いつまでも果実を付けないイチジク
- イチジクの果実
- イチジクの木
- 雌雄
- イチジクコバチ
- 2本のイチジクを植えた。1本は実を付け始めた。1本は知らん振り。どうして?
- イチジクにはオスとメスがあるのだろうか?。
- 調べたら、イチジクにはメスとオスがあるそうだ。
- イチジクのオスとメスと受粉とイチジクコバチのオスとメスと結構複雑な関係みたいだ。
- 結局、日本にいるのはメスのイチジクだけということだ。挿し木で増えるだけ。全部クローンだ。知らない物語が幾つもありそうだ。
- さてと。その2本のイチジクは2本ともメスであるに違いない。結構、冬は寒い。時には雪も降る。イチジクは本来は熱帯、亜熱帯の植物だ。無理して、日本の地に来ているのだから、まだ体力が追い付いていないと見るべきだろう。
- 冬の養生はまだまだ必要と言うことだ。もう少し、お互いに頑張るしかあるまい。
(追記)
2017年の夏も1本は実を付け1本は実を付けない状況が続いている。
<イチジクが実を付けない>
対策は結局をどうするのが正しいのだろうか。樹木が大きくなって空間が込み合ってきたから1本間引いても良いのか、それでは命を粗末にすることになるので小振りに空間に収まるように剪定しておくのが良いか。
WEB上の記事を探すと以下のような記載があるがどれも今一決定的でない。何せ同じように世話している二つ並んだイチジクの一つに実がならないのだから。
- 日当たり
- 土壌、肥沃度、アルカリ度
- 剪定
- 害虫(カミキリムシ)
果実を付けなイチジクの管理
- 実を付けないからと言って切り払うのは可哀そう過ぎる。
- 小さくコンパクトに仕立てる。
- 今後も大事に丁寧に面倒見ていく。冬支度も欠かせない。
- 大事な植物ファミリーなのだから。
(我流)イチジクの仕立て方
生産農家の場合は効率優先で仕立てる。背を高くしないで横方向に主技を張り出して、主技から枝を出して果実をつける形を実現する。基本的な発想は、ブドウもリンゴも同じだ。
趣味半分の家庭菜園の延長では横に伸ばすと言ってもスペース的に無理があるからその場その場に応じて我流で仕立てることになる。
イチジクは亜熱帯では大木だ。しかし、風に強いとも思えない。だから台風の多い日本では背丈を高くした大木仕立ては温度環境も含めて無理。
一方で冬は放射冷却の危険があるので低く這わせるような仕立ても回避したい。放射冷却対策で適当な低木があれば下に植えても良いが作業性が極端に悪くなるのでやはり駄目だ。
幹(根っこから立ち上がる最初の太い枝)は、腰ぐらいの高さ(1メートル)までは横枝を出さないようにする。樹勢が強いので何処からでも芽をだしてくるが、丁寧にカットする。
上は手が届く位置でカットする。目分で2メートル前後。夏の間に伸びるのは構わないが、冬の剪定では約2メートルの位置でカット。
1メートルから2メートルの間は、先ず主技を横方向に伸びる枝から2つ程度決めてやる。主技から出てくる枝は芽(節?)を2つ残して、2つ目と3つ目の中間でカットする。 残した芽(節)から新しい枝が出てくる。イチジクの実は新しい枝につくのかな。
多分、毎年2芽2芽でカットしていくことになるのだろう。
<冬支度>幹巻きと一緒に以上の処理を行う。
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全体のイメージは小さくこんもり 。主技に拘らず2芽カットを連続させればいいだろう。夏剪定は不要。
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摘果
夏の仕事は、摘果と思いきや地植えのイチジクは特に必要はないようだ。葉っぱが大きいイチジクでは最初からバランスが取れているのかも知れない。
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