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アンズ(杏子)を植える

アンズ(杏子)を植える

梅の品種で露茜(ツユアカネ)を植えたらなんとこの梅の品種は自家結実しないで受粉樹を要求する。しかも開花時期が遅くて普通の梅では間に合わない。開花時期が近い杏子なら受粉樹になるとのことで止む無く植える羽目になる。

杏子は花の形も良くて花も楽しめる。杏子の果実はそのままでは食べることは出来ないが、ジャムとかには利用できる。

杏子の果実の利用方法


  1. 杏子酒:
    形も色も硬さも上質なものを使いたい。アンズに酸味があるので美味しい杏子酒が楽しめる。WEB上の記事を眺めると必ずしも杏子酒は長期熟成が得意では無さそうだ。お酒は漬け込んで3ヶ月経過したら賞味できる。味は1年から2年くらいがピーク。だから2年くらいで飲みきるのが良さそうだ。杏子の果実は1年で引き上げる。引き上げた杏子の果実はジャムにするのが良い。
  2. 杏子シロップ漬け:
    これは上質な実に拘る必要は無い。氷砂糖と漬け込むだけ。酸味もあって夏の飲料に最適。引き上げた果実はジャム作りに回す。
  3. 杏子ジャム:
    傷物でも構わない。失敗しても最後は全部ジャムにする。去年の杏子酒から引き上げた果実もジャムにする。
  4. 干し杏子:
    美味しいかもしれない。手に入れた杏子の量が多いときには検討する価値有り。種を取って天日干し1週間。真っ黒になる。あとは風通しの良い日陰で干しておく。食べる時はお湯で洗って戻す。水気を絞って砂糖をかけて1日で美味しくなる(らしい)。
  5. 杏仁酒:
    杏子の種を漬け込んで作る(種・氷砂糖・焼酎)。種は杏子酒、ジャム、シロップ、干し杏子などから出てくるものを利用する。全く無駄が無い。この種もきっと何かに使えるだろう。梅も種を使ったお酒があるのかな?
杏子の利用法は他にもたくさんありますね。参考:千曲市観光協会



杏子の品種も色々ありますが、どうせ植えるなら実付きの立派なものが楽しいかも。細かい実がたくさんなるのも楽しいかな。ここは気合で、今一番人気の「信州大実」か「サニーコット」にします。




目的再確認:


  1. 梅(露茜・豊後)の受粉を確実にする。
  2. 花を楽しむ。サクラが切られてしまった恨み。
  3. 果実収穫。杏ジャムを作る。世話が大変だろうから、これはあまり期待しない。