「カナブンを駆除する」のは間違い!
困ったことに、ときどき「カナブン」を駆除したがる人がいます。「カナブン」と「コガネムシ」の違いを知らない人たちです。
サイトをチェックすると堂々とカナブンを駆除しているのを見かけます。とんでもないことです。
庭から全ての動物を排除するのが目的なら、それは話の持って行きようがありません。そういう輩は地獄に落ちて虫たちに食べられてしまえばいいかな。
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コガネムシとカナブンの違い
<カナブン>:大事に保護する
カナブンの特徴
- 少しサイズが大きい。成虫は2センチ前後。
- 頭の形がやや角ばった印象。慣れないと1固体を見るだけでは判別しにくい。
- 色は茶色、緑色、青色などさまざま。色調はやや落ち着いた印象。
- 動きはややおっとりしている。
- 樹液を吸う。森ではクワガタとかカブトムシなどと一緒にいます。木に穴を空けることは無い!←ここが偉い!
- 幼虫は落葉などを食べて分解を助ける。←ここが偉い!
土壌改良の手伝いをしてくれるので感謝します。
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<コガネムシ>:駆除も止む無し
コガネムシの特徴
- 少し小さい。成虫は1.5センチ前後。
- 頭の形がやや丸まった印象。慣れないと1固体を見るだけでは判別しにくい。
- 色は緑色が多い。色調は派手で全身が反射する感じ。
- 動きは落ち着きがなく触ると素早く逃げ回る。見るからに憎らしい?。
- 樹木の葉を食べる。←ここが問題!
- 幼虫は樹木の根をかじり汁を吸う。←ここが大問題!元気のない樹木の下の地中に大量のコガネムシの幼虫を見つけてぞっとします。
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- コガネムシの駆除はオルトランを使います。
- オルトランDX粒剤を土に撒けば(埋める?)根から植物に吸収され、根から樹液を吸う幼虫を退治します。または葉を食べる成虫も退治します。カナブンには影響しません。
- オルトランの液状剤を葉に噴霧すれば葉を食べる成虫を退治できます。
- 根から吸収させるには時間が掛かるので粒状剤は予防的に利用します。成虫の飛来が気になるときは液状剤を使って即効で退治します。目の前に成虫が居る場合は手で補足して退治します。
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<関連記事>
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はみ出し(ご注意):
- Webサイトを見ているとカナブンもコガネムシも区別しないものにお目にかかる。
- 甲虫類だからと一括りで済まさず、役割が色々あることを理解して欲しい。
- ネット上の情報には正しくないものもあります。時には危険です。
- コガネムシvs.カナブンの場合、混同した対応を取ると、保護すべき命まで死滅させかねません。
- 「カナブンの退治」なんて恥知らず、無知、クレージー!
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- それなりの田舎へでも行かなければ、街中の狭い庭なら、カナブンが住んでいることは滅多にないでしょう。近くに大きな公園森でもない限り飛来することも少ないでしょう。希少価値のカナブンが飛来してくれたらラッキー!。我が家の庭は自然が豊かと思っていいでしょう。あるいはカナブンの気まぐれ。まあ、カナブン、カブトムシ、スズメバチの世界は楽しさ満載です。
- 一方、コガネムシは小さな畑でも庭でもせっせと葉をかじって害虫やってます。
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はみ出し(ご注意):
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- ネット上の情報には正しくないものもあります。時には危険です。
- コガネムシvs.カナブンの場合、混同した対応を取ると、保護すべき命まで死滅させかねません。
- 「カナブンの退治」なんて恥知らず、無知、クレージー!
- それなりの田舎へでも行かなければ、街中の狭い庭なら、カナブンが住んでいることは滅多にないでしょう。近くに大きな公園森でもない限り飛来することも少ないでしょう。希少価値のカナブンが飛来してくれたらラッキー!。我が家の庭は自然が豊かと思っていいでしょう。あるいはカナブンの気まぐれ。まあ、カナブン、カブトムシ、スズメバチの世界は楽しさ満載です。
- 一方、コガネムシは小さな畑でも庭でもせっせと葉をかじって害虫やってます。
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