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雑草対策の戦略的アプローチ2


雑草対策の戦略的アプローチ2

ガーデンプラン(ゾーニング)

<土壌>+<日照>の特性により樹木・グラカバのバランスをとる



<酸性+日向>エリア
  • (樹木)ブルーベリー
  • (草花)樹皮チップのマルチング
<弱酸性+日向>エリア
  • (樹木)ウメ、カキ、プラム、ユズ、リンゴ、バラ、ジンチョウゲ、ムクゲ、
  • (草花)日本芝、クローバー、パセリ、
<弱アルカリ性+日向>エリア
  • (樹木)イチジク、ブドウ、ハナミズキ、
  • (草花)ムスカリ、西洋シバ、アイリス、アジサイ、ダリア、チューリップ、ビオラ、ラベンダー
<酸性+日陰>エリア
  • na
<弱酸性+日陰>エリア
  • (樹木)
  • (草花)アジュガ、赤シソ、
<弱アルカリ性+日陰>エリア
  • na

基本はこの6パターンです。樹木は背が伸びるので日照はあまり問題になりません。

雑草対策は、土壌と日照の特性に応じたものを植えることです。混在させないこと。

同じ品種の草花をあちこちに散らかして植えるのは宜しくありません。集合・密集させて雑草の入る隙間をなくすことです。



樹木の下は雨が降らない乾燥地帯に鳴ることにも要注意。立体的に把握することがたいせつ。兎に角。フリーハンドで絵を書いて見ましょう。

雑草対策の戦略的アプローチ


雑草対策の戦略的アプローチ

雑草は日陰から攻めてくる(?)

目の届かない日陰ゾーンで力を蓄えて日向ゾーンに攻め入ってくる雑草。湿度のある日陰なら耐陰性のある植物によるグランドカバー。アジュガジャノヒゲなど。乾燥した日陰は雑草にとっても厳しいがそれでも頑張るのが雑草。バーグチップを敷いて管理状態を維持する。砂利は結局後で除去作業が発生することになるので避けたい。



戦略的アプローチとは合理的な手法~意味付けに基づき、 庭の日照及び土壌(PH、水はけ、湿度など)の区分と植栽の管理(ゾーニング)を実施することである。



<目的>

  • 裸足になって芝生の上で子供やペットと遊ぶことが出来る。
  • 花や新緑や果実や紅葉を楽しむことが出来る。
  • 鳥や蝶や虫が集まってくるのを楽しむことが出来る。
  • 森の中のこんもりとしたプライベートな空間でお洒落にお茶を楽しむことが出来る。
  • 家(家屋)もまた森の中にあり、夏の日差しも和らいだものになる。

<目的展開>

  • 南側に暖かいエリア、ふかふか芝生(踏破可能なグランドカバー)の空間を広く取る。踏込み可能なグランドカバーとして一部がクローバーになってもいい。裸足で歩けるゾーン。
  • 日当たりの悪い側は芝生が育ち難いので、踏破しない前提でグランドカバーを張る。芝生を張ってもかまわないが、歩くとダメージが大きいので踏み歩かないことにする。歩くスペースとして踏み石を設置する。
  • 踏み歩くスペースと簡易的な仕切りを作っても良い。子供や子犬ならダメージが限定されるなら仕切りは不要。様子を見ながら判断して良い。
  • 芝生の中央には草木は植えない。ボール投げの邪魔になるしボールでなぎ倒されてしまう。
  • パーゴラを設置する。パーゴラは日陰を作るものなので、日賭けの場所に作れば庭全体の日射量を減らす要因にはならない。また、嫌な西日の当たるところに日除けとして作るのも合理性がある。
  • パーゴラの下にテーブル/チェアを置く。その下は通気性・通水性のある人工芝かカバー材を敷く。
  • 鳥や蝶や食用を意図して果樹を植える。柑橘類、葡萄、柿、林檎、梅など。
    イチジク、葡萄は弱アルカリであること、ブルーベリーは酸性であること、その他は概ね弱酸性を好むことに留意する。不適切なレイアウトの場合は植替えを要求する。
  • 家屋の壁に近いところに常緑樹またはつる性植物を立ち上げる。森空間のシナジーも狙う。

<ゾーニング>


(メインガーデン)

  • 敷地の境界線は生垣。
  • グランドカバーはふかふかの芝生。
  • つる性の果樹(ブドウ、キウイ)や華やかな花(バラ、藤)を育てる。

(メインパーゴラ)
  • テーブル/チェアを置く。
  • 足元(床)は土壌の通気を確保。
  • 小さな収納を置く。
(アプローチパーゴラ)
  • エントランスから玄関ドアまでの通路をパーゴラ風に仕立てる。窮屈な感じにならないように天井の梁(はり)はミニマムにする。 
  • つる性の果樹(ブドウ、キウイ)や華やかな花(バラ、藤)を育てる。
  • 家屋の窓などの遮光や目隠しをかねる。
(シンボルツリー)
  • 遠方からも所在が明確になるツリーを植える。
(バックヤード)
  • 納戸を置く。
  • 砂利⇒砂利+踏み石⇒インターロック⇒コンクリート舗装⇒枕木
  • 仕切りの生垣は低木中心とする。
  • グランドカバーは低木の足元。
  • 家屋側のエッジは砂利で済ます。
  • 踏み石の家屋側は砂利、境界線側はグラカバ(またはマルチング)、低木。
  • 低木と入っても窓の目隠しには出来ること。
(駐車場)
  • 後ろに丈夫な低木を置く。運転ミスから家を守る。(小さい車にすれば?)
  • ストッパーを置く
  • 仕切りを置く。
  • 砂利⇒砂利+踏み石⇒インターロック⇒コンクリート舗装⇒枕木

(日陰ガーデン)
  • 踏み石を置く
  • 踏破できないグラカバ。
  • 踏み石bの家屋側は砂利でも良い。ガーデン側は日陰に強い植物。

日向ゾーンの雑草対策


日向ゾーンの雑草対策

庭の踏み石

基本的な考え方は日陰ゾーンの雑草対策と同じです。

ただし、日差しの中で寛げる場所としての利用になりますから、踏み石は置きません。踏込み可能なグランドカバーとして、シバ・クローバーの利用を主体に考えます。

庭にテーブル・チェアーを常設的に置く場合は例外的にプレートを敷きます。パーゴラを作るときはパーゴラの下にプレートを敷いて、テーブル・チェアを置けば、夏の日差し除けになってグッドです。

《日向=通路踏込エリア》

(1)シバをメインのグランドカバーとする。部分的・一時的にクローバーをサブのグランドカバーとして利用する。

(2)踏み石は置かない。例外はパーゴラを設置する場合。パーゴラの下にスレーを敷いてテーブルとチェアーを置く考え方もある。

(3)家屋の基礎面と境界までシバで覆う。シバが間に合わないときはクローバーでも構わない。

砂利、プレートは照り返しが壁に当たるので避ける。砂または砂利の上に樹皮チップを置いてもいいが、枯葉を置いている状態なので防火的な観点から注意する。最近の家は彼が燃えたぐらいでは延焼しませんが、万が一を考えてチップはあまり暑くしかないことです。

因みに、日射・熱線防止には、矮性(横に広がらない性質)の樹木を家屋の近くに植える。キンモクセイなど。


《日向=植樹植栽エリア》

(1)踏込みエリアと同じくシバ、クローバーでも構わない。
(2)日陰エリアと同じくアジュカ、タマリュウ、赤シソでも構わない。
(3)場所によっては樹皮チップのマルチングも有効。
(4)シバ周辺部や特定エリアにムスカリを植える。

傾向としては庭の周辺部、樹木の下が、植樹植栽エリアになる。赤シソの種を撒く。


《日ゾーンの雑草対策》

(1)シバの種、マットで密度を維持する。
(2)シバが追いつかないところはクローバーで補完する。
(3)シバの中の雑草、クローバーの中の雑草には浸透除草剤を塗る。カッティング、ドローイングがNG。
(4)シバもクローバーも好くな雑草が優勢な場所は、浸透除草剤のシャワーを浴びせる。浸透型は地中のシバの地下茎には作用しない(筈)。石灰を撒いて酸性濃度を緩和する。特にコニシキソウ対策。
(5)シバの実績が無いエリアは雑草が頑張っているなら除草剤を撒いてから、雑草も無ければいきなり、土壌改良を施す。


土壌改良:


  • 土壌改良は暇な時間を見つけて順次取り掛かればよい。
  • 地表に砂・チップがあれば、脇に除けて深さ20~30センチまで耕す。粗めの篩いを使って、石・ ごみ・枯れた根などを取り除く。砂、チップも混ぜる。土質が悪ければ腐葉土を加える。
  • 植え込み利用を想定なら、土中に潜む雑草の種を考えて発芽抑制剤を混 ぜる。
  • 土壌改良後は雑草が動き出す前に、植栽の植え込みを行う。急ぎの当てが無い場合は、グランドカバーを施しておく。


踏み固められた場所の土壌改良:


  • よく通る場所は踏み固められて硬くなってしまいます。芝生はやせ細り、土が剥き出しにあります。水はけも悪くなります。
  • こういう場所の改良も定期的に行う必要があります。
  • もしくは歩かないで済む工夫(三角に棒をたてて保護するなど)をして芝生を回復できる可能性もあります。
  • 土地改良を行う場合、芝生が残っていれば丁寧にはがしてから、土壌改良を施します。はがしたシバは空いている場所とかプランターで養生させます。
  • 土壌改良が終わったら、シバマットを敷きます。(新たに購入するか、庭の中で三角トレードさせていいですね)


<作業手順>

どういう順序で進めるか?

(定常手順)
  1. 芝刈りをする。芝がないところは草刈になります。まあ、これは割りと定期的な作業。頻度は芝・雑草の伸び具合を見て。
  2. サッチ、ゴミ、石を除去する。これも定期的な作業。これは月1回でも充分。
  3. 浸透除草剤を雑草に塗る。シバとクローバーには塗らないこと。芝刈りから数日置いて雑草の立ち上がりを見てそれに塗っていきます。除草剤の浸透まで数日かかるので直後は芝刈り・草刈は控える。週1回、隔週、月1回ぐらいの頻度か。
  4. シバの種を撒く(オーバーシード)。シバが生えている場所も生えていない場所も熊手・レーキのようなもので軽く均して種が地表・地中に到達するよう工夫する。季節は春に1回(日本芝)、冬に1回(洋シバ)。
  5. 植栽エリアはグランドカバーの植え替え・植え込みにより密度のバランスを取る。空いているところは赤シソの種を撒く。季節は春。赤シソはハーブとして管理。
  6. 種の成長を促す水撒きをする。
  7. 芝刈り・草刈と除草剤の筆塗りは継続する。但し、雑草が乾いていること。塗って直ぐに塗らしてはいけない。塗って直ぐにカットしてもいけない。
  8. ムスカリの零れ種から出来た球根の回収。花が終わり、葉の勢いが終わってから。季節は夏。
  9. ムスカリの球根の植え込み。季節は秋。
  10. 赤シソの零れダネ発芽の植え替え。赤シソのエリアに集約。季節は夏。

(土壌改良手順)

普通の作業を続けていると、歩いてダメージを受ける。普通にしていてもシバに穴が開く。定常状態で出来る穴の対策作業。

(1)よく歩くために芝が育たない場所:

土壌改良を施し、芝マットを敷き、三角心棒で歩行を邪魔して養生させる。季節は春または秋。芝マットの売出しを確認してから。秋はシバに勢いが出ないので避けても良い。春作業の場合は夏に強い高麗シバのマットを利用。


(2)よく歩く分けでもないのに芝が育たない場所:

浸透除草剤を撒いて雑草を処理してから、土壌改良を施し、芝の種を撒くか芝マットをしく。季節は春、または秋。

直ぐに土壌改良に掛かれない時は、除草剤シャワーの後、砂AND/ORチップで雑草の増殖を止めておく。


日陰ゾーンの雑草対策

日陰ゾーンの雑草対策

庭の踏み石

雑草戦争、なかなか奥が深い。

理屈と現実にギャップが生じるから面白い。加えて、時間が掛かるし、その場の気分で手を動かしてしまうことも多々あるから、ギャップは更に広がる。

今回は、<日陰ゾーン>に注目して考察する。日陰の場所は日ごろから目が届かないし、お世話も十分出来ていません。都市計画では有りませんが、①通路の確保と②掃除(ゴミ、石、枝・落ち葉など)が最初の仕事です。

《日陰=通路踏込エリア》

ここを芝(シバ)で攻めることは最初から無理。踏みつけても耐えられる日陰に強いグランドカバーが理想ですが、日陰は植物の成長も遅いですから、尋常の管理では先ず無理でしょう。植物以外のグランドカバーか踏み石を検討すべきでしょう。

(1)玉砂利:
立派な玉砂利でも砂利は砂利。踏むと煩いし(泥棒よけにはなる?)、歩き難い。砂利が散らばり回収・補給が必要。砂利の下の土は固めて砂利を敷いた左右のエリアを遮断してしまう。
⇒好ましくない。

(2)踏み石:
石の下の土は固めるが、石間に隙間を作れば交流できる。本物の石は高いし重いし扱いが大変だが、擬似的な踏み石が容易に入手できる。踏み石は良く通るところは両足が乗るサイズ、滅多に行かないところは片足が乗るサイズで充分でしょう。勿論、全部両足サイズでも全く問題ありません。
⇒好ましい。

(3)踏み木・踏み板:
すわりが悪い、濡れると滑りやすい、痛みやすい。
⇒好ましくない。

(4)木材チップ:
砂利と同じように通路にチップを敷き詰める。クッションになるので下の土に対するダメージは少ない。チップも散らばるので補給は必要だが、散らばった分の回収は神経質になる必要は無い。ただ、チップを敷くのはマルチングと言って人に踏み込まれないようにする施策であり、チップの意味づけに矛盾が出て感覚的に好ましくない。また踏んだ感触は良くない。
⇒やや好ましくない。

※玉砂利や、木材チップ自体をグランドカバーに使う発想もある。グランドカバーと言ってもステップストーンの周囲が中心になる。

(結論)

日陰ゾーンの中で主に歩く場所は踏み石(プラ製の廉価版)を配置する。

踏み石の周囲は、踏まれても構わないもの(砂利、チップ、苔)を配する。



《日陰=植樹植栽エリア》

植樹・植栽エリア。日陰にも花木を植えるが、その足元・周囲はグランドカバーで固めたい。通常は踏み込まないエリア。

(1)木材チップ:
マルチングも兼ねて利用。アクセントにもなって悪くない。チップ自体は日陰に限らない。

(2)龍の髭/タマリュウ:
タマリュウ自体は日陰に限らない。シバより幅広く使える。ただ、高いのが玉に瑕。少量を買って自家増殖が良さそうだ。

(3)アジュガ:
地味。雑草と見間違えるくらい地味なカバーです。これで花が咲かなかったら意味が無い。品種が色々あるのでミックスで楽しみたい。何箇所かに植えてお気に入りの場所を見つけて増殖させてやりたい。

(4)赤紫蘇(シソ):
常緑ではないが力が強いので当座は一番有望。高さがあるので足元は空いてしまうが、シソの密度があれば日陰になって雑草は伸び難くなる。一番雑草が伸びる夏場の対策に使えれば充分。零れ種で翌年も雑草の抑制に効果的。赤紫蘇は梅干、シソジュースなど用途も広いので多めに繁殖させても問題ないでしょう。

(結論)

日陰ゾーンの植樹・植栽エリアの隙間は先ず効率の良さそうな赤紫蘇で覆い尽くす。タマリュウ、アジュガは徐々にエリアを広げていく。

木材チップは冬場の対策、花木の要求特性に応じて利用。



スミレの仲間:

タテハチョウの幼虫が餌にしているスミレの仲間(スミレ、パンジー、ビオラなど) は勝手に増えてほぼ雑草だが、冬も花を楽しめることを考えて、一定の場所を利用しても良い。この場合は品種を特定して通常の植栽と同じ扱いにする。勝手に広がっているスミレ類は雑草として処理。(勿論、スミレがお気に入りの場合はスミレをグランドカバーにしても全く問題ありません。)



《日陰ゾーンの雑草対策》

日向も日陰も同じ。雑草対策の基本は植物利用のグランドカバーです。それでもグランドカバー用の植物の中に雑草が分け入ってくる。グランドカバーが追いつかない場合はマルチングで逃げる。

(1)カッティング:

カットはNG。カットが許されるのは最初の草ぼうぼうの状態のときだけ。或いは極端に雑草の背丈が伸びてしまった場合。

(2)ドローイング:

引き抜きもNG。土を露出させて新たな雑草の種が入り込むだけ。引き抜くしか方法が無い種類の雑草に限定。もしくは、浸透型の除草剤が使いにくい場合。

(3)ケミカル(除草剤):

基本は浸透型除草剤。通路・踏込みエリアで植栽に掛かるリスクが無ければシャワーしてもよい。リスクがあるところは慎重に筆塗りにする。日陰の植物は成長が遅いので浸透女装の項が出るにも時間が掛かる。

(4)マルチング(木材チップ/砂):

除草剤利用のリスクが高い場合、植栽の直ぐ近くの場合は樹皮チップマルチングの有効性が高い。

日当たりが極端に悪かったり、土壌の質(酸性アルカリ性)が悪かったり、踏み固められたり、超粘土質だったりして、劣悪な環境の場合は、グランドカバーの植物も使えず、どう頑張っても雑草しか生えない。と判断した場合は、当座の策としてマルチングの手法をとる。この時、先の土壌改良を視野に入れて、砂利使用は避けること。木材チップ、細かい刻みのチップが良い。砂を敷いて上にチップを乗せれば、チップの乾燥状態が維持できるので多分ベスト。

(土壌改良)

土壌改良は暇な時間を見つけて順次取り掛かればよい。(:地表に砂・チップがあれば、脇に除けて深さ20~30センチまで耕す。粗めの篩いを使って、石・ごみ・枯れた根などを取り除く。砂、チップも混ぜる。土質が悪ければ腐葉土を加える。植え込み利用を想定なら、土中に潜む雑草の種を考えて発芽抑制剤を混ぜる。

土壌改良後は雑草が動き出す前に、植栽の植え込みを行う。急ぎの当てが無い場合は、グランドカバーを施しておく。



<作業手順>

どういう順序で進めるか?

  1. 歩いて通る頻度の高いルートに踏み石を並べる。歩きやすい間隔で。ぐらつく時は下に細かい砂利か砂を敷く。踏み石を少し埋め加減にする。三分の一くらいが減り込むようにする。季節は冬。
  2. アジュガ、タマリュウ、赤シソなど自分で剪定したグランドカバーを植え込む。出来るだけ間隔を詰めて密度を維持する。季節は春。
  3. カバーしきれないところは赤紫蘇(シソ)の種を撒く。他のお気に入りでも構わない。季節は春。
  4. グランドカバーと雑草の競争環境で除草を続ける。季節は春~夏~秋。
  5. 除草が追いつかないところ、赤シソも育たないところは、チップ・砂でマルチングを施す。一種のギブアップ宣言。季節は夏。
  6. 土壌改良。必要かつ可能であれば植え替えも。レイアウト見直し。季節は冬。

除草剤を使わない雑草対策とその手順


除草剤を使わない雑草対策とその手順

グランドカバー

複数のグランドカバーの力を借りる。

グランドカバーは芝生に始まり芝生に終わる。除草プロセスも芝生に始まり芝生で終わるを目指す。

(プロローグ)今、荒れた庭に雑草が勝手放題に伸びているとします。多分、何年にも渡って雑草はそれぞれ勢力拡大を図ってきています。

(作業手順)


  1. 背丈の高い草を鎌などで薙ぎ払って見通しを確保します。
  2. 落ち葉、ゴミ、小石などを回収して、作業性を確保します。
  3. 地面を均し(ならし)、間隔の狭い溝を作り芝生の種を撒きます。春または秋。
  4. 芝生の水遣りと同時に雑草の刈り込みを継続します。
  5. 芝生が伸び始めたら芝刈りを始めます。
  6. 芝生が入り込めない領域には、地面に溝を作って種まきを繰り返します。
  7. 雑草の刈り込み、芝刈りを続けていると、勝手にクローバーが繁殖を始めます。
  8. 芝生の勢いの無いエリアにはクローバーを誘導します。極端な場合は種まき。
(ゾーン方式による除草の管理)
  1. 結果的に、庭には3つのゾーンが構成されます。①芝生が支配するゾーン、②クローバーが支配するゾーン、③雑草が支配するゾーン、④その他(植物が入り込めないゾーン)
  2. 最初は全てゾーン③の状態。 ③:②:①=10:0:0。 これを徐々に、 ③:②:①=6:2:2、 ③:②:①=4:3:3、   ③:②:①=2:4:4、などとして、その比率を最終的には③:②:①=0:2:8ぐらいに持っていく。
  3. 植物が入り込めないゾーン④の比率の把握も重要。土地・環境に問題があるのでそのエリアは根本を見直し必要がある。
  4. 現状の各ゾーンがどの程度の割合か抑えておけば、作業の進捗が定量的に把握できるので面白い。


(日常作業)
  1. 芝生の支配するゾーン:水遣りと芝刈り
  2. クローバーが支配するゾーン:芝生が支配するゾーンとの境界線は刈り込み・筆塗り除草。(徐々に芝生の勢力を拡大させる~芝ゾーンへの侵入を阻止する)
  3. 雑草が支配するゾーン:草刈り。クローバー・芝生との境界線では除草(引き抜き+筆塗り除草)。
(季節作業)
  1. 芝生が支配するゾーン:異なる性格の芝生の種まき。
  2. クローバーが支配するゾーン:芝生とクローバーの種まき、または植え付け。
  3. 雑草が支配するゾーン:芝生とクローバーの種まき、または植え付け。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

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