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プランターや植木鉢を利用した無理のないガーデンプラン(ゾーニング)


プランターや植木鉢を利用した無理のないガーデンプラン(ゾーニング)



パッシブファクター

《光》
L1.直射日光に2時間以上当てる場所
L2.直射日光に30分以上~2時間以下
L3.直射日光に30分以下。明るい日陰。
L4.日差しの来ない暗い日陰。

《湿》
H1.湿度が高い。雨に当たる。通風が悪い。日差しが無い。排水が悪い。
H2.湿度は特に高くも低くも無い。
H3.湿度が低い。乾燥している。雨に当たらない。十分な日差し。通風も良い。排水が良い。

《雨》
R1.雨に良く当たる。
R2.雨に当たり難い。少しは当たる。樹木の下など。
R3.雨に当たらない。出窓・軒下など。散水しないと乾燥する場所。

《風》
B1.風が強い。
B2.風は普通。
B3.強い風には当たらない。



アクティブファクター

《水》
W1.水を欲しがる植物が回りにある。夏場は朝夕2回給水。春秋は1日1回。
W2.給水は普通程度。夏場は毎日1回。春秋は週1回。
W3.水を嫌う植物が回りにある。夏も週1回程度給水。 春秋は乾くまで給水しない。

《酸》
A1.酸性を好む植物が回りにある。ピートモス。
A2.中性から弱酸性を好む植物が回りにある。
A3.中性から弱アルカリ性を好む植物が回りにある。苦土石灰。

《肥》
F1.肥料を好む。土壌も肥えている。腐葉土、培養土、家畜性肥料など。
F2.普通
F3.痩せた土壌。肥料は滅多に与えない。

《土》
D1.腐葉土が適度に入ってふかふかベッド状態。排水・保水も適度。
D2.ふかふかベッドではないが植物は育っている。
D3.砂利石や粘土で排水か保水が極端に悪い。土がむき出しか、雑草しか育たない。土壌改良が必要。



<考え方>

パッシブファクターは場所によって自動的に決まってしまう要素。アクティブファクターは管理の仕方で変えることが出来るもの。

自分の庭をパッシブファクターでエリア区分する。大きい樹木はパッシブファクターの一要素と看做して良い。光・湿度・風は通常連動するので実際の区分は少ない。

細かい区分で管理することなど無理だし都合よく振り分けられるものでもない。自分の家の植物はどのような環境にあるか、どのような管理をしているか、年に1回程度で十分だが、棚卸しを行い、適切性を確認しておくのが良い。



特殊要因

極端な環境を要求する植物とその特性。

  1. ジャーマンアイリス、アガパンサスのための十分な日当たりと水はけ(乾燥気味)。
  2. ブルーベリーのための酸性土壌と十分な給水。


★特殊な環境を要求するものは寒さに強ければ鉢植えにしましょう。夏は場所を変えて日差しから防ぎ、冬はマルチングとコーティングで寒さから守ります。小さな植木鉢は環境耐性がないので大きな植木鉢を利用します。据え置きで問題が無ければ45~60センチ(15~20号)程度のサイズ。移動させる場合は一人で運べる程度の40センチ(13号)程度のサイズに抑えます。

(注)

アジュガ、赤シソは湿気のある半日陰のグランドカバーを目指すものです。特にアジュガはシバやクローバーが入り難いところに優先的に植えていきます。 アジュガや赤シソを植えるために半日陰環境をわざわざ用意する訳ではありません。



ゾーニング
  • 新築でやるときは基本的な環境ファクターを考えてガーデンプランを組みます。プランに基づいて、あるいは行き当たりばったりに、植物を植え込んでいきます。
  • 数年したら適性のあるものが残って適性が無かったものは枯れたりしていますから机上のガーデンプランはあまり役に立ちません。
  • 実績に基づいて、植物の要求に沿った場所への植え替えを繰り返して徐徐に全体の調和を図っていきます。途中で好みも変わりますから試行錯誤的なアプローチになるのは止むを得ません。植物自身が環境を変えることもあります。
  • 徐徐にどの場所ならどの植物が適しているかが明確になってきます。一方で庭の環境は流動的ですから、好みと適性に応じて定期的に見直すことが求められます。年1回、植物が割りと静かな冬場に年間計画を作ります。(現状に即したガーデンプラン)
  • なお、極端な環境を必要とする植物はプランター・植木鉢を使います。周囲への影響を考慮してゾーン設定は行いません。

ガーデニングは土作りが基本


ガーデニングは土作りが基本

ガーデニング・土壌改良

今更ながらですが、植物は土・水・光が基本ですが、人間が少し出来るとしたら土でしょう。

水は降雨や地域的な水質や排水環境によって決まります。散水も忘れてはいけません。

光は地域性や季節性、庭の広さや周囲の地形、建物などで決定されてしまいます。

土も深いところはもともとの土壌・岩盤・用土に決定されますが、浅いところは土を入れ替えたり改良剤を入れたりしてある程度コントロールできます。大きな樹木なら深部も重要ですが、草花の類はせいぜい30センチぐらいのものでしょう。

新興造成地は土の替わりに産廃もどきや石ころを敷いて上に赤土を被せて済ますところが少なくありません。ある意味ではコストを落としただけの悪質業者です。赤土すら被せない業者もいます。業者にクレームしても取り合うことは無いでしょう。

と言うことで僅か30センチでも石ころと砂利で出来た庭ではガーデニングは難しい。まあ、狭い庭ですから、何処の主婦もやるように毎日少しずつ時間をとって土壌改良をやります。これだって楽しみになってきます。草花のベッドメーキングです。

(1)庭のマップを作ります。庭の状況や作業の進度(進み具合)の確認に使います。ラフなもので十分。

(2)現状調査。これはその場所がふかふかの土か砂利土かを調べるものですが、全体の工数を予め把握する時は必要ですが、ガーデニングの一環として毎日少しずつの場合はさほど重要ではありません。どうせ全部調べることになりますから。

(3)土地改良の順番を決めます。西側からやるのか北側からやるのか。グランドカバーの有るところからやるのか、樹木の周囲からやるのか、など適当に決めます。途中で変えても構わない。予定と実績を

ガーデンプラン(ガーデニング・プラン)


雑草対策の戦略的アプローチ「ガーデンプラン」(ガーデニング・プラン)




雑草戦争は雑草の管理です。草花の管理、樹木の管理と基本的には同じです。

管理は植物の特性を見て行います。


  • 水を欲しがる。
  • 光を欲しがる。
  • ペーハーを欲しがる。
  • 栄養を欲しがる。


園芸品には欲しがるものを与え、雑草と認識したもには欲しがるものを与えない。

特性を何処まで理解するかで管理のレベルが変わる。

園芸品種と雑草の特性が同じなら、

  • 物理的対処(カット・引き抜き)
  • 化学的対処(除草剤)
となる。この2つは最初の手段であり、最後の手段である。



理想的には園芸品の管理の中で雑草を駆除していきます。ここで言うことは常識ですが雑草戦争では最大重要なことです。

園芸品の管理が不適切・不十分だと、雑草に付け込まれるということです。色々な園芸品種を好き勝手に植えていると園芸品の出来栄えは不満足なものになるだけでなく、多様な雑草が所構わず出現することになります。

<適切な園芸品種の特性管理>

基本に戻りますが、ガーデニング・プランってとても大事なことです。なんて今頃言われても後の祭り。木の植え替えなんて体力消耗するしね。まあ、それでも、ガーデニング・プランとは何か、改めて考察することにしましょう。

一番の基本は、土壌と日照。

土壌はある程度コントロール可能です。どのエリアを酸性にし、どのエリアをアルカリ性にするか。水はけも土を調合することで改良できます。

日照はコントロール出来る要素と出来ない要素が有ります。庭の周囲の建物や大きな樹木などの状況で基本的な制約が入ります。日照の最大値は制約の中にあります。一方、新たに植樹したり遮蔽物を置くことで光の量を減らすコントロールはできます。

(プランの前提)

(1)ガーデンレイアウト図

(2)既存の建物と大きな樹木の影響を考慮した日照時間区分を入れます。

此処まではギブンコンディション。プランの前提に相当するものです。土地の作りや水はけも極端な状況があれば、ギブンコンディションとして入れて置きます。

(3)土地の作り・水はけの状況

(プランの基本)=コンセプト

此処が一番大事な仕事です。どんな庭にするか。いろいろな切り口で考えてみる。

洋風、和風、和洋折衷。アダルト専用の寛ぎ空間。大人が運動も出来る。ストレッチ、エアロビ。子供が遊ぶ空間。遊戯施設をおく。ペットと遊ぶ空間。ガーデンパーティの空間。広場が主体。花壇が主体。蝶が集まる空間。果樹主体。鳥が集まる。収穫して楽しむ。菜園主体。机・椅子を置いて休む空間。東屋・パーゴラを置いて寛ぐ空間。夜間も照明をつけて利用する空間。

狭い庭ですからあれこれ考えても結局出来ること、着地は一つです。

目的を絞ること。例外ケースにばかり目が行くと何も決まりません。庭のお客様=利用する人。管理者(普通は自分)と利用者が一致することもありますが異なることも有ります。誰にとって気持ちいいことが喜びか。

<管理者=自分><利用者=誰?><用途=何?>。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

庭仕事/work

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