葡萄(ブドウ)を植える
葡萄(ブドウ)を植える
(秋の味覚)
ブドウも秋の味覚の主役の一つ。たわわなブドウの房を見ればわくわくさえするものだ。多くの人にとって葡萄は好きな果物です。ブドウはそのまま食べても、ジュースにしても、多分焼いても美味しい。炭酸水に一晩付けておくと変わった食感を楽しめる。
(緑のカーテン)
ブドウはまた大きな緑色の葉が印象的で、夏の日除けにも利用できる。朝顔の柔らかい線とは別のやや男性的なラインも魅力的です。乾燥にも比較的強いので緑のカーテン向きともいえる。朝顔は水を切らすと途端にへたれるので世話が大変。
(果実酒)
ブドウと言えば葡萄酒ですが、これは免許か届けが必要で一般人は法的に禁止されています。不思議と自家消費でも作ってはいけないらしい。発行させないで焼酎に混ぜるのもアウトらしい。
(鑑賞)
たわわなブドウの房の姿を見て楽しむ。本当に美味しいブドウはプロの葡萄園で栽培収穫されたものに限る。自家栽培はどうせ中途半端なものになるという前提で、観賞用と割り切るのもいい。
ということで、基本的に普通に味覚を楽しむ目的を主眼にブドウを植えることにしましょう。
※
味覚の秋を楽しむ葡萄を植える
葡萄もいろいろあって庭で植えるには何がいいか。
世界では1千を越える品種があって、日本では30種類を越える程度か。それでも多いね。
<黒系><緑系><赤系>と表皮の色で分けることもある。分かりやすいが味的には何の関係も無いかもしれない。兎に角。それぞれ1本は植えたいね。他に<変色系?>も有るようです。
<変色系:マニキュアフィンガー>☆☆
ちょっと変わった色と形ですがとても美味しそうです。これ植えてみましょう。⇒やめときな!。せいぜい観賞用でしょう。⇒植えるだけでワクワクできそうだ。苗木は買えるの?。美味しそうだけど、品がないね。やはりブルーム?の感じが素敵だね。
<赤系:デラウエア>☆
大昔からあるデラウエアは粒の小さな茶色の葡萄。肥料とか摘果とか工夫すると少しは大きく出来るかな。あまり期待できないかな。「練習用?」には一番良さそう。ただ、美味しい葡萄ではないので、地植えしてほったらかす事になりそうだ。近所の子供に分けるにはいいかも。最近の子供は舌が肥えている?。デラウエアは栽培面積は日本では最大とか。糖度が高いので、色々用途があるのかな?。
簡単に手に入るが何処にでもあるので詰まらない。基本形で1本は植えておきましょうか。
<黒系:巨峰>
巨峰も古くからある品種。所謂、原種に近いので庭植えでいけそうだ。これも基本形でしょう。
<黒系:ナガノパープル>
希少価値。巨峰と似た雰囲気だけど光沢がある(ブルームがない?)。
<緑系:ネオ・マスカット>
マスカット系も珍しくない。王様に相当するマスカット・オブ・アレキサンドリアが絶対ですが、温暖地で徹底管理が前提になる。雪も降る地域で管理もいい加減では先ず無理。温室でもあれば。で、その交配種のネオ・マスカットが選択肢になる。
シャインマスカットはスーパーで高級品種としてよく見かけるが、これは植えることができるのかな?。
寒冷地ならナイヤガラは如何だろう?。ワイン用が主で甘くないのでは?。でもあの香りの素晴らしさは価値あり。素人演芸ではいずれ食用に耐えるものを育てるのは難しいだろう。
<黒系:ピオーネ>
巨峰より粒が大きい。巨峰でも良い。ニューピオーネとかでも問題ないでしょう。
<赤系:甲斐路>
甲斐路の変種、赤嶺(せきれい)でも構わない。
※
結局、5種類になってしまった。ホームセンターだけでは揃わないだろうか。通販は送料が高いから損です。食べる葡萄を買って、種から育てるのがいいかな。10年コースだ。
狭い庭の何処に植えるかが問題です。
(1)西日除けに壁に沿わせて立ち上がらせる。
(2)生垣の内側に沿わせて、横左右に伸ばす。御互い交錯しても良い。生垣の土壌要求にミートするか。葡萄は中性要求だから極端なPHで無ければ問題になることはないだろう。
(3)既存の樹木に絡ませる。
※
ご注意
当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。
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