ブルーベリー・ラビットアイ品種の見分け方


ブルーベリー・ラビットアイ品種の見分け方

ブルーベリー・ラビットアイ

ブルーベリーは基本的には、北部ハイブッシュ系、南部ハイブッシュ系、ラビットアイ系となる。ローブッシュというのも確かありましたね。が、改良品種が次々と出てきていているので、品種特定となると素人でなくても無理なものです。実生の変種まで入り込めばなおさらです。DNA鑑定でもしなければ難しいでしょう。生産者農家から購入時に確認できる場合はタグをつけてしっかり記録しておくことです。

葉のつけ方、葉の色・形・エッジ、紅葉の様子、花の色・形・開花時期、幹の表面の様子、樹高、実の大きさ・色・形・ブルームの有無・味・時期、土壌適応度、など数年掛けて観察しないと分からないでしょう。ラビットアイの場合は単独では結果しないこともあるので単独では時間を掛けても判読できない。市場に流通するものがある程度特定されているので特殊な入手ルートでもなければ推定できる可能性はあります。

ラビットアイは異なる品種を置いて受粉させないと結果が上手くいかないので品種の見極めは重要です。庭に植えてあるのはラビットアイまでは分かるけど品種が分からない。もう1本植えて実をつけるようにしたい。ところがいくら調べようが分かる方法が無い。

(結論)

既存のラビットアイの品種を見分けるのは無理!

この品種とは違うというものはあるが、似たようなものが多く残り品種を特定するのは難しい。ラビットアイにも早生と晩生で最大1ヶ月程度ずれるが多くはほどほど中間の時期だから開花時期での判別など出来ない。



品種不明時の対処方法

(1)目から鱗(ウロコ)の2本植え

どこかのサイトに書いてあったことです。結実を確実にするなら品種の異なる2本のラビットアイを黙って植えればいい。既存の品種が何であっても構わないことになります。なるほどね。

土壌作りが難しい場合はポットに植えればよい。ブルーベリーの場合は専用農園でもなければポットの方がはるかに管理がしやすいだろう。極端な話し、大き目の鉢(10号~20号)にピートモスだけを入れて水を入れて粘土に仕立てればよい。鉢底にはピートモスが流れ出ないように、ネットを敷くとか赤玉土を混ぜ込んだものにするとか工夫する。鉢の上には乾燥が行き過ぎないようにチップを敷く。1年~2年して根が充実して地域環境に慣れたら地面に下ろしても良いでしょう。その場合は根についた土は払い落としません。土をつけたままそっと下ろします。周りにはまたピートモスまたはそのミックスを入れてやります。地面にあける穴は鉢のサイズの2倍~3倍はミニマム確保してください。

しかし、この方法にも欠点がありました。



(2)開花時期に合わせて追加買い

知らなかった!

ラビットアイでも収穫時期には1~2ヶ月のずれがあるのだ。開花時期まで1~2ヶ月ずれることは無いだろうが、程度問題だ。開花時期を見極めないと早生と晩生とでは交配が上手くいかない懸念がある。当然だね。

既存のラビットアイの花の時期が分からなければ、咲くまで待とうだね。庭のブルーベリーの花が咲き始めたら(つぼみが大きくなったら?)、ホームセンターかブルーベリーの苗木の販売店へ行って同じくらいの大きさのつぼみになっているものを買ってくればよい。通販は駄目。状況が分からないから。どうしも通販なら業者に電話で話をして、庭のブルーベリーの花/つぼみの様子をデジカメで送って確認することです。

ホームセンターに有るものがどれも同じに見えて品種区分ができないときは名前の違う2本買いになります。花・蕾・葉の形状で判別できるかどうか。毎日念入りに見ているとタイミングを逸してしまうので1週間で判断できなければ2本買いにすることです。

当座は鉢植えのままでも良いでしょう。根には一切触らないで少し大きめのポットに移し変えても良い。簡単だね。ラビットアイは比較的寒さに弱いので寒冷地の場合は冬越しを工夫します。

結論:

既存のラビットアイの開花に合わせて追加買い!

できれば2品種。

ブルーベリーの紅葉を楽しむつもりなら庭が混みあってもマイナスにはならない。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

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