(書籍)「雑草は踏まれても諦めない」稲垣栄洋(著)
稲垣栄洋(いながきひでひろ)
久米書店で取り上げられていた。結構面白い。
最近になって文庫本の形で再リリースされたらしい。
※
- メヒシバ : 雑草の女王。横に広がり、折れた茎から根が出てまた伸びる。始末が悪い。ねは簡単。
- オヒシバ : 根はしっかりしていて踏まれても枯れない。茎が折れたら其処はアウト。
- スベリヒユ : 乾燥に強い。
人間がいないと雑草は生きられない。らしい。雑草は植物学的には弱い。ジャングルでは他の植物に勝てないので入れない。
競争相手の少ない場所、人が作った人工的な環境、道路、空き地、などでは他の植物がいないので雑草が頑張ることが出来る。という理屈らしい。分かる気がする。
※
雑草の反対語?。英悟の世界ではハーブ。薬草?。
※
「雑草」は褒め言葉?
逆境であれば雑草にとってチャンスがある。
まあ、人間社会も同じだよ。サラリーマンでも人の嫌がる仕事をやれと言ったり言われたりする。地味な仕事では、花形エースはやってこないので、凡人でもチャンスがある。クレーム処理⇒品質管理⇒品質保証担当役員なんてコースはよく見ることが出来る。大して優秀でもないのに地味にポジションだけ確保していく例だ。
※
- オオバコ : 踏まれるスペシャリスト。粘着性のある種は踏まれて足にくっ付いて運ばれていく。本当?。
※
雑草は必ず花を咲かせる。ふ~ん。必ず子孫を残す。条件がいいところではたくさん種子を残す。
ベーカー:誰だろう?。雑草の研究者の一人か?。生育成長と生殖成長。連続的、並行的、独立的。