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シナノスイートの不思議
シナノスイートの不思議
シナノスイート
このリンゴは変なリンゴだ。シナノドルチェの後に食べたら美味くも何とも無い詰まらない味しかしない。しかし、時間・場所を変えて、シナノスイートだけを食べるとなかなか上品な味わいで美味しい。
シナノスイートの後にシナノドルチェを食べると酸っぱいだけの味になってしまう。どういう順序で食べるかで味が変わることが如実に分って面白い。
複数の種類のリンゴは食べる順序が大事。と言うより、続けて食べるのは駄目。必ず味が変わる。時間を空けること。間に別のものを食べるとか飲むとかする。
※
日向ゾーンの雑草対策
日向ゾーンの雑草対策
(庭の踏み石)
基本的な考え方は日陰ゾーンの雑草対策と同じです。
ただし、日差しの中で寛げる場所としての利用になりますから、踏み石は置きません。踏込み可能なグランドカバーとして、シバ・クローバーの利用を主体に考えます。
庭にテーブル・チェアーを常設的に置く場合は例外的にプレートを敷きます。パーゴラを作るときはパーゴラの下にプレートを敷いて、テーブル・チェアを置けば、夏の日差し除けになってグッドです。
《日向=通路踏込エリア》
(1)シバをメインのグランドカバーとする。部分的・一時的にクローバーをサブのグランドカバーとして利用する。
(2)踏み石は置かない。例外はパーゴラを設置する場合。パーゴラの下にスレーを敷いてテーブルとチェアーを置く考え方もある。
(3)家屋の基礎面と境界までシバで覆う。シバが間に合わないときはクローバーでも構わない。
砂利、プレートは照り返しが壁に当たるので避ける。砂または砂利の上に樹皮チップを置いてもいいが、枯葉を置いている状態なので防火的な観点から注意する。最近の家は彼が燃えたぐらいでは延焼しませんが、万が一を考えてチップはあまり暑くしかないことです。
因みに、日射・熱線防止には、矮性(横に広がらない性質)の樹木を家屋の近くに植える。キンモクセイなど。
《日向=植樹植栽エリア》
(1)踏込みエリアと同じくシバ、クローバーでも構わない。
(2)日陰エリアと同じくアジュカ、タマリュウ、赤シソでも構わない。
(3)場所によっては樹皮チップのマルチングも有効。
(4)シバ周辺部や特定エリアにムスカリを植える。
傾向としては庭の周辺部、樹木の下が、植樹植栽エリアになる。赤シソの種を撒く。
《日向ゾーンの雑草対策》
(1)シバの種、マットで密度を維持する。
(2)シバが追いつかないところはクローバーで補完する。
(3)シバの中の雑草、クローバーの中の雑草には浸透除草剤を塗る。カッティング、ドローイングがNG。
(4)シバもクローバーも好くな雑草が優勢な場所は、浸透除草剤のシャワーを浴びせる。浸透型は地中のシバの地下茎には作用しない(筈)。石灰を撒いて酸性濃度を緩和する。特にコニシキソウ対策。
(5)シバの実績が無いエリアは雑草が頑張っているなら除草剤を撒いてから、雑草も無ければいきなり、土壌改良を施す。
土壌改良:
- 土壌改良は暇な時間を見つけて順次取り掛かればよい。
- 地表に砂・チップがあれば、脇に除けて深さ20~30センチまで耕す。粗めの篩いを使って、石・ ごみ・枯れた根などを取り除く。砂、チップも混ぜる。土質が悪ければ腐葉土を加える。
- 植え込み利用を想定なら、土中に潜む雑草の種を考えて発芽抑制剤を混 ぜる。
- 土壌改良後は雑草が動き出す前に、植栽の植え込みを行う。急ぎの当てが無い場合は、グランドカバーを施しておく。
踏み固められた場所の土壌改良:
- よく通る場所は踏み固められて硬くなってしまいます。芝生はやせ細り、土が剥き出しにあります。水はけも悪くなります。
- こういう場所の改良も定期的に行う必要があります。
- もしくは歩かないで済む工夫(三角に棒をたてて保護するなど)をして芝生を回復できる可能性もあります。
- 土地改良を行う場合、芝生が残っていれば丁寧にはがしてから、土壌改良を施します。はがしたシバは空いている場所とかプランターで養生させます。
- 土壌改良が終わったら、シバマットを敷きます。(新たに購入するか、庭の中で三角トレードさせていいですね)
<作業手順>
どういう順序で進めるか?
(定常手順)
- 芝刈りをする。芝がないところは草刈になります。まあ、これは割りと定期的な作業。頻度は芝・雑草の伸び具合を見て。
- サッチ、ゴミ、石を除去する。これも定期的な作業。これは月1回でも充分。
- 浸透除草剤を雑草に塗る。シバとクローバーには塗らないこと。芝刈りから数日置いて雑草の立ち上がりを見てそれに塗っていきます。除草剤の浸透まで数日かかるので直後は芝刈り・草刈は控える。週1回、隔週、月1回ぐらいの頻度か。
- シバの種を撒く(オーバーシード)。シバが生えている場所も生えていない場所も熊手・レーキのようなもので軽く均して種が地表・地中に到達するよう工夫する。季節は春に1回(日本芝)、冬に1回(洋シバ)。
- 植栽エリアはグランドカバーの植え替え・植え込みにより密度のバランスを取る。空いているところは赤シソの種を撒く。季節は春。赤シソはハーブとして管理。
- 種の成長を促す水撒きをする。
- 芝刈り・草刈と除草剤の筆塗りは継続する。但し、雑草が乾いていること。塗って直ぐに塗らしてはいけない。塗って直ぐにカットしてもいけない。
- ムスカリの零れ種から出来た球根の回収。花が終わり、葉の勢いが終わってから。季節は夏。
- ムスカリの球根の植え込み。季節は秋。
- 赤シソの零れダネ発芽の植え替え。赤シソのエリアに集約。季節は夏。
(土壌改良手順)
普通の作業を続けていると、歩いてダメージを受ける。普通にしていてもシバに穴が開く。定常状態で出来る穴の対策作業。
土壌改良を施し、芝マットを敷き、三角心棒で歩行を邪魔して養生させる。季節は春または秋。芝マットの売出しを確認してから。秋はシバに勢いが出ないので避けても良い。春作業の場合は夏に強い高麗シバのマットを利用。
(2)よく歩く分けでもないのに芝が育たない場所:
浸透除草剤を撒いて雑草を処理してから、土壌改良を施し、芝の種を撒くか芝マットをしく。季節は春、または秋。
直ぐに土壌改良に掛かれない時は、除草剤シャワーの後、砂AND/ORチップで雑草の増殖を止めておく。
※
※
日陰ゾーンの雑草対策
日陰ゾーンの雑草対策
(庭の踏み石)
雑草戦争、なかなか奥が深い。
理屈と現実にギャップが生じるから面白い。加えて、時間が掛かるし、その場の気分で手を動かしてしまうことも多々あるから、ギャップは更に広がる。
今回は、<日陰ゾーン>に注目して考察する。日陰の場所は日ごろから目が届かないし、お世話も十分出来ていません。都市計画では有りませんが、①通路の確保と②掃除(ゴミ、石、枝・落ち葉など)が最初の仕事です。
《日陰=通路踏込エリア》
ここを芝(シバ)で攻めることは最初から無理。踏みつけても耐えられる日陰に強いグランドカバーが理想ですが、日陰は植物の成長も遅いですから、尋常の管理では先ず無理でしょう。植物以外のグランドカバーか踏み石を検討すべきでしょう。
(1)玉砂利:
立派な玉砂利でも砂利は砂利。踏むと煩いし(泥棒よけにはなる?)、歩き難い。砂利が散らばり回収・補給が必要。砂利の下の土は固めて砂利を敷いた左右のエリアを遮断してしまう。
⇒好ましくない。
(2)踏み石:
石の下の土は固めるが、石間に隙間を作れば交流できる。本物の石は高いし重いし扱いが大変だが、擬似的な踏み石が容易に入手できる。踏み石は良く通るところは両足が乗るサイズ、滅多に行かないところは片足が乗るサイズで充分でしょう。勿論、全部両足サイズでも全く問題ありません。
⇒好ましい。
(3)踏み木・踏み板:
すわりが悪い、濡れると滑りやすい、痛みやすい。
⇒好ましくない。
(4)木材チップ:
砂利と同じように通路にチップを敷き詰める。クッションになるので下の土に対するダメージは少ない。チップも散らばるので補給は必要だが、散らばった分の回収は神経質になる必要は無い。ただ、チップを敷くのはマルチングと言って人に踏み込まれないようにする施策であり、チップの意味づけに矛盾が出て感覚的に好ましくない。また踏んだ感触は良くない。
⇒やや好ましくない。
※玉砂利や、木材チップ自体をグランドカバーに使う発想もある。グランドカバーと言ってもステップストーンの周囲が中心になる。
(結論)
日陰ゾーンの中で主に歩く場所は踏み石(プラ製の廉価版)を配置する。
踏み石の周囲は、踏まれても構わないもの(砂利、チップ、苔)を配する。
※
《日陰=植樹植栽エリア》
植樹・植栽エリア。日陰にも花木を植えるが、その足元・周囲はグランドカバーで固めたい。通常は踏み込まないエリア。
(1)木材チップ:
マルチングも兼ねて利用。アクセントにもなって悪くない。チップ自体は日陰に限らない。
(2)龍の髭/タマリュウ:
タマリュウ自体は日陰に限らない。シバより幅広く使える。ただ、高いのが玉に瑕。少量を買って自家増殖が良さそうだ。
(3)アジュガ:
地味。雑草と見間違えるくらい地味なカバーです。これで花が咲かなかったら意味が無い。品種が色々あるのでミックスで楽しみたい。何箇所かに植えてお気に入りの場所を見つけて増殖させてやりたい。
(4)赤紫蘇(シソ):
常緑ではないが力が強いので当座は一番有望。高さがあるので足元は空いてしまうが、シソの密度があれば日陰になって雑草は伸び難くなる。一番雑草が伸びる夏場の対策に使えれば充分。零れ種で翌年も雑草の抑制に効果的。赤紫蘇は梅干、シソジュースなど用途も広いので多めに繁殖させても問題ないでしょう。
(結論)
日陰ゾーンの植樹・植栽エリアの隙間は先ず効率の良さそうな赤紫蘇で覆い尽くす。タマリュウ、アジュガは徐々にエリアを広げていく。
木材チップは冬場の対策、花木の要求特性に応じて利用。
※
スミレの仲間:
タテハチョウの幼虫が餌にしているスミレの仲間(スミレ、パンジー、ビオラなど) は勝手に増えてほぼ雑草だが、冬も花を楽しめることを考えて、一定の場所を利用しても良い。この場合は品種を特定して通常の植栽と同じ扱いにする。勝手に広がっているスミレ類は雑草として処理。(勿論、スミレがお気に入りの場合はスミレをグランドカバーにしても全く問題ありません。)
※
《日陰ゾーンの雑草対策》
日向も日陰も同じ。雑草対策の基本は植物利用のグランドカバーです。それでもグランドカバー用の植物の中に雑草が分け入ってくる。グランドカバーが追いつかない場合はマルチングで逃げる。
(1)カッティング:
カットはNG。カットが許されるのは最初の草ぼうぼうの状態のときだけ。或いは極端に雑草の背丈が伸びてしまった場合。
(2)ドローイング:
引き抜きもNG。土を露出させて新たな雑草の種が入り込むだけ。引き抜くしか方法が無い種類の雑草に限定。もしくは、浸透型の除草剤が使いにくい場合。
(3)ケミカル(除草剤):
基本は浸透型除草剤。通路・踏込みエリアで植栽に掛かるリスクが無ければシャワーしてもよい。リスクがあるところは慎重に筆塗りにする。日陰の植物は成長が遅いので浸透女装の項が出るにも時間が掛かる。
(4)マルチング(木材チップ/砂):
除草剤利用のリスクが高い場合、植栽の直ぐ近くの場合は樹皮チップマルチングの有効性が高い。
日当たりが極端に悪かったり、土壌の質(酸性アルカリ性)が悪かったり、踏み固められたり、超粘土質だったりして、劣悪な環境の場合は、グランドカバーの植物も使えず、どう頑張っても雑草しか生えない。と判断した場合は、当座の策としてマルチングの手法をとる。この時、先の土壌改良を視野に入れて、砂利使用は避けること。木材チップ、細かい刻みのチップが良い。砂を敷いて上にチップを乗せれば、チップの乾燥状態が維持できるので多分ベスト。
(土壌改良)
土壌改良は暇な時間を見つけて順次取り掛かればよい。(:地表に砂・チップがあれば、脇に除けて深さ20~30センチまで耕す。粗めの篩いを使って、石・ごみ・枯れた根などを取り除く。砂、チップも混ぜる。土質が悪ければ腐葉土を加える。植え込み利用を想定なら、土中に潜む雑草の種を考えて発芽抑制剤を混ぜる。
土壌改良後は雑草が動き出す前に、植栽の植え込みを行う。急ぎの当てが無い場合は、グランドカバーを施しておく。
※
<作業手順>
どういう順序で進めるか?
(庭の踏み石)
雑草戦争、なかなか奥が深い。
理屈と現実にギャップが生じるから面白い。加えて、時間が掛かるし、その場の気分で手を動かしてしまうことも多々あるから、ギャップは更に広がる。
今回は、<日陰ゾーン>に注目して考察する。日陰の場所は日ごろから目が届かないし、お世話も十分出来ていません。都市計画では有りませんが、①通路の確保と②掃除(ゴミ、石、枝・落ち葉など)が最初の仕事です。
《日陰=通路踏込エリア》
ここを芝(シバ)で攻めることは最初から無理。踏みつけても耐えられる日陰に強いグランドカバーが理想ですが、日陰は植物の成長も遅いですから、尋常の管理では先ず無理でしょう。植物以外のグランドカバーか踏み石を検討すべきでしょう。
(1)玉砂利:
立派な玉砂利でも砂利は砂利。踏むと煩いし(泥棒よけにはなる?)、歩き難い。砂利が散らばり回収・補給が必要。砂利の下の土は固めて砂利を敷いた左右のエリアを遮断してしまう。
⇒好ましくない。
(2)踏み石:
石の下の土は固めるが、石間に隙間を作れば交流できる。本物の石は高いし重いし扱いが大変だが、擬似的な踏み石が容易に入手できる。踏み石は良く通るところは両足が乗るサイズ、滅多に行かないところは片足が乗るサイズで充分でしょう。勿論、全部両足サイズでも全く問題ありません。
⇒好ましい。
(3)踏み木・踏み板:
すわりが悪い、濡れると滑りやすい、痛みやすい。
⇒好ましくない。
(4)木材チップ:
砂利と同じように通路にチップを敷き詰める。クッションになるので下の土に対するダメージは少ない。チップも散らばるので補給は必要だが、散らばった分の回収は神経質になる必要は無い。ただ、チップを敷くのはマルチングと言って人に踏み込まれないようにする施策であり、チップの意味づけに矛盾が出て感覚的に好ましくない。また踏んだ感触は良くない。
⇒やや好ましくない。
※玉砂利や、木材チップ自体をグランドカバーに使う発想もある。グランドカバーと言ってもステップストーンの周囲が中心になる。
(結論)
日陰ゾーンの中で主に歩く場所は踏み石(プラ製の廉価版)を配置する。
踏み石の周囲は、踏まれても構わないもの(砂利、チップ、苔)を配する。
※
《日陰=植樹植栽エリア》
植樹・植栽エリア。日陰にも花木を植えるが、その足元・周囲はグランドカバーで固めたい。通常は踏み込まないエリア。
(1)木材チップ:
マルチングも兼ねて利用。アクセントにもなって悪くない。チップ自体は日陰に限らない。
(2)龍の髭/タマリュウ:
タマリュウ自体は日陰に限らない。シバより幅広く使える。ただ、高いのが玉に瑕。少量を買って自家増殖が良さそうだ。
(3)アジュガ:
地味。雑草と見間違えるくらい地味なカバーです。これで花が咲かなかったら意味が無い。品種が色々あるのでミックスで楽しみたい。何箇所かに植えてお気に入りの場所を見つけて増殖させてやりたい。
(4)赤紫蘇(シソ):
常緑ではないが力が強いので当座は一番有望。高さがあるので足元は空いてしまうが、シソの密度があれば日陰になって雑草は伸び難くなる。一番雑草が伸びる夏場の対策に使えれば充分。零れ種で翌年も雑草の抑制に効果的。赤紫蘇は梅干、シソジュースなど用途も広いので多めに繁殖させても問題ないでしょう。
(結論)
日陰ゾーンの植樹・植栽エリアの隙間は先ず効率の良さそうな赤紫蘇で覆い尽くす。タマリュウ、アジュガは徐々にエリアを広げていく。
木材チップは冬場の対策、花木の要求特性に応じて利用。
※
スミレの仲間:
タテハチョウの幼虫が餌にしているスミレの仲間(スミレ、パンジー、ビオラなど) は勝手に増えてほぼ雑草だが、冬も花を楽しめることを考えて、一定の場所を利用しても良い。この場合は品種を特定して通常の植栽と同じ扱いにする。勝手に広がっているスミレ類は雑草として処理。(勿論、スミレがお気に入りの場合はスミレをグランドカバーにしても全く問題ありません。)
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《日陰ゾーンの雑草対策》
日向も日陰も同じ。雑草対策の基本は植物利用のグランドカバーです。それでもグランドカバー用の植物の中に雑草が分け入ってくる。グランドカバーが追いつかない場合はマルチングで逃げる。
(1)カッティング:
カットはNG。カットが許されるのは最初の草ぼうぼうの状態のときだけ。或いは極端に雑草の背丈が伸びてしまった場合。
(2)ドローイング:
引き抜きもNG。土を露出させて新たな雑草の種が入り込むだけ。引き抜くしか方法が無い種類の雑草に限定。もしくは、浸透型の除草剤が使いにくい場合。
(3)ケミカル(除草剤):
基本は浸透型除草剤。通路・踏込みエリアで植栽に掛かるリスクが無ければシャワーしてもよい。リスクがあるところは慎重に筆塗りにする。日陰の植物は成長が遅いので浸透女装の項が出るにも時間が掛かる。
(4)マルチング(木材チップ/砂):
除草剤利用のリスクが高い場合、植栽の直ぐ近くの場合は樹皮チップマルチングの有効性が高い。
日当たりが極端に悪かったり、土壌の質(酸性アルカリ性)が悪かったり、踏み固められたり、超粘土質だったりして、劣悪な環境の場合は、グランドカバーの植物も使えず、どう頑張っても雑草しか生えない。と判断した場合は、当座の策としてマルチングの手法をとる。この時、先の土壌改良を視野に入れて、砂利使用は避けること。木材チップ、細かい刻みのチップが良い。砂を敷いて上にチップを乗せれば、チップの乾燥状態が維持できるので多分ベスト。
(土壌改良)
土壌改良は暇な時間を見つけて順次取り掛かればよい。(:地表に砂・チップがあれば、脇に除けて深さ20~30センチまで耕す。粗めの篩いを使って、石・ごみ・枯れた根などを取り除く。砂、チップも混ぜる。土質が悪ければ腐葉土を加える。植え込み利用を想定なら、土中に潜む雑草の種を考えて発芽抑制剤を混ぜる。
土壌改良後は雑草が動き出す前に、植栽の植え込みを行う。急ぎの当てが無い場合は、グランドカバーを施しておく。
※
<作業手順>
どういう順序で進めるか?
- 歩いて通る頻度の高いルートに踏み石を並べる。歩きやすい間隔で。ぐらつく時は下に細かい砂利か砂を敷く。踏み石を少し埋め加減にする。三分の一くらいが減り込むようにする。季節は冬。
- アジュガ、タマリュウ、赤シソなど自分で剪定したグランドカバーを植え込む。出来るだけ間隔を詰めて密度を維持する。季節は春。
- カバーしきれないところは赤紫蘇(シソ)の種を撒く。他のお気に入りでも構わない。季節は春。
- グランドカバーと雑草の競争環境で除草を続ける。季節は春~夏~秋。
- 除草が追いつかないところ、赤シソも育たないところは、チップ・砂でマルチングを施す。一種のギブアップ宣言。季節は夏。
- 土壌改良。必要かつ可能であれば植え替えも。レイアウト見直し。季節は冬。
※
信州の林檎(リンゴ)
信州の林檎(リンゴ)
今、リンゴと言えば「フジ」です。世界最大の栽培面積・収穫量を確保しているはずだ。青森がダントツ。ついで長野。収穫時期が遅いのもこの品種の強みだ。
シナノと名前が付くのが信州で開発されたリンゴ。青森に追いつこうといろいろ工夫している。
<シナノスイート>
アジピカ(味がぴか一)の名称もあるシナノスイート。これが狙い目ですが、実際に食べてみるとちょっとがっかり。図体は大きい。これは文句なし。味のバランス、酸味と甘味は調和している。食感も上品なレベル。ジューシーでもある。ジュースがたっぷり取れそう。
⇒いろいろ満足で文句無いかと言えば残念ながら問題大有り。何と言って味が薄い。薄味。味にパンチが無い。食べると拍子抜けします。もう一段の品種改良か、作付け改善が必要ですね。(素人が断定してはけませんね)
⇒上品さがシナノスイートの持ち味なら、口の中をプレーンな状態にしてから食べるのがいいでしょう。贅沢ですがジュースにするのも嫌味が無くて良いかも知れない。
<シナノドルチェ>
食感が今一と言うことで、評判も今一ですが、実際に食べると、全然美味しい。はっきりした酸味がリンゴらしさ、新鮮さを演出して素晴らしい出来栄え。
⇒ところがドルチェの前に甘いものを口に入れていると、ドルチェはただ酸っぱいだけの美味しくないリンゴに早変わり。
⇒リンゴに限らないが食べ方を工夫しないと本来のものがスポイルされてしまう。
<シナノピッコロ>?
名前でイメージできるとおり小さなリンゴ。残念ながらピッコロと認識して食べたことはありません。
<アルプス乙女>
名前がいい。それに尽きる。受粉樹として重宝。観賞用にも良さそうだ。実際に食べることは想定していないが、評判では不味くはないとのこと。子供のおやつか。
⇒たまたま試食の機会があったので口にしてみた。不味いリンゴより美味いが美味いリンゴほどは美味くないという分かり易い印象を持った。子供おやつ、ジャム、カレー、パイに乗せるなどならOK。サラダに入れるのもまあOKかな。
<紅玉>
酸味の強さ、色がしっかりしていること。林檎酒に必須。割と原種的な品種?
※
フジ(リンゴ)
土壌の酸性・アルカリ性
土壌の酸性・アルカリ性
中性はペーハー7.0。
7.0以下が酸性。7.0以上がアルカリ性。これは小学生でも知っていること。基本過ぎて忘れてしまう。
その植物に適した土壌の要素としてペーハー値もあります。酸性を好む植物をアルカリ性の土壌に植えたら、多くは正しく成長しません。ペーハー値に敏感な植物もあれば対応力高い(どんなペーハー値でも育ってしまう)植物も有ります。
植物に適したペーハーを知ることは園芸の基本です。農業などをやる人は常識なんでしょうね。
※
<ペーハー(pH)チェック>
- 庭、プランターの中の植物を洗い出す。植わっている場所を記載する。(リストアップ)
- それぞれの植物の望ましいペーハーを確認する。関連サイトから容易に把握できる。(リストに追記)
- 同じエリアに植えた植物のペーハー値があっているかどうか調べる。もともと一緒に並べることに無理が無いかチェック。
- 要求するペーハー値が一致する植物を纏めるよう再レイアウトプランを検討する。
- 実際に、土壌のペーハーの現状を調べる。測定器があるようです。
- レイアウトプランの酸性、アルカリ性の程度と現状を比較して、土壌改良プランを検討する。
- ピートモス(酸性)、石灰(アルカリ性)などを使って土壌改良を行う。
- 同時に再レイアウト(植え替え)を行う。
<参考サイト>
http://nao-k.jp/engei/etc/arukari.html
http://www.clovergarden.biz/soil/info/p11.html
http://www.pref.nara.jp/secure/26308/sehikijun.pdf
http://www.ja-tsuyama.or.jp/einou/base/index03.html
※
シバとクローバー
シバとクローバー
- 庭を芝生にしたいが、なかなかシバは根付かず、代わりに雑草が頑張る。雑草の中にクローバーも分け入ってくる。混然状態。
- 浸透型除草剤で駆除する。⇒(訂正)この手の薬品は人体にも環境にも植物そのものにも危険なものだから、絶対に使用しないこと。
※
雑草管理の基本は、1つは放置、2つは一律。
以下(グレー)はシバとクローバーの棲み分けの見当だが、長い目で見ると意味のないことだ。自然淘汰に任せるべきだ。
ドッグランエリアでは地上部の一律の刈込を行い、結果的にシバが残ることで十分。刈込の頻度と高さでは全体が干上がってしまうので季節の天候などを考慮して、何らかの植物(雑草でも構わない)が地表に残るように工夫する。
A<シバは無く、クローバーも無いかあっても劣勢な場所>シバ×クローバー×~△雑草○
- 除草剤を振り掛ける。
- 新しい雑草の発芽を確認して再度除草剤を撒く。 1週間後。
- 土を掘り返し土地改良を行う。1週間後。
- 新しい雑草の発芽を確認して再度除草剤を撒く。 1週間後。
- シバの種を撒く。
- クローバーを除けて除草剤を塗る。
- 新しい雑草の発芽を確認して再度除草剤を塗る。 1週間後。
- シバの種を撒く。 1週間後。
- 雑草の程度が極めて多い場合(8割以上)はパターンAで進める。5割~8割の場合はパターンBで進める。
- パターンBの場合、攻撃対象は雑草だけにする。
- クローバーは雑草の防波堤として温存する。
- シバ領域拡大のためシバの種を撒く。
D<シバもあるがクローバーが優勢な場所>シバ△クローバー○雑草△
- シバ、クローバーを除けて、雑草に除草剤を塗る。
- 雑草を5%以下に報じ込めることが出来るまで続ける。
- シバ領域拡大のためシバの種を撒く。
- 雑草の駆除を確認して、クローバーへの攻撃を始める。
- 浸透型除草剤をクローバーに塗る。
- クローバーの隙間を埋めるようにシバの種を撒く。
※
<雑草駆除の基本手順>
長く伸びた雑草は鋏か芝刈り機でカットします。決して引き抜かないこと。ちぎれて地下茎が残りかえって面倒です。土が飛び出して罰の雑草が入り込みます。掘り起こすの葉土地改良のとき。この時は必要に応じて発芽抑制剤なども使います。芝マットを載せるならOK。種蒔きなら多分問題になるでしょうね。
カットされた雑草も、地表を這う雑草も、攻撃には浸透型除草剤を使います。決して引き抜かないこと。カットなどしないこと。返って仕事が増えます。気長に筆塗り除草を繰り返すこと。これが一番近道です。
(手順1)芝刈り。刈り高は高めの設定で。
(手順2)筆塗り除草。
(手順3)浸透待ち。1週間程度。
(手順4)芝刈り。刈り高は本来の高さ。
シバと雑草の成長を待って(1週間程度)、手順1~4を繰り返す。
※
スズメバチの訪問
スズメバチの訪問
スズメバチ
スズメバチを駆除するハンターと称する連中は、殺戮し破壊し略奪する非情の人間だ。山とか森とかスズメバチが生息して問題ない場所にそっと戻すことは考えない。その内、絶滅危惧種になるだろう。なにせ馬鹿な人間が目の仇にしているから、それが刷り込まれた子供らもよってたかって攻撃する。戦士マリアが次々に命を落としている。王国が滅びるのは時間の問題。
狭い庭でもスズメバチの巡回ルートに入っているようでよく目にする。多分、毎日来ているんだろう。この前は葉に残った水滴を吸っているようだった。他の虫とか幼虫を捕殺している場面に遭遇したことは無いが、少しは収穫があるのだろうか。アゲハの幼虫がいきなり姿を消した時は、犯人はスズメバチか鳥類かとなるが、スズメバチも鳥には対抗できない。
巣とかさえ作られなければスズメバチも自然を運ぶ大事な訪問者。
とは言え、直ぐ近くを飛び回るスズメバチには緊張させられる。
※
ワスレナグサ(忘れな草)を植える
ワスレナグサ(忘れな草)を植える
- ワスレナグサ(勿忘草)
多年草で寒さに強い反面、日本の夏の湿度と暑さには耐えられないようで、結局、夏越しは種の状態で迎えることになる。
<種まき>
売っている種は、秋に撒けとある。春にまくと夏前に芽を出して直ぐに暑さでやられてしまい、花を楽しむことができないからだろう。自然に花から零れ落ちた種は、夏はじっと耐えるようにプログラムされているのかな。タイマー機能。市販の種はそのタイマーが既に切れているのだろう。
植え替えを嫌う。
鉢植えから地面に降ろす時は、その形のままそっと地面に埋め込む形が良さそうだ。
発芽は20度以上になること。暑すぎると駄目。寒さに強いので、秋まき・春まきどちらでも構わないが、零れダネでの自然発芽は多分秋になるのでしょう。
場所は日向でも半日陰でも構わないだろう。腐葉土?を敷いて、密度は高めに撒いてやる。
<ワスレナグサの育て方>
水は地表が乾いたらたっぷり。但し、最初は種が流れるからしっかり発芽するまでは霧(きり)状のノズルで散水。肥料は多分あまりいらない。気になるなら、秋の発芽時と、春の開花前と、2回。
心配は花がない時に雑草と間違えて切ったり除草剤の餌食になったり、夏の種状態の時に他の植物を植えられてしまうことかな。自己主張させて定位置を確保させるのが、零れ種で命を繋ぐ時の基本要件かな。
-
耐暑性:弱い
耐寒性:強い
土壌:弱アルカリ(PH6.5-7.0)
※
《ペットボトルで試行錯誤》
- 植える場所?これがなかなか決まらない。で取り敢えず鉢(ポット)植えにする。種も芽も小さい。露地に植えたらいきなり行方不明です。ポットに入れるしかありません。
- 11月ごろ、飲み口以外に穴の開いてないペットボトル(2L)に培養土を入れて上から貰った芥子粒よりも小さな種を撒く。何処に落ちたか分からない。霧吹きでみずやり。
- 1月ごろになると小さな芽が出てきた。かなり偏った落ち方になっているのが分かる。ペットボトルの内壁についた種まで発芽していたが、これは育ちようが無い。
- 思い出したように霧吹きをして3月になると葉の長さも3センチぐらいになった。半封じ込み状態なので水分補給はミニマムで良さそうだ。ただ、開花期が3月~5月と紹介されているのに、花が咲くような気配は何も無い。
- 結局、この試行錯誤は失敗。いい加減に撒いておいた種が育って無事に花を咲かせた。それも秋になった後の戻り真夏で駄目になってしまった。再チャレンジですね。
- 秋まき春咲きが基本。夏は本体は溶けるから、種で夏越え。秋に発芽。を繰り返す。
- 寒冷地なら、春まき夏咲きまたは秋咲き。花が終わったら種を落として本体はそのまま越年。寒冷地は真夏でも最低温度が25度以下になるところらしい。だから、寒冷地と思っていても真夏日・熱帯夜などに襲われるとたちまちアウトになる。零れダネが出ていたら、秋発芽春開花の普通のパターンになる筈だ。
ブルーベリーを植える
ブルーベリーを植える
ブルーベリー
日本の食べ物ではない。欧米ものだ。洒落こいた人間が食べる。と、何時の間にか誰でも普通に食べるようになっている。アメリカ農務省の勝利かな。
ブルーベリーは1本では結実しないらしい。2本以上。同じ種類でもいいのか違う種類が必要なのか。ものには異なる種類の文字がある。
ブルーベリーは品種が多い。農業国アメリカの各州で改良に励んでいる。
ハイブッシュ(北部ハイブッシュ(原型種?)、南部ハイブッシュ(北部ハイブッシュと他品種の交配種)、ローブッシュ(荒地系?国内では流通していないようだ)、ラビットアイ(小粒系)、チャンドラー(超大粒)など。その中も細かい品種が設定されている。
<ラビットアイ>
不明 Unknown x2
具体的な品種は分からないが、取り敢えず、2本植えた。そろそろ3~4年生になっているのに花ひとつ咲かせない。かなり晩生(おくて)の樹木だ。
(一般的に売られている品種は、ホームベル、ティフブルー、ウッダードの3種)
ラビットアイ ホームベル
ラビットアイ ティフブルー
ラビットアイ ウッダード
<北部ハイブッシュ>
ブリジッタ Brigitta
生長が早い。あらゆる土壌で良く育ち、各国へ普及している。果皮はしまり酸が適当で非常に甘い。生食用専用種として有望である。この時期の品種では最高の食味を誇る。ブリジッタブルーは同一品種。
説明を見ると育てやすそう。食べても美味しそう。文句なしだね。
(ニッポン緑産 〒390-1131 長野県松本市今井2534 0263-59-2246)
<南部ハイブッシュ>
サンシャインブルー Sunshine Blue (ブルーベリー)
常緑半ワイ性種。花がピンクで果粒が大きく、食味が良い。土壌のPHが高くても良く育ち自家受粉する。家庭園芸用。食味良好。低木90cm位。
説明をみると趣味で家庭で植えるならこれ!という感じ。常緑なら生垣代わりに使えるかな。目隠し用途は高さ90センチでは駄目か。ツツジの代わりにはなるかも。
※
~五年後の追記~
(秋の仕事)
ブルーベリーも9月になれば今年のシーズンも終わる。今年はもう間に合わないのは当然として、来年の花を楽しみに売れ残りのブルーベリーを買っておこう。
問題はいつもラビットアイの受粉。
受粉は上手く行っていたが、2年ほど前に場所を変えたら受粉が上手く行かなくなった。 場所を元に戻しても良いが、ブルーベリーでもっと賑やかにしたい。紅葉も楽しみたい。
ラビットアイの救いは土壌に神経質にならないで済むことかな。時間が限られていると思えば、挿し木を楽しんでいる暇もない。普通に苗木を買うのが一番だろう。大きな植木鉢を使って保湿を確実にする。普通に地植えてもいい。
※
ブルーベリーと言えば、子育てヒヨドリの存在を忘れることは出来ない。鳥たちは花を食べにくるのだ。4月5月に果実はないので小鳥に与える餌は花になるのだろう。
ネットを張ってヒヨドリから花を守る。それはもう昔の話。今はもう鳥たちに食べてもらっても構わない。
※
何処で樹木・草花を買うか?
何処で樹木・草花を買うか?
<ホームセンター>
<フラワーセンター>~<フラワーショップ>
<生産地直売>~<通販>
ニッポン緑産株式会社
〒390-1131
長野県松本市大字今井2534
TEL 0263-59-2246
http://www.ryokusan.com/
ここはどうやら生産者向けらしい。家庭向けにも販売してくれる。但し、大物はトラックで取りに来いとある。面白いね。
※
<ホームセンター>
<フラワーセンター>~<フラワーショップ>
<生産地直売>~<通販>
ニッポン緑産株式会社
〒390-1131
長野県松本市大字今井2534
TEL 0263-59-2246
http://www.ryokusan.com/
ここはどうやら生産者向けらしい。家庭向けにも販売してくれる。但し、大物はトラックで取りに来いとある。面白いね。
※
レッドロビンを植える
レッドロビンを植える
<レッドロビン>
ベニカナメモチ(紅要黐)とも言うらしい。順序が逆かな。
生垣に使われる。新芽の赤いのが美しい。年2回剪定すれば2回赤い新芽・新葉を楽しめる。
<増やし方=挿し木>
生垣が痛んで隙間が空いてきたので、レッドロビンを継ぎ足したい。小さな苗木は300円前後で売られているので、それで隙間をつめるようにしても良いが、レッドロビンは定期的に剪定しているので、その時に出てくる枝を利用できれば助かる。
挿し木は素人でも出来るのだろうか。
レッドロビンの挿し木・ベニカナメモチの挿し木
サイトの説明を呼んでも良く分からない。分からないというより結構面倒棚ということ。言うほど簡単じゃない。徹底手抜きでやりたい。面倒見る時間もかけられない。
<生垣の隙間が気になったら?>
事前確認:生垣の隙間の原因が剪定の不適切によるものかどうか見極めること。
- 上部の枝先ばかりを寸法合わせでちょん切りカットしていても下部の枝が充実することは無い。一定の長さになるように下側にもどしてカットする。少し引っ込めるようにカットする。?
- 下部から徒長気味に葉をつけないで上に伸びている枝は切り戻す。
- 土壌の適切さ、病気(菌)、害虫の被害の有無も見る。
- 隙間に樹木を追加しても上記の基本がないと、生垣の上部は葉っぱも賑やかだけど、足元が幹枝の立ち並ぶだけで格好悪くなります。弱剪定(新芽定着後の表面的な形作り)、中剪定(冬季に中枝までケア)、強剪定(3~4年に1回の冬季に更に丁寧に。古い枝と新しい枝の入れ替えを促進するようにカット)
<いきなり挿し木>破天荒な挿し木魔法術
- 時期は春。5月(4月でも6月でも構いません)。春にするのは冬が来るまでの時間稼ぎ。暖地なら秋でも大丈夫でしょう、多分。
- 春の新芽が収まったもの(色が赤から茶色、緑色に変わりつつあるもの)、未だ赤いままだったら去年の新芽?を、15センチぐらいの長さで採取。葉の出ている部分(節)が、地中に収まるように1~2個、地上に葉を残すように 1~2個、計2~4個必要です。
- 採取は雨の日とか吸水を止めている時は不適当とか。関係ないかも。採取したら水につけておきます。長くつけておくと根の元が出来るのでそれから挿し木という技もありますが、その場合は新芽の枝は駄目です。去年か一昨年のしっかり木部になった枝を使います。新芽枝の場合は30分程度でも大丈夫でしょう。
- 植えたい場所(隙間の場所)に軽く小さな穴を掘ります。深さは10cm直径10cm程度。穴の其処には緩行性肥料、腐葉土などを入れて置きます。
- 穴に挿し木の3分の1程度が収まるように沈め、挿し木を手に持ったまま(穴の中に浮かしたまま)回りに砂とか挿し木用の土とかを入れます。挿し木用の薬剤(ルートン?)とかを利用しても構いません。
- ペットボトルを輪切りにして上下空洞の円柱を作ります。500ミリのペットボトルでも2リットルのペットボトルでも構いません。
- 輪切りペットボトルを挿し木に嵌めます。ペットボトルの中に砂、挿し木用土を高さ5センチ程度入れます。
- 場所の日当たりが良すぎる場合は、ペットボトルの高さを高くして日差し遮蔽のものを巻いておきます。布でもテープでも紙でも。
- 地上部の葉っぱは1枚か半分が2枚か。蒸散が抑制されるようにします。萎れ具合でカットしてもいいですが枝を動かさないように丁寧にやります。心配なら最初、水につけた段階でカットしておきます。地中に収まる葉っぱは、作業の邪魔になりますので小さくカットしておきます。
- 最初のうちは毎日(1~2週間?)水遣りをします。後は乾き具合を見て判断します。どの道、夏場に差し掛かりますから、結局、夏場を越えるまで毎日の水やりになります。生垣(成木)の水遣りのときに挿し木に強く水が当たらないように注意します。
- 途中で葉が落ちても枝が充実していたら、そのまま続けます。枝が全て干からびて新芽の出口が無くなったら諦める。不明の時は管理を続け翌年春まで待つ。
- 保険のために、同様の仕掛けを複数作って同様に管理する。
※
浸透型除草剤の効果:2週間
浸透型除草剤の効果:2週間
浸透型除草剤
1週間前との変化を感じることが出来ない。かったるい。葉が黄色くなってダメージを受けているものは確かにあるが、それでも雑草のがんばりの方が印象的。回りに緑色の元気な雑草が次々に出てきている。負けた感じだ。
しようが無く草刈を再開。
除草剤が雑草の葉から茎・根に伝わっていれば地上部を刈り取っても効果は変わらない。
<問題>
コンビネーションというか除草剤と草刈の組み合わせをどのように実現するのが良いか?
少し試行錯誤してみる:
1)日曜日に除草剤を塗る。
2)刈り取ったばかりの雑草の半欠け葉に塗っても効果は分からないのでまだ顔を出したばかりの新顔の雑草を狙う。刈り取りから逃れたダメージの無い葉も狙う。
3)雑草が代謝して除草剤が取り込まれるのに数日は掛かる。
4)土曜日に草刈を行う。除草剤を塗った葉も伸びてきているから地上部をカットする。多分、除草剤は雑草内に取り込まれているので地下部も徐々に枯れる。
わざわざ日曜と土曜とに分ける必要は無い。大事な手順は一般論とは異なるが、先にカットして次に塗る。塗る葉はカットから逃れた小さな若い雑草と無事な残り葉。間を1週間ほど置く。カットは芝刈り機でも構わない。①芝刈り30分、②ちょん切り30分、③ちょん塗り30分。合計約1時間~2時間。これを1週間おきに繰り返す。2週間置きでも構わない。刈りと塗りを交互に1週間置きでも構わない。
出来ました!
※
(注意)
浸透タイプの除草剤は生態系破壊の危険があります。それに加えてちょっとした作業ミスで大事な木々類や草花まで枯らしてしまいます。隣家の植物まで駄目にする懸念があります。シャワータイプや噴霧は最悪。筆とかを使って塗るのがせいぜいでしょう。
ラウンドアップ・除草
※
マルチング mulching
マルチング mulching
土壌の乾燥、過剰な湿度、温度変化抑制、などのために、適当な素材で土壌の表面を覆うこと。
畑にビニールの布を敷いているのを見たことがあるか。あれもマルチングです。農業は実利優先ですから、あれでいいのです。
園芸となるとインテリア、エクステリア、拘りの世界ですから、見た目、匂い、なども大事です。
庭木や草花の足元、ゾーニング、鉢(ポット)など。鉢は室内か外置きかでも選ぶ素材は変わっても良いですね。
- 藁(わら):
伝統的。藁をどうやって手に入れるかがこの頃は問題。ホームセンターを探せば有るかも。 - 石:
玉砂利を敷いて雑草を防ぎ、見た目を浴するのも伝統的。 - 落ち葉:
木の根元に落ち葉を寄せておく。いつか腐葉土化して肥料になる期待も。風で暴れるので工夫がいる。見た目も必ずしもよくない。片付いていない印象。 - 腐葉土:
そのまま庭木の根元に置くとか、落ち葉を固定させるために置くとかのアイデアはあるが、返って雑草を呼び込むので好ましくない。 - ピートモス:
酸性土壌を作るのに使われるピートモスをブルーベリーなど酸性寄りの植物のマルチングに使ってもいい。 - バークチップ(樹皮チップ):
グランドカバーに使える。樹皮を砕いたものだが、厚みのある荒削りを使うこと。細かく砕きすぎたものは見た目が貧相に成るようだ。 - ウッドチップ:
木片。面積が知れているポット類なら問題ないし見た目もいい。庭に使うとシロアリの進出地点になる。切り株などが残っていたら、時間をかけても取り除く。あまり好ましくない。 - レンガ:
目的が少し変わるが、雑草対策に利用される。レンガの下は砂利か砂になる。木を植えたいときはレンガと砂利を外し、腐葉土を入れれば問題ない。 - 砂利:
美的センスを考えるとただの砂利では済まない。安く上げるためにただの砂利でゾーンニング(グランドカバー)をやることもあり。暫定的だろう。砂利系はだんだん飛び散って庭全体が砂利が転がってあまり好ましくない。 - 砂:
あまり見たことはないが面積と期間が限定されるなら悪くない。
<兎に角>
(1)土をむき出しにしないために使う。グランドカバー用の植物(芝など)が充足するまでのつなぎで使う。簡単に除去できるか、土壌と一体化しやすいものを選ぶ。そうなるとバークチップがベスト。チップの刻みは使う場所・期間を考えて選ぶこと。細かい方が土との一体化はしやすい。
(2)寒冷地の場合、寒冷地でなくても冬対策の一環として、地下茎や球根など地下の植物を寒さから守るために使う。チューリップ、ダリア、アイリス、多年生コスモス(チョココス)など多年草の類。あと、樹木類でも、南国出身のものや、苗木段階のものは、根元に敷いて根を守る。地上部が寒さで痛んでも根がしっかりしていれば春には元気回復が期待できる。
※
アガパンサスを植える(2)
アガパンサスを植える
アガパンサス
※
(1)種まき
8月下旬~9月上旬:マンションの共有部に咲いているアガパンサスの種を採取。どれが種か判然としない。
9月上旬:種の鞘をそのまま土の中に入れてみた。鞘を裂いて中の黒いものが見えるようにした鞘も土に入れた。さてどうなることか。取り敢えず変化なし。
※
(2)株分け
気が付くと、知らない間に、別のアガパンサスが植えられていた。葉はアイリスの葉とおなじような単葉。だけど花が咲いた痕跡が無い。
これは数年前にマンションのアガパンサスを株分けしたものを鉢に入れておいたもの。数年は鉢で育ててきたが、昨年、露地植えにした。露地での冬越しを1回経験していることになる。しかし、まるで花が咲く雰囲気がない。
(土壌作り)
庭土に腐葉土または堆肥を混ぜて、ふかふかのベッドを作る。深さは30センチ前後。スコップ1つ分。緩行性化成肥料も混ぜ込んでおく。
(マルチング)
チップを株の周囲に敷く。表土の乾燥、泥はね、雑草を防ぐ効果。
マルチングで厄介なのは時間が経つとマルチングチップの隙間から雑草が出てくること。そのままにして普通に雑草を刈り取っていてもいいが、見栄えにこだわる場合や根が弱い植物の場合は、一旦、チップを除去して新しいチップを撒く。古いチップは日干し乾燥させて雑草類や土などを取り払って再利用。チップとして使ってもいいし、腐葉土として土に混ぜ込んでもいい。
(見栄え)
乾燥には割りと強いのに、水と肥料をやりすぎると弱い葉が伸びすぎて折れたり垂れたりして姿が悪くなる。ジャーマンアイリスと同じ要領で日差しのの当たるところに放置?が良い。乾燥させすぎると流石に厳しくなるから2週間に1回ぐらいは意識して水をやる。
アガパンサスにもおオスメスがあるんだろうか。
※
アガパンサスを植える(1)
アガパンサスを植える(2)
山椒(サンショウ)を植える
山椒(サンショウ)を植える
山椒は日本のハーブ?香辛料?日本らしさを感じさせる植物です。山に行けば何処にでも見つけられそうな雑木の一つでしょうね。
山椒の葉はアゲハチョウの幼虫が好むので時々蝶が訪れます。運がよければ幼虫から蛹(サナギ)、成虫への羽化を見ることが出来ますが、難敵は鳥と蜂。ブッシュで覆ってやらないとあっという間に鳥の餌です。子供の教育のために山椒を植える親御さんもおられるとか。
山椒の樹はそのままでも良い匂いがします。シーズンを通じて利用できます。
- 春。若々しい新葉は、田楽に添えたり、魚の煮付けに入れたり。木の芽あえにしたり。
- 春。花が咲いたら花山椒。これは?
- 夏。青い実を付けたら。佃煮。青山椒とか生山椒とか。
- 秋。青い実が赤くなります。
- 秋。この赤い実は茶色に変わり中から黒い種が飛び出します。この状態を割れ山椒というらしい。固くなった皮を粉にして普通の粉山椒ができるのでしょう。
- 幹は擂り粉木にできるそうだ。
※
サンショウの育て方
- 乾燥は苦手。過剰な湿度も嫌う。
- 腐葉土・栄養を好む。ペーハーは弱酸性(ph5-6辺り)。意識して石灰を撒く必要は無い。
- 植え替えは難しい。枯らすことが多い。植え替えしなくても突然枯れることがある。
- 植え替え時は、深植えしないほうが定着の確率は高い。
- 増やし方は接木が普通だが、気難しいので確実とは言えない。
- 実生のものも途中で枯れてしまう確率が高い。
- 自然のものは棘もあるし、雌雄がある。雄には実をつけない。 雌雄は花を咲かせないと分からない。
- 改良品種の朝倉実山椒は雌雄が無く、棘もなく、辛さもマイルドで、今は殆どこれが流通しているらしい。
今後の処方箋:
(1)庭にある山椒は今のまま栄養を補給しながら育てる。
(2)突然の枯れ死に備えて接木を行う。2年に1回程度。
(3)実生のものは場所が特別悪くなければそのまま育てる。(無用と分かって切るのはいつでもできる)
(4)採取した種は実生を狙って撒く。次期は春がいいらしいが自然は如何考えても秋まき。冬を越せたものにチャンス有ということか。
※
中国山椒「花椒」を植える
中華料理に使うにはやはり花椒でしょう。花椒の苗木を手に入れることが出来たらの話ですが、どこにも見当たらない。如何いう訳でしょう。
※
中国山椒「花椒」を植える
中華料理に使うにはやはり花椒でしょう。花椒の苗木を手に入れることが出来たらの話ですが、どこにも見当たらない。如何いう訳でしょう。
※
※
パーゴラとは・パーゴラを作ろう・パーゴラの作り方
パーゴラとは・パーゴラを作ろう・パーゴラの作り方
<パーゴラとは?>
元の意味は葡萄棚。
WEBで見るとイタリア語で葡萄棚のことらしい。そうなの?とても良いじゃん!。兎に角、狭い庭では葡萄の収まりが悪くて困っています。パーゴラだと収まりがつくなら有り難い。でもパーゴラで狭い庭が増す増す狭くなるんじゃないの?。まあ、小さいパーゴラにすれば済むかも。
パーゴラの今の意味は?
テラスの屋根とか。ってことはテラスって何って話に変わってしまうね。テラスって、濡れ縁?、デッキ?、石畳み?。まあ何でも良いや。家の外側で、椅子とか縁台とか置けるフラットなスペース。
なんか少しイメージがはっきりしてきた。
<2つのパーゴラ!>
(1)葡萄棚パーゴラ
1つは実際に葡萄棚をイメージしたパーゴラにしよう。隣家との境界線にフェンス代わりも兼ねて、葡萄を這わす支柱を立てる。隣家に葡萄が入り込まないように葡萄蔓(つる)の葉早稲方は注意が必要だろう。
サイズはフレキシブルを基本にするが、90の倍数で考えよう。何かと都合が良さそうだ。奥行きは最大360センチ。当初は180センチでも構わない。幅はバランス的に奥行きの1.5倍~2。0倍。だから、当初は270センチ~360センチ。最大時で540センチ~720センチ。ちょっとちょっと。狭い庭なのにそんな奥行きも幅も取れないでしょう。ミニマムは奥行き90センチで幅180センチがいいところ(せいぜい)ではないですか。高さは手を伸ばして届く高さ。180センチ。もう少し頑張れば210センチ。支柱は90センチ間隔ではうるさ過ぎる。180センチ間隔では強度に問題が出る。工夫がいる。
問題は既存の樹木とのスペースの取り合い。90センチ±10センチくらいはずらして構わない。現場作業だな。
もう一工夫して、問題の箇所の目隠しにも出来ると面白い。
(2)アプローチパーゴラ
入り口通路に、道路からの目隠しを兼ねたアプローチアクセントのパーゴラにする。窓に格子を入れるよりオシャレに出来る。こちらも蔓性植物を這わせたい。葡萄でもいいし、バラのようなものでも良い。
サイズは、窮屈な印象にならないように、できるだけ高くする。最低でも210センチ。可能なら240センチ。あまり高すぎると台風などで別の問題を起こす。但し、支柱の高さが210センチまでしかない可能性がある。
※
鉢(園芸ポット)の大きさ
鉢(園芸ポット)の大きさ
種類 サイズ 用土の使用量
3号鉢 直径 9㎝ 0.3ℓ
4号鉢 直径 12㎝ 0.6ℓ
5号鉢 直径 15㎝ 1.3ℓ
6号鉢 直径 18㎝ 2.2ℓ
7号鉢 直径 21㎝ 3.5ℓ
8号鉢 直径 24㎝ x.xℓ
9号鉢 直径 27㎝ x.xℓ
10号鉢(尺鉢) 直径 30㎝ 7ℓ
20号鉢 直径 60㎝ 14ℓ
※
1号を3センチメートルで計算しているだけですね。扱いやすさはプラスティック製がダントツでしょう。ぶつけたりすると直ぐに割れてしまう素焼きものや、朽ちてくる心配のある木製は、魅力的ですが、その覚悟で使うことです。プラ製は使い回しが聞くのも重宝しますが、雰囲気を壊します。
※
チョコレートコスモスを植える
チョコレートコスモスを植える
チョコレートコスモス
コスモスは1年草ですが、チョコレートコスモスは種がありません。最も原始的なコスモスらしい。昔は種もあったのでしょうが、今は種による繁殖は出来なくなっているようだ。可愛そうだね。兎に角、今は人気の品種。チョココスで済ませる人もいる。種類もいくつかあるようだ。
地下茎で増えるのだから寒さには強いのかと思えば、出身地はメキシコですって。多分、高地の方でしょう。なかなか気難しいのです。極端な乾燥はだめ。湿潤はもっと駄目。寒さには程ほど強いですが、せいぜい0度まで。マイナス何度とは行かない。暑さは強いとされますが、日本の湿度は苦手。日本の夏の直射日光にも耐えられない。その代わり、肥料はいらない。
ということでポットに入れれば越年の可能性が出てきますが、手間ひま掛けてどこかで間違えてやり直すくらいなら、最初から地植えにした方が諦めが付きます。 いきなりギャンブルですか?。どうせ、小まめに面倒を見ることは出来ません。ギャンブルこそが最大の安全策です。
あっ、大き目のポットに入れて外に置くことにすると、安全と手抜きと両方行けるかな?かも!。ポットは10号くらいで良さそうだ。簡単に持ち運びの出来るサイズ。
<チョコレートコスモスの冬越し>
花が終わったら冬越しの準備。茎を地上数センチ(3~5cm)残してカット。
室内に入れない場合は上に藁(わら)を敷く。霜が降りる状態になると程度にもよるが危険。
土が極端に乾燥しないように時々水を与える。室内の場合は乾燥の度合いを見て分かるが、藁を敷く場合は分かり難いので注意すること。藁で湿度も維持されるので、時々藁をめくるなどして確認してください。
<チョコレートコスモスの夏越し>
夏は直射日光を避ける。東側とか西側とか朝か夕方かの短時間だけ日当たりがするような場所に置く。 あるいは木洩れ日の場所。無ければ北側でも良い。
乾燥と湿潤の加減が難しいが「基本は乾いたらたっぷり」。2日に1回くらいがめどだろうか。後、日本の場合、風通しの良さは必須。蒸れると拙い。
※
チョココスの病気・害虫
(ウドンコ病)
やはり「ウドンコ病」は要注意。この病気に弱いのかもしれない。ウドンコ病の胞子が雨に当たって高温になると弾ける。梅雨明けの暑い日に胞子が飛び交い若い芽に取り付いて病気を起こす。
ウドンコ病にかかったチョココスの土壌を流用する時は要注意。土壌の中に胞子が零れてそのまま隠れていることがある。新しく手に入れたチョココスに胞子の入った土壌を流用すると、5月の暑い日が続く頃に水撒きのあとに胞子が弾けていきなり感染する。本当かな?。
対策は殺菌剤を吹き付ける。1節か2節くらい残して切り戻しカット。念の為また噴霧。
(古土の再利用)
植木鉢に入れたままの古い土壌はそのまま使わない。
- 庭の土に戻す。改良して戻せば尚良い。
- 形状が適当ならシバなどグランドカバー類の目土に使う。
- 雑草のタネが紛れ込んでいる懸念がある場合は熱処理する。土の入った植木鉢ごと黒いゴミ袋に入れて直射日光の下に数日放置する。60度くらいの温度になって殺虫・殺菌も同時に出来る筈。
- 土が傷んでいる懸念があれば、石灰や腐葉土や土壌復元用土などとミックスする。天日干しも可能ならやる。
(ホコリダニ)
種類もいくつかあるようだ。どうなったら被害にあっているのか分からない。薬剤散布で処理するしか無さそうだ。
※
チョココスの増やし方
毎年購入しては枯らしてしまうを繰り返す。パンジーみたいに100円以下で買えるものでもないので自分で増やす工夫もしてみたい。
タネで増やすことは最初から無理みたいで地下茎から株分けするか挿し木(挿し芽?)で増やすのが常套手段らしい。
チョココスを枯らすくらいだから株は成長していない。息があるうちに挿し木で増やす算段を考えたいとなる訳です。
(挿し木)
花柄のついた枝をカットするとカットした下の葉の付け根から枝が出てくるらしい。花が伸びた葉の付け根からは新しい芽がでないので、その下になるようだ。上から2節目を使うということかな。何日ぐらいで新芽がでるの?。兎に角、新しい枝になる芽が葉の付け根に出たら、その小さい芽の直ぐ上と下3~5センチくらいで切り取って芽の位置まで土に埋めればいいらしい。新芽の大きさがどれくらいになったらカットするのか分からない。2~3センチという記述もある。1つの茎に1つの花をつける。基本的なことだな。だからチョココスの花柄摘みは茎の根元からカット。茎の根元といっても茎が分岐するところでしょう。
実際に手元のチョココスを見てみると、能書きどおりにカットできるようなぴたっと来る場所が分からない。難しいものだ。試行錯誤。花とか蕾とか付いていない(既に花柄をカットした後の)1節をカットして挿し木床に差してみる。5回くらいやってみればどの辺に着地点があるかはっきりするでしょう。
※
浸透型除草剤の効果:1週間
浸透型除草剤の効果:1週間
浸透タイプ除草剤
既に1週間が経過したが目立った効果はない。広葉に液体を塗った部分は茶色に変色しているが、全体を破壊する威力は発揮されていない。かなりいらいらさせられる。
単葉系の雑草にも塗ってみたが液体を受け付けないように見えたが、塗った部分はやはり茶色に変色と言うか形が崩れていた。
問題のコニシキソウに対する効果は殆ど確認できない。
庭の姿がウザイので草刈を実施。
さて問題は今後の進め方。草の生長点が確定している時に除草剤は塗るべきであるから、それまで草刈は控えることにすると、庭がぼうぼうになってしまう。ということで、除草剤を活用する時の手順を検討する。
(1)背丈が伸びた雑草は最優先でカットする。除草剤を塗ってぼけ~っと1,2週間も待つことはしない。
(2)植えの手順で雑草全体の背丈を抑えた後、除草剤で地表面を覆うタイプの雑草(コニシキソウなど)を攻撃する。この時に、カットした背丈の高かった雑草の切り株付近も除草剤でアタック。
前回のハケ塗りが出来ていればダメージが外見で分かるから、まだダメージを受けていない雑草を狙って作業すること。雑草は次々どんどん生えてくる。根競べです。
(3)上記の手順を1~2週間置きに繰り返す。月1回でも構わない。要は継続的にケアすること。
※
ツマグロヒョウモン
ツマグロヒョウモン
庭にはチョウもやって来る。ツマグロヒョウモンもその一つ。タテハ蝶の中ではポピュラーなものです。ツマグロヒョウモンの幼虫まで見つけてしまった。され如何致しましょう?
<何処に卵を産むか?>
幼虫はスミレ、パンジー類の葉っぱが好きらしい。産卵はその近辺が多いと予想して間違いないでしょう。実際に産卵する場所は近くの枯れ草でも構わないようだ。
-
<毒々しい姿かたちの幼虫>
黒い地に赤い縦の線が入り、またぽつぽつと赤色の斑点(突起?)がある。一見すると蛾の幼虫に間違える。特に毒針も毒牙も持っていないので、見つけても優しく扱うことです。
パンジー類は食べられてしまいますが、幼虫の餌と思って黙って見過ごすことです。決して退治しないこと。
<タテハ蝶は丈夫で長持ち>
生命力がありそう。このツマグロヒョウモンは年間5回も発生すると記載があった。産卵の回数なのかな。一匹の寿命も長そうだし。
※
蚊などの害虫も多いが、安易に殺虫剤は使えない。蝶の幼虫・成虫を死滅させないとも限らない。
さて、
実は庭のスミレは雑草です。勝手に飛んできて勝手に生える。悪環境も構わず生命力の強さを見せてくれる。今までは、どんどんカットしたり、浸透型除草剤のターゲットにしていたが、ツマグロヒョウモンの聖地となるとスミレを駆除するのも問題だ。
エリアを決めてスミレを残すか、積極的にスミレ・パンジー・ビオラ辺りを集中的に植えてみよう。産卵場所として。蜜そのものは普通の花に来るみたいだし。
<スミレ・パンジー・ビオラ>
基本はパンジーの種類らしい。古い品種がスミレ。ビオラは小振りの改良種かな。雑草で飛んでくるのは日本の在来種=スミレでしょう。
夏を種で過ごす1年草。花は秋から春まで。冬もいけるのかな?。冬、パンジーが咲いているのを見るかな?。あまり記憶にない。1年に2回、冬と夏に種をこぼすこともあるのかな。冬を乗り切ってしまうのかな。毀れ種で交配もあって変わった花が出来ると面白いだろうな。
※
シナノスイートの受粉樹
シナノスイートの受粉樹
シナノスイート
シナノスイートは今の流通リンゴの中では最も美味しいリンゴの一つであることに間違いない。実は大きくて姿も美しく立派。自分の庭でも1本植えてみたいと考えたが、手間隙が掛かるのもリンゴの特徴。リンゴ農家の仕事ですね。実をつけるまで何年掛かるかも分からない。どう考えようとも普通に買った方が勘定にあいます。育てる楽しみ愛でる楽しみは他のリンゴでも構わないでしょう。とりあえず花が咲いてくれれば楽しめる。ということで庭植えは断念。
<受粉樹>
さて、シナノスイートは自家受粉しないので交配のための受粉樹が必要です。
富士(ふじ)、津軽(つがる)、王林(おうりん)、シナノゴールド等。これを買えば又これらの受粉樹が必要?。キリが無いね。
アルプス乙女もいけるなら助かるが、そのような記述は何処にも出てこない。どうにか成っちゃうと言うことかな。
苗木販売の業者の人に聞いたら、アルプス乙女でも十分とのことだった。これは助かる。アルプス乙女は自家受粉だし、手間がかかるリンゴではなさそうだ。花とか姿を楽しむために1本植えておくのは悪くない。
アルプス乙女
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<シナノスイートの問題>
リンゴの芯がかびて黒くなる病気=芯カビ病があるようだ。シナノスイート最大の問題。表面から判断がつかない。何かの機械で出荷前には検査できるのだろうか。問題は、出荷前もさることながら、生産段階で発見できるかどうかが重要。今一、生産量・流通量が伸びない要因かもしれない。
※
庭の害虫=薮蚊(やぶ蚊)を退治する
庭の害虫=薮蚊(やぶ蚊)を退治する
植木や草花に悪さをする害虫は多い。
デモその前に、庭仕事そのものの邪魔をするのが「蚊」の存在。家蚊(イエカ)と違って藪蚊(ヤブカ)は攻撃性が高い。素早く止まってあっという間に肌を刺す。齟齬は大変。瞬く間に腫れ上がる。何度も刺されると身体が過剰反応するようになるので、実は大変危険なことなんです。
また、最近は怪しげな蚊も日本に来ていますし、蚊を媒介にするやはり怪しげな病気も入り込んでいます。海外との人や荷物の往来が激しくなったこと、温暖化が進んだことがその原因でしょう。結果的に、蚊に刺されることで受けるリスクは非常に高くなっています。
「やぶ蚊」
私ども素人は家に居る蚊は家蚊、外に居る蚊はやぶ蚊で済ましてきましたが。蚊にも色々あるようです。種類と特性を理解することには特に意味も無さそうですので、ここは兎に角、庭仕事の邪魔をする蚊の対策を考えましょう。何とかならんかね。
- 庭の隅々まで明るく風通しをよくする。
- 湿潤より、どちらかといえば乾燥させる。水はけの良い土壌。
- 水溜りを作らない。雨降りの直後に見て回るといい。
- 落ち葉を溜めない。蚊が潜む場所、小さな水溜りが落ち葉の下に隠れている。
- 意図的にポリ容器に水を溜めて蚊の卵を産ませボウフラになったら庭に撒いてアリの餌にする。卵からボウフラに成らなくても構わない。要は無駄に卵が消費されればいいのです。
- アリが夏休みを取っている心配があるなら、ポリ容器の水に油(食用油)を張って酸欠にすればボウフラは死んでくれます。コンクリートかアスファルトの上に撒いても簡単です。但し、下水に流れると何処かで孵化してしまいます。
- 出来れば放射能を浴びせて奇形の蚊を放って彼らの生殖を妨害して子孫を絶滅する。これは筑波辺りの研究機関でやっているでしょう。その前に研究者が奇形になっていないか心配です。
- 蚊連草(ローズゼラニウム)を植える。虫(蚊も?)が寄ってこない。らしい。この花が嫌いでなければ駄目元で植えても良いでしょう。
- 隣接する土地から蚊が来る場合も、蚊の潜む場所を少なくしておけば被害は軽減できる。
- 隣が手入れのしていない野原だったり、手入れの悪い草ぼうぼうの庭だったり、困った状態の時は、黙って市役所にクレームする。注意してもらえたり、殺虫剤をもらえたりするケースがある。この辺も駄目元でのアクションとなります。
- 隣の雑草がこちらの庭まで侵略している場合は、浸透型の除草剤を塗って追い返します。つる性の厄介な侵入者には有効でしょう。クレームされたら除草していたら液体が掛かったといえば言い訳になるでしょう。
- 隣接地が公共か私有化に関わらず、殆ど管理されていないなら、クレームの心配もありませんから、1メートル程度まで手を伸ばして除草剤を撒きます。
- ドライアイスの利用。庭作業の前に風向きを見て隣接地に投げ込みます。蚊を向こうに集めておいて作業する段取りです。隣接地に人の気配がない時限定。また風向きが変わることもあることに留意します。
- 隣接地との間にラティスなどで仕切りのレベルを上げる。ラティスには蚊の嫌がる臭い(殺虫剤?忌避剤?)を吹き付けておく。
- 蚊取り線香を置く。
- 雑草を伸ばさない。芝生も伸ばさない。
- 皮膚を露出させない。夏は無理か。
※
<「蚊」対策の決定打>
- カエル(蛙)を庭に放つ。蛙も湿潤を好みますから、同じく湿潤を好む薮蚊がやってくるとパクッとやってくれます。
- 蜘蛛、特にハエトリグモを保護します。網は見苦しいので網を張る蜘蛛は隣の庭に投げ捨てます(笑)。兎に角、殺してはいけません。
- 殺虫剤は使いたくない。可愛い虫たちまで殺しかねません。
除草剤の使い方
除草剤の使い方
金が有れば、選択性の「アージラン系」の除草剤で、芝の中の広葉雑草とイネ科系雑草を両方を退治。芝(日本芝)は安全。
金が無ければ、先ず、選択性の「フェノス系」の除草剤で、芝の中の広葉雑草を先に退治する。芝(日本芝)は安全。次の非選択性(全滅型)のグリホ系」の除草剤で、残ったイネ科系雑草を、筆塗り(刷毛塗り)で退治する。
ところが、庭の芝は日本芝と洋芝のミックスでした。選択性の除草剤を頭から撒けば、洋芝も全滅
金が有れば、選択性の「アージラン系」の除草剤で、芝の中の広葉雑草とイネ科系雑草を両方を退治。芝(日本芝)は安全。
金が無ければ、先ず、選択性の「フェノス系」の除草剤で、芝の中の広葉雑草を先に退治する。芝(日本芝)は安全。次の非選択性(全滅型)のグリホ系」の除草剤で、残ったイネ科系雑草を、筆塗り(刷毛塗り)で退治する。
ところが、庭の芝は日本芝と洋芝のミックスでした。選択性の除草剤を頭から撒けば、洋芝も全滅
コリウス-ホットスパイス
コリウス-ホットスパイス
何とも鮮やかな赤色がこの品種の魅力。しかし、[画像]を見る限り、ホットスパイスにもいろいろあるようだ。その辺はしっかり選ばないと違ったものを入手してしまいます。
コリウスは亜熱帯辺りの植物。寒さには弱い。冬越なんて滅相もない。無理無理。
葉の色が鮮やか。楽しめる。
フラワーバスケットには欠かせない。植えて育てて増やして楽しむ類ではない。
そういうことです。
土壌酸度計
土壌酸度計
土壌のペーハーを測定できる器具。面白いね。お値段は5千円くらい。安くも無い。1千円ちょいで作って欲しいね。
農業をやる人には必須。生活か掛かっている訳だからペーハーのミスは許されない。
趣味の園芸の人には?
1つ持っていても不思議じゃない。
必死で探すと3千円台前半もあります。
※
普通にしていると肥料のやりすぎで酸性度が上がりすぎて植物の発育が駄目になる。石灰をやりすぎるとアルカリになって植物は苦しむ。その程度は植物の種類によって異なる。だから木目細かいケアをやるにはペーハー測定は欠かせない。
ただ、測定する場所、深さ、位置でペーハーは安定しません。どのデータで判定するか結構悩みそうだ。
※
紅玉の受粉樹
紅玉の受粉樹
今日、ホームセンターへ行ったら紅玉の苗木が売っていた。リンゴは受粉樹が必要。まあ、何処かのリンゴの花から花粉を拾って手でやればいいのかもしれないが、他人のリンゴを探してやるのはそれなりに手間。受粉樹があれば苦労はない(筈)。
受粉樹の相性には花期のタイミングもあるようだ。
- つがる
- 王林
- 世界一
- 千秋
- アルプス乙女
- など?
(他に何がありますか?)
※
受粉樹
日本のリンゴは多くは自家結実性の無いもので、受粉樹を必要とします。普通のリンゴの体細胞数は34.陸奥やジョナゴールドなどの一部品種では体細胞数が51であり、これらは三倍体品種と呼ばれ受粉樹に向きません。体細胞数34ならどれでも受粉可能では無さそうで、確率の問題でもありますが、相性を考慮する必要があります。例外的にアルプス乙女は自家結実性を有しています。アルプス乙女は殆どのリンゴに対して受粉樹として有効です。
黙って「アルプス乙女」を植える:
アルプス乙女そのものは小粒のミニ林檎ですが、紅玉とフジを掛け合わせて出来たものでそのまま食べても調理に使っても美味しいものです。と言うことで、林檎を植えようかと思ったら、先ず最初にするのはアルプス乙女の苗木を買ってきて植えることです。
※
何故、紅玉なのか?
多分、勝手な想像だけど、自然品種にもっとも近い林檎の一つで、その中でも最も完成された品種なのではないか。その後の改良品種に比べれば、甘くないし、ジューシーでもないし、実も小さい。オールドファッションなんだ。この味が好みの人も居るし、調理、特に林檎酒などは紅玉でなければ締まりの無い味になってしまう。
もう一つ、重要なことは、紅玉の流通量が少ないこと。加工用のものはあっても業者直行。食用でスーパーに並ぶ紅玉は少ない。味音痴の世代は甘いものばかり食べたがるので、店も紅玉を並べない。並べても値段は高くなる。
※
花期は紅玉とアルプス乙女は近いのでタイミングの問題は少ない。個々の樹の特性で前後することもあるので、運が悪ければずれる可能性は否定できない。
※
<紅玉を楽しむ>
紅玉の流通量が極端に少なくなっています。果実は小さく。やたら酸味が強い。特徴である真っ赤な(濃い赤の)リンゴも実際に真っ赤にきれいに収穫するのは大変だ。収穫時期のリンゴの王様(商品として)のフジと重なってくる。リンゴ農家も最近の品種改良されたより商品性の高いものに植え替えている。
結局、今や紅玉は高級品(希少価値の意味で)になってしまった。値段も安くない。いつ手に入るかがわからないのはとても困る。
自分で植えて自分で収穫することにしよう。紅玉は原始的な品種に近いから育てる手間は最近の改良品種ほどは深刻でないだろう。何年掛かるかな?。
(1)
何と言っても「リンゴ酒」です。
(2)
リンゴパイは魅力的。自分では作れない。パイつくりの名人にリンゴだけ提供することにしようか。
(3)
リンゴジュースは多分作ることができそうだ。
(4)
焼きリンゴ。これも多分できるだろう。
※
花期は紅玉とアルプス乙女は近いのでタイミングの問題は少ない。個々の樹の特性で前後することもあるので、運が悪ければずれる可能性は否定できない。
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<紅玉を楽しむ>
紅玉の流通量が極端に少なくなっています。果実は小さく。やたら酸味が強い。特徴である真っ赤な(濃い赤の)リンゴも実際に真っ赤にきれいに収穫するのは大変だ。収穫時期のリンゴの王様(商品として)のフジと重なってくる。リンゴ農家も最近の品種改良されたより商品性の高いものに植え替えている。
結局、今や紅玉は高級品(希少価値の意味で)になってしまった。値段も安くない。いつ手に入るかがわからないのはとても困る。
自分で植えて自分で収穫することにしよう。紅玉は原始的な品種に近いから育てる手間は最近の改良品種ほどは深刻でないだろう。何年掛かるかな?。
(1)
何と言っても「リンゴ酒」です。
(2)
リンゴパイは魅力的。自分では作れない。パイつくりの名人にリンゴだけ提供することにしようか。
(3)
リンゴジュースは多分作ることができそうだ。
(4)
焼きリンゴ。これも多分できるだろう。
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アガパンサスを植える(1)
アガパンサスを植える
アガパンサスはあまり形のいい花ではないが、夏の季節を示す花の一つとしてよく植えられている。夏の思い出と重なる花にもなる。
アガパンサスの育て方
取り敢えず。他所で咲いているアガパンサスから種を採取した。種の入った筒を採取した。どれが種か分からない。そのまま、一部は筒を破って、土に埋めた。地中から葉でも出てくれば締めたものだが、どうにも頼りない。本来は株分けで増やすらしい。
ホームセンターで買ってまでして植える植物には思えない。雑草とは言わないが。ただ、改良品種の中には魅力的なものもある。
アガパンサス
常緑性と落葉性が有る。
寒冷地の地植えは落葉性のもので。常緑性は地下茎が度の程度耐えるかが問題。地表に藁を敷くなど(マルチング*)すれば行けるかも知れない。心配の向きは種で冬越し。
「アガパンサス プレアコックス ヘッドボーン ブルー」
※
*マルチング:
地面を覆うこと。昔は(今でも?)、藁を地表に敷いた。この頃は樹皮をマルチングに利用することも多い。
※
アガパンサスを植える(1)
アガパンサスを植える(2)
シロツメクサ/クローバーの除去・駆除
シロツメクサ/クローバー
シロツメクサの除去・シロツメクサの駆除
学校の校庭の隅、テニスコートの隅、普通に生えていたのでグランドカバーの代表格。雑草という感じはしない。ところが、グランドカバーは芝をメインに考え出すと途端にクローバーが雑草に見えてくるものらしい。そうなると目の仇。
<芝をグランドカバーにする場合>
手順1.芝刈りをする。
手順2.暫くするとクローバーが頭を出す。季節によるが2,3日。
手順3.浸透型除草剤を筆で葉に塗る。
手順4.除草剤がクローバーの茎に浸透するまで待つ。季節によるが2,3日。
手順5.手順1に戻って芝刈りをする。
手順1~4は、1週間で1サイクルでもいいし、2週間で1サイクルでも良い。芝の生長が早いときは芝刈りを優先して頻度を上げてもよい。その場合は筆塗りは芝の間に隠れているクローバーの小さな葉を狙ってやるしかない。
この作業は春と秋にやるのが理屈に合ってそうだ。
<芝以外をグランドカバーにする場合>
グランドカバーがまだクローバーと混在していない状態なら、頭からシャワー上に振り掛ければよい。その後の発芽の状況を1,2週間おきに繰り返せばよい。
他のものと混在する場合は、筆塗りを1週間、2週間おきに繰り返す。月1回でも構わない。クローバーの状況を見て頻度を調整すればよい。
駆除したつもりでも種子は風に乗ってきます。地下茎は隣の庭から伸びてきます。ですから、この作業は終わりはありません。頻度は少なくしても継続させる必要があります。
※
カタバミの除去・カタバミの駆除
カタバミの除去・カタバミの駆除
<様子>
小さな可愛い形の葉。雑草という感じはしない。しかし、どんなところにでも生えてくる。日陰もものともしない。乾燥も平気。寒さも暑さも耐えてしまう。いざとなれば黄色い花を咲かせて種をばら撒き死んだ振り?。冬越えも夏越えも容易にやってくれる。
いざ駆除しようとするとなかなかうまくいかない。浸透型除草剤も効果が感じられない。小さすぎて上手く塗ることが出来ないのかもしれない。薬剤シャワーは回りの草花へのダメージが大きい。地下茎には効果が無い。直ぐに花が咲き、種が近くに散らばるのかな。
<駆除の基本形>
見つけたら、根こそぎ抜く、を根気良く続ける。文字通り根こそぎえす。カタバミの根は結構深くまで潜っていますから、根の太いところを力を込めてしっかり持ってゆっくりと引き上げます。大きくなったカタバミは抜いて駆除が基本です。
小さなカタバミは目立たない場合は取りあえず無視しても良い。気になるなら根こそぎを続ける。
黄色い花を咲かせるところまで持っていかないように早い段階で駆除する。とは言っても必ず何処かから種がやって来る。土に混じってでもやって来る。
従って、次の対策は着床しにくい環境を作ること。グランドカバーの充実が対策として最大です。
★グランドカバーによる対策★
逆説的だが、グランドカバーに設定した植物の勢いをつけるのも対策の一つ。隙間が空けばこいつはやって来て居座る。グランドカバーを充実させることが対策の一環。
グランドカバーのメリットはカタバミの存在を目立たせるので除去作業(引き抜き)自体がやりやすくなります。
<土の使いまわしは要注意>
後、土の回し使いは注意すること。直射日光に当てる、石灰と混ぜる、発芽抑制剤と混ぜる、熱処理する(黒いビニルに入れて太陽に晒すのかな?)などなどして、雑草の種、病気、害虫類を除去すること。
※
★ヤマトシジミチョウとカタバミ★
ヤマトシジミ
驚いた。ヤマトシジミはカタバミに卵を産み、幼虫はカタバミを食べて大きくなる。カタバミをカットすると幼虫を死なせることになる。これは拙い。ヤマトシジミは大切なチビ昆虫。
カタバミをカットする前にやること:
(1)生息域の確保
カタバミの生息域を作る。プランターやポット(植木鉢)でも良いでしょう。兎に角、その場所ではカタバミをしっかり育てる。丈夫な植物だから、いきなりカタバミがアウトになるとは思わないが、ヤマトシジミが安心して卵を産める場所、生息域は3箇所程度は確保しておきたい。
種子が飛び散っても困るので、気休めに、花が咲いたら適当なものでカバーする。もしくは花だけをカットしてしまう。対策したところで、回り(ご近所)にカタバミが頑張っているので種子は飛び込んできます。
カタバミ用ポットを作っておけばチョウが優先的に訪問してくれるので可愛い姿を楽しみやすい(筈です)。
(2)移植
雑草として生えているカタバミの元気そうなものを生息域に移植する。既に卵か幼虫が居る可能性も有るから丁寧に扱う。スペースに余裕がある限り、出来るだけ多くのカタバミを移す。
カタバミの花が咲いて種が飛び散るが、プランター/ポットの外に出にくいようになるべく中間から底の方で育てる。
(3)回収
この後、その他のカタバミはカットまたは引き抜くが、それらは直ぐに、生息域としたプランターかポットに放り込む。卵とか幼虫とかが救われる可能性を残す。
※
庭でミツバチを飼う
庭でミツバチを飼う
無理な話ですね。ミツバチが勝手に酢でも作ってくれても難しいかもしれない。でも、ミツバチって結構あちこちにいるね。巣箱だけでも作ってみましょう。何処におくのだろう。ベランダに置くしかないか。
素晴らしいボランティアも存在するし、商品化されて販売もされている。手に入れることは労か金を惜しまなければ可能と言うことです。
でも、庭で飼えば蜂が往来するわけですから、ご近所のトラブルになるリスクがあります。極端に嫌う馬鹿人間も多いですから。
※
鈴虫(スズムシ)を庭で飼う
鈴虫(スズムシ)を庭で飼う
スズムシ
そろそろスズムシのシーズン。既に通信販売も始まっているでしょうか。スズムシをケージに入れて飼えば普通。割と安全に冬を越せるかも知れない。
アリ、クモ、鳥、などなど。外的が多くて無理らしい。相当の広さでも有れば生存の可能性無きにしも非ず。
庭に安全地帯~保護地区をtくることができれば問題ない。床下が一番いいのだが、床下には入れないからね。
- ネットで完全に覆うことが出来る。
- 上部の蓋の開閉が出来る。
- アリの侵入を防止できる。
結局、飼育籠を庭に置くだけになりそうだ。無理っぽいね。
GIVE UP!?
※
信州林檎の基礎知識
信州林檎の基礎知識
信州りんご
長野県に住む人は誰でも庭に何本か林檎の樹を植えている。と思ったらどうも逆みたいだ。林檎の樹をホームセンターとかフラワーセンターとかで買おうとすると素人さんお断りに出くわす。何も知らない人が林檎を植えると林檎に特有の病気や害虫を発生させて、リンゴ農家に迷惑を掛けるからだとか。
似たような話は都内の梨で有名な市でもある。果物の樹は歓迎されないし、特に梨は勝手に植えるなと張り紙まで出される。その代わりに、地元の人には安く手に入るように路地販売をやってくれる。ダンボールにお金を入れて勝手に袋に入ったナシを持って帰る販売方法。
長野も地元に還元するようなことはあるのかといえば特に何も無い。都会の方ばかり向いて仕事をしている。商売ですから。
最近は、だからと言う訳ではないが、リンゴの苗木を買っても誰も何も言わない。
※
リンゴは、植えて育てて楽しそうだ。出来れば種から始めたい。樹は何でもそうだ。種から育てるのが一番面白い。時間は掛かるけど経過を楽しめる。
リンゴは花も良い。桜より清楚な感じ。
剪定はしない。大きく育つので周りの迷惑にならない範囲で自由に枝を伸ばす。リンゴ農家じゃないんだから、収穫のことばかり考える必要も無い。ものの本は、如何にコントロールして収穫を最大にするかばかりだが、個人の場合は収穫して食べなくてもスーパーとかデパ地下に行けば、好きなものが手に入る。
収穫は、手抜きした結果、小さくて食べられないものばかりになる。その前に勝手に実が育たないで途中で落下する。育ったものは鳥や虫に食べられてしまう。だから、個人の庭のリンゴは手作りジャムの材料にしかならない。どうしてもと思ったら、数個には袋をかぶせ、近くの実は予め落としてしまうことです。
※
- 祝:
7月上旬-。小玉の青リンゴ。如何見ても酸っぱい。料理用かな。 - シナノレッド:
8月上旬-。甘味と酸味のバランス型。あまり見ない。つがる系に負けるから?。 - つがる:
8月中旬-。シナノレッドより甘い。人気。更なる改良種も出ている。 - メイポール:
8月-。果肉まで赤い。観賞用。加工用。 - シナノドルチェ:
9月上旬-。新しい品種。バランス型。評価はこれから。
⇒味は良い。ジューシー感じもする。噛むと少しがさがさした感じがする。硬さの残る新鮮なものはOKだが、古くなるとがさがさ感がどうでるか。兎に角、味は甘味酸味良くバランスしている。ジュースに向いているかも。 - さんさ:
9月上旬-。森岡のさんさ踊りから命名。早稲種。小振り。ジューシー。「ガラ」×「あかね」の交配種。果皮は鮮やかな紅色。
⇒実際に買って食べたら甘味も酸味もなくすかすかした外れ林檎。とてもジューシーと言えない。値段は安かったがこんなものではない筈。 - シナノピッコロ:
9月中旬-。小玉。甘味酸味バランス型。あまり見ない。ゴールデンデリシャスにあかねを交雑して育成した品種。 - 紅玉:
9月中旬-。赤い。酸味が強い。今では加工用が多いかもしれない。リンゴ酒には欠かせない。英名:Jonathan(ジョナサン)。 - 千秋:
9月中旬-。ふじと東光(何?)の掛け合わせ。 - とき:
9月中旬-。まだ新しい品種。梨色。甘い。 - アルプス乙女:
9月下旬-。小玉もいいところ。超ミニサイズ。観賞用。フジとヒメリンゴの交配。 - ジョナゴールド:
人気品種。バランス型。 - 秋映:
9月下旬-。千秋とつがるの掛け合わせ。濃い赤色が印象的。 - 世界一:
9月下旬-。でかい。1個1キログラム?もある。 - 陽光:
10月上旬-。知らずに食べているかも。美味しそうだ。 - シナノスイート:
10月上旬-。「ふじ」と「つがる」の掛け合わせ。甘くてジューシー。多分、これから人気になる。果肉の固さ(柔らかさ)が気になる。別名「あじぴか」。受粉樹:富士、津軽、王林、シナノゴールド等。 - シナノゴールド:
10月中旬-。ゴールデンデリシャスと千秋の掛け合わせ。甘味酸味のバランスがよい。梨色。 - あいかの香り:
10月下旬-。甘い。 - ふじ:
11月上旬-。味は勿論。日持ちもいい。一番人気。 - あかね(茜):
紅玉とウースター・ペアメインの交配種。濃い茜(あかね)色、強い酸味が特徴。紅玉に似ている訳だ。 - ぐんま名月
黄色に赤いさしがはいる大きな実のリンゴ。蜜も入るようだ。上州(群馬)月夜野が本来の産地?、これが今は青森でも信州でも収穫される。多分月夜野より美味しい。冷涼な信州はリンゴ生産にうってつけ、しかも青森のような台風被害もない。ありがたい事だ。
信州は”シナノ-"ブランドで戦っていますが、青森は遠いかな。
※