ブルーベリー剪定の纏め
地植えは年3回、鉢植えは年2回になるが、地域(暖地、寒冷地)によっても工夫すること。最も基本的なことは収穫後の切り戻し剪定と、冬の樹形作り剪定の2回です。
<収穫後>
- 6月下旬~9月上旬。品種によって最大3か月も違ってくることになる。
- 結実した枝の2分の1切り戻し(50%カット)。
- 徒長枝の切り戻し(90%カット)。
- 交差枝の解消。
- サッカー、シュートは株分けの狙いがある場合や、枝の更新を考慮する場合は残す。 (10%~20%カット)
- 収穫後の施肥は忘れないこと。
- 12月。
- 全体の樹形作り。大胆にカットすると収穫は犠牲になるから、覚悟は必要。想定した樹形の4分の1程度を毎年繰り返していっても良いだろう。
- 降雪被害の考慮。実際が雪が積もってみないと分からない。折れる前に切ることで、想定外の場所で折れるのを回避できる。樹形剪定と睨み合いだ。
- シュート、サッカーの処理。突然死に備えて出来るだけ離れた位置の1,2本を残す考え方もある。
- 3月。
- 雪や霜で傷んだ枝の整理。
- 樹形の見直し。
- 花芽に影響しないように注意。
- 6月。
- 受粉不調あるいは花芽を切ってしまって収穫が期待できない場合の夏剪定。
- 徒長枝(90%カット)、花を付けた枝の切り戻し(50%カット)。
- 交差枝の解消。
- サッカー、シュートは株分けの狙いがある場合や、枝の更新を考慮する場合は残す。
- 年度分の施肥を行う。