が無い訳ではありません。

一番の供養は、その人やペットをずっと覚えていて、ときどき思い出して、心で語りかけることでしょう。供養植樹はそのお手伝いです。



供養植樹の選び方


  1. 名前に由来
  2. 姿かたちに由来
  3. 思い出に由来
  4. 生まれた年の干支に由来
  5. など





  • 樹木葬とは全く別の話です。念のため。





柚子を植えたら柚子が枯れて台木(ダイダイ)を育てる羽目になった


柚子を植えたら柚子が枯れて台木(ダイダイ)を育てる羽目になった




柚子を植えたら冬の寒さで枯れてしまったと思ったら、根元から緑色の枝が出てきた。これは何だろう?。

柚子の台木が出てきたのかな?。

柚子の台木

柚子は味にこだわる柚子農家では実生の柚子も作っているようだ。収穫まで時間がかかることと、品質が安定しないことが、敷居を高くしているものの、ノウハウも蓄積されるから長年取り組んでいれば素晴らしい作品に出来るのでしょう。

生産効率を考えれば台木を使うのが普通。台木は多くはカラタチ(9割以上)、ダイダイ(1割以下)が主なものらしい。日本はカラタチ一辺倒だが海外では単品種に集中することは珍しいらしい。

庭の枯れた柚子の根元から生えてきたのは多分、カラタチ、間違ったらダイダイと言うことになりそうだ。











葉の形から紛れもなくカラタチです。カラタチに恨みはありませんが好んで大事に育てるものでもなさそうだ。嫌、待てよ。カラタチは落葉樹とあるが冬も青い葉っぱを付けたままだった。とするとダイダイの方かも知れない。難しいものだ。もう少し大きくなればはっきりするだろう。

いずれにしても果実をそのまま利用できる目途が立たない。果実を付けたところで何年も先の話。だから、その姿を見るチャンスは殆どないだろう。

ということで、これはアゲハ蝶などのお食事に供することになりそうだ。まあそれはそれで構わない。蝶の集まる庭作りの一環にはなりそうだ。



丈夫な樹だから特に世話は不要。既に冬を経験しているので冬支度のケアも不要だろう。ついでのお世話で十分かな。



ダイダイの育て方

シュンランを植える


https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3&rlz=1C1AVSX_enJP400JP407&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=ozoJVeXvH8immAXVkYDgDg&ved=0CAcQ_AUoAQ&biw=882&bih=422&dpr=1.5#imgdii=_

シュンランを植える
  1. 結構デリケートな植物だ。
  2. 直射日光に弱い、やや日陰。暗すぎてはいけない。西日は避ける。
  3. 乾燥には弱い。湿度は欲しい。乾燥には比較的強い。加湿には弱い。水はけは良きこと。風通し良きこと。
  4. 病気に弱い。病気を発見したら株ごと捨てる。もしくは完全に分離する。伝染に弱い。病気の早期発見が大事だがなかなか難しい。カビ、変色、萎れ(しおれ)などで判断する。断定できない時は完全に分離。
  5. 肥料は多く求めないはずだ。
  6. 土壌は自分で工夫してもいいが、和ラン用に市販されているものを使いたい。
  7. 寒さには強いと言うものの霜が降りるような場所・地域ではマルチングは欠かせない。鉢植えなら屋内に取り込むか、鉢ごと地中に埋めてマルチングを施してもいいだろう。
  8. 夏の暑さより、夏の直射日光に注意。
  9. 増やし方は株分け。株を小さくすると花を咲かせる力も出なくなるらしい。勝手に増えて株分けを自然に行えるようになればベストか。
  • 以上から判断して、集中して栽培するのは避けたい。適当な場所が不明の場合は鉢植えから始めるのが良さそうだ。地植えはそれなりのノウハウを得てからでも十分だろう。

  • 留守にするときの注意:
  1. 屋内なら北側の光の弱いところに液肥を数本程度差しておく。受け皿にも少し水を引いておく。
  2. 屋外なら日陰の地中に埋めておく。雨は受けるようにしておく。
  3. 地植えの場合はペットボトル(2L)に水を満たし逆さにして左右2か所程度地中に挿しておく

シュンラン(春蘭)はある程度まとまって植えた方が見栄えがいい。一つ一つは地味だが、群生は見ごたえする。狭い庭ではなかなか難しいが、少し大きめの植木鉢に密度高く植えるとなかなか良さそうだ。先ずはそういう絵姿を目指して頑張ってみよう。



<見直し>

魅力度:

  • 日陰にそっと花を咲かせるのが魅力。正面から取り上げると期待外れ。
  • シュンラン(春蘭)は遠目には花も見栄えしない。長くのびる葉は立派だが、グランドカバーのように使えるものでもなさそうだ。単独で見ると鉢植えでも地植えでも収まりが悪い。

位置づけ:

  • 自然なグランドカバーに紛れるように配置する。
  • グランドカバーの淵でひっそりと生きているスズランとかと同じ位置づけかな。花が咲いた時だけ存在を確認するが、後は全く目立つことのない片隅の存在。鉢植えはバタバタするだけで満足度は低い。

植え場所:

  • 樹木類の足元に他の似たような植物と並べて植えるのが良さそうだ。あまり低木では見栄えしないし、高木では雨避け日差し避けの役割を果たせない。中低木の足元が良さそうだ。
  • 庭にある古い樹木が環境の安定性も高く良さそうだ。可能なら植える辺りは少し盛り土して高土にしておく。
お世話:
  • 基本的に放置。雑草の刈り込み、ゴミの除去など庭の日常的な管理の範囲にとどめる。