NHK「チコちゃんに叱られる」を久しぶりに観た。テーマが「野菜と果物の違い」だったから。
ガーデニングを楽しむ人には、雑草の見分け方~雑草と雑草で無いものの違い~は重要な関心事だが、野菜と果物も似たような側面がありそうだ。
家事・家計簿をやる人にも、野菜か果物かの仕訳問題で出てくる。皿井は嗜好品かという仕分けも加わる。
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番組では、内容はすぐに忘れてしまったが、立場によって異なる捉え方をしているとだけ理解できた。
何かの基準・定義を作ると、必ず基準からはみ出す 存在が見つかって、面白いことになる。
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最近のフルーツトマトって果物に近い甘さで驚くが、お値段を見るともっと驚く。下手な果物よりはるかに高いお値段だから。
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庭でも、花を楽しむ、葉の色合いを楽しむ、収穫して食べたり、果実酒を楽しむ。目的によって意識も具体的な育て方も変わる。
家計簿の中では、基本食材か、贅沢品かで、仕分けして家計の健全化を図るし、一方では、栄養のバランスを見るために、食材の成分特性に注目して仕分けする考え方もある。
サツマイモは基本食材の野菜だけど大学芋やきんとんにすると嗜好品やぜいたく品(?)に入る。
アボカドはとても果物とは呼べそうにない。
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何となくわかった結論は、目的によって柔軟に手段を考える必要があること。
先に、目的を決める。すると目的達成に適した方法論を考えることになる。目的が変われば、方法も変わる。知らぬ間に目的がずれてくると、いびつな方法論に固執する羽目になる。
継続性も大事だが、拘れば本末転倒、目的を見失うことになる。
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話を戻して、「野菜と果物の違い」と聞いてきたら、その心を聞いてあげることが大事だね。番組ではバラバラを答えにしていたが、それは必ずしも正解と言えない。バラバラは如何でもいいと言うことではない。目的の数だけ方法があると言う方がより適切だろう。
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