防鳥ネットの超簡単敷設を検討する
野鳥が庭に来るのは、害虫(ケムシ)を食べてくれたり、自然を感じさせる鳴き声を聞かせてくれたり、恐竜の子孫らしい仕草・振る舞いを見せてくれたりで、基本的には歓迎だが、困ることもある。
野鳥の迷惑行為
- 果樹の花を食べたり、突いて駄目にする。
- 果樹に成った果実を食べたり、突いて傷物にする。
- チョウの幼虫を捕食する。
防鳥ネット試行錯誤
- 黒色または青色または緑色のネット。もっとも醜いのはカスミ網に似た細いナイロン糸で出来た黒色のネット。
- 間違って野鳥を引っ掛けて捕捉することは違法になる。だから、普通のホームセンターなどで求めること。通販はいつ自分が犯罪者側に回されるか分からないので使いたくない。
- 生産農家は一帯をネットで覆うが、普通の家の庭では無理な相談。保護する樹木を決めて防鳥を考える。ボックス上に囲って四方と上部を覆えば問題ないがやり過ぎの感もある。ある程度高さを確保できれば天辺を塞ぐ必要はない。四方も下は隙間を開けて良いだろう。20センチ~30センチ。加工範囲が広い場合は無理だが、小さな庭では囲いも狭いものになるので、歩いて鳥が入ってきても自由には飛べない。敵が近づいても直ぐに逃げれるようでないと鳥は入り込まない筈です。
- 四辺としないで三辺で省略も可能な筈だ。
- 野鳥は揺らぐ不可解は嫌うから、フリーの網を垂らす工夫も効果的だろう。
(横方向に撒きつける)
- 野鳥から保護したい樹木の周りにイボ棒を3本~5本程度立てる。
- イボ棒の長さは、地中20センチ、下隙間20センチ、1メートル幅ネット、上部余裕10センチとみて、最低でも150センチのものを選ぶ。樹木が大きい場合は、240センチ程度でも構わない。それ以上長いと手に負えない。樹高の高い樹木はそもそも無理な話だ。
- ネットを取り付ける位置が直ぐにボロボロになりそうだから終端部は何か保護があるとベター。
- 樹木を囲むようにネットをイボ棒の間をネットでつないでいく。
- 場所が悪くて囲むのが難しい場合は一辺をオープンにしても構わない。野鳥は警戒して嫌がるものだ。最低、2地点間を往復させてネットを張っても効果は期待できる。
(上から被せる)
- 植物の上からネットをいい加減に被せておく。
- 風で飛ばないように数か所だけ固定する。
- 植物とネットが擦れて葉先が傷むデメリットがある。
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