生垣のレッドロビンの剪定
生け垣のレッドロビンは地面・土を隣同士で共有するので根張りに制約が行く。樹勢は大せいだがリソースの制約が苦しい。レッドロビンも普通に1本だけ植えれば立派な大木になるが、生け垣では無理。
で、中途半端にしているとカビや病気やでみすぼらしくなってしまう。赤い新芽も弱弱しい。
対策は「強剪定」らしい。高さを1mか、せいぜい1.5mか。回復には1年か2年掛かる。耐え切れずに枯れたところは新しい苗木を移植して世代交代を図る。同じレッドロビンでは病気を移されるリスクもある。殺菌剤の散布ではどうしようもないと判断したら樹種を変えるしかない。
高さを抑えるのと、内部が混みあっている筈だから透かし剪定も行うこと。殺菌剤は種類を変えながら根気よく散布する。
これ、1回の終末2日でいきなりやっては駄目です。レッドロビンは季節の影響は受けにくいので、酷暑・厳寒の時期は作業の種類を選ばないと駄目だが、毎月1回を続けながらやることです。
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昔はレッドロビンを生垣に使うことが流行った、新興住宅地は決まったように使っていた。赤い新芽の美しさに引かれて今でもそれなりの人気がある。ってか、扱いやすいので業者もついつい使ってしまうこともある。剪定にも強いし挿し木などでも増やせるしコストもリーズナブル。
品種はいくつかあるらしい。
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10年とか20年とか経過するとレッドロビンもそれなりに草臥れてくる。枯れるものや、幹が太くなったものや、背丈が伸びあがったものや、葉の広がりが上部に集中して足元がスカスカのものや。それなりに面倒を見てきたはずなのに、素人のやることは何処か抜けているのだろう。
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生垣(レッドロビン)が枯れたら?