植物は何をしているか?植物の進化を理解する
変なタイトルですが、植物が成長し子孫を残して枯れていくことを繰り返して、結局植物は何をやっているんだろうか?ということです。
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光りと水と風があれば、植物自身を成長させることが出来る。そのときに地中から栄養分を吸い上げる。光りと水と風と栄養から、根、茎、枝、幹、花、果実を作り出す。それらは放置すれば、すなわち、人も含めて動物が何もしなければ、地表に落ちてやがて土に戻っていきます。結局、光と水と風の分だけ土は豊になっていきます。豊かな腐葉土の層が築かれます。
結局、
植物は、地中に分散している栄養素を吸い上げて、落葉や果実の形に変えて、地表に撒いている。結局、地中に分散する養分を地表に移して栄養素の層を作っているのだ。
植物たちは協力して住みやすい柔らかいベッドを作っているのだ。
(注)一部の植物は逆の動きになってます。自らの作った環境によって締め出しを食うケース。不確かだけど、セイタカアワダチソウがそれではなかったか。ススキを追い出していたセイタカアワダチソウが今数を減らしているとか。
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実際は、
樹木は剪定され、枯れ草や落葉は取り払われ、果実は持ち去られます。よほど意識して放置しなければ自然に腐葉土が積み重なることはありません。自然の落葉が腐葉土になって本当の土に戻る時間はどれくらいか分かりませんが、とてもガーデニングのスパンではないでしょう。
庭に草木を植えると地中の栄養素は失われるが、腐葉土の層が出来ることはない。単純に、土は痩せていくということです。
だから人工的に肥料を土に入れたり撒いたりします。
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肥料を買うために費用を掛け、落ち葉ゴミを捨てるために費用を掛ける。サイフにも環境にも優しくないですね。
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- 落葉、枯れ草、剪定枝、果実、古い根などは、町のゴミにしないで、庭に戻す。
- カットできるものは細かくカットする。
- 腐葉土があればミックスする。
- 苦土石灰があれば酸度調整のためにミックスする。
- 適当な堆肥があればミックスする。
- 古い槌があればミックスする。
- 太い枝と根
- カットできないもの(固い枝)は地中に打ち込む。
- 固い枝で長いものは支柱として使う。
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庭の様子を見ていると土壌改良した場所より放置したような場所の方がシバは元気でふかふかしている。自分で地下茎を横方向に何層も張っているように見える。土壌改良すると普通の草のようにすくっと生えている。芝刈り不十分ということかな。
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<進化>
植物も最初は多分水中の生命体。それが自らを進化させて陸に移動してきた。地中の養分まで利用できるようになったから陸地の奥まで進出。養分のリサイクルで土壌改良までやっている。
植物は全体として協力してすべての光と水と空中と地中の養分を取り込んで植物の球体(地球?)を作りたいのだろう。
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