絶対手抜きの堆肥作り(堆肥化)
絶対手抜きの堆肥作り(堆肥化)
- 道具としては大きめの植木鉢を使う。10号~15号程度。植木鉢のプレートは蓋(ふた)として使う。プレートがなければポリ袋で覆うことでも問題ないし、むしろ好ましいが取り外しは少し面倒になる。植木鉢は底に穴のあるもの。スリット鉢でもよい。余分な水分が外に出るもの。
- 植木鉢は庭の土の上に直接置く。数センチ程度掘り下げても良い。地中の菌類・ミミズ類が侵入しやすいようにする。 庭に余裕がなければ植木鉢が置けるような大きめのプランターに土を敷いて利用する。日当たりの良い場所の方が好ましい。
- 入れるものは野菜くず、コーヒー糟、茶殻、などの生ゴミ、草刈をしたもの、落ち葉など有機性のもの一切。
- 入れるものは出来るだけ細かくカットして入れる。刻んだほうがたくさん入るし後々扱いやすい。多分自然分解も早い。 剪定ばさみなどを使って材料を入れる都度カットしてやれば良いだろう。
- 入れたら都度必ず蓋をする。変な虫がわいても困るし臭いも困るから蓋をして誤魔化す。近所のクレームは警戒しておいてよい。ポリ袋だと高い温度も維持できるだろう。高温(60度程度)の方が菌類の活動は活発。
- 臭いがそれほど気になるレベルでなければ、植木鉢が満タンになるまでの間は重石を蓋(ふた)の代わりに乗せておいても良い。
- 表面が乾燥しすぎたら上から水を掛ける。
- 植木鉢の量の半分になった時点、満杯になった時点で、苦土石灰を上に撒いてペーハーをアルカリ側に振る。菌類は酸性では活動できないらしい。アルカリの方が良い。
- 1週間おき~1カ月おきに、天地を変える。やり方は同程度の大きさの別の植木鉢を用意し、それを逆さにあてがって全体をひっくり返せば簡単に天地が逆転する。植木鉢があまり大きいと死ぬ思いをするから自分の体格体力に見合ったものを使うこと。10号~15号。天地を変えた時もカッティングして裁断を進めると同時に材料の混合を進める。
- 臭いがしなくなって、手触りが”ふんわり-さらさら-しっとり”とした様子になったら一応出来上がり。
- 直ぐに使う予定が無ければ、乾燥と殺菌のために新聞紙とかビニールの上に広げて日干しをして、適当なポリ袋に収容する。日干しはミニマム1日。可能なら3日程度。
※
コンポストに使う植木鉢のサンプル
- 10号・縦長サイズ・スリット付き
- スリット鉢厚手懸崖タイプ10号(CSK-300)
- 価格 590円
- 外径315mm(底径220mm)×高さ330mm
※
ご注意
当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。
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