ブルーベリー・ラビットアイの名前が分からない!元気がない!対策は?
ラビットアイらしきブルーベリーが植わっているが、全く元気がないし、実を付けたこともない。ブルーベリーの名前(品種名)が分からない。土壌の状況も分からない。
受粉:
- ご存知のようにラビットアイは受粉樹がないと実を付けることができない。名前が分からないと受粉中も確定できない。
- このような時に、受粉樹を見つけるには、名前不明のラビットアイの花を付ける時期を確認して、同時期に近くの園芸店などをチェックして花を咲かせているラビットアイを2種類確保しても良い。
- 花の時期が一致していれば多分ラビットアイにこだわる必要もないだろう。
- サザンハイブッシュ系は4月下旬から花を咲かすが、ラビットアイは半月は後ろにずれるだろう。
土壌:
- 元気がないことも困る。懸念は土壌。酸性と横広がりのふかふか土壌になっているか。根が浅く横に張るブルーベリーは相応しくなっているか。ブルーベリーはそういううに作っている。筈です。
- 手入れ不十分な庭に土壌改良もしないでいきなりブルーベリーを地植えすること自体に無理がある。
受粉と土壌の対策:
- スリット鉢40号を利用。CSM-400は通販なら1個1千300円程度。
- ピートモスの泥沼を作って植え込む。
- 上には厚めにチップのマルチングを施す。
- 受粉用のラビットアイは開花時期を合わせて確認し購入。
- 同型野のスリット鉢に植え替え隣に並べておく。
- 鉢植えの場合、寒い地方では冬越しが問題になる。地面に穴を掘ってポット毎埋めるのは確実だが、手間が掛かるから選択したくない。
- 簡易な方法としては、盛り土に埋め込むか、盛りチップに埋め込むかする。スレート、レンガ、ブロックなどで囲えば見栄えも良いし、スペースを節約できる。
- もっと簡便に取り組むなら、ダンボールの囲いに入れるか、ビニール袋(ゴミ袋)の覆いの中に入れるか、などを工夫する。隙間にはチップとか落ち葉とか入れて断熱性能を確保する。見栄えが悪いから冬場の凌ぎですね。
- 冬が来なくてもやっておいて構わないが、通年の場合は水はけを確保するためポットの底面が地面より少し高くなるようにしておきたい。底面がコンクリート、砂利石でも同様。
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簡易コンポスト?
- レンガで植木鉢を囲うときに落葉・枯れ枝などで隙間を植えれば実質的にコンポストと同じことになる。
- ブルーベリーだから石灰を入れる訳には行かない(入れても植木鉢に入れなければ問題ないだろう)。
- ミミズが這い上がってきて腐葉土つくりの目的は達成してくれるだろう。