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芝生の間にキノコが生えてきた


芝生の間にキノコが生えてきた

キノコは雑草とは違うが少し気味悪いね。芝生の間としたが、単に「庭にキノコが生えてきた」とも言えるね。シバは関係ないかもしれない。マルチング用のチップに映えてきているのか樹木の根に生えているのか、普通に土の中に生えているのか不明。数が多いと気持ち悪い。数日の雨と温度で一斉に出てきた感じだ。放置していいのか何か処置が必要なのか。ちょっと調べてみましょう。

キノコ発生の書き込みは結構有ります。でも対処方法の書き込みは内容が180度違うので戸惑います。

放置したらシバがダメージ受けるという対策派のコメントと一過性のもので放置して構わないという放置派のコメントと両極端。対策派は殺菌剤を撒きましょうが主です。 でも殺菌剤なんか庭に撒きだしたらキリがありません。特定の植物の特定の病気を想定して撒いておいて十分でしょう。

キノコの生えている様が嫌ならシバをカットするようにキノコをカットしておきましょう。消えるのは早い筈です。キノコの胞子なんか気にしていたら外は歩けません。密閉空間じゃないのですから胞子の類は何処からでも飛んできます。

問題の本質

適当な水分、温度、養分に満たされた環境があれば何時でも何処でも、土中に埋もれていた、あるいは飛来した胞子が活動を始めるものです。環境が壊れるとキノコは死んだ振りするか胞子をばら撒くか何かしらの対処をして本体は土に戻ります。

キノコが芝生を傷めるかというとそれは間違いでしょう。キノコが生えて元気でいられる「環境」こそが問題。湿気過多はシバにとって不適当。それが長く続けばシバは元気をなくします。多くの場合は湿度が高すぎる。水はけが悪い。腐葉土やマルチングを過剰に施して結果的に水はけ・風通しが悪くなった。シバを守るには環境を改善することです。キノコをやっつけても意味がありません。

毎年同じ場所に、割と長くキノコが生えているようでしたら土壌改良をやります。天気の具合で一過性のものなら、また場所も特定するもので無ければ殆ど無視して良いでしょう。

とは言え、

菌が取り付いて病気になるのは普通のことですから、育てている植物の状態を見て適宜殺菌剤をまくのは当然です。《キノコを見て殺菌剤を使うのではなく育てている植物を見て殺菌剤を使う》