ペットボトルガーデニングの修正(ミニポットを併用する案)
(例)角型スリット育苗ポット:
いきなり土を入れても取り扱いが不便。ペットボトルを上下にカットするのは良いが、土をどのように入れるかが難しい。植物を取り出すときもペットボトル直では土が崩れそうで難しい。そこで市販の小さなポットを収容して使う方法に修正します。
花の苗などを購入すると3号ポットくらいの容器に入れられていますが、そのポットを流用します。黒色の柔らかいビニールポットと強度のあるプラ容器とありますがどちらでもいいでしょう。
ペットボトルをしたから10センチ程度でカット(輪切り)して、上の半分にはスリットを入れます。ここまでは前回と同じ。
ミニポットに土をいれ種を撒きます。霧吹きで水を掛けます。種は種類によっては一晩水につけてから撒きます。
ミニポットをペットボトルの下半分の容器側に入れます。上半分を容器側にはめ込みます。はめ込み方法は、スリットを絞り込んで容器側の内部に入れる方法と、スリットを広げて容器側を包むようにする方法があります。包み込むほうが作業は簡単ですが、ペットボトル壁面の水分が外に洩れ出るため、トレーが必要になる、水分の損失が多いので補給を確実にするなどの工夫が必要です。
はめ込んで組み合わせが終わったら、霧吹きで水を掛け湿度を上げてやります。明るい場所に(種の種類によりますが)置いて観察します。
この方法は水位も把握しやすいので管理も楽です。温度と湿度の維持がしやすいのでハイドロカルチャーでもやれそうです。中のポットが見苦しい場合はミズゴケを入れて雰囲気を出すことが出来るかも。
清潔感があるということは当面は室内で面倒見るということが可能になります。庭に地植えするにも場所が決まらないことが多い。しかし季節によっては時間的余裕が無い。種の仕事だけでも始めなければいけない。そういう場合は手軽に始められるこの方法はグッドでしょう。
植物が生長したら所定の場所に移してやります。地植えでも大き目のポットでも。
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