蚊の駆除
屋外に出て作業をしているといつの間にか何匹もの蚊に襲われている。蚊にも種類があるようだ。刺して直ぐに痛み(痒み?)を感じるものと、何も感じないものがいる。後で痒くなり腫れ上がる。
忌避剤を予め蚊に刺されそうな部位に塗って出ると刺されない。効果は30分くらい。
刺されたら、其の場所にスプレィして痒みを和らげる薬もある。両方必要だね。
殺虫剤もあるだろうがあまり宣伝されていない。ある意味では毒液を庭一帯に撒いても効果は薄く、人間への危険性、野菜や果樹への影響も心配だ。くわえて普通の動物まで死なせることになりかねない。
殺虫剤はピンポイントで撒くしかないのだ。其の季節は冬。越冬する場所は下水道につながる道。台所の流しの出口。
夏の季節の作戦は、植木鉢でもバケツでもペットボトルでも、水を張って蚊の潜んでいそうな場所付近においておく。雨の当たる日陰が良い。半分程度蓋をしてやると蚊は安心して休んだり卵を産みに来たりします。伝統的な手法ですが、ボウフラが湧く環境を意図的に作って湧いたら直射日光の当たる乾燥した場所にその水を捨ててやります。ボウフラが浮かして蚊になったら逆効果ですが、成長サイクルが7日間ですから、毎週1回水を替えれば十分です。
※ペットボトルでのボウフラ作戦から改良して商品化したものもあるようです。2リットルのペットボトルを2つにカットして組み合わせて中に水と落葉を入れて使っても効果の程は五分五分かも知れません。水替えの手間はありますが。やる気とけじめの問題かも。
蚊の卵、幼虫はすいすい泳げるようなたっぷりの水が無くても平気なことに留意すべきです。落葉やゴミの下が湿潤ならそこで十分成長できます。だからボウフラ駆除ボトル作戦には限界があるのです。
<先ず、光と風と乾燥>
- 片付け・掃除は手を抜かない。言い訳に堆肥つくりとか言って庭の隅にゴミになった植物を積み上げないことだ。
- 雑草は刈り取る。風通しをよくする。
- 雑草でなくて不必要に伸びた植物は刈り込むなどする。花柄摘みも忘れずに。
- 樹木類の彦生え・サッカー・シュートの類は特に必要でなければ切り取る。
- 適切な剪定。風と光の通りをよくする。
- 水撒きも節度を考えること。給水が過剰だと蚊が潜みやすくなるだけでなく、植物を脆弱にしてしまいます。
これをしっかりやってから、
- 夏は人工水溜り作戦、
- 冬はピンポイント殺虫剤作戦。
これを繰り返します。隣接地も可能な範囲で同様の作戦を展開します。隣接地が管理されていない場所なら雑草剤を撒いて
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