シャクヤク(芍薬)の花が咲かない
- シャクヤクを何株か植えているが残念ながらどれにも一つの花も咲かない。近所では道を歩けばあちこちに無造作に植えられたシャクヤクの大きな花が口をあけて笑っている。馬鹿にするな?。
- でもどうして我が家のシャクヤクは花が咲かないんだろう?。蕾(つぼみ)みたいなのを付けるまでは確認できるんだけど、それが大きくならないで消えてしまう。
- 同様の思案の方も少なくないでしょうね。少し調べてみましょう。
- あちこちにノウハウが記載されているので幾つか眺めてみる。
- どうも土壌に対してもデリケートなようだ。病気に弱い。土壌の殺菌も必要だ。殺菌済みのきれいな土を使えという。
- 手作りの腐葉土は病原菌が入る可能性があるから実際には使えない。困ったね。
- 病気対策を考えると、定期的に掘り上げて土壌作りや株分けをするのは欠かせない。
<花を咲かせるには?>
- 株を充実させる。これが最大。
- 株をふかふかベッドに寝かす。
- 定期的に(毎年)植え替える。定位置植え替えでも構わない。別の花とローテーションさせてもいいだろう。
- 十分な日光。
- 水のやりすぎに注意。特に梅雨時。
(2014年追記)
今年漸くにして花が咲いた。ささやかに地味な花が一つ二つの状況だが、それでも初めての快挙ですから、頑張ったシャクヤクを褒めてやりたい。
花が終わったら、種子を大きくするように頑張るので、種が欲しければそのままにします。株はやせて次の年の花は小さいものになるリスクあり。種からシャクヤクを育てるのは園芸品種では多分無理筋でしょうが観察を楽しむならそれも面白い。
株を大きくするには種に栄養が取られないように花柄を摘み取ります。このとき、雑菌が入ると株まで被害を受けて長年の苦労が水の泡になりかねません。きれいな手で軽くねじり取るのが良いかな?。刃物でカットするときも清潔なもので。
切り戻しと思って根に近い位置でカットするのは素人考えでは多分駄目でしょう。株に近い位置で切ればそれだけ株にダメージ(雑菌)がいくリスクが高い。
この考え方は株ものに共通する手順のようです。
ダリアの場合は花茎葉の形~見た目優先で深い切り戻しを行いますが、雑菌対策の重要性は同じです。茎が太い分だけ水が入ることもあり一層注意が必要。
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(2015追記)
今年は別の品種のシャクヤク(フェスティバマキシマ)が漸く花を咲かせた。足かけ3年か4年。今年駄目だったら植替えは必至だったけど、流石に気持ちが通じたか白い花を咲かせた。
植え替えたシャクヤク(これも白色だが)はあっさり花を咲かせた。
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