雑草戦争の基本プラン(2013 Autumn)
雑草は生えられては嫌だと思う植物は全て雑草です。どんな植物でも受け入れた瞬間から雑草でなくなります。ある意味では妥協的に受け入れることもあるので打算が働きます。受け入れは場所や時期の条件が付く場合もあります。
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- ドッグラン
- 人や犬が歩いたり走ったり寝転んだりするエリア。
- 植物は踏みつけられる。
- 土は踏み固められる。
- 踏破型グランドカバー:シバが基本。
- シバが劣勢の場合はクローバーも利用。
- 犬が走り回る。人も歩く。
グランドカバーの基本形は「シバ」。年中利用できるように日本芝と西洋芝のミックスとする。種類はいろいろあるので適材適所となるように、また好みを判断できるようにいくつか植えてみる。「シバ」を優先的に植えるが、芝の力が不足する場合は「クローバー」でも構わない。
「スミレ」、「カタバミ」が入り込んで共存することを認める。但し、高さを一定レベル(5センチ程度)に抑えるために、芝刈機、剪定鋏などでカットする。チョウのための環境は維持できない。チョウが間違えて卵を産み付けないように丁寧にカットすること。
- フラワーベッド
- 花を咲かすエリア。花壇。
- 踏みつけることは無い。
- 犬は時々入り込む。
- ビオラなどは、花を敷き詰めて雑草の入る余地を作らない。
- ダリアなどは、花の敷詰めが難しい場合は背の低いグランドカバー(リュウノヒゲ、アジュガなど)を隙間に入れる。カットしないときにも背が伸びない愚rんどかバーを選択する。シバは種類によっては結構背丈が伸びます。
- 花を咲かせる花壇の下草としてグランドカバーを植える。花の存在をスポイルしないように背丈には注意する。花よりグランドカバーの背丈が高くならないようにカットする。
- ツリーフット
- 樹木の足元エリア
- 樹木の足元はなるべく踏みつけないようにフラワーベッドの延長エリアとして管理する。
- 花や踏みつけないタイプのグランドカバーで足回りを飾ります。
- 軒下
- 雨が当たらない。日陰になる。植物は普通には育たない。
- 踏みつけることは無い。
- 雑草は生えるが、日本すみれ、カタバミは放置する(駆除しない)。チョウの育成エリアにする。
- シバ、クローバー、アジュガ、リュウノヒゲなどのグランドカバー類に適性があれば育成する。色々試してみることが大事です。
- 雑草しか生えない場所。
- 通路
- 踏みつけるエリアであるが、管理は軒下の管理に準じた内容になる。