カタバミの駆除(まとめ)
- カタバミ
- 雑草駆除
除草剤としては「ザイトロン」が有効らしい、除草剤には必ず副作用があるので覚悟のできている人は利用します。芝生のグランドで他に植物が一切ないところなら、このホルモン浸透タイプの薬剤でもいいが、普通の庭の場合は色々な植物がありますから間違っても使ってはいけない。ちょっとしたミスで長年大事に育ててきた植物を駄目にしてしまいます。
場所を限定して慎重に使うのが基本です。それでも、この薬はクローバーなら一定の効果がありますが、小さな頼りない葉をしたカタバミにはなかなか使えません。
除草剤を使った場合、カタバミとかクローバーを駆除したら後でその場所がシバが進出するかというと必ずしもそうならない。他の雑草がやってくることもある。確率的には次のカタバミがやってくる。
(飛来)
カタバミは何処からでもやってくる。カタバミが育つ環境があればカタバミは必ず姿を出すものです。土を入れ替えたとしても隣りの庭から飛んできます。カタバミの侵略は防ぎようがありません。カタバミを目の敵にしてアプローチすると無力感に襲われることになります。視点を変えることが大事です。
(グランドカバー)
ドッグランエリアか否かによらず、グランドカバーの充実が基本的アプローチ。カタバミの種が飛来しても簡単には着床させません。
(受容)
カタバミはヤマトシジミチョウを生育環境に必要ですから駆除対象から除外します。普通のシバと同様に刈り込み流行りますが、一つ残らず駆除するアプローチは取りません。
(引き抜き)
カタバミが大きくなって目立つようになったら、しっかりホールドして根っ子ごと引き抜きます。途中で根が折れた場合は、地中に残った根に適当な道具でダメージを与えます。
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ドッグランエリアでは小さなカタバミは無視して大きなものは引き抜いて駆除。ドッグランエリアでない場所では殆ど放置で良いでしょう。悪環境ならカタバミが目立ち、良環境なら普通の植物がカタバミを駆除あるいは抑え込む筈です。
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