<芝生の種類>
《温暖地型》
- ノシバ(野芝)ー日本芝。
- コウライシバ(画像)(高麗芝)ー日本芝。
- ヒメコウライシバ(姫高麗芝)
- ティフトン419ティフウェイ(Tifway)ーバミューダグラス。アメリカ原産。
- ティフトン328ティフグリーン(Tifgreen)
- ティフドワーフ(Tifdwarf)
- セントオーガスチングラス(画像)(Saint Augustine grass)
《寒冷地型》
- ベントグラス=クリーピングベントグラス。管理が大変。⇒個人管理には向かない。
- ブルーグラス=ケンタッキーブルーグラス(画像)。
- フェスク=ファインフェスク(画像),トールフェスク。
- ライグラス=イタリアンライグラス(画像)、ペレニアルライグラス(画像)。牧草用。短命。毎年種まきが必要。⇒個人管理には向かない?
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暖地型は寒さに弱く、寒地型は暑さに弱い。 能書きを見ても自分の家の庭には何がいいのか良く分からない。日本は多くの地域で冬は雪が降る。全く降雪・霜降りのない地域は暖地でいいが、霜柱が一度でもできるところは寒地とやるのも極端かもしれない。
近くの市営公園の芝が取り敢えずはお奨め。種類を市に聞けばいい。近くの園芸店で一般家庭用に売られているマット状の芝生の種類でも良いでしょう。
マットを買えばイージー。マットは既に環境に適応した苗と言うことだから失敗の確率は低い。仕上がりも美しい。金は掛かるが長い目で見れば安上がりかも。育てる楽しみはない。
↑こういったけど園芸店を見ていると嘘かもしれない。地場で生産された芝マットが店に並んでいるわけではない。安く大量に作って其の時期に全国に出荷しているだけなのだ。やはり近くの公園のシバの方が確実といえる。ただ、公園は管理の楽なシバが優先されるのでお気に入りの見栄えかどうか把握しておきたい。
オーバーシード。出汁の追い鰹でもないが、芝生の密度向上、対応性向上のために芝生の上から芝生の種をまくこと。芝生の間に明らかな隙間が有れば、小さな穴を開けるなどして種を植え付ける。特に問題の無い場合も、適当な道具で適当な間隔で穴を開けてから種をまく。
複数の種類の芝生が共存するとお互いが弱点をカバーし密度を維持できるので雑草の排除にも有効だろうと言う期待がある。相互にあるいは一方的に相手を排他する状況だと上手くない。
寒冷地であっても寒地型のみのオーバーシードでなく、日本芝(暖地型、ノシバ、コウライシバ)も被せることは夏の暑さ対策には有効かもしれない。
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野芝の通販
春になったらノシバの種まきです。夏の雑草戦争の主力です。熊手で穴を空けてしっかり植え込む。時期は梅雨の前。5月だな。
ところがノシバの種はなかなか手に入らない。農業従事者向けにキロ単位での購入ならできるが普通のガーデニングには多すぎる。ホームセンタ^で買うのはマット言うことになるね。
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