ブルーベリーの挿し木
- 時期があるようだ。記事を読むといつでもいいとも書いてある。春挿し?冬挿し?なんかよく分からないが、成功したことがない。ルートンを買ったりしても一つも上手く行かない。
- 百三つなんだろうか。ネット記事では簡単なようにも書いてあるから基本が出来ていないのだろう。
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再点検:
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- 次回必勝を狙う前提で再点検してみよう。
- 季節。冬はやはり駄目だろう。暖地なら可能性あるが、雪の心配がある地方は冬など以ての外だ。春に新芽が出て花が咲いて更に枝葉が充実したころが良さそうだ。挿し木の期間に梅雨が来れば湿度の維持もしやすい。そういうことを考えると、ベストの時期は5月になる。4月は少し早い。6月は少し遅い。その地域・その年の気候にもよるのでチャンスが無い訳ではない。チャレンジすべきだ。
- 挿し木床の準備。市販の挿し木床はブルーベリーの場合は不適当。ピートモス(中和していないもの)をミックスさせる。100%ピートモスでも構わないだろうから、ミックスする場合も50%は確保すること。ピートモスは最初に水とよく混ぜてどろどろにすること。ミックスする場合はどろどろにしてからやった方が無難。前後しても多分問題ない。市販のものにはアルカリ中和用のものが入っている心配がある場合は鹿沼土、赤玉土、バーミキュライトあたりとミックスしておいてもよいだろう。ピートモスを多く使う理由はブルーベリーの根が弱いから。普通の土の中では発根は上手く行かない。
- 挿し木用に充実した枝をカット。短く。葉は1枚か2枚。1節。斜めにカットして水に漬ける。時間は20分程度にしよう。
- 挿し床に水やりをしてから穴を開けて準備してから、挿し木を水から上げてルートンを付着させ、挿し穴にそっと入れる。刺した後、穴を塞ぐために軽く周りを押す。
- 最後に再度水やりをするが、浸み落ちる程度の水やり。高い位置からキリを吹き掛ける要領。あるいは、少し水を張った皿などに挿し床(ポット)を入れて下から水が浸みるように上がってくる要領。この水やりの要領は活着~発根が確認できるまで毎日続ける。基幹的には1か月。
- 梅雨時は湿度は歓迎するが雨が直接当たらない方が無難。半日陰、短時間の日照。直射日光に注意するが日差しが無さすぎても良くない。夏の高温時は水やりは朝夕2回を心がける。
- 地植えは急がないこと。最初の冬はポットのままでも構わないが、小さなポットは温度管理が難しいので大きなポットに入れ子にしたり、屋内に取り込んだりして、雪や霜の対策を行う。本来ブルーベリーは寒さに強いので成長の様子によっては懸念は少ないが管理を確実のするなら屋内で水やりを続ける方が無難。
- 挿し木床に使うポットは柔らかいビニール製のものを使うと、根土を崩さないでそっと移すことができるのでより安全だ。根が弱いので植替え時の負担はどのタイミングであれ最小限に止める工夫が必要。
- 肥料はブルーベリー専用のものがある。2週間経過した少量を与えて良いだろう。