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ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン
庭にはチョウもやって来る。ツマグロヒョウモンもその一つ。タテハ蝶の中ではポピュラーなものです。ツマグロヒョウモンの幼虫まで見つけてしまった。され如何致しましょう?
<何処に卵を産むか?>
幼虫はスミレ、パンジー類の葉っぱが好きらしい。産卵はその近辺が多いと予想して間違いないでしょう。実際に産卵する場所は近くの枯れ草でも構わないようだ。
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<毒々しい姿かたちの幼虫>
黒い地に赤い縦の線が入り、またぽつぽつと赤色の斑点(突起?)がある。一見すると蛾の幼虫に間違える。特に毒針も毒牙も持っていないので、見つけても優しく扱うことです。
パンジー類は食べられてしまいますが、幼虫の餌と思って黙って見過ごすことです。決して退治しないこと。
<タテハ蝶は丈夫で長持ち>
生命力がありそう。このツマグロヒョウモンは年間5回も発生すると記載があった。産卵の回数なのかな。一匹の寿命も長そうだし。
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蚊などの害虫も多いが、安易に殺虫剤は使えない。蝶の幼虫・成虫を死滅させないとも限らない。
さて、
実は庭のスミレは雑草です。勝手に飛んできて勝手に生える。悪環境も構わず生命力の強さを見せてくれる。今までは、どんどんカットしたり、浸透型除草剤のターゲットにしていたが、ツマグロヒョウモンの聖地となるとスミレを駆除するのも問題だ。
エリアを決めてスミレを残すか、積極的にスミレ・パンジー・ビオラ辺りを集中的に植えてみよう。産卵場所として。蜜そのものは普通の花に来るみたいだし。
<スミレ・パンジー・ビオラ>
基本はパンジーの種類らしい。古い品種がスミレ。ビオラは小振りの改良種かな。雑草で飛んでくるのは日本の在来種=スミレでしょう。
夏を種で過ごす1年草。花は秋から春まで。冬もいけるのかな?。冬、パンジーが咲いているのを見るかな?。あまり記憶にない。1年に2回、冬と夏に種をこぼすこともあるのかな。冬を乗り切ってしまうのかな。毀れ種で交配もあって変わった花が出来ると面白いだろうな。
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