カタクリを植える
自然がよく保護された場所へ出かけると、思いがけずカタクリの自生を見ることがあるが、果たして、狭い庭に持ち込んで植えても育つものだろうか。適当なポットに入れてお世話をすれば大丈夫なのかな。
カタクリ
主に球根で流通しているらしい。山野草の一つといった感じだ。特徴ある形の可憐な花はとても魅力的だ。広葉樹の下の腐葉土が適所と思われるが、しかし、自分で育てるのは先ず無理だろう。何せ、手間も掛けられないし、ノウハウ・経験も無いのだから無謀。
出来るのは、春に鉢植えを買って楽しんでから、落葉樹の足元を腐葉土で少し盛り土をして、鉢から下ろしてやる。葉が残っているときに動かすとダメージを与える懸念があるから、葉も終わってからでしょうね。
冬場の日差しを取り込むための工夫として斜面を利用する考え方もある。盛り土するときには留意したい。
寒冷に強いが凍ってしまうとアウト。加湿も乾燥も強風も強日射も駄目という難しい植物ですが、自然の偉大さがそれだけ理解できるものです。
※