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ブルーベリー剪定の纏め










ブルーベリー剪定の纏め

地植えは年3回、鉢植えは年2回になるが、地域(暖地、寒冷地)によっても工夫すること。最も基本的なことは収穫後の切り戻し剪定と、冬の樹形作り剪定の2回です。

<収穫後>
  1. 6月下旬~9月上旬。品種によって最大3か月も違ってくることになる。
  2. 結実した枝の2分の1切り戻し(50%カット)。
  3. 徒長枝の切り戻し(90%カット)。
  4. 交差枝の解消。
  5. サッカー、シュートは株分けの狙いがある場合や、枝の更新を考慮する場合は残す。 (10%~20%カット)
  6. 収穫後の施肥は忘れないこと。
< 降雪前>
  1. 12月。
  2. 全体の樹形作り。大胆にカットすると収穫は犠牲になるから、覚悟は必要。想定した樹形の4分の1程度を毎年繰り返していっても良いだろう。
  3. 降雪被害の考慮。実際が雪が積もってみないと分からない。折れる前に切ることで、想定外の場所で折れるのを回避できる。樹形剪定と睨み合いだ。
  4. シュート、サッカーの処理。突然死に備えて出来るだけ離れた位置の1,2本を残す考え方もある。
<春芽生え時>
  1. 3月。
  2. 雪や霜で傷んだ枝の整理。
  3. 樹形の見直し。
  4. 花芽に影響しないように注意。
 <結実しない時>
  1. 6月。
  2. 受粉不調あるいは花芽を切ってしまって収穫が期待できない場合の夏剪定。 
  3. 徒長枝(90%カット)、花を付けた枝の切り戻し(50%カット)。
  4. 交差枝の解消。
  5. サッカー、シュートは株分けの狙いがある場合や、枝の更新を考慮する場合は残す。 
  6. 年度分の施肥を行う。

リンゴの剪定

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リンゴの剪定

色々見たり読んだりするがなかなか理解が進まないのがリンゴの剪定方法。

無理を承知で素人にも分かる方法論を整理してみる。

樹勢の維持

リンゴの木に限らないが、木には樹齢に応じて樹勢がある。若い木は大きくなろうとする。樹勢も年々拡大させる。エネルギーは木そのものの成長に費やされる。

樹齢を過ぎた木は木の成長より、子孫を残すことにエネルギーが使われる。樹勢が衰えていると、花を咲かせ、実をならせるにしても徐々に弱弱しいものになる。

その中間の時期は、花も実も元気に付ける。リンゴを収穫して賞味するにはベストな時期だ。

樹勢を長く維持するには、頂点に向かって伸びる枝を残しておくこと。

普通は、管理の問題で1本だが、ツインタワーになっていても構わない。

日照の確保

光りは樹勢維持にも、美味しい果実にも必要。十分当てることも大事。

そのためにやることは、枝は横に伸ばし、上下方向には伸ばさない。単純な構造をイメージする。頂点に向かって伸びる枝(幹)から出る枝は基本的に全て横方向になる。それを一次枝とする。

一次枝からも枝(二次枝)が出て来るが、その枝は、上に出るものや、下に出るものはカットする。横に出る枝だけが二次枝として許容される。二次枝から出て来る三次枝についても同じ発想をする。

以上が基本形。

頂点(幹の上)は何処まで伸ばすか?。これは出来るだけ高くまで伸ばすが、管理限界を超えては無意味なので、枝切りバサミが届く範囲までで止めておきたい。摘心。

一次枝は、管理限界の考え方で、容易に手が届く範囲を超える高い位置から出た一次枝はカットしてしまう。一次枝の数が10本にもなっていたら剪定ミスだろう。

一次枝の管理のもう一つの要点は老化対策。樹齢を重ねると下に垂れ下がってくることへの対処。枝が下を向き始めたら、適当な場所の上向きの枝を1本残すようにして一次枝の切り替えをやる。垂れ下がったものは垂れ下がった部分をいきなりカットしてはいけない。上に伸ばした枝が十分成長して切り替えが終わってからカットする。

内向きの枝、交差する枝、などの剪定は通常の剪定と同じ。

幼木はあまり剪定に神経質になることもない。根を十分張って樹勢に勢いを付ける方が良い。根に力が無いと剪定そのものが目論見外れになりかねない。



農業など生産用のリンゴの木は収穫量と生産性の観点からY字型や、ベンツのマーク型にしているが、多分、基本的な理解は同じだろう。ガーデニングで庭の隅でやる場合は、図体の大きいリンゴの木は、ダブル・トリプルの半主軸を横方向に引き回すのはスペース的に厳しい。広い庭で余裕があれば生産農家スタイルで樹形を作っても良い。



<狭い庭に植えたリンゴの剪定>
  1.  狭いには横方向の制限が強い。縦方向はそれほどでもない。
  2. どうせ園芸だから収穫量は求めないし収穫のしやすさは必要ない。
  3. 観賞に耐えることも必要だから歪な誘導は行わない。
  4. 結局、円柱仕立てしか残らない。正確には許容スペースの投影面のまま上に立ち上げる。円柱でも四角柱でも三角柱でも構わない。あまり歪な形にしないこと。
  5. 高さ制限、芯止めは高枝切りバサミの届く範囲。4メートル~5メートル程度。ぎりぎり届くところでノコギリ刃を使って切るだけだから簡単。
  6. 下部は隣の植物などとぶつかるのでスペースは狭く、上部はフリーになるのでスペースは広くなるが、一定の高さ(高枝切りバサミの高さ)になる。結果、円錐を逆さにした形になる。上手く行けばリンゴのパラソルになる。

リンゴ(林檎)の剪定と仕立て





リンゴ(林檎)の剪定と仕立て


趣味の園芸だったか忘れたがNHKの番組で「リンゴと暮らす365日」みたいなタイトルでリンゴの話をやっていた。

矮小性の台木を使って挿し木したリンゴを使うとコンパクトに仕上げることが出来る。このような場合、付加上をすると台木で無く接ぎ木したリンゴから根が出るので、台木を10センチ程度地表に出しておく必要がある。



剪定の基本手順
  1. 不思議なことに上に伸びる1本の枝は切らないらしい。上へ延びる力を絶やさないためか。どこまで上に伸ばすのか、限界を見てやろうという気持ちでいいのかな。
  2. 枝は水平より下方に誘引する。理屈は分からないが子孫を残そうとして花を咲かせ実を付けるのが早まるらしい。
  3. その他の上へ向かう枝は切り離す(剪定する)。上へ延びる力が注がれて、横に張り出させた枝(花を咲かせる枝)に、栄養が行かなくなるからだろう。
  4. 鉢植えでもリンゴは実を付けてくれるらしい。気に入った品種を2つ3つ鉢植えにしても面白いかも知れない。鉢は夏の暑さ対策で白っぽい色がおすすめとある。
  • さて、実際にやってみるとするなら、
  1. 先ず、芯となる真っ直ぐ上に伸びる枝を決める。こいつがこの木の大将だ。
  2. 次に、下方に誘引できそうな枝を探す。本数を数える。
  3. 重石にする石と紐を用意する。必要なら洒落たデザインの敷石を購入する。
  4. 誘引作業。枝先、20センチから50センチのところをひもで結んで下方にゆっくり誘引する。水平より30度くらい下方に向かせた位置で止める。紐のもう片方に石を載せて固定する。軽くて浮いてしまいそうな場合は石を追加する。
  5. 位置関係が良ければ、幹の根元に紐の片方を括り付けたくなるが、気に負担を与える件もあるので止めにしよう。
  6. 下に向けると枝が折れてしまいそうな、あるいは実際に枝が折れかかったりするものは、選定する。
  7. 感覚的には、下方に這わす枝の数は10本を超えることは考えられない。常識的には5本前後がいいところだ。出来るだけ低く下を這わせる形にしたい。上の方の枝は、芯以外は無理に残さなくてもいいだろう。
  8. ところで、下方に這わせた枝から出た次の枝は如何するのかな。基本は下方に誘引するのが原則だろう。また適宜の選定が必要だ。
  9. 遂には横に広がりすぎる訳だが、適当な広さで横方向もカットしてしまうのか、適当な支柱で守ってやるのか。まあ、何年先の話だろうか?。鬼が笑うどころではないね。
  10. もっとも、鉢植えの場合は力がないからほどほどで成長も止まってしまうだろう。地植えなら本気の心配になるかもしれない。

シュートが幾つも立ち上がってしまった樹木の剪定


シュートが幾つも立ち上がってしまった樹木の剪定

(植物)シュート

シュートの定義?は調べれば本当のことが分かるでしょうが、大雑把な理解としては、成長点を持つ茎・葉またはその変形の1セット。出発点は芽と言われるものになるのだろうか。全ての植物はシュートの集合体となります。

樹木の場合は、幹の足元、あるいは幹の途中から上にすっと立ち上がっていくものを特にシュートと呼ぶことが多いようで、基本的に剪定の対象になります。



実生で育てた可愛い樹木の場合は、超幼木の弱弱しさへの懸念から、あるいは純粋自然樹形に拘るあまり、複数のシュートが立ち上がっても直ぐには剪定できません。

樹木が十分育ってしまうと、脆弱性への懸念は無くなります。自然樹形もシュートが多い種類の場合はバタバタした樹形になるので途中で嫌気がしてくる。ということで、何となくシュートが多いまま育てた樹木も途中で剪定せざるを得なくなる。

方法論

(1)幹として残すシュートを1本決めて、他のシュートは足元からカットする。

  • (オポ)すっきりした樹形が直ぐに得られる。
  • (リスク)強剪定になって残したシュートまで全部が枯れてしまう懸念が最大の問題。


(2)次善の策として、幹として残すシュートを1本決めて、他のシュートは頂点をカットする。自然に上方へ伸ばすシュートは1本だけにして、他は横方向へ張り出して伸ばす。

  • (オポ)リスクが少なく全体として纏まりのある樹形が得やすい。
  • (リスク)複数の幹が立ち上がる形になるので樹形としてのすっきり感が今一。
  • (対策)時間を掛けてシュートを少しずつコンパクトに仕立てる。

希少な品種の実生の場合は慎重な対応を優先させて良い。自然樹形優先とも言える。チャンスを見て挿し木などでバックアップを用意するのも重要だ。バックアップが取れるまでは慎重な対応。バックアップが出来たら、ある程度試行錯誤的にチャレンジしても良い。

ネコヤナギを剪定する


ネコヤナギを剪定する


ネコヤナギの剪定のポイントを再考してみた。大雑把には3通りの発想ができる。
  1. (自然形)
    ネコヤナギを特に剪定することなく大ぶりの樹木するのは自然派にとっては何の問題もない。
  2. (枝垂れ形)
    ヤナギの枝が上から下に垂れ下がる風情もなかなかいいものだが、この場合は垂れ下がる始点となる位置で意識してカットする。常に新しい細い枝が出るような形がいいのだろう。
  3. (花穂形)
    ネコヤナギの特徴となる花穂を楽しむには見上げる形よりは見下ろす形の方が適当だろう。

花の写真を撮って楽しむ人、花を訪問する虫たちを楽しむ人、これは背丈を低くするしかない。この場合は見下ろす視線を確保するため、腰から胸の高さでカットする。

枝を多く張り出させる方が見栄えもいい。

カットする時期は花が終わったら。概ね4月頃で良いでしょう。5月の連休の作業にしても良い。新しい枝の張り出しも期待しているので、成長期の間、早目が良いでしょう。花穂がへばりついている時は払ってやればよい。

別の理由で、どんなに遅くても梅雨が明ける前には完了させたい。夏の乾燥に耐えるように蒸散を軽減するために先端部はカットする。年数が過ぎていれば神経質になることもないが、幼木の時は乾燥に負けて思わぬ失敗をする。

花穂を付けない枝も葉で養分を作るので目の敵にすることもないが、十分大きくなったら優先してカットしてよい。徒長枝と同じように根元から。


剪定が面倒になったらいつ止めても良い。その後は自然樹形で楽しむ。

ブドウを植える《冬越~夏越~植替~剪定》

http://www.sc-engei.co.jp/plant/fruits/cultivate/257.html

ブドウを植える《冬越~夏越~植替~剪定》

ブドウの冬越し

寒さに強い品種を探していたらよくできたサイトが見つかった。情報は2005年と最新とは言えないが、この手の情報はライフが長いので差支えない。




考えてみれば、スーパーで買って食べた葡萄の種をポットに撒いておいたら何と翌年芽を出した。実生というやつだ。育つ保証はないのでそのまま放置しておいたら秋には葉を落とし、冬を越してまた新しい芽を付けた。それを今年は庭に降ろした次第だ。そういう小さなポットに入れた苗木でも冬越しができるなら、もう少しまともなポットにでも入れて、心配ならマルチングや二重ポット(適当なサイズがなければダンボールでサイドを覆って紐で固定しておいても十分でしょう。サイズが合えばダンボール箱に入れてしまってもいいでしょう。ということで、鉢植えブドウの冬越しはあまり心配する必要はなさそうだ。大きいサイズのポット~プランターなどを使うなら何もしなくても構わなさそうだ。多湿と乾燥に注意する。

ブドウの夏越し

ブドウは寒さに強いので、むしろ夏の日照りを心配した方がいいかも知れない。



ブドウの植え替え

ポットから降ろすのは苦労はないが、地植えのものの植え替えは面倒だ。いろいろ制約があるんだろうか。時期はいつ?。冬なのかな?。


ここに詳しく丁寧に記載があります。プロの人かも。やはり時期は冬。樹木が分かれば植え替えの失敗は少ない。主枝を高さ2メートルほどでカット。ブドウの根は浅いので傷つけないように掘り上げる。植え込み時に太い根の先端を少しカットとあるがこれは恐い。移植先は深さ50センチ以上も掘るとあるが気が滅入る。移植後1年目は果実は諦める。実がついたら滴下して果樹の充実を優先する。などなど。



ブドウの剪定

これが一番難しい。

冬越しなどを調べたついでにブドウのサイトを見ていると剪定の話がよく出てくるが、難しくてよく分からない。というか、面倒に感じるのでやる気が削がれる。それにとくに剪定していなくても鳥の餌になるくらいの実は付けてくれる。

ブドウの結果特性

どう言う訳か、「昨年新しく伸びた枝に今年花を咲かせ実を付ける」ということらしい。なぜブドウがそうなるかは植物学者か農業家に聞けば分かるだろう。この特性はブドウだけなのかどうかも若干気になる。まあ、兎に角、ブドウは樹勢を確立したら直ぐに子孫作りに入る特性を持っている訳だ。大木になる性質は少なく、つる性植物の戦略として活着した一帯を自分の子供たちで覆い尽くしたいのだろう。

だから育てる側からすれば直ぐに収穫が期待できる一方、上昇発展志向が強く油断すると手に負えなくなる。地植えにして近くにシンボルツリーでもあると乗っ取られかねない。しっかり誘導して管理するのが必要。

結果特性を言い換えると、「今年実を付けた枝はもう二度と実を付けない」のだから剪定してもいいことになる。

一方で、枝葉は栄養を根っ子に送る仕事もしているので、3年目の枝を全部切り捨ててしまうと樹勢まで削ぐことにないかねない。2,3節残して剪定するでも本数で2割残しでも自分でルールを作って安全策を取るものらしい。
  • 最初に主技を決める。何でも構わない。主技以外は側枝(そくし)というらしい。側枝は年度管理経年管理を行います。
  1. 1年目の枝(今年の新しい枝、新梢)は来年の収穫の根拠になるので大事に管理。一定の長さ(高さ)になるまで上に伸ばす。2メートル前後になったら先端をカットする。それ以上伸ばすと、今年収穫したい葡萄の実の方に栄養が行かない。無用の長物でどのみち剪定することになる。
  2. 2年目の枝(去年の新梢)は今年の収穫だから大事に管理する。枝は手の届く高さの所で横に這わせる。
  3. 3年目の枝(去年収穫した枝)は樹勢の維持拡大に一定量残しておくが、この枝から出た枝(孫枝)にも実を付けることがある。充実した実を付けるためには、2年目の枝のものを優先し、孫枝のものは摘果してしまう。
  4. 4年目以降の枝。混み合ってくるので全体のバランスを見て間引きする。 全部切ってしまう人もいるのではないか?。よく分かりません。
  • 誘導用のワイヤーを張って、下から1,2本には2年目の枝(昨年の新梢)を這わせ、その上には、3年目の枝を這わせ、一番上には今年出てきた1年目の枝を這わせるようにしても良い。ワイヤーへの張替が毎冬の作業になる。収穫用のワイヤーを下にするのは作業効率と直射日光を避けるため。(ワイナリーの作業から推定)
  • 目印のカラーテープを軽く巻いても良い。奇数年の新梢はグリーン色、偶数年の新梢はオレンジ色とか。冬の選定作業はその色をみて残すものと切り戻すものを判別する。(ワイナリーみたいにきっちり出来ない時の方便)
  • 緑のカーテンも兼用にするときは収穫以上に葉の数も広がりも必要なので3年目も残す管理が必要かもしれない。その場合は3色か4色を使って識別してください。
 ※

林檎(リンゴ)の剪定

https://www.google.co.jp/search?q=%E6%9E%97%E6%AA%8E%E6%9E%9C%E6%A8%B9&client=firefox-a&hs=w0U&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&channel=fflb&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=RkWtU4aGA8P48QXf_IGwAw&ved=0CAgQ_AUoAQ&biw=1310&bih=811&dpr=0.9#imgdii=_

林檎(リンゴ)の剪定

生産農家でもなければリンゴの剪定は気にすることもないだろうが、何か一定の考え方はあるだろうね。農家は収穫生産性第一だから枝は低く水平に伸ばした。リンゴ自身の身になって考えたら窮屈なもんだろうね。庭に趣味で植えたリンゴの場合は収穫は二の次。どうせ美味しいリンゴは期待できない。スーパーで買えば済むこと。不ぞろいな出来の悪いリンゴは鳥の餌だ。収穫する必要はない。

狭い庭に植えてしまったリンゴの木は何が問題になるかと言えば樹木のサイズ。放っておくと伸びまくって隣家にも迷惑になる。まっ、桜の木と同じで樹木としては結構大きいのでしょう。

方針を立てることにします。


  • 食用果樹
  1. 果樹: 梅、柿、葡萄 梨、等日本古来の果樹が中心。
  2. 樹形: 手が届く高さ(2メートル以下)で押さえる。横方向だけに伸ばす。
  3. 剪定: 枝葉が混みあうと果実が小さくなるので空間密度が高くならないよう注意する。
  4. 農薬: 冬以外は、基本的には使用しない。使うなら冬場に限定する。夏は捕殺中心。大発生した場合いは近所迷惑もあるので臨機応変に対応。

  • 鑑賞果樹
  1. 果樹: 個人の庭では品質が出せないもの。殆ど全て。最初は観賞用に考えて、品質が出せるようになったら管理を変えても良い。逆に、食用のものも飽きてきたり面倒になったら観賞用の管理に変えて良い。この辺は柔軟な発想で良いでしょう。
  2. 用途: 鑑賞のほか、野鳥を呼び寄せる餌にする。
  3. 樹形: 基本的に放置。大木にならないように一定の制限は掛ける。特に、横方向は他の樹木や隣家の庭に張り出して邪魔にならないようにセーブする。
  4. 剪定: 健康維持のために基本的な剪定は行う。
  5. 農薬: 食べない前提で薬剤は散布。害虫の発生源にならないようにしっかり利用。

  • 夏剪定:刈り込み剪定の20センチ基本ルールは先端の枝葉をやっつける。
  • 冬剪定:剪定の基本ルールに沿って樹形作りを主眼に行なう。
と、書いてみたら、特にやることが無くなった。

結局、狭い庭の窮屈な林檎の木は手が届くところだけに林檎を実らせて、其れより上は枝を切るか、少なくとも実をつけさせないように花後に摘み取る。手が届かないから、長めの植木鋏(高枝切りバサミ)で切り取る。



リンゴの木の仕立て方~剪定

このページが分かりよい。(再訪問したら広告が煩くて印象が悪くなってしまった。残念。)



夏剪定:上方伸張制止
樹勢が強すぎると上へ上へと直立して伸びてしまう。これを抑えるのが夏剪定。初夏、6月7月の頃。

夏剪定:交差無駄制止
日差しと風通しを確保するための剪定。内側に交差する枝や、結果する可能性の低い無駄な枝をカットする剪定。

冬剪定:
樹形を整え、結果(果実の付き)を良くするための剪定。=多分、一本の木で適切とされる枝の数、結果の数、などは上限があるのだろう。痩せた土地なら少なめにしないと、不良品ばかりが並ぶことになる。冬剪定は苗木を植えてから3年は行わないこととあるのは、根と幹が一定の力を持つのを待ってからでないと、いきなり枝を落としたりしたら果樹として貧弱なままで、結果自体が期待できない。素人考えでは夏剪定を丁寧にやっていれば殊更冬剪定は必要無いかも知れない。木が大きくなると自ずと不適切な枝が見えてくるだろう。

果樹の剪定の考え方はリンゴに限らず多くは共通する考え方で問題ないだろう。

兎に角、手の届かないところに実を付けてもどうしようもないということ。

鳥の餌にするなら高さには構わない。自由に伸ばす。



自宅の庭のリンゴの場合は袋掛けもやるし、その前に間引きもやるので、少々剪定がいい加減でも何とかなるでしょう。剪定しすぎは問題が大きいので注意することだ。



(追記)

百聞は一見に如かず。リンゴ農園に行って見てきました。色々ありますね。

1つは、主技を横に誘導して 、見た感じずっしりしたカタマリ状。高さは2メートルから3メートル、直径は最大で5メートルもない感じ。木は古いというか年季が入っている。典型的な生産農家のリンゴの仕立て。

1つは、まっすぐ上に伸ばして横枝は左程伸ばしていないスマートな仕立て。高さは2メートルから3メートル。直径は2メートルもない。木はまだ若い感じ。品種が違うのだろう。葉は大きくて立派。

狭い庭のリンゴの仕立ては、どちらかと言えば、後者の方が良さそうだ。

高さは最大3メートルにする。直径は最大2メートルにする。そういう円柱を空間にイメージする。

剪定は高さ3メートル×直径2メートルでやると1年で大きくはみ出してしまうので、冬の剪定(落葉して一段落した11月が目途)は、高さ2.5メートル×直径1.5メートルの一回り小さな円柱を作るイメージで行う。夏の剪定(花が終わって一段落した6月が目途)は、高さ3メートル×直径2メートルに収めることに加えて、新しく出てきた枝が混みあわないようにする。

要するに木をやたら大きくする必要はなさそうだということ。1本に20個も実をつければ十分と考えること。あとは実のサイズを充実させることかな。 

樹木の幹を太くするには剪定が必要って本当ですか?

http://en.wikipedia.org/wiki/Pruning

樹木の幹を太くするには剪定が必要って本当ですか?


そういうことを言う人がいたのでネットでも調べてみた。ネット上でも肯定的な意見?が述べられている。枝の先へ行く栄養が幹の中に滞留蓄積するので幹が太くなるとか。植物学者の言うことかどうかは分からない。

根っこのパワーをR(ROOT)とする。水や栄養を吸い上げる力。栄養を蓄える力。これは基本的に剪定の影響を受けにくい。(長期間で見ると影響を受けるが。)

枝葉のパワーをL(LEAF)とする。光から栄養を作る力。蒸散によって根の吸引力を挙げる力。剪定の影響を直接受ける。

幹のパワーをT(TRUNK)とする。幹のパワーとは何か。栄養と水分を上下に伝達する力。木が大きくなると導管を太くして伝達力を上げる。大木は太い根っこと、幾重にも茂る枝葉と太い幹で構成される。ここで、幹は剪定のどのような影響を受けるか考える。

応えは直ぐに出る。剪定自体は短期的には樹木のパワーを落とすので幹は逆にやせる。実際はやせることは出来ないから現状維持。少なくとも幹が太ることは有り得ない。

しかし、

自由に伸ばした自然形がパワーLを最大化させるかというと必ずしもそうではない。枝同士がぶつかり合って、あるいは風通しをスポイルすることにより、伸び伸びとした成長が出来ないことがある。果樹類の収穫作業の都合でゆがんだ剪定を行う、あるいは生垣のために無理無理の剪定を行うのは論外として、樹木が生き生きとするような剪定はパワーLの健全な成長・最大化につながる。結果、太い幹を得ることが出来るわけだ。(剪定で幹に栄養が蓄積されるわけではない)

正しい剪定はパワーLRTの最大化を目指すものになる。



ここまで考えれば、しっかりした樹木を育てるには剪定がどのようにあるべきか簡単に答えが出る。

  1. サッカー、シュートの類はカット。
  2. 樹木の中心部に向かう枝はカット。内向きの枝は風通しを悪くするし、正しく成長する枝にぶつかるし、内向き枝の葉は光合成能力も低くなる。中心部で立ち枯れている枝も当然カットします。
  3. 同じ方向に向かう平行枝はどちらかをカット。正しくはカットによる方向チェンジ。
  4. 枝の方向分布は水平方向360度、垂直方向180度に向けて出来るだけ均一に伸びるようにカットする。
  5. 徒長枝はカット。徒長は適切に分岐しない枝のことで光り空間占拠に対する効率が悪い枝となる。適切に切り戻して分岐を促すか分岐の素質がない場合は枝元からカットする。
  6. 何処までシングルラインで伸びたら徒長と看做すかは樹木の性質によるし、期待する樹形にもよる。勝手に決めればよいが、足の長さ(1フィート)、顔を長さ、手の平を伸ばして親指と適当な指の間の長さ、など。物差しで何センチとやってもいい。
  7. 具体的にカットする位置は新たな枝が伸びるであろう方向が光り空間占有率向上につながるかどうか考えて決めること。
  8. 手が届かない高所部分の剪定はなるべく自然樹形で済ます。作業が危険だから。高枝バサミが届く範囲は、少々努力しても良いでしょう。それ以上拘りたい場合はプロに入ってもらう。
  9. 樹形を決めるカット。葉が茂っている時は分かりにくいので冬にやります。光り空間を満遍なくカバーしていても枝毎の配分が悪い場合があります。その場合は枝が多すぎるエリアは枝を間引くカット。枝が隙間だらけのエリアは枝分岐を促すカットを行います。素人が大手術をやると全体がショック死してしまいますから、3年に1度くらいはプロに入ってもらって手術をしてもらいましょう。ショック死覚悟で自分でやっても全然構いません。手術すると戻るのに3年くらいは掛かります。プロに頼む場合も長く付き合えるところを頼むべきです。最悪の場合、枯らしたりしたら代替樹木を用意するくらい覚悟の有る信用を大事にする業者さんのところです。
 ※
  • タイトルの答えはYES。
  • でも何でも切ればいいものではありません。剪定の要件を満たす必要があります。


究極の馬鹿チョン剪定術:
  • 兎に角、どんな枝でも最後の分岐から20センチ以上伸びたら20センチの位置でカット。期待される枝分岐の方向は外側・上側にする。分岐しない場合は更に20センチ戻してカット。この方法での最初の剪定は冬場に実施するが、後は年中いつでも気が付いた時にこのルールでカットする。


剪定と刈り込み

刈り込みは表面的アプローチ。枝葉の表層部をバリカンなどで切り詰めえる。

剪定は枝・幹に着目して樹形を管理するために行なう。伸ばす方向・見た目のバランス・日照または日陰の工夫など。住宅地などでは隣家への迷惑なども配慮して樹木のサイズを維持するためにも行なう。都市部ではサイズ維持の目的が大きい。



広葉樹の剪定は任意の場所をカットしても根にパワーがある限りはまた新しい芽が作られて枝葉が伸び始めるので、あまり気を使うことはない。とは言え、大きくカットし過ぎるとショック死することもあるので、慎重な態度はやはり必要。

針葉樹は難しい。先ず、根にパワーがない。葉が吸い上げてやらないと水も栄養も上がってこない。枝の先に葉が残っていないとその枝は栄養が取れず枯れてしまう。いい加減な刈り込みをやると葉っぱの部分を失って枯れ枝を作ってしまう。広葉樹のようなバリカンでの刈り込みは枝葉の具合をしっかり確認してからでないと難しい。(何も知らない人が親切のつもりでやった剪定が大変な結果になる話は尽きない。)



樹木パワーって何?



ブルーベリーの剪定で「サッカー」・「シュート」とは?


ブルーベリーの剪定で「サッカー」・「シュート」とは?

いきなりサッカーだシュートだと言われると勘違いしそうだが、ブルーベリーの剪定の話で出てくるこの用語の意味が分からない。調べてみると、曖昧だが、多分こんな意味のようだ。


サッカー:

  1. ブルーベリーの根は地中深くには行かず地表のチョイ下を横方向に張り出します。匍匐前進のようなもの。その横に張った根が光を感じると新しく枝を伸ばすことがあります。新しい株が出来たも同然です。この本体の株から少し、離れたところに顔を出す枝のことをサッカーというらしい。普通は無駄枝としてちょん切られます。
  2. ブルーベリーを増やしたい時に根っ子ごと切り取って株分けに利用することもあるようです。
  3. 徒長枝を指してサッカーと呼ぶ人もいるが、それは間違い。サッカーは上記のようにブルーベリーに特徴的なものです。

シュート:

  1. 本体(幹)の根元から立ち上がってくる枝のことらしい。本体(幹)から分離する場所が地中で見えないこともある。分岐点が見えても見えなくても、これも無駄枝としてカットするのが普通らしい。
  2. 蘖(ひこばえ)の類。元気な蘖(ひこばえ)。
  3. 根に近いものに限らず、またブルーベリーに限らず、徒長枝全般をシュートと呼ぶこともある。シュートの意味(撃つ)から容易に連想できる。


  • ブルーベリーの実を収穫して食用するのが目的の場合はしっかり剪定花摘みをやってベストの実を実らせる。ただの庭木にするならブッシュと紅葉を楽しむため剪定は控えめにする。
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(参考)

このサイトは分かりやすいね。良く出来ている。

http://item.rakuten.co.jp/shop8463/c/0000000222/

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梅の剪定


梅の剪定

近所の梅の木を見たらしっかり剪定してあった。本当に枝という枝をカットしまくっていた。徒長枝などは姿も形も無い。梅切らぬ馬鹿。どんな枝であろうが、20センチも伸ばしたらさっさとカットしているんだね。

花を楽しむときの剪定と、梅を収穫するときの剪定と、同じかな?違うかな?



<弱剪定>

梅の花が終わって、果実の収穫が終わったら、お礼の肥料と弱剪定。花芽を付けない徒長枝、枯れ枝などを取り払う。時期は花だけ楽しむ梅なら5月ごろ。梅を収穫するなら初夏の頃でしょうか。

<強剪定>

冬が来たら、樹形全体を考えて、ばりばりカッティング。基本は徒長、枯れ枝、方向違い。これらは毎年見ていれば量的には少ないだろう。樹形をやり直すのもこのときだが、とは言え、無茶は禁物。太い枝のカットは全体がアウトになりかねないので出来れば避けたい。

ご注意

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庭仕事/work

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