チュリパ・クルシアナ レディジェーン
アルバコエルレアオクラータ
原種系チューリップは小ぶりで倹しく凛とした装いで清楚なイメージをもつが、すらっと伸びた姿の特徴は宣伝用の写真に騙された部分もある。今回(昨年秋)植えたものは花を咲かせてくれたものの最初は場所も分からなかった。地面にへばりついたような低い位置で開花してしまった。あまりに地味過ぎる。興ざめしてしまった。今年からは背丈の十分ありそうな、風や雨には弱いが、そういうものを意識して植えよう。
短足君は気の毒だけど、別の場所に移すことにする。
原種系チューリップのもう一つの売りは、世話要らず。園芸系チューリップは最初こそ立派な花を咲かすが、その後は急激に残念な状態になる。環境が合えば毎年花を咲かすが拡大させることは容易でない。原種系は球根も小さく分球も勝手にやってくれるのか毎年前年と見劣りしない花を咲かす。少しずつ増やしていって雑草と間違えるくらいに広がって欲しい。
※
短足で揃えて楽しむ人もいるだろうから失敗は言い過ぎ。 球根はよく見て買うことだ。
※