リンゴ(林檎)の剪定と仕立て
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趣味の園芸だったか忘れたがNHKの番組で「リンゴと暮らす365日」みたいなタイトルでリンゴの話をやっていた。
矮小性の台木を使って挿し木したリンゴを使うとコンパクトに仕上げることが出来る。このような場合、付加上をすると台木で無く接ぎ木したリンゴから根が出るので、台木を10センチ程度地表に出しておく必要がある。
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剪定の基本手順
- 不思議なことに上に伸びる1本の枝は切らないらしい。上へ延びる力を絶やさないためか。どこまで上に伸ばすのか、限界を見てやろうという気持ちでいいのかな。
- 枝は水平より下方に誘引する。理屈は分からないが子孫を残そうとして花を咲かせ実を付けるのが早まるらしい。
- その他の上へ向かう枝は切り離す(剪定する)。上へ延びる力が注がれて、横に張り出させた枝(花を咲かせる枝)に、栄養が行かなくなるからだろう。
- 鉢植えでもリンゴは実を付けてくれるらしい。気に入った品種を2つ3つ鉢植えにしても面白いかも知れない。鉢は夏の暑さ対策で白っぽい色がおすすめとある。
- さて、実際にやってみるとするなら、
- 先ず、芯となる真っ直ぐ上に伸びる枝を決める。こいつがこの木の大将だ。
- 次に、下方に誘引できそうな枝を探す。本数を数える。
- 重石にする石と紐を用意する。必要なら洒落たデザインの敷石を購入する。
- 誘引作業。枝先、20センチから50センチのところをひもで結んで下方にゆっくり誘引する。水平より30度くらい下方に向かせた位置で止める。紐のもう片方に石を載せて固定する。軽くて浮いてしまいそうな場合は石を追加する。
- 位置関係が良ければ、幹の根元に紐の片方を括り付けたくなるが、気に負担を与える件もあるので止めにしよう。
- 下に向けると枝が折れてしまいそうな、あるいは実際に枝が折れかかったりするものは、選定する。
- 感覚的には、下方に這わす枝の数は10本を超えることは考えられない。常識的には5本前後がいいところだ。出来るだけ低く下を這わせる形にしたい。上の方の枝は、芯以外は無理に残さなくてもいいだろう。
- ところで、下方に這わせた枝から出た次の枝は如何するのかな。基本は下方に誘引するのが原則だろう。また適宜の選定が必要だ。
- 遂には横に広がりすぎる訳だが、適当な広さで横方向もカットしてしまうのか、適当な支柱で守ってやるのか。まあ、何年先の話だろうか?。鬼が笑うどころではないね。
- もっとも、鉢植えの場合は力がないからほどほどで成長も止まってしまうだろう。地植えなら本気の心配になるかもしれない。