ドウダンツツジの世話をする~枝枯れ対策~挿し木
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庭に植えたドウダンツツジの様子がおかしい。毎年、枝が少しずつ枯れていくのだ。
枝枯れの原因:
- カミキリムシ。テッポウムシ。枝に穴を開けてくれる。でもオガクズでも見つからない限りは違うだろう。
- 根切り。誤って浅く張った根を切ってしまう。これは良くある話だ。でも一部を切っただけでは直ぐに影響が出ることもない。
- 病気。スス病、立ち枯れ病、炭素病あたり。この可能性は低くは無い。殺菌剤を撒いておくことです。
- 土壌の酸性土不足。間違っても苦土石灰を撒いたりしてはいけない。ピートモスでも買っておくかな。
- コガネムシの幼虫による根の損傷。オルトランの施肥が必要か。
- 根元付近に色々な花とかを植えるのも問題だ。
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挿し木:
- 挿し木は6月。
- 鋏を使わずに枝の根元から手で捥ぎって取る。鋭いナイフでカットすると言う記事もあるので何が本当か分からない。
- 鹿沼土などに挿して2か月で発根らしい。
- 親の枝枯れが進んで危なくなってきたので、挿し木でバックアップを取っておくのは避けられない。面白そうだから一度やってみよう。ドウダンツツジはさほど高い植物でもないので普通に苗木を買っても構わないが、生命を感じたいなら挿し木なども面白いだろう。
乾燥対策:
- 乾燥に弱い。
- 根は広く浅く貼る。マルチングが冬も夏も欠かせないと言うことだ。
- 常緑性のグランドカバーで表土のカバーリングをやってみよう。一番下をアジュガ、その上にツルニチニチソウをはわせる。
- 腐葉土を少し載せてからグランドカバーを据え付けることにしよう。
剪定:
- 枯れ枝、重なり枝を中心に枝元から切り落とす。
- 花後、梅雨前の5月から6月に行う。
過剰肥料:
- 根が浅いと言うことは地表に撒いた肥料の影響をストレートに受けてしまうこと。肥料は化成肥料は避けて、腐葉土だけで十分だろう。
土壌:
- 強い酸性土壌が好ましい。中性処理していないピートモスで足元を覆うのも悪くないか。
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ドウダンツツジは何処まで大きく出来るか?
自然樹形のままに出来るだけ大きくしてみよう。下手なデザイン的な剪定は返って見苦しいし手間ばかりかかる。
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