ページ
▼
ポインセチアを育てる
ポインセチアを育てる
毎年、クリスマスが近づくとポインセチアの赤いポットが並び始める。
ポインセチアのポットを買っても次のクリスマスシーズンまで持ちこたえたことは一度も無い。赤い色が出ないという問題以前に植物自体が途中で枯れてしまう。
短日処理には環境も必要。兎に角。手間が掛かる。地植えでほったらかすこともできない。ポットで細かく面倒見る必要があります。もっとも、室内をデコレートする目的がありますから、ポットのデザインも工夫したいですね。ラッピングする人も多いようです。
ポインセチアは本来多年草ですが、結局、一年草の扱いになってしまいます。12月前後だけ無事ならOKとしましょう。といった感じですね。面倒見るだけ「無駄」でしょう。
ポインセチアの育て方
手順どおりにやれば割と素直に育ってくれるようです。しかし。赤い色を出すには「短日処理」が必要らしいから面倒くさがりには実際は無理。寒さに弱いので屋内に置くが暖房が効いていると葉が落ちてしまう。普通に庭に地植えするのは無理。温暖地で出来たとしても只のグリーンだから詰まらないだろう。
※
<結論>
シクラメンは立派な鉢植えを1つ買い1月楽しむ!
11月になると花屋にいろいろな品種が出回るが、値段も高いし、葉も直ぐ落ちて日持ちもしないから、割の合わない消耗品だ。だから出物が揃った12月初旬に、ゴージャスな1鉢を買って1ヶ月ほど楽しむ。後は片隅にひっそり置いておく。
※
冬の花としてはシクラメンの方がまだ触りやすい。
※
メイフラワー|ワシントンソーンを植える(パート1)
ワシントンソーンを植える(パート1)
- ワシントンホーソン(ワシントンの棘サンザシ)
- ワシントンソーン(ワシントンの棘)とすることもある。
- Washington Hawthorn
- Washington Thorn
北米大陸東部が原産。種類としてはバラ科サンザシの仲間になる。
春は桜に似た小さな花をつける。葉は切れ込みがあってカエデの酒類にも似ている。秋には赤い実と紅葉・落葉を楽しむことができる。北米では街路樹などにも利用される。
日本国内ではあまり流通している様子は無い。
寒さには強い。樹高は10メートル程度。
※
雌雄同株か雌雄異株かが問題。
雌雄異株|dioecism ◇雌雄異株の|dioecious
雌雄同株|monoecism ◇雌雄同株の|mon(o)ecious
- Washington Hawthorn monoecious 1,190.件
- Washington Hawthorn monoecism 7.件
- Washington Hawthorn dioecious 3,810.件
- Washington Hawthorn dioecism 1.件
- Washington Hawthorn 26,200.件
<Washington Hawthorn>
(Crataegus phaenopyrum) from kaskaskia
- Leaf: Highly variable, but generally alternate, simple, 2 to 4 inches long, serrate and lobed (may be unlobed), subtending long thorns, dark green above and paler below.
- Flower: Monoecious; perfect, usually small white flowers, with 5 petals produced in clusters near the end of the twig, appearing in mid to late spring.
- Fruit: Small pomes, generally 1/4 inch in diameter, yellow to red when mature; maturing in the early fall.
- Twig: Slender, gray in color, with true terminal buds that are usually dark, shiny red and round. Most species have obvious, stiff, 1 inch long thorns; leaf scars contain 3 bundle scars.
- Bark: Smooth and gray-brown when young, later turning darker and scaly.
- Form: Generally very dense shrubs or small trees up to 25 feet.
※
落ち葉を売る
落ち葉を売る
唐突な話だ。小さな庭でも落ち葉は溜まる。街路樹や他所の家の落ち葉までやってくるから殆どゴミです。落ち葉は集めて捨てる。燃やす。気を利かして腐葉土を作るぐらいが関の山。どうしようもない落ち葉を売るなんてあまりに唐突だ。
可愛い姿かたちのモミジ、ナンテンなどは、実際に和食の飾り用に販売されている。四国辺りの山間の村の重要なビジネスになっている。既に確立したビジネスかもしれない。景気による変動はあろうが一定の需要と供給体制は維持されるだろう。
しかし
ここでは普通に落ち葉を売るのだ。紅葉も終われば色を失い、ただの茶色の葉っぱに過ぎないものを。特別な物語があるわけでもない。由緒も何もない。
何の特徴も無いが唯一言えることは、その気が庭主のお気に入りの木であること。面白いね。庭主のお気に入りの木なら何処にでもありますから。お気に入りの公園の木まで含めれば、無数といってくらい存在することになる。木の種類もさまざま。
何処にでもある樹木の何処にでもある落ち葉。
他人が見ればただの落ち葉だが、当人にとっては何かの理由でお気に入りなのだ。それこそが物語。特別なことなんだ。
ホームメードの卵焼きと同じなんだ。何処にでもある卵焼きでもその家ではそれで無ければいけない。客が来ればそれを振舞う。出かけるときも弁当に入れて持ち出す。
「我が家の味の卵焼き売ります」といったら売れるかな?落ち葉ではもっと可能性は低いかな?
お気に入りの落ち葉を新聞か雑誌にはさんで押し花ならぬ押し葉にします。
枝についている状態ではお気に入りの葉っぱは採取しません。それはまだ木のものだから。木から離れて初めて利用させてもらう。
<押し葉を作る>
落ち葉は丁寧に拾い押し葉にする。
3つの方法を考える。
(1)透明のセロファン(?)袋に入れる。密封して酸素反応させない。食品に入っている乾燥剤?を使うのも良い。極力光にも当てないようにする。
(2)新聞で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは新聞のインクで汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。
(3)雑誌その他で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは雑誌などの模様で汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。
時間は重石をすれば1~2時間で十分だろう。
<管理手順>
(1)小分けのセロファン袋に入れる。大きい葉っぱと小さい葉っぱとあるから、セロファン袋のサイズは2~3種類用意したほうが良い。
(2)識別のためにIDナンバーのシールを貼る。ナンバーは採取日(年月日)、サイズ区分、形状区分、色区分、連番あたりで構成する。
(3)写真撮影。セロファン紙が反射しないように間接光を使うなど工夫すること。
(4)現物保管。冷暗所保管。酸素交換(酸化)が進まないように密閉すること。
(5)WEB公開。値段はつけないが、ミニマム送料等実費は負担してもらう。100円では足りない。1000円では過分。だから手数料相当額は間を取って500円にしよう。葉っぱの値段はメールで連絡してもらう。一番高い値段が付いた人に売る。ただし、1000円がマックス。それ以上を退化とするのは所詮落ち葉ですからやりすぎ。
(6)取引。WEB公開後1年間は入札状態。1年後に1円以上なら販売。1年経過前でも1000円の場合は即決。1年を経過したものについては1円以上の応札で即決。プラス手数料500円。
※
(取らぬ狸)
特定の1本の木です。取れる葉っぱの枚数は、今は苗木ですから100枚未満。大きく育てば1000枚程度にはなるでしょう。もっとも全部回収できるわけではありません。せいぜい2,300ぐらいでしょうね。最大500枚として、全部1000円+500円として75万円です。これが最大ビジネス規模。いいお小遣いにはなりますね。
※
しかし、
馬鹿なことを考えていますね。落ち葉を売るなんて。どうしてそんな気になったのでしょう?。何と無く不思議なものを感じるからでしょうか。こういう気持ちになったのは木に宿る精霊が心を突き動かしたのかもしれない。
※
<落ち葉の使い方>
売ると勝手に言っていますが、一体全体、誰が買うのでしょうか?。可能性は有るんでしょうか・。ここもまた、信じるものは救われるの世界ですね。
唐突な話だ。小さな庭でも落ち葉は溜まる。街路樹や他所の家の落ち葉までやってくるから殆どゴミです。落ち葉は集めて捨てる。燃やす。気を利かして腐葉土を作るぐらいが関の山。どうしようもない落ち葉を売るなんてあまりに唐突だ。
可愛い姿かたちのモミジ、ナンテンなどは、実際に和食の飾り用に販売されている。四国辺りの山間の村の重要なビジネスになっている。既に確立したビジネスかもしれない。景気による変動はあろうが一定の需要と供給体制は維持されるだろう。
しかし
ここでは普通に落ち葉を売るのだ。紅葉も終われば色を失い、ただの茶色の葉っぱに過ぎないものを。特別な物語があるわけでもない。由緒も何もない。
何の特徴も無いが唯一言えることは、その気が庭主のお気に入りの木であること。面白いね。庭主のお気に入りの木なら何処にでもありますから。お気に入りの公園の木まで含めれば、無数といってくらい存在することになる。木の種類もさまざま。
何処にでもある樹木の何処にでもある落ち葉。
他人が見ればただの落ち葉だが、当人にとっては何かの理由でお気に入りなのだ。それこそが物語。特別なことなんだ。
ホームメードの卵焼きと同じなんだ。何処にでもある卵焼きでもその家ではそれで無ければいけない。客が来ればそれを振舞う。出かけるときも弁当に入れて持ち出す。
「我が家の味の卵焼き売ります」といったら売れるかな?落ち葉ではもっと可能性は低いかな?
お気に入りの落ち葉を新聞か雑誌にはさんで押し花ならぬ押し葉にします。
枝についている状態ではお気に入りの葉っぱは採取しません。それはまだ木のものだから。木から離れて初めて利用させてもらう。
<押し葉を作る>
落ち葉は丁寧に拾い押し葉にする。
3つの方法を考える。
(1)透明のセロファン(?)袋に入れる。密封して酸素反応させない。食品に入っている乾燥剤?を使うのも良い。極力光にも当てないようにする。
(2)新聞で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは新聞のインクで汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。
(3)雑誌その他で押し葉。葉っぱそのものは茶色に落ち着くが、これは雑誌などの模様で汚すことも計算に入れる。こちらも光に当てるのは控える。
時間は重石をすれば1~2時間で十分だろう。
<管理手順>
(1)小分けのセロファン袋に入れる。大きい葉っぱと小さい葉っぱとあるから、セロファン袋のサイズは2~3種類用意したほうが良い。
(2)識別のためにIDナンバーのシールを貼る。ナンバーは採取日(年月日)、サイズ区分、形状区分、色区分、連番あたりで構成する。
(3)写真撮影。セロファン紙が反射しないように間接光を使うなど工夫すること。
(4)現物保管。冷暗所保管。酸素交換(酸化)が進まないように密閉すること。
(5)WEB公開。値段はつけないが、ミニマム送料等実費は負担してもらう。100円では足りない。1000円では過分。だから手数料相当額は間を取って500円にしよう。葉っぱの値段はメールで連絡してもらう。一番高い値段が付いた人に売る。ただし、1000円がマックス。それ以上を退化とするのは所詮落ち葉ですからやりすぎ。
(6)取引。WEB公開後1年間は入札状態。1年後に1円以上なら販売。1年経過前でも1000円の場合は即決。1年を経過したものについては1円以上の応札で即決。プラス手数料500円。
※
(取らぬ狸)
特定の1本の木です。取れる葉っぱの枚数は、今は苗木ですから100枚未満。大きく育てば1000枚程度にはなるでしょう。もっとも全部回収できるわけではありません。せいぜい2,300ぐらいでしょうね。最大500枚として、全部1000円+500円として75万円です。これが最大ビジネス規模。いいお小遣いにはなりますね。
※
しかし、
馬鹿なことを考えていますね。落ち葉を売るなんて。どうしてそんな気になったのでしょう?。何と無く不思議なものを感じるからでしょうか。こういう気持ちになったのは木に宿る精霊が心を突き動かしたのかもしれない。
※
<落ち葉の使い方>
売ると勝手に言っていますが、一体全体、誰が買うのでしょうか?。可能性は有るんでしょうか・。ここもまた、信じるものは救われるの世界ですね。
- 落ち葉コレクター、押し葉コレクター、葉っぱコレクター。果たして世の中に何人存在することか。仮に存在したとして、何処にでもある葉っぱですから既にコレクションに収容済みでしょう。
- お守りに入れる。どういうご利益があるものか。ただの葉っぱではありがたみが出ない。
- 和紙に漉き込む。もうやっているでしょう。
<落ち葉のマーケティング>
無理矢理でも識別価値が必要だ。物語の創作。ユニークネスの主張。キャラクターデザイン。
その気は特別な木であること。その木の葉っぱも同様に特別なものだ。しかし葉っぱだけは人に譲ることができる。神の思し召しだ。感謝だね。
名前をつけなくちゃね。
名前をつけたら専用サイトを用意しよう。物語は其処から始まるのです。
※
<お気に入り樹木に名前をつける>
名前といってもキャラクター名みたいなものだ。
※
<お気に入り樹木に名前をつける>
名前といってもキャラクター名みたいなものだ。
※
ウメ(梅)を植える
ウメ(梅)を植える
ウメの育て方
梅の自然落果の理由は?
今年は花が満開で実も満開なんだけど、梅の実が途中から勝手に落ちてしまう。どういう訳?
自然落果は2種類計3回あるようです。
整理落果1回目。4月から5月。花が付き過ぎて実にしたもののあまりに多くて間引く落果。
整理落果2回目。完熟1ヶ月前。ってことは6月ごろかな。
熟成落果。梅の熟成が終わって自然落果するもの。梅干しに最適?。梅酒の場合は好みが分かれるだろう。2回目の整理落果のタイミングかもしれない。
<種類>
品種-成熟期-果重-特徴-受粉樹
- 白加賀梅
6月 中~下旬
25~30g
関東地方で多く見られる品種。梅酒、加工用に。
小梅南高 - 豊後梅
7月中旬~
40~60g
北陸・東北地方に多く作られる大実で耐寒性のある梅。果肉が厚く砂糖漬け、梅酒に。
小梅南高 - 藤五郎梅
7月上旬~
22~27g
中粒で梅酒や梅干に向きます。
小梅南高 - 南高梅
6月 中~下旬
25~30g
梅干で人気。
小梅南高 - 高田梅
7月上旬~
30~50g
梅漬けとして最高の品種。
小梅 - 小梅類
5月中旬~6月上旬
4~5g
花数が多く1本でもなり、そして授粉樹向きです。
実家結実性 - 露茜梅
60~70g
7月中旬~
実が大きい。果肉が赤い。梅酒・梅ジュースが赤くなる。時期が遅い。
杏子(アンズ)
※
※
庭の霜柱対策
小さい庭でも環境が整えの霜柱が立ちます。事前事後の対策を検討しましょう。
(1)霜柱が立ってしまったらどうするか?
芝が生えているところなら踏んであげる。
土が剥き出しの場所あるいは雑草の場所なら、冬用芝(西洋芝)の種をどろどろの場所に撒いてやる。今年は間に合わないがいずれ芝のネットにしてしっかり土を抱え込む筈です。分かりやすい素人発想です。芝があるところは霜柱は立たない。芝が弱いところは霜柱が立つ。だからその芝の弱いところに種を撒いてやる。オーバーシードの一環ですね。
(2)霜柱が立たないようにするにはどうするか?
芝を厚く立派に充実させる。11月以降は5センチ~10センチでカットする。
芝以外のグランドカバーっも充実させる。
根元付近にマルチングを施す。バーグチップがベスト。腐葉土を盛り土してもよい。落ち葉は風で飛んで始末が悪いから、腐葉土など混ぜてから使うか、又は落ち葉の上に盛り土でも良い。
兎に角。粘土質の土が表面に顔を出させないようにする。粘土は水分を中に溜めるのでマイナス4度を越えると中の水分が凍ります。0度くらいならまだ我慢してくれます。土壌改良が本来の対策ですが間に合わないときは粘土の表面を何かで覆ってしまうこと。
※
品良く木を植える。高木ものからブッシュものまで。何れも足元はすっきりさせること。でないと本当の無作法なブッシュになってしまう。盛り土が落ち着けば魅力的な傾斜の連続になる筈だ。落ち葉のたまり方も場所が決まって絵になる筈だ。
樹木が多いと霜柱が立ちにくくなるかどうかは分かりません。気休めにはなります。
※
ライティング(照明)
ライティングを楽しむ。冬の青々した芝面も美しい。落ち葉も美しい。紅葉も当然。ライトは位置や角度や絞りが自由に出来るものなら尚楽しめそうだ。当然写真に収めること。冬の雪景色も素晴らしい絵になるのは間違いない。
ライティングをすると霜柱が立ちにくくなるかどうかは分かりません。気休めにはなります。あっ、電気代掛かりますからご用心ください。
※
小さな庭を百万%楽しみましょう。
※
◆◆ 霜柱対策再考 ◆◆
霜柱は、1.水分、2.氷点下温度、3.軟らかい土、があれば出来る。どれか一つでもシャットアウトすれば防ぐことが出来る。
霜柱は具合の悪いことに朝は氷の柱が土を盛り上げているが、お昼には氷が解けて辺りがどろどろになる。それが毎日繰り返されるので、根の浅い植物、主に草の類は浮き上がって尚且つ泥まみれになって無残な状態になる。
なお極寒地は経験無いのでよく分かりませんが多分霜柱なんてものじゃないでしょう。氷が溶けることもないでしょう。どろどろが毎日繰り返されることは無いでしょう。
雪が降る状況ならそのまま雪をカバーにして置けばよい。雪に覆われた下は暖かいので植物にとっては具合が良い。無理矢理の除雪は返ってダメージが大きい。
(1.水分)
雨が降れば地面は濡れる。雪が降ればそれが溶けてまた地面は濡れる。地面は濡れても水はけがよければ水分の量はセーブできる。覆い(カバーシートなど)をすればシャットアウトできる。
(2.氷点下温度)
霜柱が出来る時間帯は冬場、深夜から明け方だ。温度を下げないように覆いをするか、風を送るか。果樹園などは特別だろうが、普通にはマルチングが有効。大事な植物なら花木を問わずチップを少し厚めに敷いて置く。落葉も場所によっては有効。風などで厚みが管理できない場合はチップの方が扱いやすい。
(3.粘土質)
水分の問題と同じことになるが、土自体が水を貯え又流動化する粘土質が問題を大きくする。庭を見て霜柱が出来やすい場所はいつも決まっている。水はけが悪い場所。晴れると硬く固まり雨が降るとじゅくじゅくするような場所。植物も育たない。悪循環になっている。
矛盾するような話になるが、シバがしっかり張っているような場所は霜柱はなかなか出来ない。シバ自身がカバーの役割もするし土の動きを封じている。
<対策まとめ>
- 基本は土壌改良。30センチぐらい掘り下げて余計なものを篩(ふるい)で除去したら、腐葉土(刻んだ落ち葉などでもいい)、バーミキュライトと混ぜ込んで戻す。単に篩いに掛けて肥料を施すのは土質が良い時は問題ないが、繰り返せば粘土質になりがちだから、量は少なくしてもいいが一定(10~30%)の改良土壌を追加すること。
- 土壌改良が面倒な人は腐葉土、バーミキュライト、川砂とかを3センチぐらい?撒いてその上に芝マットを載せて済ます。地表面レベルが上がりすぎるなら地表を数センチ剥ぎ取ってから芝マットを敷く。
- 樹木の下や既に植物が座って形が出来ている花壇はマルチング。樹木の下はチップ。花壇は細かいタイプのチップ。パールライトを使ってのマルチングも白い色で雰囲気が変わるので面白そうだ。
- 発想を変えて、霜柱が出来る場所がいつも決まっているなら樹木や丈夫な草類を植え込んでしまうのも一つだ。ムクゲ、アジサイ、など。チューリップを植え込んでも面白い。植え込み作業が土壌改良にも繋がる。
- 更に発想を変えるのはギブアップすること。踏み石とかプレートとアクセサリーの類を庭のアクセントしてその場所に置いてしまうこと。
※
センニチコウ(千日紅)を植える
センニチコウ(千日紅)を植える
蝶を集める花の一つです。赤いボール状の花は絵にしても面白い。その場合は本数を増やして密度が高いと尚良さそうだ。
一年草ですが、例外的にファイアワークス(花火?)は越冬するようです。花の形状(はじけた形)は好みが分かれる。気に入れば種蒔きの面倒が無さそうで良いですね。ただ、何処にも売っていない。通販でも売り切れ御免ですから、レアものかも。
ファイアワークス
センニチコウの育て方
(植える場所)
日向を好む。湿気を嫌う。ジャーマンアイリスとかアガパンサスに似ている。アジサイやアジュガやブルーベリーのように水~湿度を要求する植物の近くは避けたい。
(タネから育てる)
5月に種蒔き。夏から秋に花を咲かせる。1年草。花からとった種は産毛が生えている。種を撒いた時の水分の確保が重要なようだ。産毛があると水を吸いにくいので砂揉みして産毛を取る人も居ます。買った種は最初から産毛を落としてあります。
これも一晩水につけてから撒きつけるのでしょうね。発芽まで何日か。
千日紅は地植えにするかポット植えにするか、少々思案ですね。
集まるチョウが狙いならポット植えの方が良いだろう。
※
トレニアを植える
トレニアを植える
トレニアはビオラに似た感じの可愛い花を夏に咲かす1年草です。トレニアを植える理由は冬のビオラと交替で夏も花を楽しむためです。
※
トレニアの育て方
取り敢えずWEBを見ると簡単と有る。春になって花屋さんで見かけたら小さなポットのお気に入りの花を買って植えればいいでしょう。
※
ビオラとトレニア
問題はビオラはどうするのか。こぼれ種で勝手に次の年も芽生えて欲しいという期待があるから根こそぎ掘り起こして処分とは行かない。ということで市松模様で交互に植え込んでいくのが良さそうだ。
実際問題としては、春にはトレニアを隙間を見つけて植え、秋にはビオラを隙間を見つけて植える、を毎年繰り返すだけだ。
数年もすれば勝手に花が咲いてくることを期待します。無精者の花壇に最適かな。
※
ユズ(柚子)を植える
ユズ(柚子)を植える
- 本ユズ
- 花ユズ
- 木頭ユズ:本ユズ系。香りがいいらしい。
- 多田錦
- 獅子ユズ
柑橘類の中では耐寒性が強い。あくまで柑橘類の中ではの話。寒冷地では難しい。マイナス10度には耐えられない。葉が落ちる。根まで枯れることはなくても地上部はやり直しになるので結局は結実にいたらない。ただし、年々寒さになれて行けば耐えることができる固体に変質する可能性はどうだろう。時間を掛けて温暖性のものを寒冷地に移すやり方と同じですね。
成長が遅い(「ユズの大馬鹿18年」?)。接木のユズを買う。実生も楽しいがそれは18年コース。この場合は寒冷地も多分克服してくれる。植物を楽しむなら実生がいい。
果実を楽しむ(果実酒など)なら、果物としての柚子をスーパーなどで買うのが実際的です。
※
ということで、庭の柚子はことさら世話を焼くことも無いでしょう。本来丈夫な木です。冬に備えて足元のマルチングだけは忘れないようにしましょう。
※
ギブアップ
柚子を実際に植えてみたが冬が越せないみたいだ。3回続けて失敗。ギブアップ宣言を出すかな。
柚子は柑橘系の中では寒さに強いと聞くのに、柚子が無理なら柑橘系は完全ギブアップということですね。
※
Never Give Up
枯れ死んだと思った柚子は台木の部分だけかもしれないが生きていたものもあった。根を掘り起こすこともないので継続観察。あまり元気ではないが見た目は柑橘系の樹木の風情。布を巻くには細すぎるちびちゃんだけど冬は風除けに布を巻くことにした。大きくはならないがまだ1本化2本は生きているようだ。まだギブアップは出来ない。
※
アンズ(杏子)を植える
梅の品種で露茜(ツユアカネ)を植えたらなんとこの梅の品種は自家結実しないで受粉樹を要求する。しかも開花時期が遅くて普通の梅では間に合わない。開花時期が近い杏子なら受粉樹になるとのことで止む無く植える羽目になる。
杏子は花の形も良くて花も楽しめる。杏子の果実はそのままでは食べることは出来ないが、ジャムとかには利用できる。
杏子の果実の利用方法
- 杏子酒:
形も色も硬さも上質なものを使いたい。アンズに酸味があるので美味しい杏子酒が楽しめる。WEB上の記事を眺めると必ずしも杏子酒は長期熟成が得意では無さそうだ。お酒は漬け込んで3ヶ月経過したら賞味できる。味は1年から2年くらいがピーク。だから2年くらいで飲みきるのが良さそうだ。杏子の果実は1年で引き上げる。引き上げた杏子の果実はジャムにするのが良い。 - 杏子シロップ漬け:
これは上質な実に拘る必要は無い。氷砂糖と漬け込むだけ。酸味もあって夏の飲料に最適。引き上げた果実はジャム作りに回す。 - 杏子ジャム:
傷物でも構わない。失敗しても最後は全部ジャムにする。去年の杏子酒から引き上げた果実もジャムにする。 - 干し杏子:
美味しいかもしれない。手に入れた杏子の量が多いときには検討する価値有り。種を取って天日干し1週間。真っ黒になる。あとは風通しの良い日陰で干しておく。食べる時はお湯で洗って戻す。水気を絞って砂糖をかけて1日で美味しくなる(らしい)。 - 杏仁酒:
杏子の種を漬け込んで作る(種・氷砂糖・焼酎)。種は杏子酒、ジャム、シロップ、干し杏子などから出てくるものを利用する。全く無駄が無い。この種もきっと何かに使えるだろう。梅も種を使ったお酒があるのかな?
※
※
目的再確認:
目的再確認:
- 梅(露茜・豊後)の受粉を確実にする。
- 花を楽しむ。サクラが切られてしまった恨み。
- 果実収穫。杏ジャムを作る。世話が大変だろうから、これはあまり期待しない。
※
樹木実生床の作り方
樹木実生床の作り方
*これに限らず当ブログの記事は見たり聞いたりしながらも基本は我流です。しかも実際にやる場合は適当にアレンジしますので、もし参考にされる場合はそのようなことも踏まえてください。」
ハイドロで実生はどうやら結構難しそうだ。駄目元でチャレンジしてみるが、早くもカビが生えてきて前途多難。パーライト、バーミュキライト(アスベスト問題が気になるので今後は室内用とでは使わない)、ハイドロコーンなど無菌物でやる場合は、木の実は果肉をきれいにとってきれいに洗ってから、埋め込むのが必要みたいだ。目印代わりに木の実も一緒に入れると底がカビの発生源になる。室内の温度が高いのも実生を狂わせることになるだろう。
実生ハイドロカルチャー
- ハイドロコーンは大中小の3サイズを用意してよく洗っておくこと。
- 広口グラス(ガラスキャニスター)もよく洗っておくこと。
- キャニスターの底に水の浄化剤・根ぐされ防止剤を入れる。その上にハイドロコーンを下から大サイズ、中サイズ、小サイズの順にそれぞれ2-3センチの高さまで入れる。
- 木の実の果肉をきれいにとって水洗いする。
- ハイドロコーンに乗せる。成功確率を考えて3-4個をできるだけ間を空けて入れる。
- ハイドロコーン小サイズまたはパーライトで上を覆う。覆う深さは5mm-1cm程度。
- 霧吹きなどを使って静かに水を入れる。下から2-3cmまで。
- そのまま放置するが、水が乾いたら(底から数ミリでも)水を継ぎ足す。
- 殺菌剤(または35度の焼酎)を時々噴霧する。カビの気配が無ければ不要。
※
実生を自然環境でやるばあい。
庭に実生床を作ってみよう。
- 先ずペットボトルを用意し、底の部分を切り離す。円柱《筒》に成るように、上の部分も途中で切り離す。
- 地面にペットボトルサイズの穴を開ける。少し深めに少し広めに掘って土壌改良もやっておくこと。
- 穴の底の方は腐葉土などを混ぜて戻し、上の方にバーミュキライトを5-10センチのせる。普通に腐葉土に埋めても構わない。挿し木で無いから屋外の場合は無菌にこだわる必要はない。
- 水をかけると地面レベルが下がるから少し高めにしておく。
- 果肉をきれいに取った木の実(種)を埋める。深さは5センチ程度。
- ペットボトルの筒をかぶせる。地中に5-10センチ程度埋まり、地上に15-20センチ程度残るようにする。
- 霧《ミスと)で静かに水かける
- 名札を貼る。
- ペットボトルの上の方はカットしないで保温性の高い床にしても良い。この場合は雨水による給水は期待できないので注意することです。一方で水分も温度も逃げにくいので
- 凍結が懸念される場合は、軽い土またはチップを上に乗せる。
- 場所は反控えが望ましいが直射日光が当たる場所ではテープを巻くなどして日差しをさえぎるようにする。
- ハイドロカルチャーへの植え替え次期が近づいたら時々噴霧殺菌してやる。
※
ペットボトル実生床の優位点
- 森林の中のような安定した静かな環境が得られる。
- 虫などが入りにくい。
- 雑草が入りにくい。
- 植え替えなしで一定の成長が望める。
- タネを埋めた場所が分かりやすい。
- ペットボトル上部をカットしないタイプは温度湿度とも高く維持できるので温暖地の実生にも可能性を残す。
※
百舌の来る庭
http://en.wikipedia.org/wiki/Bull-headed_Shrike
百舌の来る庭
百舌(もず・鵙・百舌鳥)は見た目なかなか可愛い鳥です。昆虫などを木の枝に刺す"はやにえ"でも有名。すずめの仲間らしい。
モズに限らず、スズメ、メジロ、ウグイスなどの小さな鳥が時々来てくれるとうれしいが、そのためには庭はどうなって居ればいいのだろう?。
庭によく来る野鳥=鳥の画像
そもそもどんな鳥が来るものか。オオタカ、白鳥が来るわけないんだから。ネットで
- カワラヒワ カラフルで美しい。
- ツグミ ツグミ(鶫)にもいろいろ居るようだ。
- ジョウビタキ
- トラツグミ 名前のとおり縞々模様の雰囲気がある。
- スズメ 世界最高・最貴重の野鳥です。
- ヒヨドリ 公園などで割りと見かける鳥。
- メジロ
- シジュウカラ 割と美しい。
- ムクドリ よく見る鳥だ。この頃は都市部で繁殖して嫌われ者。
- ヤマガラ
- シロハラ
- コゲラ
- キレンジャク
- イカル
- シ メ
- キジバト
- モズ スズメにも似てますが、兎に角、可愛い鳥ですね。
野鳥の来る庭
どの野鳥に来てほしいか決めることにしましょう。それはもうテレビの影響でモズ君だね。木の枝に動物(虫か蛙か)が刺さっているのを依然見たことがあるから、モズ君が来ることはあるのだ。
モズは縄張りがあるので、何匹も着てくれるわけではない。他の鳥とも縄張りは争うのだろうか。
モズの餌付け
モズの餌になるものは、蛙、ミミズ、昆虫、その幼虫、ミルワーム(という餌まで売っているそうだ)。いずれにしても肉食系だな。コガネムシの幼虫はガーデニングでは害虫だが、これも餌だ。しかし困った。生餌(いきえ)の準備は大変だ。ということはモズ君自身が大変な状況なんだろう。
※
モズは冬の間は何を食べているのだろう?
きっと苦労しているに違いないから餌台を用意しよう。庭で見つけた動物。ミミズ。こいつは土壌改良屋だから20%。甲虫類の幼虫。こいつは提供して良さそうだ。蛙。こいつは可愛い奴だから無罪。モズが勝手に食べてしまうのは止む無し。鳥のささみ肉。きっと食べてくれるだろう。生の小魚。これも食べてくれるだろう。スーパーで安いのを仕入れることにしよう。
巣箱もほしいね。手作りは面倒。高い木がないと巣箱はつけられない。苗木を買っていても駄目だな。常緑広葉樹が良さそうだ。いつも葉があれば鳥も安心だろう。
※
園芸で使う土の話
園芸で使う土の話
アイリスオーヤマのショップサイト:アイリスプラザのページに分かりやすい解説があった。初歩的な内容と思うが素人には返って助かる。
最近はホームセンターでも通販サイトでも、肥料から何から専用化させていること。品種ごとにその品種要の肥料を用意しているのだ。業者は儲かるけど、魂胆が見え見えで嫌になる。特殊な品種を植えたときは検討するが、特別なことがなければ一般的なもので済ます。常識。?
※
- 土壌改良剤:
古い土の再生剤。こんなものがあるのね。何が入っているんだろう?。よく分からないね。古い土は概ね酸性化している。ふかふかしていない。硬くなっていたり粘土質になっていたりだろう。掘り返して腐葉土と石灰を入れれば済むことじゃないかな。プランターでやっている場合は混ぜ込んで手軽に改良できるというのだろうか。 - 堆肥:
牛とか鶏とかの糞を処理したもの。植物の葉を処理したもの。有機発酵させたもの。乾燥させた無臭のものでないと使いにくい。形状はさらさらした燃えカスみたいなものだが、この頃は、粒状・ペレット状みたいなものまである。肥料以外に土壌改良の効果も望める。 - 培養土:
植物を育てるのに使う土の一般名かな?。肥料を混ぜ込んだ土だろうか。多分、腐葉土がメインかな。 - 団粒構造:
形状がつぶつぶ。空気が入りやすい。水が流れやすい。植物にやさしい。でも直ぐに団粒構造は失われる。 - 赤球土:
保水力の高い粘土質の土?。挿し木などでよく使われるようだ。 - 鹿沼土:
火山灰の風化でできた無機物。酸性。 - 黒土:
有機質の土。ふかふかしている。 - 軽石:
小さな穴がいていて通気通水にいい。鉢の底石に使う。マルチングでも使える。 - 腐葉土:
有機肥料にも土壌改良にもなる。山間で林に入るとふかふかしています。 - バーミキュライト:
ひる石を焼いて膨らませたもの。無菌、軽い。通気通水が良い。挿し木などで使う。 - パーライト:
真珠岩を焼いて膨らませたもの。無菌、軽い。通気通水が良い。ポットのマルチングにも使える。色が白いのでインテリア向き。バーミュキライトは例のアスベストの問題が疑われているのでパーライトを利用する向きもあるかもしれない。 - ピートモス:
葦など水際の植物の茎を発酵して作る。ふかふかしている。酸性度が強いのでブルーベリーなどでは欠かせない土。酸性度を中和させたものも出回っているので確認して利用すること。 - くん炭:
もみがらを炭化させたもの。籾殻の再利用。通気性・保水性に優れるとされる。
※
ハイドロカルチャーの雑草:コケ
ハイドロカルチャーの雑草:コケ
苔
根ぐされ防止剤を入れようが、水の浄化剤を入れようが、時間がたてば、雑草とも言うべき緑色のコケが生えてきます。
コケは光が育みます。まったく光を当てなければコケは生えてこない。筈。一番豊かな光=直射日光は観葉植物では厳禁。自然光は北側からの弱いもの、カーテン越しのものにとどめます。人工の光でもいいでしょう。樹木ハイドロカルチャーは微妙ですね。光が弱すぎると樹木は持ちません。
ま、いずれにしても、ガラスの内側とハイドロボールはどんどんコケで覆われていきます。通気、通水もスムーズでなくなります。
したがって、定期的にハイドロボールの入れ替えをやります。
容器もきれいに洗います。殺菌処理もやります。
ハイドロボールは使い回しをやります。そのためには、丁寧に洗ってから、煮沸、天日干しなどで殺菌もやります。その後、もう一度不要物を洗い流してから、乾燥させます。(購入して最初に使うときもきれいに洗います。余計な微粒子、粉末が付着していますから)
乾いたら、適当なフィルター(篩=ふるい)を使ってサイズごとに仕分けしておきます。
※
剪定
根、茎、葉のバランスを考えて剪定します。樹木は徒長の懸念もありますから、意識して切戻しなどを行います。
※
容器
ガラス容器はコケが生えて美観を損なわれますから、陶器の利用も一つです。経験も積んで樹木も安定しているならです。水の管理が極端に難しくなります。
中が見えなくてもハイドロボールはコケで汚れますから、定期的な交換作業は欠かせません。この辺も陶器利用のリスクと認識することです。
※