マーガレットを植える
マーガレット(花)
http://en.wikipedia.org/wiki/Argyranthemum_frutescens
普通は白いキク科のクラシックな装いの素敵な花。モクシュンギクの名前もある。地下茎で冬越しを繰り返すうちに木質化するのかな。園芸品種として八重咲きのものやピンク色のものなどあるようだ。
マーガレットの育て方
割とありふれた印象があるが、育て方は思ったより簡単ではなさそうだ。
(冬越し)
冬の寒さに弱い。先日のように早春の季節外れの雪が振ると、一気に半死・瀕死の状態になる。冬の霜が降りるような時は多分地下茎ごと持っていかれてしまう。寒冷地となると冬越しは先ず無理と考えた方がよいらしい。
冬を乗り越える知恵としては、最初は植木鉢で冬は建物に取り込んで地下茎を育てて木質化を進め、2,3回冬越しを経験してから露地に植える。露地での冬越しはマルチングは当然として、野菜のようにビニールの幕を張るのが良さそうだ。
(夏越し)
夏の高温多湿に弱い。そのくせ日光も欲しがるようで、植木鉢を持ってうろうろするしかない。露地に植えるには、結局、水はけのよい半日陰を探すことになる。
(秋越し)
悪いことに春の花が終わると地味な葉が残り、その葉も落ちると、最期は殆どゴミ状態だから、印をつけておかないと秋の庭掃除で一緒に捨てられてしまいそうだ。可哀想なマーガレット~!
結局。
忙しい世間様は1年草の消耗品としてマーガレットを春だけ好きな場所で楽しむのが常套らしい。となると、花屋で好きなマーガレットを仕込んで適当に植え付けて御仕舞い。簡単だね。でも詰まらないかな。
やはり、
マーガレットのエリアを庭の一角にしっかり確保して一緒に頑張る方が楽しいね!。
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