アブラムシはどこから来るか?アブラムシの越冬事情
アブラムシが挿し木で越冬させたプランターに付いたらしい。昨年、近所の家でバラの剪定をしていた時に出たものを少し分けてもらって小さなプランターに挿しておいただけのもの。寒い冬も枯れることなく何とか春を迎えることが出来たのですが、新芽を伸ばして元気も出てきたようで安堵していた中のアブラムシ事件。
家の中に入れているので何処かから飛んでくるとも考えられない。1回だけ天気のいい冬の日に日光によく当てようと外に出した。が、虫が飛ぶ気配もないころのこと。
アブラムシが何処から来るのかネットを探すと、アブラムシには羽があって飛んでくるとか。それで多くの人が納得していた。一体どういう残念なやり取りなんだろう。
蚊はどこから来るか?という問いかけにも似ている。問題は冬。蚊は越冬蚊と言って成虫で冬越しをするのと、卵で冬越しをするのと両方ある。アブラムシも成虫で冬越しをするものと、卵で越冬するものがあるようだ。寒冷地は主に卵越冬かな。
越冬卵は、当然、葉の裏ではない。葉は落ちてしまうから。翌年の発芽に備えて準備している辺りが一番の候補だろう。恐らく、その気で観察しないと発見できないものなんだろう。
羽化のスイッチは何か知らないが、結構早いタイミングで羽化するんだろうか。卵からかえる時は基本は羽ありアブラムシだろうと思う。何かの条件が入ると何処かでは根が落ちる。もしくは羽の部分は未成熟なまま成虫になるか。よく分からない。雄、雌、羽あり、羽なし。このコントロールが出来るようだ。
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挿木のアブラムシは何処から来たか?
恐らく、剪定したバラの茎の何処かに卵が産みつけられていたのだろう。剪定が晩秋だったから、アブラムシの行動(越冬卵を産む時期)とも符合する。土の中にも卵を産むなら土の中にいたと言えそうだけど、アブラムシが土中に卵を産むと言う記述は見当たらない。
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アブラムシの駆除:
駆除についてはこの頃はあまり考えない。
(1)天敵に頑張ってもらう。
(2)殺虫剤をまくと天敵の虫(テントウムシとか)まで駆除することになる。
(3)殺虫剤が体に良い訳ない。
(4)大事な植物に発生の時は手が届く範囲なら手で駆除する。
(5)庭の水やりの時にアブラムシには強いシャワーを浴びせ振り落とす。また上に登って来るものもあるだろうが、 数は減る(筈だ)。
- 余程大量発生なら綺麗ごとも言ってられないから適当なものを噴霧するかな。出来るだけ人体や環境に影響のないものを選びたい。
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