ヒメシバ/メヒシバの除去・駆除
ヒメシバ(姫芝)と誰もが思うが正しくはメヒシバ(雌日芝)らしい。理屈は後で調べるとしましょう。イネ科。1年草。乾燥にやや弱い。芝より弱いということだが、庭の様子を見ていると全然平気みたい。こいつは強いのだ。
アキメヒシバ、コメヒシバなどの種類もある。見た目が似ているので特に問題はない。いずれも雑草であり区別して認識する必要がないということです。
「メヒシバの除去・メヒシバの駆除」
イネ科の雑草に効く除草剤を使う。
芝の中にあって、噴霧か粒状剤で済ますなら、芝に安全な薬剤を利用。
- アージラン
- シバキーププラスα
- ほか
筆塗りでやるばあい、もしくは芝(その他の植物も)を気にしないなら、成長点停止型の普通のものでいい。
攻め方は、コニシキソウで説明した内容と同じでよい。
普段の芝刈りが実施されている前提で、
普段の芝刈りが実施されている前提で、
- 先ず、広葉雑草をシバキーパなどの選択性の除草剤で駆除。
- 次に、イネ科系雑草についてグリホ系の無差別型の除草剤で駆除。
- どちらも、筆とか刷毛で除草剤を一つ一つ塗るようにする。更地で初めて除草する場合でなければ、浸透型の除草剤を撒いては行けません。危なすぎる。
- 高価なアージランが入手できる場合は、上記の2ステップでなく、1ステップで済みます。
- また、草刈直後の浸透型除草剤の利用は効果がありません。理屈は分かりませんが草刈の直後は成長ホルモンの作用する成長点も駆られてしまって有効に全体にいきわたらないのだろうと想像します。何か特性が変わるのでしょう。
※
(追記)注意
(追記)注意
- 最近は考え方が少し変わってきた。成長ホルモン作用タイプの薬剤は使ってはいけない。除草だけを念頭に置いても、実際はとても危険な薬物と理解しなければいけない。環境、生態系に与える影響は正しく把握されていないのが実情だ。大丈夫と言うのは売り手(ケミカル会社とそれに連なる組織や個人、ご都合の学者など)だけ。環境保護の観点で大丈夫と本当に言えるのは生態系をもっと理解してからだろう。高々100世代ぐらいを見て勝手に結論など出せるものではない。
- 除草は基本は芝刈り機でダメージを与える、グランドカバーを充実させて侵入を防ぐ、最後は個別に引き抜く。最後の引き抜きは土も露出させるので別の雑草にチャンスを与えることになるからできれば回避したい。
※