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寒冷地でシークワーサーを育てる



寒冷地でシークワーサーを育てる


沖縄主産地の柑橘類。ジュースなどは良く売られている。関東は海に近ければ普通に庭植え出来るだろう。北関東や甲信越となると雪もあるし霜が降りるし地植えはリスキー以上。

ここは悩むところではない。普通に鉢植え。基本は丈夫なので余程乱暴な扱いをしなければ枯らすこともないだろう。実を付けさせるには日当たり、温度、水、肥料に注意する。

手抜きでも枯らさない安全のためには少し大きめの鉢を使いたい。あまり大きくすると移動が大変だから、室内スペースと体力を加減に決めること。15号を超えるのは止めてせいぜい13号辺りで手を打つのが 収まりが良いだろう。

シークワーサー実付き苗木通販

探せば買える。



唐突にシークワーサーをピックアップしましたが、その理由はシークワーサーには「ノビレチン」という成分が他の柑橘類に比べて圧倒的に多く含まれている特徴があること。多分、漢方薬にもなっているでしょう。

生活習慣の変化で静かに蔓延の傾向を見せている頻尿・尿漏れに効くらしい。

まあ、自分で育てなくても果物を買えば済む話だけど、樹木として育てていれば常々意識づけされるので好ましい。



寒冷地の多くは日差しが強い。夏は外置きと決めて掛かると葉が焼けて失敗する。夏は勿論は植木鉢は外に出すが直射日光は避けること。かと言って日陰は好ましくない。午前中の日差しは受ける場所が良い。雨を受ける場所。風通しは必要。



植物を育てるのを楽しむなら実生が一番。 立派な果実を付けることは期待しないで種子からの成長を眺めるだけで楽しいものだ。

晩秋の柿を楽しむ

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晩秋の柿を楽しむ
  • 柿(カキノキ)
  1. 晩秋、葉が落ちたカキノキに赤、橙、黄、黄緑の柿が残っている。色味を失った世界ではとても目立つ。美しい親しみのある色合いは心をやさしくしてくれる。
  2. 雪の中に残った柿は輝いてさえ見えて来る。鳥たちや猿たちや他の小動物も争うようにカキノキを訪れる。柿ほど日本をイメージさせる果実は他にないだろう。日本画の題材になっているものも多分多いのではないだろうか。
  3. 食べてもそんなに美味しい訳でもない。何処にでも柿は植えてあるから食べる気になれば簡単に手に入る。ありふれた果樹であり果実だ。甘柿と渋柿があることは知っている。干したものは干し柿で食べることが出来る。
  4. 柿の実は調理されることもある。
  5. 柿の葉も大きくてしっかりしていて使いやすいからだろうか、料理で良く利用される。 柿の葉寿司が有名。
  6. ところが柿の木の知識は都度都度仕入れてはみるが生活の中で知る以上のことは何も知らないことに驚く。
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カキノキは寒いところも熱いところも苦手。四季のある温暖地が絵になる。種類はどれだけあるか分からないが、流通にのって店頭に並ぶ柿はある程度限られているが、特定品種が特定ルートで流れていくので拘りがあれば手を尽くして探すのだろう。

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禅寺丸柿の干柿
受粉樹に使っている禅寺丸が王禅寺で発見された日本最古の柿とは知らなかった。他の果樹でも古い木は受粉樹になる。少し大事にしてやろう。柿生は王禅寺の禅寺丸を出荷する駅だった訳だ。今は柿より桜並木が有名かも知れないが探せば多くの禅寺丸を発見できるのだろう。晩秋に散歩しても良い。

干し柿にする。甘柿に近い渋柿だから失敗する心配はない。問題はサイズ。小さな柿を干すからますます小さくなる。全く小ぶりでみすぼらしい。可愛いと思うことも出来る。家庭の味とも言える。

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大きい渋柿を仕入れてそれを干し柿にする。それも面白いだろう。 少量で十分だ。

林檎の樹の剪定時期

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林檎の樹の剪定時期
  1. 12月下旬~2月上旬がベスト。
リンゴの剪定時期はいつなんだろう。普通の木と同じかな。ネットで関連情報を探すと休眠期が剪定時期とある。今(11月中旬)はまだ葉を付けているので剪定時期とは言えない。12月から3月とあるが3月は既に植物は動き始めているので遅いだろう。12月下旬から2月上旬。1月がベストと考えておきましょう。



リンゴの花芽は去年の新枝(新梢?)の先っこに付くらしいから、短い枝はカットしないことと説明がある。全く分からない。そんなことを言っていたら剪定できる枝が無くなってしまう。

  • 背が届かないほど高い枝は黙って切りましょう。とは言っても手を伸ばすのは背税2メートル。高枝切りバサミを使えば4メートルまで伸ばせるかな。あまり高くすると色々不都合が出て来るから貧弱に見えても低く育てっることにしよう。
  • 隣の木のエリアを脅かすのも黙ってカット。
  • 通路にはみ出したら黙ってカット。
  • 隣家にはみ出たらそれもカット。 
  1. 結局歪な形の円柱が出来上がる筈だ。 


剪定の説明が色々あって助かります。果樹ですから収穫中心の考え方になっているのが殆ど。観賞とかシンボルツリーとかそういう観点の剪定の説明はあまり見ません。

何もしないのがベスト。とは言え、交差枝とか、彦生えとか、あるいは周りに迷惑の無いように最低限の剪定は欠かせない。


首里城のソテツの実生を楽しむ

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首里城のソテツの実生を楽しむ
沖縄の首里城には多くのソテツが植えられている。花が咲く時期も実を付ける時期も終わっていたのだろうか。低木の足元を見ると、落ちた実なんだろうか幾つも小さな黒い塊が転がっている。記念に数個を拾って帰る。

家に帰ってからは、ソテツの黒い実/種?のことはすっかり忘れてしまった。春のある日、カバンの中を整理していたら数個の塊が出てくる。何だったかすっかり忘れていたが、きっと何処かで採取した種だろうと思って植木鉢に植えてみる。

ソテツの花
花と言う印象が薄い。少なくとも花が咲く雰囲気はない。地味。
雄花は棒状、雌花は半球状に咲く。時期は6月~7月ころか。

ソテツの実
赤いソテツの実と歌もあるくらい赤い実をつける。勿論、これが種になる。8月~9月ころか。

ソテツの種


植えたこともまた忘れていたある日。一本の芽(葉?茎?)が顔を出していた。それでもまだ何かは判別できない。でも、首里城のことを思い出してもしかするとソテツかも。

7月になって、ようやく左右に細い葉を伸ばす姿からあの時のソテツと確信する。

しかし、こんな場所で育つのかな?。ちょっと気の毒な場所だ。家に入れて観葉植物のように育てるべきか。

兎に角、面倒を掛けないで育てる主義だからソテツの性格をしっかり見極めしないといけない。

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  • それにしても首里城のソテツの実生なんて嬉しい話だ。
(追記8/6)
  • 1週間したら もう1本の実生苗が顔を出した。強いね。
 (追記8/13)
  •  また新しい芽が顔をだした。2本。計4本。何のことはない植えた(埋めた)種は結局全部発芽してくれたようだ。本当に強い。このまま集合状態に置くのか別の植木鉢に分けるのか思案。
 

ソテツの育て方:

  • 日当たり:良い場所
  • 風通し:良い場所
  • 水はけ:よい場所。乾燥に強い。但し、芽吹き、苗木の間は慎重に。過乾燥にならないように。
  • 寒さ:苦手。寒冷地へ移すなら実生で発芽させて冬は屋内に取り込む。木が大きくなったて移動が難しくなる前に庭に下すか室内観葉とするか決める。
  • 庭に下す場合は春の間に植えて値を伸ばす時間を稼ぐ。秋の終わりには十分な冬支度が必要。幹巻き、藁囲い、雪除け・風除けなど。葉は束ねたり、切り落としたりする。頂点(成長点)の部分はカットしないこと。
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種まき:

花終わる10月ごろに採取して直ぐに撒くとある。最初は適度に湿気を維持する水やりが必要。
実際は半年以上放置していての発芽だから結構生命力の強い植物と言うことが分かる。3個4個から発芽は1個。結果的に厳選したことになる。次回首里城を訪問した時も記念に数個持ち帰ることにしよう。

水やり:

鉢植えの場合、過剰な水やりは厳禁。根腐れを起こしやすい。根腐れを起こしても患部をナイフなどでカットアウトして葉を落として植え込めば再生できる。問題は根腐れを起こしているかどうか判断がすぐできないこと。まあ、鉢底が乾燥するまで水やりをしなければ済むこと。

肥料:

控えめに。基本的にやらない。観葉と思えば液肥アンプルを1本立てておいても良いかも知れない。



ソテツとシュロの違い
  • 雰囲気が南国系で何となく似ているというかはっきりした区別が付かない。
  1. ソテツ
  2. ヤシ
  3. シュロ
  4. ビロウ
  5. シダ
  6. フェニックス
  7. リュウゼツラン

ブルーベリー(ラビットアイ)受粉失敗

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ブルーベリー(ラビットアイ)受粉失敗

  1. 名前の分からないラビットアイが2本。恐らく、ホームベルとウッダートと推定しているが、これまでは近く(3メートルくらい離して)に植えていたので受粉も出来て実を付けてくれたが、間を少し伸ばして5メートルくらい離して置くようにしたら、うまく受粉できなくなってしまった。距離の問題もあるが間に別の樹木を挟む形になったのがいけなかったのか。
  2. 受粉に失敗した花は花びらが黙って縮むだけの姿になるのでよく分かる。因みに上手く受粉できると花弁はすとんと落ちる。 
  • 対策
  1. ブルーベリーの紅葉は見栄えがするからラビットアイを2,3本新たに植えても良いかな。花を咲かす程度に小さなもので十分。ブルーベリーは花の時期が様々で受粉を確実にするには時期を合わせる必要が有る。
  2. もっと確実で簡単な対策は移動は面倒だが、隣り合わせにレイアウトすること。 鉢植えだからできない相談ではない。

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ブルーベリーの受粉

ブルーベリーは虫媒花。ハナアブ、ミツビチ、マルハナバチ、などらしいが、なかなか姿を見ない。殺虫剤を撒けばますます虫がいなくなってしまう。近所が農家なら駆除されているかも知れない。なかなか難しいね。

人工授粉を真面目に考える必要が有りそうだ。「ブルーベリーの人工授粉」はしかし効率は悪いらしい。花を傷めないように柔らかい筆先とか使って適当なところに落として次に別のブルーベリーの花にくっ付けるようにする。同時に花が咲いていないと難しい。冷蔵庫などで保管して花が咲いてから使ってもいいかも。

しかし

無精者、面倒くさがりには人工授粉なんて絶対に似合わない。やはり、あと何種類かラビットアイを植えて、受粉しやすい環境を作ること。そのためには、虫たちが日常的に訪問しやすいように花を咲かせる花木類を整備することも大事だろう。 コニファー類や常緑樹をあまり中心に考えて庭木を揃えるのは好ましくないことになりそうだ。

ブルーベリーの開花期:
4月から5月。ラビットアイは少し遅い。また寒冷地も少し遅くなる。

ナガミヒナゲシの種を採取する



ナガミヒナゲシの種を採取する
  1. オレンジ色の薄い花びら。 素敵な雑草だ。これを庭に植えようとしてもなかなか上手く行かない。たまに勝手に道路わきに生えてくることもあるが落ち着くこともない。
  2. 久しぶりに庭植えにチャレンジすることにした。先ずは種の採取。街中を散歩すると6月になれば花は終わって種の入った穂/鞘の形になっている。鞘の中には小さな粒みたいな種が入っている。
  3. 種は冷暗所に保管しておいて、冷暗所と言っても冷蔵庫ではない。直射日光を避けて暗い部屋に入れて置けば十分だろう。ポリ袋に入れるよりは紙の袋に入れて置いた方が良さそうだ。
  4. 夏が過ぎてやや涼しくなって台風とか秋雨とかの時期になったら種をまけばいいでしょう。 
  5. 一番の問題は狭い庭だから適当な撒く場所が見つからないこと。

雑草雑学が面白い-3

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  • 雑草とは何か

再び考えてみると、なかなか難しい。植物とは何かとか、命とは何かとか、

雑草とは環境を克服して命をつなぐことに優れた植物。だから全ての植物は雑草とも言える。命とはそういうものだ。

対する栽培植物は、環境は人が提供する。人の手が離れると生き残れない。栽培植物の戦いは、より大きく、より形よく、より甘く、より特徴的であることも要素に入って来る。人の価値観に沿う資質の競争。

自然界で生き残る資質とは別物だ。栽培化植物には自然界での生き残り競争にも強い資質のものも生まれてくる。交配、突然変異、遺伝子組み換え。



環境は変わる。植物が環境を変える。人もまた環境を変える。相互作用が作り出す環境。 プレイヤーは次々と変わる。人の現世と同じだな。人もまた雑草。環境に適応できなければ弾き出される。植物は資質を変えるのに長時間何世代も必要だろうが人は一代で変えることも出来る。変わろうと思えばの話だが。

雑草を雑草のまま楽しむのも共感が持てて良いかも知れない。



誰が未開の土壌に先着し、誰が先陣を駆逐して、誰が空間を支配するか。栽培植物(園芸品種)を雑草の中に放置するとどうなるか。興味が尽きない。小さな庭でも宇宙のような時間が流れる。

雑草雑学が面白い-2

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雑草の競争シナリオ

植物の競争戦略。

(雑草学者ベーカー纏め)


植物(その起源に於いては全て雑草)は人と出会い、人の評価を受けて識別されドメスティケーション(栽培化)を経て雑草と分離された。偶然あるいは意図的な交配を経て雑草と栽培植物の交流は継続した。今なお続いている。全く人間の身勝手の結果だが。

雑草の生き残り戦略~Baker(1974)の12項目

ネットで探すが見つからない。引用は多くされているが、多分常識的な内容なのだろう。若しくは、今の科学的センスからすると意味不明が含まれるのか。



もう一つの雑草の定義。

それは「逆境を克服する力を持った植物」ということだろう。スーパーパワーの持ち主。




  1. 「種子の発芽に必要な条件が複雑」 一体どういう意味だろう。色々な条件が整って初めて発芽。うっかり発芽するようなポカはしない。環境の整備を見極める力があるということか。
  2. 「発芽がバラバラで種子の寿命が長い」 う~ん意味がまとまらないね。前項の内容の一つにならないのかな。種子自体がタフというのは必須か。
  3. 「成長が早く速やかに花を咲かせる」 分かる気がする。スピードは環境変化リスクを軽減できる。
  4. 「生育可能な限り長期に渡って種子生産する」 数は力なり!かな。長期と言うと環境変化の中でということになりそうだ。何処かでジャストピントの種子の放出になるだろう。
  5. 「自分だけで種子を残す方法を持っている」 そうだろうと思うものの具体的にはどういう内容なのか分からない。
  6. 「特定の昆虫に頼らず花粉を運ぶ」 
  7. 「条件が良い時に種子を多産する」
  8. 「条件が悪い時にもいくらかの種子を生産することが出来る」
  9. 「種子を遠くへ運ぶ仕組みを持つ」
  10. 「切断されても強制な繁殖力と再生力で増えることが出来る」
  11. 「人間が耕すところより深いところから芽を出すことが出来る」
  12. 「競争を有利にするための工夫がある」
成る程ね。あまり学術的ではないね。文科系の頭の言葉遣いに見える。植物学者の中にはこの程度で十分な人もいるかもしれない。事実確認は不明でも気持ちは伝わってくる。

別の人(日本人)がまとめた記事(PDF)の方が話はまとまっていて分かり易いが、箇条書きにする知恵が無かったのは残念だ。植物学者の限界か。

雑草雑学が面白い-1

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雑草は勝者か敗者か?

定義すらままならないが、好きな花を植えて楽しんでいるとその周りに雑草が芽を出して茎をのばして纏わりついてくる。放っておけば雑草に埋もれてしまう。
土がむき出しになった場所に最初にやってくるのも雑草。水も肥料もやらないのに。

人の「お気に入り」になれなかったということで雑草は敗者。

地表面あるいは空間を支配する競争では勝者に違いない。

但し、土壌や日射の変化は勝者を変えていくから、何か一つが勝者のままで居座ることは難しい。変化する環境に適応しながら多様な生き方を実現したのが雑草。

人が環境変化の要因になることもある。人が作り出した新しい環境は、恐らく新しい雑草を生み出しているだろう。



雑草が存在するのは、ある人たちの怠慢だ。

どんな植物にもそれぞれの役割や物語があるのに、それが適切に紹介されていない。

土建屋や机上デザイナーの詰まらない知恵は迷惑物・邪魔者で一括りして駆除する頭しかなかった。人工的な公園や道路を良しとする愚かな人たちが雑草を作り出している。不十分な知恵を隠すために雑草として片付けている連中だ。

ヒガンバナ(彼岸花)を駆除する



ヒガンバナ(彼岸花)を駆除する




  1. 埼玉県の何処かにヒガンバナを大量に咲かせて有名な公園があるらしい。(巾着田?)群生は見ごたえがあるだろう。しかし駐車場のトラブルが多く出かける気にはならない。
  2. ヒガンバナの赤い色が美しいから路傍で摘み取って家に持って帰ると親に叱られた。家が火事に合うからというものだ。確かに不吉な雰囲気も漂う花だ。
  3. とは言えわざわざ駆除するような花でもあるまいが、全草有毒。特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含む有毒植物とあるから不用意は禁物か。

ススキを駆除する


ススキを駆除する




  1. 風流物の代名詞みたいなススキは実際に狭い庭兄など植えたら大変なことになる。先ずはそのサイズ。足元根元は地下茎なのかぐいぐい広がるし、葉は下手に触ると指を切りそうな鋭いエッジを持ってこれもぐいぐい伸びて来る。
  2. 風で葉が揺れるたびに周りの植物を切り裂いてしまう。恐ろしいほどの競争戦略を持っていた。黄色い花をつけるだけのセイタカアワダチソウが健気に見えて来る。
  3. 特別な目的でもない限り、庭にススキを入れるのは止めましょう。
  4. 何処かで見たやり方だが、大きめの植木鉢に入れてなら広がりも限定できるので楽しむ範囲で育てることが出来そうだ。


セイタカアワダチソウを駆除する


セイタカアワダチソウを駆除する

  1. 遂に出ました悪名高き「背高泡立草」です。日本の景色を変えた外来雑草の代表種です。
  2. 狭い庭ならそれと分かる前に引っこ抜かれて終わり。



  • 自滅のシナリオ
  1. セイタカアワダチソウは根から毒素を出すらしい。葉にも毒素があるようだ。回りの動植物を駆逐する。成長抑制成分。小動物にも悪影響。
  2. セイタカアワダチソウが欲しがる栄養素を独占的に取り込むから地中から栄養素は無くなる。すると最早生存できなくなる。自滅。
  3. 自滅後は毒素が微生物によって分解され普通の植物が戻って来る。
  4. セイタカアワダチソウの肥料が継続的に供給されるには周りの植物も適当に存続している必要が有る。共存の関係。今の日本景色はぼんやりとした共存関係が成立しているように見える。
  1. 因みに。セイタカアワダチソウが自滅するとススキが入り込むチャンスが生まれるようで、外国に渡ったススキはセイタカアワダチソウを駆逐する外来雑草になっているらしい。線路の脇の争いは地球規模の争いになっているのかな?。

クズ(葛)


クズ(葛)

つる性で繁殖力が強い。低木は成長を妨げられる。植樹した若木も犠牲になる。

地下茎で繁殖するため駆除が難しい。

一方で、葛の根はくず粉として食用される。

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大柄な植物だから小さな庭に入り込む心配は皆無。気にする必要はない。花を楽しむためにむしろ移植したいと思う人もいるだろう。花には独特の香りがあるらしい。

嫌になったら根こそぎ引っこ抜けば済みそうだ。ケミカルを使った駆除方法もある。




アキノノゲシを駆除する


アキノノゲシを駆除する

  1. 何となくよく見かける花の様だ。多分、春のノゲシも存在するのだろう。花を見ると黄色の花びらでタンポポに見えてしまう。厄介だな。春も秋も。
  1. ノゲシはケシの仲間と思うが見た目はだいぶ違っていないか。

メルケンカルカヤを駆除する


メルケンカルカヤを駆除する

  1. どの写真を見ても識別できない。雑草らしい雑草だ。兎に角、ちょん切りするしかない。狭い庭で繁殖する心配はないだろう。
  2. 名前の通り外来種。西日本で広く分布。関東に広がって来ているとか。

今年のコニシキソウは?2017年


今年のコニシキソウは?

梅雨に入る頃になったが今年のコニシキソウはどんなものでしょう。庭の雑草を払ってみたが敵の姿が見えない。

今年はコニシキソウの出足が悪いのか。継続的な対策が功を奏したか。敵の姿が全く見えてこないと寂しいもんだ。夏の日照りでグランドカバーや他の雑草の勢いが衰えた時に顔を出してくるだろうが、今のところは大成功。少なくとも今まで試行錯誤した結果は正しかったと言えそうだ。

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今や狭い庭の最大の課題はシバの雑草化だろう。花壇エリアまでシバが頑張ってくれて駆除方法が見つからない。背を伸ばしたらハサミでチョッキンとやるしかない。まあ、芝生は光がないと弱いので背丈の有る花を植えてやれば多分簡単に問題解決するだろう。



今年は例年ほど芝刈り機を掛けたり雑草駆除をやっていない。だから庭は程よくシバとクローバーと雑草が伸びて地表がむき出しになっていない。コニシキソウの出番が作れていないのかも知れない。 言い方は妙になるが、嫌いでない雑草(シバ、クローバーなど)で嫌いな雑草(コニシキソウ)を抑制していることになる。



(追記)

今年は庭の手入れをサボっていた。その為、9月になると、グランドカバーにもあちこち剥げ(ハゲー!違うだろう!の剥げ)が 目立ってきた。雑草も背丈を伸ばすようになった。ハゲ(土がむき出し)の周辺を見るとコニシキソウが頑張っている。知らずに踏んづけたのだろうあの独特の臭いにおいが漂う。

早速、根こそぎ引き抜く。丁寧に力を入れて途中で切れてしまわないように注意しなければいけない。

引き抜いたコニシキソウは他の植物と分けて簡単に土に戻さないように注意すること。

コニシキソウは土が剥き出しになった地表を真っ先に塞いで土壌の湿度を保持してくれるので本当はあまり嫌うべき雑草でもない。土壌環境が良くなると他のもっと強い雑草が勝手にコニシキソウを駆除してしまう。だから、匂いや姿形が特に気にならなければ放置すべき雑草かも知れない。

ヒロハホウキギクを駆除する



ヒロハホウキギクを駆除する

  1. これも見てすぐ雑草。嫌いな雰囲気。問答無用で引き抜く。
  2. よく見ると花はそれなりに可愛いものだ。マクロで写真に収めてから引っこ抜くのが作法と言うものだろう。

ヒメムカシヨモギを駆除する


ヒメムカシヨモギを駆除する

  1. 見た目も悪い。見つけたら問答無用で引っこ抜かれるだろう。庭の主が目を光らせている限り繁殖のチャンスはないだろう。

ヒルガオを駆除する


ヒルガオを駆除する


散歩していても割とよく見かける。雑草と言うには花はサイズもあるし色合いも品もある。雑草と言うより普通に植えても良さそうだ。

地下茎で増える多年草。朝顔は種で頑張る一年草。



ドラマの昼顔のタイトルはここから?。

ヨウシュヤマゴボウを駆除する



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ヨウシュヤマゴボウを駆除する
  1. 味噌漬けなどにする山菜のヤマゴボウとは別物。
  2. 毒性があってワインの着色料としての使用は禁止された。

  1. この毒性植物が何ということか狭い庭に堂々と植えられている。人の好みはまさに好き好きなのだ。駆除するどころの話ではない。
  2. 自家製染色に使えるのが理由。草木染めの一つになるだろうか。地味な趣味だな。
  3. 花は小さく地味なものだ。観賞用というより実用品。
  4. 結構大柄の植物だから狭い庭なら勝手に生えて来ても途中でカットされたり引き抜かれたりして消えていくだろう。 
  5. 油断大敵。いつの間にか知らん顔して庭の隅に収まっている。
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シャクヤクの仕立て方
  • シャクヤク
花が大きくて頭でっかちの構図になる。風で直ぐに倒れてしまう。支柱も止むを得ないのかもしれないがあまり美しくない。いい工夫はないものか。

イタドリ





イタドリ

この名前は何度も聞いたことがあるが、どのようなものかは知らない。食用?薬草?何か有用な植物だったかもしれない。

「すかんぽ」とも言うらしい。なるほど。咬むと酸味のある液体が出てきたような。田舎の野道の話。「どてのすかんぽ~~」という歌があったような。食用にもなるようだ。大事にする日本の風景に入るものかもしれない。

雑草に相応しく荒れ地に強い。地肌を緑で覆うのだから感謝して良い。

これも大柄で庭に入り込む心配はない。

原産地が日本とは驚く。

最近は日本以外にも広がっているらしい。迷惑を掛けているのか感謝されているのか分からない。

タケニグサ


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タケニグサ

聞いたことがない。雑草らしい。見たことあるのかな。散歩道に普通に生えているようにも思う。悲しいかな知識もないし印象もない。かなり大柄だから狭い庭に入り込むチャンスはない。

竹に似た草?。

タカサゴユリ

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タカサゴユリって、これ雑草なの?。
人間って勝手だな。環境に強くて繁殖手段も色々ある丈夫な植物は放っておいても勝手に増えていくが、そういう植物には希少価値が無いからか、自慢にならないからか、段々見向きもしなくなる。連中は花を見ないで傍目・世間体を見ているだけ。

原種系チューリップってあれはチューリップの中の雑草かな。勝手にどんどん増えてくれる。

雑草は健気(けなげ)で可憐(かれん)で可愛らしいものが多い。地味に小振り。だから尚のこと雑草って面白いのかもしれない。 花屋の花より草むらの花。



雑草の面白さは生きる工夫の見事さ。彼/彼女らは人を当てにしていない。人をも利用しているかも知れない。学ぶべき人生の師匠みたいなものだ。



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種子:風に飛ばされやすい形状になっているとのこと。

ユリの種子

ショカッサイを駆除する

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ショカッサイを駆除する
庭に入って来る雑草ではないでしょう。紫色の花が気に入って植えるかしないと無理。今は雑草だけど最初は園芸品として日本に持ち込まれたものらしい。

この花を実際に見たことがあるか判然としない。雑草と呼ばれるものは、多くの場合、本当に記憶が明確でない。

近所の河岸に菜の花と同じ時期に一斉に生えていたものが似ている。ハナダイコンと呼ばれるものとと似ているが、全く別物らしい。オオアラセイトウと言うものもある。これはこれで別物らしい。困ったものだ。
  • ハナダイコン:ヨーロッパ原産
  • オオアラセイトウ:ヨーロッパ原産
  • ショカッサイ:中国原産
駆除の必要は全く感じない。庭にやってきていたら、取り敢えず、大歓迎。

スギナを駆除する

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スギナは雑草の王様の一つ。そんなイメージだ。ツクシはスギナの地下茎に出来るものらしい。可愛いつくしを喜んでいると地下はスギナに侵食されているということかな。スギナの根(地下茎)は地獄まで伸びているというらしいが掘って調べたこともない。

スギナの被害は特に感じないので、それほど目立つ存在でもないから、放置しておいても問題ないと思う。
狭い庭でも、日の当たらない場所に若干見かける。



スギナの実害についての記述が見当たらない。好き嫌いがあるから目にしたくないならそれも実害かも知れないが、さほど深刻になる必要はないだろう。地下茎の菌が樹木や花や野菜に悪さをするなら困るが特段のことが無ければ放置して良い。

スギナ自体は痩せた土地で地味に生きながらえているうちにタフになっただけなんだろう。大昔、巨木にまでなって繁栄していたころは恐らく全体が痩せた土地でライバルも少なかったのだろう。

狭い庭でも他にも雑草がたくさん居るからスギナも滅多なことではメインエリアに進出できない。だからと言って、油断してほかのグランドカバーを駆逐する状況になったら深刻だが、今のところそういう気配はまったくない。



駆除する発想より、好きなグランドカバーを植える方を考えれば十分でしょう。自然と土壌改良も進んでスギナは極小化していくのが期待される。

多くの場合、スギナが集団で生えている場所は何も手入れしていない放置エリア。スギナの駆除相談と言うのは何か違和感がある。放置しておいた土地にスギナが生えていただけで、何かに使いだせばスギナは消えていくはずだ。



ネットで探すとスギナの駆除には苦土石灰が良いとか、肥沃化が良いとかの記述がみられる。そうかも知れないがあまり興味はない。スギナを駆除した後どうするかが問題。

単に植物と言う命を根絶させたいなら無機質なもので厚く覆えばいいし、ホルモン系の薬剤を撒いて自分の健康まで危険に晒しても良い。 こういう発想は業者の人しかしないものだ。

生きた化石が庭の隅で細々を命を保っているなら応援していい。

道端のひなげしを植えてみたい

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道端散歩を楽しませてくれるオレンジピンクの可愛いひなげしがそろそろピークを過ぎるころだ。わざわざ植えるものではないのかも知れないが、どうせ雑草に奪われるスペースならひなげしを植えた方がメンタルは上々だ。

ケシの花は好きだから今までいくつか園芸品を植えたりしたがいつの間にか消失している。弱くもない花だがその他の雑草がめっぽう強いのだろうか、2年程度で居場所を失ってしまうようだ。

今の目論見は、雑草のオレンジピンクのひなげしの種を採取して庭に撒くというもの。
  1. 「ひなげし」の種類
  2. http://www.geocities.jp/mc7045/sub166.htm 
  • 写真(ナガミヒナゲシ)は比較的最近の帰化植物と聞いて驚いた。 
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調べました。花が散った後の筒/鞘は緑色(草色)ですが、これが茶色になったら種が出来ている状態。鞘を開けると種が零れ落ちる状態で完成。種はケシの仲間だから極めて小さいものとのことだ。

これを採取して9月か10月に植えればいいらしい。

ひなげしは暑い夏は種の状態でやり過ごすようだ。鞘から零れ落ちて、風に吹かれて、小さな隙間に入り込んで暑さ除けをするんだろう。と言うことはあまり深く埋めるものでもなさそうだ。

今までの失敗の原因は案外深埋めが原因だったか。次回は雑に撒いて放置することにしよう。撒く前に種を駄目にしてしまったのかもしれない。雑草なのに下手に世話をしようとすると案外難しい。

原種系チューリップの失敗>高さを揃えましょう!

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チュリパ・クルシアナ レディジェーン 
アルバコエルレアオクラータ

原種系チューリップは小ぶりで倹しく凛とした装いで清楚なイメージをもつが、すらっと伸びた姿の特徴は宣伝用の写真に騙された部分もある。今回(昨年秋)植えたものは花を咲かせてくれたものの最初は場所も分からなかった。地面にへばりついたような低い位置で開花してしまった。あまりに地味過ぎる。興ざめしてしまった。今年からは背丈の十分ありそうな、風や雨には弱いが、そういうものを意識して植えよう。

短足君は気の毒だけど、別の場所に移すことにする。
原種系チューリップのもう一つの売りは、世話要らず。園芸系チューリップは最初こそ立派な花を咲かすが、その後は急激に残念な状態になる。環境が合えば毎年花を咲かすが拡大させることは容易でない。原種系は球根も小さく分球も勝手にやってくれるのか毎年前年と見劣りしない花を咲かす。少しずつ増やしていって雑草と間違えるくらいに広がって欲しい。



短足で揃えて楽しむ人もいるだろうから失敗は言い過ぎ。 球根はよく見て買うことだ。

ヨシ

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水辺の景色。頑張ってください。決して滅びるなよ。
下手に清掃とか浄化をやり過ぎると景色を失うことになりかねない。手を加えないエリアを確保することが大事だ。

掃除は缶とか瓶とかプラスティックを除去する程度で。

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ガマ

これは今では希少価値の植物かも知れない。なかなか見ることが出来ない。動物も植物もどんどん追いやられているね。雑草こそ保護すべき対象かも知れない。

ジュズダマ

これも庭に侵入する心配はない。

実に穴が空いているというのは面白い。この穴を使って数珠のようにつないで遊ぶのかな。

昔は雑草はもっと身近だったのに今は乾いた世界になってしまった。

キツネノマゴ

愉快なネーミング。狐にも孫が居るなら楽しいね。

形が何となく面白い。さぞかし、キツネの可愛いお孫さんはこのような雰囲気だろう。

マクロレンズでパーツパーツを収めてみたい。そんな衝動に駆られるおちびちゃんだ。

オオオナモミ

オオオナモミ

聞いたこともない名前の植物だが説明を見ていると子供のころ何処かで遊んだ記憶がある。とげとげの実(?)が簡単に洋服にくっ付くのが面白い。

庭に生えてくる心配はないでしょう。




イノコヅチ

猪の子槌

いのこづち

名前の由来は?

くっつき種は有名。山とか林とかに出かけると必ずお土産になっている。



狭い庭に侵入してくることもない。

コセンダングサ

見た目にも雑草らしい草だが、恐らく何のためらいもなくカットしたり引き抜いたりしているだろう。花も地味に小さな黄色。

名前を覚えるのも容易ではない。

種は動物などにくっ付いて移動するとか。

コセンダングサ

リンゴの花が咲かない

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今年の春の雑草は「仏の座」が元気すぎて困る。正しく仏の座か似たものかの判別は付かないが凄い勢いだ。多分、暑くなってくるその内には他の雑草に勢いを取られるだろうが新緑の中でピンクの花を咲かそうとしている。良く見れば可愛いのだが、どくだみの花と同じで何となく好きになれない。

さて、リンゴの話。去年は初めて花を咲かせて、形ばかりだけど実を付けてくれた紅玉だけど、今年は花も蕾も気配なし。

隣の姫リンゴは今年も元気に白い花を咲かせてくれているのに。何が違うのだろう。

1年おきの着果ということなのか?

紅玉リンゴに花が咲かない理由?
紅玉リンゴの開花時期?

剪定の仕方によっても花の付け方が違うらしいが、難しいことは分からないので剪定は一切やっていない。例外的に、通路の邪魔になる部分と他所に当たる部分だけはカットした。どうにも分からない。

再度、樹木をチェックした見たら、極僅かだが、手の届かない高いところに2,3個の蕾を発見。ピンクと白が見える。去年は最終的に10カ所程度は花を付けていたから今年は3分の1まで少なくなった勘定だが、気分的には目出度し目出度し。

樹木が小さいから果実の期待はあまりない。リンゴ農家でもないし。だから、枝の誘引や剪定にはあまり関心が無い。それでも近所近隣の迷惑にならない程度に収めることには気を使うかな。病気と虫も気になるから、薬剤が噴霧できないくらい背を高くするのは拙いだろうな。

自家製(?)紅玉でリンゴ酒を作る願望はなかなか近づいて来ない。1個200グラム、5個で1キロ。酒1リットル。2リットルボトル。これがミニマムだね。すると、果実は10個ぐらいは実って欲しい。不出来はジャムに回して上出来5個で果実酒作り。この目論見は今年も無理かな。



ビンカ:ミノール(ヒメツルニチニチソウ)を植える

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ビンカ:ミノール(ヒメツルニチニチソウ)を植える


ツルニチニチソウの葉は斑入りで明るい色をしていて華がある。ヒメツルニチニチソウは濃い緑色のモノクロームで落ち着いた雰囲気。

どちらも春に似たような紫色の花を咲かせる。グランドカバーとして節度ある華やかさ。

性質はヒメツルニチニチソウの方が幾分弱いように思う。

挿し木をしておいたツルニチニチソウは3回目の冬越しは寒さなど意にも介さず既に雑草のような勢いでのさばっているが、ヒメツルニチニチソウの方はかろうじて1株が最初の冬越しをできたようなレベル。姿が地味過ぎて草刈りをしていると一緒に切ってしまう恐れもある。

多分、世話要らず。春か秋に適当に挿し木しておけば頑張ってくれるだろう。でも夏の暑さと乾燥を心配するなら挿し木の時期は秋を選ぶべきだろう。ある程度世話を焼くことが出来るなら何時でもOK。理想のグランドカバーの一つに違いない。



狭い庭にグランドカバーを幾つか入れるとそこは凄まじい戦いの場になる。ツルニチニチソウとこのヒメツルニチニチソウがどのようなポジションを取っていくのか興味深い。